サイアム・パラゴンでKenko shopのジャパニーズヘルシーフェアに参加
こんにちは。バンコクで理学療法と鍼灸治療を提供しているJ-CLINICの佐藤です。
2023年5月21日にサイアム・パラゴンにある日本の寝具を販売するKenko shopさんのイベント「Japanese Healthy Fair 2023」に参加させていただきました。
理学療法士ターン先生と中医師ヌーク先生による、トークショーと体の痛み相談会を開催。
トークショー
トークショーでは、足の歪み、また不眠をテーマにお話ししました。
体の痛み相談会
いただいたお悩みに対して、理学療法と鍼治療を組み合わせた治療を提案。また、痛みをやわらげるだけでなく、患者さんの症状を分析し、なぜそうなったのか、再発もしくは悪化させないためにはどの様なことを日常で気をつければ良いかをお話ししました。
お悩みの一部を紹介します。
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10年前に事故で腓脛骨の骨折(プレート固定)をされた75歳の女性。長時間の座り姿勢が続くと左の臀部が痛くなる。受傷側に強い足関節外反変形がみられる。
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50代女性。腰を立っている状態で動かすのは問題ないが車の運転で長時間の座り姿勢が続くと仙腸関節のエリアに張りと鈍痛を覚える。血液凝固障害がありマッサージ等の刺激を受けられない。
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40代女性。首の回旋に伴う肩甲骨の内側の痛み。痛みが出ている側の強い肩の巻き込みと首の緊張がみられた。
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20代女性。胸椎側湾に伴う背中の張り。骨盤動きに大きな左右差がみられた。
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40代女性。起床時に左の肩甲骨周辺に走る鈍痛。首の緊張に加え、左の股関節と左の肩甲骨の可動域制限がみられた。
不調のでているところと、治療ポイントが違う場合が多く、ミクロとマクロの視点から患者さんの症状をとらえる必要があります。
患者様の症状によっては、マッサージや鍼治療で筋肉を緩めたり、電気治療で刺激を与えることで症状を悪化させてしまう可能性もあるので、体の状態とお話を伺いながら慎重に治療をします。
Kenko shop代表の栗原様、イベントなどいつもお声がけいただき、素晴らしい出会いとスタッフが活躍できる機会をいただきありがとうございます。
J‐CLINICはタイで体の痛みに悩む方々のお役に立てるよう、この事業をつづけて参りたいと思います。