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手技治療で理想の背中にする(勉強会)|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクの理学療法と鍼灸治療を提供しているJ-CLINICの佐藤です。

今回の勉強会のテーマは「手技治療で理想の背中にする」。9月19日に治療スタッフ向けに開催しました。

背中の状態を画像で映し出し、その結果をみながら関節の可動域を検査、体の歪みの原因を特定し、手技治療で左右差のバランスを調整していくという流れです。

 

治療結果について発表するスタッフ

モアレグラフィー検査機をつかった勉強会は今年に入って4回目となります。今回もスタッフにとって発見と気づきが多い勉強会となりました。

 

勉強会を進行するターン先生と参加者

勉強会を進行するのは、理学療法士のターン先生。参加者は理学療法士とタイ伝統医学師の先生たちです。

 

理想の背中とは?

体の痛みが出にくい理想の背中とは体の左右の差異がないバランスのよい背中です。

悪い姿勢と良い姿勢のイラスト

体の痛みを訴える方の中で、片側だけに症状が出ている人は左右差のバランスが悪い人です。

 

J-CLINICの姿勢検査

当院では、モアレグラフィー検査機を使って、姿勢の状態を確認します。

姿勢をチェックするモアレグラフィー検査

モアレグラフィー検査とは、レントゲンやMRI等では映らない表面上の背骨の歪みや姿勢・筋肉の凹凸・身体のバランスを地図の等高線のように画像化し分析、悪い部分を見つけ出す検査です。背中に光を当てて地図の等高線のような模様を発生させることで、立体的(3次元表示)に背中の状態を映し出します。

 

体に左右の高低差やねじれが出ると、必ずどこかに過度に収縮しているところと過度に伸長しているが発生します。過度に収縮しているところも、過度に伸長しているところにも痛みが発生してしまいます。また、体のねじれは、体に張り巡らされている神経や血管の流れも邪魔します。神経や血管の流れが邪魔されると痛みだけでなく、痺れやむくみも引き起こす可能性があります。

 

手技勉強会の様子

モアレグラフィーの撮影画像と関節可動域チェックによって、動きが悪いところを見つけ出します。その後、15分間手技治療(マッサージ、ストレッチ、関節モビライゼーション)。施術前後のバランスがどれだけ改善するのかを今回は3チームに分かれて、検証していきました。

ステップ1

モアレグラフィーで背中を撮影

モアレグラフィー検査画像

向かって左:施術前、中央:一回目の施術後、右:2回目の施術後に撮影したものです。猫背だった背中が改善したことがわかります。

 

ステップ2
関節可動域のチェック

画像による検査結果を確認した後、実際の体を確認していきます。

仙腸関節の施術をするスタッフ

仙腸関節を押して、固くなっているかをチェック。

 

足の可動域をチェックするスタッフ

足の可動域のチェック。また、しびれの有無を確認。姿勢が悪いと、体にねじれが生じて、血管や神経を圧迫する。

 

足の長さをチェックするスタッフ

足の長さをチェック。荷重癖があるかどうかを確認。

 

手技治療

15分間マッサージ、ストレッチ、関節モビライゼーションを行いました。

腰と肩と足の手技治療をするスタッフ

モアレ画像撮影後の一回目の施術。短い時間で結果を出すために、腰と肩と足の施術を分担して行いました。

 

ディスカッションする治療スタッフ

1回目の治療の後、姿勢にどれくらいの変化が出たのかを確認しながら、残っているゆがみを改善するために、次にどこを調整すればいいのかをディスカッションしています。

 

結果を共有

施術の成果を発表するスタッフ

どういう分析のもと、どういう治療をして、どんな結果を得られたのかを各チーム発表しました。

 

1回目の治療の後、左右差のバランスが改善したチーム、あまり改善しなかったチームと結果は別れました。

その後、体のバランスが改善しなかったチームの原因をみんなでディスカッションし、手技の深さ(刺激量)が足りない、アプローチした関節のポイントが少しずれていたなど結果がでなかった等、原因を探りました。その後、強さや施術箇所を調整してさらに10分施術、その後2回目のモアレ撮影を行い、体の歪みがどれだけ改善したのかを検証していきました。最後は3つのチーム全てが背中の左右差を改善することができました👏

 

今回の勉強会は、スタッフがとてもいきいきしていました✨

結果に驚いたり喜んだりする表情を見ていると、治療が好きなことが伝わってきます。また、自分たちで出した小さな成功経験が自信に繋がったようでもありました。当たり前のことですが、治療が好きで、患者様の笑顔のために小さな努力を日々積み重ねることができる治療家が施術することで、患者様がよくなる可能性が高いと私は考えています。

私はこれからもタイで結果の出せる治療家の育成に取り組んでいきます!

 

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