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脛の痛み・シンスプリントを治療する

こんにちは、バンコクJ-CLINIC丹野です。

走る・ジャンプを伴う競技、陸上・サッカー・バスケットボールなどの選手に多く見られる症状「シンスプリント(Shin Splints)」についてお話します。

シンスプリントは、脛(Shin)の内側・脛骨の下方が痛む症状で、腫れを伴う場合もあります。

「過労性(脛骨)骨膜炎」とも呼ばれ、骨膜あるいは腱膜の炎症に起因する障害であり、その原因は複数考えられます。

<シンスプリントの原因>
・ランニングの量や質の急激な変化
・偏平足・回内側など障害の発生しやすい足の形
・下腿(膝~足首)の柔軟性の低下、筋力不足
・足の疲労
・ランニング環境(硬い路面など)
・すり減った、またはクッション性の悪いシューズ

<マラソン出場予定のKさんの症例>
3ヶ月後にハーフマラソン(約20Km)に出場予定のKさん(30代)。

「歩く時に痛みは出ないが、走り出して5Kmほどで右脛骨の内側に痛み。10Km走ると痛みで走れない。」と、J-CLINICに来院されました。

検査・お話を伺った結果、足の形(偏平足)、準備運動不足、過度な練習が原因となるシンスプリントと診断。

【J-CLINICのシンスプリント治療】
・練習3週間お休み
・患部と周囲筋を緩めるマッサージ
・痛みを緩和するハイボルテージ治療

▼ 手では届かない深部の筋肉をほぐし、細胞の修復を促進。痛みを緩和するハイボルテージ治療。

・膝から足首までのストレッチ指導
・偏平足を改善するためのエクササイズ指導
・足関節の低背屈のトレーニング指導

▼ 底背屈を鍛えて柔軟性をつけることで、衝撃を緩衝する能力をUP

最初の3週間は練習を中止し、2~3回の頻度で通院していただきました。

その後は1日おきのウォーキング、痛みがなければ3~5kmのランニングと徐々に練習を再開。治療開始約2ヶ月後にはフル練習が可能になり、ハーフマラソン出場に間に合いました(^^)

Kさんは、定期的なメンテナンス治療を続けながら、来年はフルマラソンに挑戦するとおっしゃっていました✨✨
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脛が痛いからといって、ただ脛の痛みを取るだけでは、再発の恐れがあります。今回のように、足の形、膝~足関節にかけての筋肉不足など根本原因を突き止めて、治療を行うことが早期治療・再発防止のカギとなります🔑✨

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