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手の痺れ、坐骨神経痛の治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
先週17日、2023年3月の17日、月例勉強会を開催。今回は斜角筋の治療、股関節の治療を勉強しました。

斜角筋の緊張を緩める施術を勉強する

斜角筋の場所がわかるイラスト

斜角筋(しゃかくきん)は首の前側に付いている筋肉で、首を前に曲げたり、首を横に倒す作用がある筋肉です。

 

斜角筋が緊張していたり、シコリ(トリガーポイント)があると、手が痺れたり、斜角筋症候群を引き起こします。

 

肩の可動域を検査するスタッフ

斜角筋に異常があるかを検査する勉強。先輩スタッフが患者様の役になり、指導します。

 

斜角筋症候群は斜角筋が神経や血管を圧迫して、手のだるさや腕のだるさが出てくる症状です。
斜角筋が緊張する原因は、デスクワークでの猫背姿勢といった姿勢不良やストレスなどです。

 

斜角筋を治療の指導をするスタッフ

事前に勉強会担当のスタッフが作成した動画を見ながら、先輩が手を動かしながら指導します。

 

斜角筋に超音波治療器をあてるセラピスト

患部に効果的に治療器をあてているかを先輩スタッフが治療を受けて確認します。また、解剖図を見ながら治療部位を指導。

 

坐骨神経痛治療で効果的な股関節周辺筋肉に対する手技治療

 

股関節周辺の筋肉のイラスト

股関節を支える筋肉はたくさんあります。例えば坐骨神経痛の治療においては、こういった股関節周辺にある筋肉の緊張、トリガーポイントを緩めるために手技治療が効果的です。

 

股関節の可動域を検査するセラピスト

股関節の可動域を検査する方法を勉強しています。

 

つづいて、手技練習。

親指、指4本、肘を使って治療します。指、肘の形に合わせて効果的に筋肉の深部に刺激を入れる練習です。

 

手技治療をスタッフに指導するマネージャー

股関節を支える筋肉の1つである小殿筋の緊張を緩める手技の練習。マネージャーが解剖図をスタッフに見せながら、刺激するポイントを指導します。

 

股関節周辺の筋肉を緩めるセラピスト

指4本を使って腸腰筋深部に刺激を入れる練習。痛みが出やすいところなので急に刺激が入らないように相手の呼吸に合わせてゆっくり押していきます。

 

モアレグラフィーを使った検査・分析の勉強

モアレグラフィー検査機は体の左右差のバランスを検査するものです。検査画像を見ながら、体の歪みを分析する練習をしました。

 

モアレ画像をチームで分析するセラピスト

モアレグラフィー画像を見て、新人スタッフと中堅スタッフとで痛みと体の歪みの関連性について分析します。

 

モアレグラフィー画像の分析を発表する中堅スタッフ

分析した結果をみんなの前で発表します。

 

前述しました、斜角筋症候群のように姿勢不良等によって体の左右差のバランスが崩れ、筋肉の一部が緊張し、体に痛みを引き起こすケースが多いです。痛みがなぜ起きているのかを患者様にわかりやすく説明するために、この分析と発表の練習をしています。

 

治療スタッフ全員が集まった写真

勉強会終了!マネージャーキック先生が今日のまとめ。

 

私たちが毎月治療勉強会をする理由

私たちが毎月、検査法、手技治療、電気治療の基本の練習を繰り返し真剣にやっているのか?
基本を根気強く練習し続けることで、新しい気づきを得ることができます。基本が出来ていると、レベルの高い治療技術に挑戦するときも実現性が高くなります。

基本の大事さを桜木に伝える赤木先輩

出典:『スラムダンク 第1巻』井上雄彦(集英社)

私の愛読書の1つでもあるスラムダンクの赤木先輩も基本は大事と言っています。

基本が大事なことを理解した桜木

出典:『スラムダンク 第13巻』井上雄彦(集英社)

まずは正しいフォーム、基本のフォームを身に着ける。治療もサービスも同じことが言えるでしょう。何事も基本が大事!!だと思います。

 

私たちの事業が社会に提供したいこと

 

私たちのビジョン:タイで一番頼りにされるクリニックになる


「患者様の体の痛みを取り除く」「結果の出る治療を提供する」ために、スタッフが治療技術を向上させ、信頼のコミュニケーションとおもてなしで心も元気になってもらいたいと考えています。

 

そして、世界中の患者様が治療に訪れる日系クリニックとして、日本レベルの治療とサービスをバンコクで提供し、たくさんの「WOW!」を感じてもらいたいです。

 

感動のWOW!を患者様に感じていただくことは簡単ではありません。治療の手技練習、サービスのロープレといった基本練習を続けることがWOW!に繋がると考えています。J-CLINICのブログや投稿をご覧になってくださっている方は、「J-CLINICはいつも同じことをやっている?」と感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、その通りです。

 

1人1人がこのミッションを実行し、ビジョンの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダースタッフたちの写真

ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒にビジョンの達成を目指しています(^^)

 

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

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