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顕微授精と胚移植前の鍼灸治療で妊娠|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクJ-CLINICの鍼灸漢方科の中医師ナットです。
今回は、顕微授精の不妊治療をしながら、胚移植前から鍼灸治療を始めて、妊娠することができた患者様(38歳)の症例を紹介します。

 

 

妊娠している女性のイラスト

 

着床の成功率を高めるために鍼灸治療

6年前に1人目を出産し、その後2人目を妊娠するために3年ほど不妊治療していた、Wさんの症例です。

バンコクの不妊治療クリニックで採卵、その後顕微授精をして良好な胚が3つできました。そのうち、2つを胚移植しましたが、2回とも着床に至りませんでした。

残りの胚が最後の1つになったとき、着床の成功率を高めるためにJ-CLINICで鍼灸治療をスタート。

 

加齢とストレスによる不調

患者様の色々な不調の要因は加齢によっておこる「腎虚」、さらにストレスやプレッシャーを長期間抱えることによって、「肝気うっ滞と瘀血」(血行不良)の状態も引き起こされていました。

 

*腎虚:体の成長や発達に関わる機能を司る「腎」の働きが低下したり、不足したりしている状態を総称して「腎虚(じんきょ)」と呼びます。過去記事:不妊治療「腎虚タイプ」の体質チェックとセルフケア

 


下半身の冷えは子宮の温度に影響します。子宮が冷えると受精卵が着床、発育、成長しづらくなります。

さらに、ストレスが消化機能を低下させ、排便の不調(便秘)も引き起こします。

 

鍼灸治療で着床しやすい子宮環境づくり

鍼灸治療で、腎の不調、血液の循環、下半身の冷えを改善させることで、着床しやすい子宮の状態を作ることを目指しました。

また、適度な運動と冷えを解消する食事のアドバイスもさせていただきました。

 

通院回数は移植前に5回

Wさんの場合は、すでに採卵を終え移植する胚があったため、胚移植前に合計5回鍼灸治療を行いました。

 

Wさんの場合は5回の治療で効果が見られましたが、体質改善を実現するためには3ケ月から半年くらいかかる方が多いです。

 

患者様お体の状態にもよりますが、一般的な通院頻度です。

 

鍼灸漢方科の不妊治療について

よくあるご質問ですが、当院には鍼灸漢方科に勤務する日本人鍼灸師はおりません。
鍼灸治療や漢方薬を処方する資格をもった中医師(Traditional Chinese medical doctor)の先生が問診と施術を行います。鍼の打ち方は痛みの少ない日本式をとり入れています。

初めてご来院される方は、基礎体温表や通院中の不妊治療クリニックからの診断書や治療記録などがありましたらご持参ください。

治療計画を説明する中医師

患者様のお話をお伺いし、脈診、舌診を行います。治療計画をお伝えし、また体質改善のための食事・生活のアドバイスも行います。

 

 

初診の場合は、鍼灸漢方科の日本語通訳がいる日にご受診ください。

鍼灸漢方科の治療では、タイ人の中医師の先生が体質タイプの診断、治療効果について東洋医学と中医学の用語を使って説明します。そのため、日本語通訳を通してお話ししていただくことがより理解が深まります。

 

鍼灸漢方科に日本語通訳がいるスケジュール(プロンポン院)

 

※トンロー院、エカマイ院には鍼灸漢方科の日本語通訳はおりません。
※中医師や通訳者の都合により、上記時間や診察日が急遽変更になる場合がございますのでご了承ください。

 

中医師リンリン先生ナット先生と日本語通訳のエーさんの3ショット写真

真ん中が日本語通訳のエーさん。向かって左側が中医師リンリン先生、右側が中医師ナット先生。

 

東洋医学的な不妊治療にご興味がある方、またはご予約はお電話、メールFacebookからお気軽にお問合せください。日本人からの返信が欲しい方は、Facebook またはメールでご連絡ください。

 

 

なお、J-CLINICでは西洋医学的な不妊症の検査および高度生殖医療は行っておりません。ご希望の方は、J-CLINIC鍼灸漢方科がコラボしているバンコクIVFセンターに相談してみてください。

 

バンコクIVFセンターでは、人工授精、体外受精、顕微授精、卵子凍結の治療ができ、また日本人コーディネーターの理恵さんがいらっしゃるので日本語でご相談可能です。

 

理恵さんのブログ「バンコクの不妊治療クリニックで働くコーディネーター日記」では、バンコクの不妊治療事情などについてもわかりやすく書いてあります。

 

理恵さんのブログ

 

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