こんにちは、バンコク・J-CLINICトンロー院村上です。
今回は、肩甲骨の左右差が原因で肩こり・頭痛を引き起こしていた、30代女性の症例を紹介。
<10年来の肩凝りと頭痛>
20代から肩凝り・頭痛に悩まされていたYさん(37歳・在タイ1年)。日本で仕事をしていた頃は、終日デスクワークということも多く、疲れやすい、呼吸が浅くなる、寝付きが悪い、熟睡できないという経験も。
ご主人の帯同でバンコクに来てからは、長時間デスクワークはなくなったものの再び肩凝りと頭痛を頻繁に引き起こすようになり、頭痛薬が手放せなくなったそうです。
<Yさんの痛みの主な原因>
肩甲骨の位置に左右差が生じていたこと。
肩甲骨がズレによって、肩甲骨についている複数の筋肉がこわばり、肩凝り・頭痛を引き起こしていました。肩甲骨の左右差のせいで姿勢が乱れ、骨盤が歪んでしまったことも痛みの原因だと考えられます。
またYさんの肩甲骨は左右に開いていて、下がっていました。それによって呼吸が浅くなり、酸素を取り込む力が弱くなっていたことから、体内の酸素が不足してしまい、不眠などの自律神経系の症状まで引き起こしたと考えられます。
<J-CLINICの治療>
・モアレグラフィーで姿勢の乱れをチェック
・筋肉の緊張を緩めるマッサージ
・モーション&マニュピレーション療法で可動域の向上
・超音波治療による肩の痛みの緩和
・姿勢改善トレーニング・ストレッチの指導
▼ モアレグラフィー検査
▼ 超音波治療
▼ トレーニング&ストレッチ
Yさんは治療で肩凝りと頭痛が良くなり、頭痛薬を飲むこともほとんどなり、不眠症も改善してきました。現在は、自宅でストレッチを継続してもらいながら、月数回メンテナンス治療に通院してくださっています。
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このようなストレッチで定期的に肩甲骨を動かすことで
・肩凝りや四十肩の予防
・ゴルフなどのスポーツのパフォーマンス向上
・姿勢改善
・美背中になる(後ろ姿、タンクトップを着た時などの印象がUP✨)
といった効果も期待できます。
長時間同じ姿勢が続くと、肩甲骨に関わる筋肉が緊張して首・肩・背中に痛みを生じてしまうので、デスクワークや勉強の際は休憩しながら肩甲骨のエクササイズを行うことをお勧めします。
痛みが出てしまった場合は、早めに当院までご相談ください(^^)
▼ J-CLINIC トンロー院(トンローソイ13・ホームプレイス地下1階)
Tel. 084-424-1299 (日本語OK)
診療受付 9:00-12:00 / 15:00-18:30
休診日 水曜・第4金曜午後
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