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エコーによる肩関節の検査と腰痛治療の流れを勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

月例勉強会を8月28日午後から開催。理学療法科、鍼灸漢方科、受付スタッフそれぞれが課題に取り組みました。

 

理学療法科

  1. エコーで肩関節を映し出す

  2. 猫背解消トレーニング説明練習

  3. 腰痛治療の一連の流れを練習する

 

1. エコーで肩関節を映し出す

超音波診断装置(以下、エコー)で、肩関節とその周辺にある深層筋(インナーマッスル)を画像に映し出す練習をしました。

 

軟部組織の状態を可視化してより症状の理解を深めます。

 

エコーで肩関節を診る練習をしました。

エコーで肩関節とその周辺の筋肉を映し出します。

 

 

ローテーターカフのイラスト

肩関節周辺には複数の深層筋(インナーマッスル)があります。

 

エコーでは、下記のような怪我をした時にも肩の軟部組織の状態を検査することができます。

 

 

鳥のくちばしのジェスチャーをするスタッフ

ちなみに、こちらは棘上筋をエコーで映し出した画像です。棘上筋は鳥の口ばしのように見えるといわれています🐦

 

 

2. 猫背解消トレーニングの説明練習

猫背姿勢を解消するため菱形筋(りょうけいきん)を鍛える運動と肩甲骨の可動域を広げる運動について、患者様に説明する練習をしました。

菱形筋のイラスト

肩甲骨を背骨に引き寄せる働きを持つのが菱形筋です。

 

菱形筋を鍛えるトレーニングをするスタッフたち

セラバンドで菱形筋を鍛えるトレーニングの指導方法を学ぶスタッフ。

 

治療で症状を改善できても、リハビリやトレーニングの効果や重要性が患者様に伝わらず、相手の習慣を変えることができなければ、再発するもしくは根本治療は実現しません。

 

よりわかりやすい説明ができるように練習しました。

 

2.腰痛治療の一連の流れを練習する

 

前回の勉強会の内容を理解しているか、確認するため筆記テストからスタート。

テストに取り組むスタッフたち

テストに取り組むスタッフたち。

 

その後は、「動きのチェック、手技治療、電気治療、テーピング、サポーター処方」といった腰痛治療の流れを勉強しました。

 

検査

腰痛の検査方法を指導するリーダースタッフ

腰痛の検査方法を指導するリーダースタッフ。腰を沿った状態で、どこに痛みがでるかを検査することで、痛みの原因を考えます。

 

体の左右差のバランスをチェックするスタッフ

足の長さの左右差、体のバランスの左右差をチェックします。体の歪みが原因で腰痛を引き起こすことが多いです。

 

手技治療・電気治療

腰痛の手技治療の練習するスタッフ

腰痛の手技治療。腰痛治療ではまず最初に背中の筋肉を緩めます。

 

脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)という背中の筋肉を手技治療で緩めます。

 

脊柱起立筋の説明イラスト

この脊柱起立筋が固くなり、体幹の可動性が低くなると、体を動かした時の負担が腰にかかりすくなります。

 

テーピングとサポーター

腰痛時のテーピングの仕方について説明するスタッフ

腰痛時のテーピングの仕方とサポーターを処方する時のポイントについて解説するスタッフ。

 

テーピングやサポーターの勉強をするスタッフ

テーピングの貼り方や、サポーターの処方について勉強するスタッフ。

 

鍼灸科

鍼灸科のスタッフは、五十肩の鍼治療の練習をしました。

五十肩の場合、鍼を打つことで緊張していた筋肉が緩み、血液の循環が良くなります。

筋肉が緩み、血流が改善すると筋肉の痛みの軽減し、肩関節の可動域の改善が期待できます。

 

受付スタッフ

 

通訳の勉強をするスタッフ

能力レベル合わせてクラス分けをしたことで、効率良く学ぶことができました。

 

鍼灸漢方科日本語勉強会です、五行など東洋医学の基礎知識について学びました。

 

五行のイラスト

地球にあるあらゆるものは、「木」「火」「土」「金」「水」(もっかどごんすい)の5つの要素から成り立っていると考える思想のことをいいます。東洋医学は五行学説の考えをもとに、カラダの状態や治療、養生法をとりいれています。

 

私も今回、理学療法科の通訳の勉強会のヘルプに入り、体の解剖の説明をタイ語でしました。

 

医療通訳の場合は、日本語を覚えるだけでなく、解剖に関する理解が高まることで通訳の精度があがると感じました。

 

私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。

(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

ミッションとリーダーの集合写真

ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

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