こんにちはバンコクJ-CLINIC理学療法科の丹野です。今回はバレエダンサーの「足首捻挫」のお話です。
Eさん(バレエ歴8年・18歳)は練習中・左足首を捻挫。発表会を3ヶ月後に控えているということで、練習量が増えている時期でした。
Eさんは股関節を開こうとする時、股関節の動きが悪いので膝関節を開くことで股関節を開こうとしていました。膝関節が開くと連動して足首も開きます。足首が開いたままポワントやジャンプの練習をしていたことで、足首に強い負荷がかかり捻挫に至りました。
表層の筋肉の緊張を高電圧の電気で緩めながら、手では届かない深部の筋肉を超音波でほぐすコンビネーション治療をします。
手技治療では、足首周囲の筋肉の緊張をほぐします。施術の後は、患部を固定するテーピングまたはサポーターを処方します。
痛みが落ち着いたところで、専門スタッフが自宅でできるトレーニング、セルフケアを指導します。
今回のEさんの捻挫の原因は左股関節でしたが、他の箇所の関節が硬い、筋力の左右差に問題がある、といったケースもあるので、原因を突き止め根本治療することをお勧めしています。
そして、捻挫をしてしまった場合はすぐアイシングすることを覚えておいてください。アイシングをするとしないとでは、治る早さが違います。
重症の捻挫の場合は靭帯が完全に断裂しているケースも。その場合は、ひどい腫れと大量の皮下出血が伴い、足首や膝の場合は歩行困難になります。その場合も応急処置を行い、できるだけ早く来院してください。
完治までの通院期間は症状によって個人差がありますが目安としては3週間~2ヶ月くらいです。
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