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肝斑は血行不良が原因? 漢方薬で肝斑治療

こんにちは、バンコクJ-CLINIC鍼灸漢方科ナットです。

 

前回は「PMSの鍼灸治療で長年悩んでいた肝斑が出なくなった!」という患者様の症例を紹介しましたが、今回は漢方薬による肝斑治療についてお話します。

肝斑(かんぱん)は西洋医学ではホルモンバランスの乱れが主な原因とされていますが、中医学的にみると「瘀血(血行不良)」が原因とみなされます。

 

 

肝斑の症状が出ている方は大きく分けて以下の3つの原因が考えられます。

1. 気滞血瘀タイプの特徴

・PMS(頭痛・ニキビ・イライラなど)や局所的な生理痛がある
・ストレスや不摂生などにより、気や血の流れが体内で滞っている状態

✓ 気滞血瘀タイプの方にオススメの漢方薬
PMSで頭痛や吐き気があり、生理痛が強い方には「逍遥丸」。PMSでとくかくイライラがひどい方には「舒肝丸」。

 

2. 肝腎陰虚タイプの特徴

・手足のほてり、不眠、耳鳴り、腰や膝のだるさを伴う
・体内の水分が足りず(または滞り)、上半身がほてり下半身に冷感が出ることもある

✓ 肝腎陰虚タイプの方にオススメの漢方薬→ 六味地黄丸

 

3. 脾虚湿困タイプの特徴
・むくみやすい、慢性疲労や倦怠感を伴う、食欲不振
・血液や水分代謝を司る脾臓に湿(余分な水分)がたまり、瘀血を引き起こした状態

✓ 脾虚湿困タイプの方にオススメの漢方薬→ 帰脾丸

 

実際には上記3タイプが混ざっている場合や他の原因が上記の症状を引き起こしている場合もあります。一番多いのは「1.気滞血瘀タイプ」ですが、この場合PMSの症状が辛いので鍼灸治療による治療を希望されるパターンが多いです。

また状況により同じ漢方を飲み続ける場合もありますし、高温期と低温期で漢方の量や種類を変える場合もあります。

 

治療計画を説明する中医師

患者様のお話をお伺いし、脈診、舌診を行います。治療計画をお伝えし、また体質改善のための食事・生活のアドバイスも行います。

 

J-CLINICの粉末漢方薬がスプーンにのっている

錠剤タイプだけでなく、粉末タイプの漢方薬もあります。生薬の抽出エキスを加工した粉末タイプ。煎じたものに比べて、匂いと苦みが少ないのが特徴で持ち運びにも便利です。症状に合わせて1週間から2週間分を処方します。

 

ちなみに、肝斑の治療には美白化粧品は効果が出にくいと言われています。そして、紫外線で悪化することもあります。

バンコクは年中紫外線強いので心配ですよね。

 

内服薬のトラネキサム酸でも効果が出にくい場合、一度鍼灸治療や漢方を試してみてはいかがでしょうか。

 

 

初診の場合は、鍼灸漢方科の日本語通訳がいる日にご受診ください。

よくある質問ですが、当院には鍼灸漢方科に勤務する日本人鍼灸師はおりません。
鍼灸治療や漢方薬を処方する資格をもった中医師(Traditional Chinese medical doctor)の先生が問診と施術を行います。鍼の打ち方は痛みの少ない日本式をとり入れています。

 

鍼灸漢方科に日本語通訳がいるスケジュール

 

中医師リンリン先生ナット先生と日本語通訳のエーさんの3ショット写真

真ん中が日本語通訳のエーさん。向かって左側が中医師リンリン先生、右側が中医師ナット先生。

 

お電話、またはFacebookメールからお気軽にご連絡ください(^^)

 

📞For Booking
・Phrom Phong: 097-257-3577
・Thonglor: 084-424-1299
・Ekkamai: 097-245-7863

 

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対象疾患:腰痛、五十肩、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、捻挫、手術後リハビリ、スポーツや事故による怪我など(保険治療をご希望の方はこちらのページをご覧ください。)

鍼灸治療
対象疾患:美容鍼、PMS、不眠、頭痛、不妊、逆子、生理不順、眼精疲労、胃腸系疾患、整形外科疾患、抑うつ、更年期症状など(鍼灸治療は保険は適用外です)

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