こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
11月5日(日)朝8時30分から1時間、理学療法科のリーダースタッフ向けに勉強会を開催しました。
朝の時間を使って治療の勉強と練習をしています。
今回のテーマは「体の捻れを検査し、その捻れを緩和させる深層筋の手技療法」です。
体の捻れを検査するポイントは、肩甲骨と骨盤です。体に捻れがあると下記のような痛みをを発症することがあります。
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腕の痺れ
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頭痛
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インピンジメント症候郡
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首肩のこり、痛み
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坐骨神経痛
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ヘルニア
体の捻じれを検査する練習
肩甲骨の捻じれの検査
肩甲骨の捻じれを検査しているスタッフ
首肩や腕に痛みがある方で肩甲骨が前後に捻じれている場合が多いです。
骨盤の捻じれの検査
骨盤がねじれていると、膝を曲げて足の長さをチェックした時、左右差が生じます。
骨盤が前後に捻じれていると、腰や足に痛みが出やすいです。
骨盤の捻じれを検査するために股関節の可動域をチェックしてます。
膝の後ろにトリガーポイントがないかチェックしています。膝の後ろに凝りがあると骨盤が捻じれていることがあります。
体の捻じれを緩和する手技療法の練習
捻じれを検査した後は、見つけた捻じれに対して手技療法で治療しました。治療した後は、改善しているか、その変化をチェックします。
肩甲骨の捻じれを改善していくために、背中の筋肉を緩めます。
背中の深層筋(脊柱起立筋)は骨盤にもくっついているので、骨盤が捻れている場合もまずこの筋肉を緩める手技療法を行います。
指、手、肘、体重のかけ方など、効率的に緩めるためには技術が必要です。その技術を習得するためには練習が必要です。
リーダークラスが真剣に基本の練習に取り組んでいるのを見ると心強い気持ちになります。また、彼らの真剣さから、より治療の難しさを理解してきていることも感じ取れます。
治療経験が5年以上になると、この基本の大切さを理解し始めると同時に、いかに真剣になれるかで今後の成長に大きな差が出てきます。
治療の仕事だけでなく、それは日常の挨拶や掃除なども同様です。
私も含め、まだまだ発展途上ではありますが、自己を超えた大義のために自分達の時間とエネルギーを使い、周りに良い影響を与えられる個人、チームになりたいと考えています!
朝練でプロとして時間を有効活用
J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。
J-CLINICが考えるプロフェッショナル
この中のひとつ「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。
朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。短い時間ですが、手の感覚や、知識と経験が豊富なスタッフなので、ポイントを絞って効率よく学ぶことができました。
私たちは毎日20マイル前進です!
J-CLINICの20マイル行進
私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。
(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。
スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。
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