こんにちは、バンコクJ-CLINIC 鍼灸漢方科の中医師ナットです。
今日お話する不妊症のタイプは「痰湿(たんしつ)」。今回も体質診断、また痰湿タイプの方におすすめの食材を紹介します。
鍼灸治療では五臓の働きを整えることにより、妊娠しやすい体に整えていきます。五臓の中でも、不妊症の症状と関係の深いものは肝・脾・腎です。
この3つの臓器を中心に体のバランスを整えることで妊娠する力を高めていきます。
東洋医学では、不妊症のタイプは主に下記5つにわけられます。
それでは、痰湿タイプについて見ていきましょう!
当てはまる項目をチェックしてみてください。
□ むくみやすい
□ 身体が重い
□ 痰が出たり、口が粘る
□ おりものが多い
□ めまいや吐き気がある
□ 車酔いしやすい
□ 尿量が少ない
□ 頭重感がある
いかがでしたでしょうか?当てはまる項目が多い人は痰湿タイプかもしれません。
体に必要な潤いを補う水が何かの原因によって巡りが滞ってむくみになったり、余分な水分や老廃物が溜ったりする状態を「痰湿」と言います。
この痰湿が発生すると冷えが発生したり、中医学的には排卵障害を引き起こす可能性があると言われています。
まず問診で脈診・舌診、ライフスタイル等から体質をチェックします。
効果が出始める治療回数は患者様の体質などにもよって異なりますが、週2回~1回の通院が目安です。
痰湿の方は「身体の水分を排泄して痰を取り除く」食材を中心にとる事がポイントです!
なかでも、日本では試してみたことなかったけど、バンコクで試してみた!という方が多いのが「ハトムギ」かもしれません。
こちらは、私おすすめの薬膳料理レシピです!
「はと麦入りサッパリスープ」(楽食Storyのサイトへ)
よかったら、試してみてくださいね。
特に雨季は痰湿を生みやすいので、普段の食事でも上手く体内の水分量を調整することを心がけましょう。
バンコクにお住まいで鍼灸治療による不妊症治療にご興味のある方は、J-CLINICまでお問合せください(^^)
よくあるご質問ですが、当院には鍼灸漢方科に勤務する日本人鍼灸師はおりません。
鍼灸治療や漢方薬を処方する資格をもった中医師(Traditional Chinese medical doctor)の先生が問診と施術を行います。鍼の打ち方は痛みの少ない日本式をとり入れています。
初めてご来院される方は、基礎体温表や通院中の不妊治療クリニックからの診断書や治療記録などがありましたらご持参ください。
鍼灸漢方科の治療では、タイ人の中医師の先生が体質タイプの診断、治療効果について東洋医学と中医学の用語を使って説明します。そのため、日本語通訳を通してお話ししていただくことがより理解が深まります。
※トンロー院、エカマイ院には鍼灸漢方科の日本語通訳はおりません。
※中医師や通訳者の都合により、上記時間や診察日が急遽変更になる場合がございますのでご了承ください。
なお、J-CLINICでは西洋医学的な不妊症の検査および高度生殖医療は行っておりません。ご希望の方は、J-CLINIC鍼灸漢方科がコラボしているバンコクIVFセンターに相談してみてください。
バンコクIVFセンターでは、人工授精、体外受精、顕微授精、卵子凍結の治療ができ、また日本人コーディネーターの理恵さんがいらっしゃるので日本語でご相談可能です。
理恵さんのブログ「バンコクの不妊治療クリニックで働くコーディネーター日記」では、バンコクの不妊治療事情などについてもわかりやすく書いてあります。
理恵さんのブログ
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セルフケア
プロンポン院(スクンビットソイ31のパクソイRSU Tower4階)
トンロー院(トンローソイ13・ホームプレイスビルディング地下1階)
エカマイ院(スクンビットソイ42・バンコクメディプレックス3階)
理学療法
対象疾患:腰痛、五十肩、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、捻挫、手術後リハビリ、スポーツや事故による怪我など(保険治療をご希望の方はこちらのページをご覧ください。)
鍼灸治療
対象疾患:美容鍼、PMS、不眠、頭痛、不妊、逆子、生理不順、眼精疲労、胃腸系疾患、整形外科疾患、抑うつ、更年期症状など(鍼灸治療は保険は適用外です)