こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している J-CLINIC の佐藤です。
走る・ジャンプを伴う競技、陸上・サッカー・バスケットボールなどの選手に多く見られる症状「シンスプリント(Shin Splints)」についてお話します。
シンスプリント
シンスプリントの主な症状は、すねの骨の内側部分に生じる鈍い痛みです。


脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれ、骨膜あるいは腱膜の炎症に起因する障害であり、その原因は複数考えられます。
シンスプリントの原因
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ランニングの量や質の急激な変化
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偏平足・回内側など障害の発生しやすい足の形
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下腿(膝~足首)の柔軟性の低下、筋力不足
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足の疲労
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ランニング環境(硬い路面など)
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すり減った、またはクッション性の悪いシューズ
マラソン出場予定のKさんの症例
3ヶ月後にハーフマラソン(約20Km)に出場予定のKさん(30代)。

検査・お話を伺った結果、足の形(偏平足)、準備運動不足、過度な練習が原因となるシンスプリントと診断。
J-CLINICでは、徒手検査(痛みの部位や程度、特定の動作への抵抗痛などを調べる検査)だけでなく、X線検査やエコー検査ができます。


J-CLINICのシンスプリント治療
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練習3週間お休み
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患部と周囲筋を緩めるマッサージ
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痛みを緩和するハイボルテージ治療
ハイボルテージ超音波の治療機

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膝から足首までのストレッチ指導
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偏平足を改善するためのエクササイズ指導
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足関節の低背屈のトレーニング指導

最初の3週間は練習を中止し、2~3回の頻度で通院していただきました。
その後は1日おきのウォーキング、痛みがなければ3~5kmのランニングと徐々に練習を再開。治療開始約2ヶ月後にはフル練習が可能になり、ハーフマラソン出場に間に合いました。
Kさんは、定期的なメンテナンス治療を続けながら、来年はフルマラソンに挑戦するとおっしゃっていました。
脛が痛いからといって、ただ脛の痛みを取るだけでは、再発の恐れがあります。
今回のように、足の形、膝~足関節にかけての筋肉不足など根本原因を突き止めて、治療を行うことが早期治療・再発防止のカギとなります。
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