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腰痛の原因と基本の手技治療を勉強する|J-CLINICの理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

さて、2025年も週末朝のセラピストの勉強会を継続していきます!(通称、J-CLINIC の朝練)

 

2025年前半の朝練は腰痛治療がテーマ。下記、1月5日に開催した朝練のレポートです。

 

今回は下記3つについて勉強しました。

  1. どの組織が原因で痛みが発生しているのか?

  2. どうして痛みが出ているのか?

  3. その痛みをどう改善するのか?

セラピストが教科書と模型、セラバンドを見ている

腰痛の原因となりうる筋肉の滑走性の悪さをゴムとタオルで表現しています。

 

腰痛の原因は腰を構成する組織


 

腰痛とはそもそも何なのか?

 

腰痛は、腰を構成する何らかの組織(骨、関節、筋肉、靭帯、椎間板、神経、皮膚など)が原因で痛みが発生します。

立ち上がろうとしている男性。左手で痛そうに腰をおさえて、右手でソファの肘おきを抑えている。

デスクワークで腰が痛い、朝起きたら腰が痛い、重い荷物をもったら腰が痛くなったなどその原因は様々です。

 

レントゲンやMRI画像に異常がなくても腰痛を訴える人は非常に多いです。

 

セラピストは施術によって痛みを発生させている組織およびその組織への負担を改善させることを目指します。

セラピストが人の背中にマッサージをしている

腰痛治療の手技治療をするセラピスト

 

器質的な異常と機能的異常を鑑別する


中高年になると、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折など外傷なく発生した加齢的変化が痛みがなくても発見されることも多く、器質的な異常が痛みとイコールではないことがあります。

 

器質的な異常があっても機能的な異常がないか一つ一つ確認する流れが不可欠です。

 

もちろん、器質的な異常(骨の構造上の異常)の有無の検査をしてから治療を開始するのが理想的です。

 

J-CLINICエカマイ院では2025年1月下旬または2月からX線検査ができるようになるので、骨の構造上の異常がないかを確認することができます。

 

多裂筋の緊張を緩める手技練習


背骨の際にある多裂筋を手技治療で緩める練習をしました。

背中の手技治療を練習する3人のセラピスト

セラピストにとっては基本の治療でこれまでも何度となく、練習と実践を繰り返していますが、朝練で技術を確認しました。

 

多裂筋の緊張を改善することで腰痛治療の成功率を左右します。

 

多裂筋のイラスト

多裂筋(たれつきん)は体を反る動作や片側に体を倒す際に使う筋肉です。また、多裂筋も姿勢を維持するためのインナーマッスルでもあります。

 

背中のマッサージをする2人のセラピスト

10年くらいのキャリアがあるセラピストでも繰り返し練習します。

 

ベテランスタッフでもこの基本の大切さを理解し、真剣になれるかで成長に大きな差が出ます。

 

それは、治療技術だけではなく、日ごろの挨拶や掃除などの基本ができているか、真剣に誠実に取り組むことができるかどうかも同じです。

 

私も含め、まだまだ発展途上\(^^)/なんです。

 

2025年も自己を超えた大義のために自分達の時間とエネルギーを使い、周りに良い影響を与えられる個人、チームになりたいです。

 

そして、バンコク在住の患者さんの痛みや不安を取り除けるように社員一同努力を続けます。朝練はそのための活動の1つです。

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像

J-CLINICが考えるプロフェショナル

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー

会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真

タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok