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断乳・卒乳後に起きる乳腺炎を鍼で治療する|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちはバンコクJ-CLINIC鍼灸漢方科リンリンです。今回はJ-CLINICの乳腺炎治療を実際の症例を紹介しながらお話しします。

 

乳腺炎の症状と治療


授乳中や断乳(卒乳)後に乳房が張って痛く感じたり、乳房が硬くなったり、乳腺炎を発症するケースは少なくありません。

胸をおさえていたがっている女性

おっぱいがガチガチに硬くなる、触るとゴリっとしたしこりできてとにかく痛い…と、育児をするママにとってはとてもつらい症状です。

 

J-CLINICの乳腺炎治療は、鍼治療とマッサージで治療します。病院のように炎症止めは処方しません。断乳中は体内に熱が溜まりやすくなるため、炎症を抑えて体の熱を逃すツボに鍼を打っていきます。

 

※ 発熱を伴う乳腺炎の場合は病院で医師の診察を受けてください。

 

断乳後に乳腺炎を患った症例


断乳の後、左側の乳房に張りや痛みを感じたAさん(35歳)。

 

胸を痛そうに抑える女性

その痛みが1週間ほど続き、J-CLINICに来院されました。

 

Aさんの症状

  • 乳房が硬くなり、しこりができた

  • 最初の3日間は夜眠れないほどの痛み

  • 母乳がまだ出ていて、自分で搾乳

  • 発熱はなかった

 

中医師の診断


Aさんの状態は、古い母乳が乳房に溜まって、血流が悪くなり、乳腺炎を引き起こしていました。

 

乳房で乳腺炎がおきているイラスト

.

 

乳房が張って、硬く、押すと乳房全体に痛みを感じ状態です。

 

乳腺炎の治療


  1. 乳房の周りとしこりになっているところに鍼を打つ

  2. 硬くしこりになっている部分をマッサージで柔らかくする

  3. 治療後のケアをアドバイス

鍼治療で血流改善をし、溜まっている母乳を搾りだします。

 

背中に鍼を打たれている女性

J-CLINICでは症状に合わせて痛みが少ない0.10~0.25mmの使い捨て鍼を使用します。また鍼を打つ方法は日本スタイルです(鍼管を使います)。 ※写真は施術例です。乳腺炎の時は、仰向けになって治療をします。

 

断乳する場合は次の授乳までの間隔を徐々に増やしていきましょうとアドバイスしました。

 

例えば3時間毎の授乳を4~5時間毎に延長する、また朝晩の1日2回の授乳を1回に減らす、といった感じです。

 

 

治療の経過


Aさんは、2回(週1)治療を受けました。

 

  • 初診治療後の1週間は張りや痛みがなくなり、母乳がでなくなった。胸の付け根にはまだ硬いしこりが残った。

  • 2回目は、残ったしこりをほぐすことにフォーカスして治療。

 

通院頻度


  • 重症:1回目の治療後にまだ痛みやしこりが残ることがあります。その場合は、翌週に再診して治療をします。
  • 中等症~軽症:1回目の治療後に痛みがとれ、硬いしこりや痛みが残らなかった場合は治療終了。再診の必要はありません。

 

乳腺炎・断乳ケアコースの料金


  • 乳腺炎・断乳ケアコース 2,200B

J-CLINICで治療を受けるのが初めての場合は初診料500Bがかかります。

 

 

乳腺炎の保険治療ついて


鍼灸治療は保険が使えないケースが多いです。

 

しかし、J-CLINICでは判断ができないため、保険適用の有無に関しては、加入されている保険会社にお問合せください。

 

※乳腺炎の場合は診断書を発行するのは、医師(Medical Doctor)ではなく、中医師(Traditional Chinese medical doctor)です。保険請求の必要書類において、中医師の診断書が有効がどうかも併せてご確認ください。

 

 

断乳後の乳房ケア(張りや圧痛を和らげる方法)


  • 痛みや腫れのある部分を冷たいジェルパットで冷やす

  • 締め付けすぎない心地よいブラジャーを着用

  • 乳房の張りが軽減される程度まで、手または搾乳器で母乳を搾乳。乳腺が詰まっている、痛みで搾乳が困難な場合はご相談ください。

  • 母乳を出しすぎると、乳腺が刺激されて、逆に断乳が遅れることになりますので、注意が必要です。

 

来院の際のご注意


  • 乳腺炎の治療をできる先生は限られていますので、必ずご予約の上ご来院ください。

  • 熱がある場合は、病院でご受診ください。当院鍼灸漢方科では授乳中の方が服用できる解熱剤は処方しておりません。

  • 鍼治療は保険が適用されないことが多いです。ただ、当院では判断できないため、確認したい方は加入されている保険会社にお問い合わせください。

 

 

初診の場合は、鍼灸漢方科の日本語通訳がいる日にご受診ください


よくあるご質問ですが、当院には鍼灸漢方科に勤務する日本人鍼灸師はおりません。

 

鍼灸治療や漢方薬を処方する資格をもった中医師(Traditional Chinese medical doctor)の先生が問診と施術を行います。鍼の打ち方は痛みの少ない日本式をとり入れています。

鍼灸漢方科の治療では、タイ人の中医師の先生が体質タイプの診断、治療効果について東洋医学と中医学の用語を使って説明します。そのため、日本語通訳を通してお話ししていただくことがより理解が深まります。

 

鍼灸漢方科に日本語通訳がいるスケジュール

 

お子様連れの方も歓迎です。キッズルームが全院に完備してあります。

空と雲の壁紙がはってある部屋におもちゃ、絵、ベッドがおいてある

トンロー院のキッズルーム

 

当院の鍼灸科では、PMS、不眠、頭痛、不妊、逆子、生理不順、眼精疲労、胃腸系疾患、整形外科疾患、抑うつ、更年期症状の治療も行っておりますので、お電話、問い合わせフォームFacebookからお気軽にお問合せください。メールかFacebookからメッセージをいただくと、日本人スタッフが返信します。

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

 

バンコクのスクンビットエリアに3店舗


J-CLINIC は3店舗あります。ご予約の際にご希望の院を教えてください。

 

プロンポン院(スクンビットソイ31・RSU Tower4階)

 

トンロー院(トンローソイ13・ホームプレイスビルディング地下1階)

 

エカマイ院(スクンビットソイ42・バンコクメディプレックス3階)

 

J‐CLINICが提供している治療


理学療法

対象疾患:腰痛、五十肩、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、捻挫、手術後リハビリ、スポーツや事故による怪我など(保険治療をご希望の方はこちらのページをご覧ください。)

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

鍼灸治療

対象疾患:美容鍼、PMS、不眠、頭痛、不妊、逆子、生理不順、眼精疲労、胃腸系疾患、整形外科疾患、抑うつ、更年期症状など(鍼灸治療は保険は適用外です)

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

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