こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
今回は、長距離ランナーによくある症状、ランナー膝についてお話します。
ランナー膝は治りにくいと言われていますが、根本治療で完治することができます。
膝の屈伸運動を繰り返すことにより、膝の外側にある腸脛靭帯が大腿骨外顆(がいか)とこすれあって炎症を起こして痛みを発症します。
膝(大腿骨外顆)周辺に痛みが出でます。初期は、ランニング後に痛みを感じますが、休めば痛みが消えるのが特徴です。
しかし放置して練習を続けると痛みは増し、走っている時も痛みを感じるようになります。しかし、この痛みも、走らなければ痛みはでません。悪化すると、走らない時でも痛みが残ってしまいます。
5ヶ月後にマラソン10Kmレースに参戦予定のGさん(在タイ3年・38歳女性)。
初めのうちは、休んだりストレッチをしたりすれば痛みが消えたそうですが、休養を取っても痛みを感じるようになり、J-CLINICに来院されました。
問診の結果、膝だけではなく股関節の動きもよくないことがわかりました。
練習は1ヶ月ストップ。患部周辺のマッサージと、超音波治療で腸脛靭帯の炎症と痛みを緩和。
STEP1の治療を継続しながら、ストレッチ(腸脛靭帯、殿筋群など)を開始。軽いランニング(2km)を再開してもらい、痛みが出たら休むようにしてもらいました。
痛みを感じなくなってきたところで、3Kmと距離を延ばす。患部周辺の筋肉のトレーニングも開始。
その後、治療・トレーニングを継続しながら7km、10kmと練習距離を徐々に伸ばしてもらいました。3ヶ月後半には、全力で走行しても痛みがでないくらい回復。
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レースまで残すところ2ヶ月!
現在、Gさんは週1回のメンテナンス治療を継続しながら、週3回の10kmの練習を実施(練習の翌日は休むことが大事です)。
いつか、フルマラソンに出場したいというGさんを引き続き、サポートさせていただきたいと思っています✨✨
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