五十肩と自律神経の乱れからくる症状の治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科
こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
2023年6月、当社の創業者であり、多摩鍼灸整骨院グループの九原代表が来タイし、数日にわたり、理学療法科と鍼灸科のスタッフ向けに技術指導してくださっています。
6月17日に開催された、2日目は理学療法科の勉強会をしました。
勉強会のテーマ
今回は、当院の患者様に多くみられる症状をテーマにしました。
- 五十肩の治療
- 自律神経の乱れからくる症状の治療
五十肩の治療を勉強する
五十肩の症状
- 腕が思うように上がらない
- 肩がズキズキ痛む
- 寝返りを打つと痛みで目が覚める
- 背中まで腕が回らない
- 夜間に痛くて目が覚める
- 髪を洗う時など、腕を上げると痛みがある
五十肩の考えられる原因
- 加齢による肩関節周囲の変性
- 靭帯の柔軟性の低下
- 肩関節の炎症
当院では、モアレグラフィー検査機で姿勢の歪みを検査して、どの原因で肩の痛みが発症しているかを分析します。
五十肩のモアレ分析について説明する講師の九原先生。
実際の現場では症状を分析しても、その正解が一つではない場合はもちろんありますし、最初にこれだと思った治療内容で満足した効果がでない時もあります。
そんなときは、良いコミュニケーションを通して患者様と一緒にあきらめずゴールを目指す姿勢が必要不可欠だと思っています。
自律神経の乱れからによる寝違え
自律神経が乱れることで下記のような、様々な症状を引き起こします。
- 眠れない
- 倦怠感
- 疲労が取れにくい
- 頭痛
- めまい
- 息切れ、息苦しい
- 情緒不安定、イライラ、不安感
- うつ
また、自律神経の乱れが起こると、熟睡できず、緊張状態のまま眠ることで、首の筋肉に長時間負担がかかり「寝違え」が起こってしまうことがあります。寝違えてしまった時の首痛の治療として、当院では、首と背中の筋肉の緊張を緩める手技治療をします。
自律神経が乱れると、交感神経が優位になるため、心身が緊張しやすくなります。心身が緊張することで、背中が凝りやすくなり、背中が凝ると呼吸も浅くなり、リラックスできない、不眠になるといった悪循環が起こります。
この後は、首、肩の電気治療の効果的な施術ポイントや注意点も全体で確認しました。
毎日みんなで20マイル前進です!
J-CLINICの20マイル行進
私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。
(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)
スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。
ビジョンの達成に近道なしです。
J‐CLINICでは、日本のプロフェッショナルな治療家の先生方にサポートをいただき、定期的な技術チェックと治療に関する知識をアップデートしています。そして、ミッションの一つである「結果の出る治療」を追求しています。
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