こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
11月26日(土)は鍼灸漢方科の中医師の先生たちを対象に朝練をしました。
テーマは首回りの鍼治療です。首回りには、頭痛、めまい、自律神経の乱れによる症状(※)、首肩痛の治療に効果的な治療ポイントがあります。
※自律神経の乱れによる症状は身体的なものだと腰痛、肩こり、首こり、関節の痛みに、耳鳴り、慢性疲労、疲れやすい、だるい、倦怠感、胃腸不良、生理不順等、精神的なものですと不安感、不眠、イライラ、落ち込み…等々、その症状は様々です。
鍼治療は筋肉の痛み、また肩や膝などの関節の痛みにも効果があります。
痛みや可動域制限の原因となる筋組織の塊に鍼治療をすることで血流を改善でき、患部に溜まっていた疼痛誘発物質は流れて血行が良くなり、関節、筋肉靭帯の緊張も和らぎ、可動域の改善および痛みの緩和につながるからです。
ただ、そういった痛みの場合、根本治療を目指す方には、当院では鍼治療だけでなく、理学療法と組み合わせた治療を提案しています。
痛みの原因が、患部ではなく、体幹の筋肉の歪みなど他にあるケースが多いからです。
さて、鍼治療の朝練の様子です(^^)
治療ポイントが5mm違うだけで効果が全く違うので、的確に鍼が打てるように繰り返しの練習と細かいチェックがかかせません。
適切な治療ポイントとらえつつ、スピード、手際良く打つことを繰り返し練習しました!
J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。
朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。
私たちは毎日20マイル前進です!
私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。
(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)