こんにちは、バンコクJ-CLINIC鍼灸漢方科ナットです。
自宅にいる時間を利用して、セルフ灸を始めませんか?
その第一弾として今回はたった5分で出来る「妊活灸」についてお伝えします。
東洋医学における伝統的な治療法で、温熱でツボを刺激することで体調を整えていきます。
日本でも冷え対策、更年期障害、風邪予防として、セルフケアとして取り入れている方がたくさんいらっしゃいます。
お灸の温熱で「血」のめぐりをよくし、冷えを改善し、カラダのバイオリズムをととのえることで妊娠力アップをめざします。
1.三陰交 さんいんこう
妊娠に大切な「栄養ある血液をつくる」「ホルモンバランスをととのえる=月経周期をととのえる」「成長、生殖、発育の機能を高める」3つの働きをサポート。また、冷え症、婦人科疾患がある方はここを温めるのが良いです。3つの経絡(脾・肝・腎)がとおるため三陰交とよびます。
2. 太谿 たいけい
妊娠前は人工授精/体外受精前後、妊娠中は初期のリラックス灸・つわり、出産後の体調管理にお使い頂けます。婦人病に常用されるツボです。
風邪予防、精力回復にも効果出来です。
三陰交:足の内くるぶしから指4本分上のあたりにツボを取りましょう
太谿:内くるぶしとアキレス腱の間の凹みにツボを取りましょう
台座灸、ライターなど火をつける道具、水の入った小皿
☆ お灸に様々な種類がありますがセルフケアには「台座灸」がお勧めです。ほどよい温度になるようコントロールしてくれます。「温灸」とも呼ばれるこのタイプは、肌に火が直接触れないので、正しく使えば火傷の心配もありません。
1.お灸の裏側の両面テープをはがし、お灸を指先につけてお灸の先端に火をつけます。
2.火が付くと煙が出てくるので煙が出てきたらツボの上にのせましょう。
3. 2~3分するとじわじわ熱くなってくるので、熱すぎなければそのまま待ちましょう。(この時熱ければ下の台を持ってお灸の位置を、ツボの上か下に移動させましょう)
4. 熱さを感じなくなってきたらお灸を外して、先端に水をかけて捨てましょう。
☆ お灸をするタイミングはいつでもOKですが、夜お休み前がリラックスも出来て良いでしょう。
▼ ツボの位置、お灸の置き方はこちらの動画を参考にしてください🎥
J-CLINICで販売しているお灸は50個入りです。症状にもよりますが毎日セルフ灸する場合でも1人2個使用するとして、1ヶ月程度持ちます(^^)
通院されている方には、専門スタッフが症状に合わせてお灸を置くツボ、ツボの取り方をレクチャーしますのでお気軽にお問合せください。
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クリニックの定期通院と組み合わせて、お灸や改善セルフケアをすることで、妊娠しやすい体づくりを目指しましょう。
鍼灸漢方科の治療では、タイ人の中医師の先生が体質タイプの診断、治療効果について東洋医学と中医学の用語を使って説明します。そのため、日本語通訳を通してお話ししていただくことがより理解が深まります。
※トンロー院、エカマイ院には鍼灸漢方科の日本語通訳はおりません。
※中医師や通訳者の都合により、上記時間や診察日が急遽変更になる場合がございますのでご了承ください。
なお、J-CLINICでは西洋医学的な不妊症の検査および高度生殖医療は行っておりません。ご希望の方は、J-CLINIC鍼灸漢方科がコラボしているバンコクIVFセンターに相談してみてください。
バンコクIVFセンターでは、人工授精、体外受精、顕微授精、卵子凍結の治療ができ、また日本人コーディネーターの理恵さんがいらっしゃるので日本語でご相談可能です。
理恵さんのブログ「バンコクの不妊治療クリニックで働くコーディネーター日記」では、バンコクの不妊治療事情などについてもわかりやすく書いてあります。
理恵さんのブログ
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