多嚢胞性卵巣症候群について(不妊治療)|J-CLINIC 鍼灸漢方科
こんにちは、バンコク J-CLINIC 鍼灸漢方科の中医師リンリンです。 湿気に乗ってウィルスが繁殖するのか、インフルエンザや風邪が流行っています。ご注意ください。そんな中、うれしいニュースもあります。
数ヶ月間治療を受けていただいている患者様の中から、ご懐妊された方が数名出てきました!
これは本当にうれしいです。
不妊治療の場合、2~3ヶ月で結果が出る方もいれば、半年以上根気よく通われている方もいます。
体温の状態や、生理の症状が改善されてから妊娠に至る患者様もいれば、全く変化もすることなく無事授かる方も。
患者様それぞれの体質など個人差もあるので、J-CLINICでは細かい問診によって、オーダーメイドの治療を提案しております。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は「多嚢胞性卵巣症候群 ( PCOS ) 」についてのお話です。
こちらの症候群ですが、不妊治療をしていると結構な割合で遭遇します。
多嚢胞性卵巣症候群の症状
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月経異常
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男性ホルモン過多など
これらの症状は比較的軽めの方が多い気がします。
自然妊娠しないので、検査した結果「多嚢胞性卵巣症候群」という診断が下ったという方が多いです。
多嚢胞性卵巣症候群で起きる問題
卵子の数はあるので採卵自体は出来ることもありますが、
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卵のグレードが低い(小さい)
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殻がかたい
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定期的な排卵が行われない
といった問題が起きます。
中国伝統医学的に考える多嚢胞性卵巣症候群
(1)多嚢胞性卵巣症候群は、主に「痰湿(たんしつ)」に分類されます。
これは体の中に余分な水分がたまっている状態。
「痰湿」の症状がメインの方は、
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冷たい物を飲まない
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しっかり汗をかくような運動をする
この2つを心掛けてください
(2)「瘀血(おけつ)」を伴っている場合
「痰湿」の症状に加えて、PMSが酷かったり、アザが出来やすかったりといった症状が現れます。
「瘀血」の場合、ストレスを溜めず規則正しい生活を心がけることが一番です。
あくまでも経験上ですが、「瘀血」を伴わない、「痰湿」が主な原因の多嚢胞性卵巣症候群の患者様の場合、鍼灸治療の効果が出やすいです。
また、現在のところ多嚢胞性卵巣症候群の正確な原因は特定されていませんが、ホルモンバランスの他に糖代謝の異常も大きく関係すると言われています。
甘いものの取りすぎには注意しましょう!
ご予約はお電話、お問い合わせフォーム、Facebookからお気軽にお問合せください。お問い合わせフォームかFacebookからメッセージをいただくと、日本人が返信します。
すぐに結果の出る方ばかりではありませんが、一緒に頑張っていきましょう。
初診の場合は、鍼灸漢方科の日本語通訳がいる日にご受診ください。
よくある質問ですが、当院には鍼灸漢方科に勤務する日本人鍼灸師はおりません。
鍼灸治療や漢方薬を処方する資格をもった中医師(Traditional Chinese medical doctor)の先生が問診と施術を行います。鍼の打ち方は痛みの少ない日本式をとり入れています。
鍼灸漢方科に日本語通訳がいるスケジュール
日本人の受付スタッフから返信が欲しい方は、Facebook またはお問合せフォームからご連絡ください。
ラインからでもお問い合わせいただけます。日本語が話せるタイ人スタッフが対応します。
治療紹介動画
東洋医学的な不妊鍼灸治療
血行促進、老廃物の排出、血行不良にカッピングセラピー
美容ケアコース紹介
美容ケアコースとリフトアップ矯正美容鍼コースについて
バンコクのスクンビットエリアに3店舗
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J‐CLINICが提供している治療
理学療法
対象疾患:腰痛、五十肩、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、捻挫、手術後リハビリ、スポーツや事故による怪我など(保険治療をご希望の方はこちらのページをご覧ください。)
鍼灸治療
対象疾患:腰痛、肘痛、肩こり、食欲不振、不眠、頭痛、PMS, 生理不順、更年期障害、むくみ、冷え性、便秘、食欲不振、膨満感、過敏性腸症候群、逆流性胃腸炎、生理不順、不妊症、逆子、耳鳴り、パニック障害、麻痺(手足、ベル麻痺)、慢性的な咳や喉の痛み、アレルギー性鼻炎、自律神経失調症、眼精疲労、肌のたるみ、くすみ、しわ、目の下のクマなど(鍼灸治療は保険が使えないケースが多いですが、当院では判断ができないため、加入されている保険会社にお問合せください。)