タイマッサージとの違い(3)トリガーポイント|J-CLINIC理学療法科

こんばんは、J-CLINIC佐藤です。

私がこの仕事を始めた時の夢は『トリガーポイントを押せるようになること』でした。

なぜなら、トリガーポイントマッサージは、痛みをとる効果的な治療のひとつだからです。

タイマッサージでは、このアプローチはしません。

 

トリガーポイントとは
「痛みの引き金」です。
凝りが慢性化して、筋肉の繊維にできる豆状のようなシコリ。

トリガーポイントは、トリガーポイントがないところの痛みも引き起こす場合があります。例えば、

・首にトリガーポイントがあるのに、頭痛がある
・お尻にトリガーポイントがあるのに、足のシビレを誘発する

 

トリガーポイントができる理由
・筋肉の使いすぎ
・デスクワーク、通勤、育児など日常生活での姿勢の負担

 

どう治す?
・マッサージ、および電気治療などの理学療法
・姿勢矯正で根本的な解決を目指す

 

当院では、タイ人の理学療法士やタイ伝統医学士の先生たちもトリガーポイントマッサージをすることができます。

「筋肉を触る練習」からスタートして、治療の現場に出るまで、指でトリガーポイントの感覚を覚えるトレーニングなどを行います。

 

以上、【タイマッサージとの違い】でした(^^)/

首の緊張をほぐす手技練習をするスタッフ
首の緊張をほぐす手技練習

 

背中の筋肉の筋肉の緊張を緩める技術を練習するスタッフ
背中の筋肉の筋肉の緊張を緩める

タイマッサージとの違い(2)深さ|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、J-CLINIC佐藤です、きのうのつづきです。

 

タイマッサージと何が違うのか?
ズバリ、治療。“ 深さ ”が違います。

 

筋肉は、層になっていて、身体の表面から触れることができる「アウターマッスル」と、触れることができない「インナーマッスル」があります。
当院の治療は、その後者に刺激を入れていれていきます。

 

「インナーマッスル」に刺激を入れると?
根本的な痛みの箇所にアプローチすることができます。
「インナーマッスル」とは、姿勢を維持している深部の筋肉。姿勢によってその筋肉に負担がかかり、間接的に痛みを引き起こしている場合があるからです。
また、痛みの原因であるトリガーポイントが「インナーマッスル」に存在するケースもあります。

 

どう刺激を入れるのか?
表面の筋肉の緊張を起こさないように、深部の筋肉に刺激を入れていきます。
当院では、スタッフがこの治療技術を習得するため、新人研修だけでなく、空いている時間を利用して先輩スタッフが後輩スタッフに技術指導しています。
また、毎月1回、全体勉強会を開催するなど、治療スタッフ全員が繰り返しトレーニングを行っています。

研修の様子も今度紹介します(^^)/

 

腰痛の手技治療の練習するスタッフ
腰痛の手技治療の練習するスタッフ

 

肩の深層筋の手技治療

 

タイマッサージとの違い(1)診察

こんにちは、J-CLINIC佐藤です。

マッサージの本場タイですが、

そこでなぜ、わたしたちが「日本の治療」をしているのか?
何がタイマッサージと違うのか?

違いのひとつが “診察” です。

まず患者さんからお話をうかがい、問診、視診、触診、炎症反応の有無、関節可動域のチェックをしながら

◆ 何が、どうなって痛みに繋がっているのか?
◆ その痛みを引き起こした原因は?

を診断します。

「痛みの出ているところ」と「原因となっているところ」が違う事は多々あります。当院では、この2点を見極めながら治療します。
単純に痛いところだけを治療しても、根本的な痛みを解決することは難しいです。

痛みの原因はその方の “生活の中に隠れている” ことがほとんどであり、生活習慣、趣味、既往歴など、注意深くアンテナを立てながら診察します。

患者さんの日常生活に隠れた “本当の原因” を患者さんと一緒に探していきますので、お身体の痛みでお悩みがありましたら、ご相談ください(^^)/

 

膝に電気治療をするセラピストの写真

 

膝関節の周辺の筋肉を緩める手技治療

 

膝に鍼治療をしている