応急処置には「ライス処置」|J-CLINIC理学療法科
こんばんは、J-CLINIC佐藤です。
身体の悩み相談会でよく聞かれるのが「応急処置」についてです。特に小さなお子さんがいる方からご質問いただくので、ブログで少しお話しようと思います。
打撲、ネンザ、打った、ぶつけた・・・そんな時に応急処置が適切だと、痛みや腫れが酷くなるのを防ぐだけではなく、回復が早くなるといわれています。
方法として有効だと言われているのが、「RICE(ライス)処置」。応急処置の基本で、4つの処置の頭文字をとったものです。
(1) Rest: 安静
ケガをしたところを動かさず、安静に保つ。
(2)Ice: 冷却
患部を氷で冷やして痛みを緩和。「血管を収縮させて」内出血や炎症を抑える。
(3)Compression: 圧迫
包帯などで圧迫して、出血や腫れを防ぐ。
(4)Elevation: 挙上
患部を心臓より高い位置に保ち、内出血を防ぐ。
アスリートの方、運動するお子様をもつ親御様はぜひ一度チェックしてみてください。なお、あくまで「応急処置」であり「治療」ではありません。応急処置の後はすぐに、医療機関で診断を受けてください。