こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
11月11日(土)朝8時30分から1時間、理学療法科の中堅スタッフ向けに勉強会を開催しました。
朝の時間を使って、治療の勉強会をしています。
今回のテーマは「骨盤と股関節の筋肉の左右差のバランスを検査し、手技療法でバランスを整える」です。
体の中心に位置する骨盤・股関節の筋肉のバランスに左右差があると、体に負担がかかるため、腰痛、膝痛などの痛みを引き起こすことがあります。
股関節でこんなお悩みはありませんか?
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股関節を曲げた時の違和感
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股関節を開いた時に片側だけ開きが悪い
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歩行時に股関節が痛い
こういった症状がある方は、骨盤と股関節周辺の筋肉が左右のどちらかだけ硬く、バランスが悪い状態です。
まだ痛みが出ていない方でも、違和感がある場合は、痛みを予防するために筋肉の状態をチェックしてメンテナンス治療することをお勧めします(^^)
さて、朝練の様子です!
骨盤周囲筋と股関節周囲筋との状態を検査
股関節の可動域に左右差がないかチェックしてます。
骨盤と股関節の周辺には、たくさんの筋肉があり、骨盤と股関節を支えています。
向かって左が表層筋、右側が深層筋です。
骨盤同様、股関節も腰から太ももにかけて多くの筋肉に支えられています。これらの筋肉を鍛えて柔軟性を保つことで、痛みの出にくい体になります。
骨盤と股関節に左右差がないか確認するため、足の長さを確認します。
仙腸関節を圧迫して、圧痛や動きの悪さがないかチェックしてます。
体を反って、腰に痛みを感じるか検査しています。仙腸関節に負担がかかっていると片足で荷重をかけて体を反ったときに腰に痛みを感じます。
仙腸関節はこのブルーの部分です。
骨盤の関節が仙腸関節です。
骨盤周囲筋と股関節周囲筋を緩める手技療法
筋肉の左右差のバランスをチェックした後は、硬くなった筋肉を緩めて整えます。
手際よく容態を把握し、治療ポイントを探し、整える練習です。
マッサージガンで硬くなった筋肉を緩める練習。
小殿筋、臀腸腰筋などの筋肉を緩めていく手技練習。
繰り返し練習して治療の勘を育てます(^^)
朝練でプロとして時間を有効活用
J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。
J-CLINICが考えるプロフェッショナル
この中のひとつ「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。
朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。短い時間ですが、手の感覚や、知識と経験が豊富なスタッフなので、ポイントを絞って効率よく学ぶことができました。
私たちは毎日20マイル前進です!
J-CLINICの20マイル行進
私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。
(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。
スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。
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