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育児で腱鞘炎。鍋も子供も持てない。

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療を提供しているJ-CLINICの佐藤です。

今回は腱鞘炎についてお話します。

腱鞘炎は、楽器演奏、パソコン作業、文字をずっと書き続けるなど、手指をよく使う職業の方に多い症状です。

 

腱鞘炎とは?

▼ 手首から指先にかけて腱と腱鞘という組織があります。

 

腱鞘炎とは、この「腱鞘」が何らかの原因で厚くなったり硬くなったりして、腱鞘を通過する「腱」と「腱鞘」がこすれ合い、その2つに炎症が起こって痛みが現れます。

また、腱鞘炎が進行すると指が『カクン』とはねる「ばね指」という症状になることもあります。

 

育児で腱鞘炎になったRさんの症例

産後、育児・家事に追われたRさん(34歳・在タイ2年)。産後2ヶ月くらいから右手に痛みと違和感が出てきたそうです。

痛みが出た時は休みながら育児・家事を行い、治療はせずに1年くらい経った頃、下記のような症状があらわれJ-CLINICに来院されました。

・握力が通常の半分程度まで低下
・朝に手がこわばる
・手に力が入らず子供を抱っこできない
・鍋や包丁が持てない
・ペットボトルの蓋の開け閉めが困難
・手を使うと、こわばりが強くなり痛みが増す

検査の結果、原因は3つ。
1.手の使いすぎによる腱の炎症
2.産後のホルモンの影響で関節が緩んでいた(腱鞘炎になりやすい)
3.痛みが出る度、手を使わないようにしたことで腱・筋肉が硬化。少し休んで炎症が治らないまま手を酷使し、炎症再発…を繰り返すことで(ペットボトルの蓋の開け閉めが困難なほどに)筋力が低下。

 

腱鞘炎の治療

筋肉の緊張を緩めるマッサージを行い、次に関節マニュピレーション(※)で指と手の可動域を広げました。加えて、ハイボルテージ治療によって炎症と疼痛を緩和。

※マッサージと電気治療によって、可動域の悪くなっている関節に動きをつけてほぐしていく療法。

▼ ハイボルテージ治療

超音波治療

 

通院期間・頻度

Rさんの場合、1ヶ月(週2回通院)で、通常の家事・育児ができるまでに回復されました。痛みがなくなってさらに1ヶ月間、メンテナンス&予防治療、およびトレーニングのため週1回の頻度で通院していただきました。

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「朝に手がこわばる」「指の関節が痛む」など、腱鞘炎の初期症状がみられた場合は当院までお気軽にご相談ください。症状が悪化するに連れ、治る時間も長引くので、早めの受診をおすすめします。

<理学療法ブログ記事>

 

<診断名別ブログ・肩の痛み編>

 

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