こんにちは、バンコクJ‐CLINIC 鍼灸漢方科の中医師のリンリンです。
コロナがタイで感染が拡大し、最初のロックダウンから1年半が過ぎました。当院に来院される患者様が訴えられる症状も変わってきたように思います。
特に、ここ最近増えてきたのが 「疲れているのに眠れない」 「夜中に目が覚める」 といった不眠で悩まれている症状の方です。
コロナ前にはあまり馴染みのなかった在宅ワークが浸透し、リモート飲み会やオンラインイベントなど増え人と直接会う機会が一気に減りましたよね。そんな中、「夜眠れない」というご相談が増えています。
在宅ワークによる不眠の原因
当院鍼灸科にいらっしゃる患者様のお話を伺うと、下記のような原因が多いです。
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通勤がなくずっと家で座る時間が長くなったため運動量が減った
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外部とのコミュニケーションの減少からくるストレス
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ずっと家にいるため仕事と休みのオンオフの切り替えが難しい
疲れているのに眠れない日が続くYさんの症例
J-CLINIC鍼灸科に通院されている男性Yさんの例を紹介します。
Yさんの症状
元々仕事終わりや休みの日はランニングをしたりジムで鍛えたりするのが好きなタイプだったがコロナで在宅ワークになり、ジムや公園が閉まってから体を動かす機会も減りストレスを感じる事が多くなった。
「夜中ベッドに入ってもずっと仕事の事を考えてしまい疲れているはずなのに眠れない。病院で睡眠導入剤を処方してもらったが飲んでもあまり効果がないように感じる。」
また、眠れない症状の他に「肩こり」や「耳鳴り」といった症状もありました。
J-CLINICの不眠症治療
Yさんは、週1~2回の鍼灸治療と漢方薬を処方。また自宅でのセルフケア方法も伝えしました。
週1~2回の鍼灸治療
問診しながら、舌や脈の状態を診て、患者様の体質を診断します。
そしてその方の体質や症状に合わせたツボに鍼をうつことで心(精神状態)や内臓、筋肉を正常な状態にします。
漢方薬とカッピング治療
漢方薬は1人1人の体質にあった漢方を処方する事で鍼灸治療との相乗効果をもたらします。
お体の状態によって漢方薬も処方。リラックス効果のあるカッピングも不眠症の方にはお勧めの治療です。
カッピング治療では血液の循環を良くし、筋肉を緩め体がリラックスしやすい状態になるサポートをします。
Yさん治療の結果
Yさんの来院時に治療効果をうかがいました。
💬「1回目の治療をした夜は久々によく眠れた」
💬「2回目の治療の後は、以前よりも夜中に起きる回数が減ったことを実感」
💬「4回目の治療を受けて後は、1週間で寝つきが良い日が増えてきた」
と回数を重ねる事に少しづつ症状が改善していきました(^^)
症状が良くなってからは、漢方薬を飲んでいただき、鍼灸治療は2週間の1回の頻度にしました。
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終わりの見えない自粛生活や在宅ワークで心身を崩しやすくなる方が増えています。症状にお悩みの方で鍼灸や漢方に興味がある方はまずはお気軽にご相談ください。
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