こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
2023年4月28日、月例勉強会を開催。理学療法科の勉強会では、慢性腰痛と急性腰痛の治療、首肩の手技治療の練習を行いました。
理学療法科の勉強会のテーマ
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姿勢分析と治療組み立て
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慢性腰痛と急性腰痛の超音波治療
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急性腰痛のテーピングとサポーターの処置
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首肩の手技治療の練習
姿勢分析の勉強
モアレグラフィー検査とは 画像から体の歪みや左右のバランスが崩れているところを分析する検査で、私たちはそれをもとに治療計画を立てています。
そして、私たちが姿勢分析に力を入れる理由は「根本治療」を目指しているからです。
チームにわかれ、リーダー治療スタッフがモアレグラフィー画像の分析方法を教えています。
痛みを根本的に治療するためには
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効果的な治療ポイントを決定する
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患者さんが自分の体の状態を理解し、痛みの原因となる習慣を変える機会をつくる
サンプル画像をもとに、新人・中堅スタッフが分析に挑戦。リーダースタッフが分析内容のチェックをし、どのような治療を組み立てるか指導しました。
慢性腰痛と急性腰痛の治療
慢性腰痛と急性腰痛の治療は同じではありません。急性腰痛(ぎっくり腰)の場合、患者さんの体がとても緊張しているため体勢や呼吸を誘導しながら刺激を入れられるところを探して、少しずつ緊張を緩めていきます。
そのためには、患者様の体がさらに緊張しないよう、丁寧なコミュニケーションをとりながら施術することが大事です。
急性腰痛の場合の超音波治療のポイントを練習しました。
急性腰痛の場合のテーピングの仕方について勉強しました。
急性腰痛で処方するサポーターについても勉強しました。
首肩の手技療法の練習
首肩の手技治療の確認と練習。首は体の中でも、センシティブな部位なので慎重に施術を行います。
首の動きのチェック、筋肉の触り方、骨の位置の調整など、ひとつひとつ確認しながら練習していきます。
前回勉強した、肩の手技治療もおさらいしました。リーダースタッフが丁寧に指導します。
全員で毎日前進するJ-CLINICの文化
この日は、鍼灸漢方科も勉強会を開催。新人スタッフ向けに、テーマは鍼治療における禁忌。
また、受付スタッフは鍼灸漢方科の通訳エーさんを講師としてお招きして、第1回鍼灸漢方科日本語勉強会を開催✨ 日本語の医療用語をもっと学びたいという、スタッフのリクエストで開催が実現しました。
鍼灸漢方科で使われる日本語は、東洋医学・中医学に基づいた用語、中国語ベースのものが多いため、日本語を勉強をしてきた受付スタッフにとっても、難易度が高いです。
J-CLINICの文化のひとつに「20マイル行進」があります。
(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。
スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。
ビジョンの達成に近道なし!
です。
J-CLINICの勉強会とイベント2023
J-CLINICの勉強会とイベント2022