捻挫で後遺症を残さない!早期治療とリハビリが重要です|J-CLINIC理学療法科
こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
捻挫は完治するまで治療する
捻挫しやすい足首、膝、肘、手首の骨と骨をつなぐ靭帯が伸びたり、切れたり、関節を包む関節包が損傷したりすることを捻挫と言います。

何らかの衝撃やねじれ、転倒などによって無理な力がかかって、可動域範囲を超えて曲がりすぎたり、伸びすぎたりする時に捻挫は起こります。
捻挫の場合、患者様の多くはある程度痛みがなくなったら、治療を終了してしまいます。しかし、治療・リハビリをしっかりやらないと、膝、股関節、腰の痛みといった後遺症が残ったり、大きな怪我に繋がったりすることも。
捻挫の根本原因を知り、治療することが重要です。捻挫になった患者様の身体をチェックしていくと関節が硬い、筋力に左右差があるといった問題が見つかることもあります。
バスケットボールで捻挫をした症例
バスケットボールをプレーしている最中に怪我をしたK君(17歳・男性)の症例を紹介します・

ジャンプをしてボールをキャッチ、着地した際に相手選手の足に乗ってしまい足首を捻挫。
痛みや腫れがあり、皮下出血の範囲も広めでした。辛うじて歩くことはできましたが、体重をかけると足首が強く痛むと言っていました。
J-CLINICの検査と治療
エコー検査と触診
J-CLINICの治療
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足首周囲の筋肉の緊張をほぐすマッサージ。
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痛みを緩和し、早期回復の効果がある超音波治療。
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損傷した組織に対して、消炎鎮痛効果がある鍼灸治療。
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テーピングとサポーターで足首を固定。
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固定していたことで、動きが悪くなった関節の可動域をリハビリで広げます。筋力が低下しているのでトレーニングも指導。
痛みを取る超音波・ハイボルテージ治療
表層の筋肉の緊張を高電圧の電気で緩めながら、手では届かない深部の筋肉を超音波でほぐすコンビネーション治療。
手技治療とテーピング
手技治療では、足首周囲の筋肉の緊張をほぐします。施術の後は、患部を固定するテーピングまたはサポーターを処方します。
リハビリ指導
痛みが落ち着いたところで、専門スタッフが自宅でできるトレーニング、セルフケアを指導します。

再び足を捻らないためのトレーニング。つま先で立って、かかとを戻してを繰り返すことで、すねとふくらはぎの筋肉(前脛骨筋と腓腹筋)を鍛えます。膝の間にピラティスボールを挟むことで、太ももの内側の筋肉(内転筋)も同時に強化することができます。
Kくんの捻挫の原因は、足首の関節の硬さと運動を始める前のストレッチ不足でした。週2回1ヶ月通院した後、バスケットボールに復帰。その後は週1回のペースで、治療とリハビリを続けて3ヶ月後には完治。足首にしっかりと柔軟性をつけるために3ヶ月かかりました。
捻挫の応急処置はアイシング
捻挫の応急処置はアイシングをしてください

アイシングをするとしないとでは、治る早さが違います。
ひどい捻挫の場合は靭帯が完全に断裂しているケースも。その場合は、ひどい腫れと大量の皮下出血が伴い、足首や膝の場合は歩行困難になります。その場合も応急処置を行い、できるだけ早く来院してください。完治までの通院期間は症状によって異なりますが目安としては3週間~2ヶ月。
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理学療法
対象疾患:腰痛、五十肩、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、捻挫、手術後リハビリ、スポーツや事故による怪我など(保険治療をご希望の方はこちらのページをご覧ください。)
鍼灸治療
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