膝内側側副靱帯(MCL)損傷の回復期に残る違和感、可動制限に対する治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科
こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
8月31日朝8時30から、理学療法科のアドバンスクラス向けに、「膝内側側副靱帯(MCL)損傷の回復期に残る痛み、違和感、可動制限に対する治療」というテーマ勉強会を開催しました。
J-CLINIC では毎週末、レベルごとにクラス分けをし、テーマを決めて朝8:30から9:30まで治療の勉強と練習をしています。通称「朝練」と呼んでいます。
膝内側側副靱帯損傷とは?
膝内側側副靱帯損傷(MCL:Medial collateral ligament injury)とは、内側側副靭帯という膝の内側の安定性を保っている靭帯が何らかの原因で損傷を受けることです。
膝内側側副靱帯損傷はスポーツ選手に多い怪我です。
また、内側側副靱帯は膝の内側で大腿骨と脛骨を繋いでいるいう特性上、膝の外反(x脚)・脛骨外旋傾向にあって常に内側側副靱帯が伸張される状態にある患者様は治りが悪く、痛みや違和感、可動制限が残りやすいと言われています。
J-CLINICの膝内側側副靱帯損傷治療
靭帯断裂など損傷が激しいと手術が必要になる場合があるので、病院で検査・診察を受けることをお勧めしています。
1.エコー検査
膝内側側副靱帯損傷を疑う場合、J-CLINICのではまずエコー検査を行い靭帯およびその周辺組織を確認します。
2. 電気治療と手技治療
損傷がひどくない場合、J-CLINICでは、電気治療と手技治療で治療することができます。また、病院で手術した後のリハビリとして、通院していただくことができます。
手技療法では、体のバランスや姿勢を改善し膝への負担を軽減させるための治療を行います。
3.サポーターやテーピングの処置
また治療後、靭帯にかかる負担を軽減するためサポートも処方します。
膝内側側副靱帯(MCL)損傷の回復期の治療
さて、今回の勉強会のレポートです。損傷した膝内側側副靱帯の状態が良くなってきたが、痛み、違和感、可動制限が残った場合、どのような検査と手技治療をするのかを確認しました。
その他にも下記ポイントを検査する必要があることも確認しました
- 膝の屈曲伸展の最終可動域でどこに違和感が出るのか
- 立位のアライメント、歩行はどうか
- 非荷重位(寝ている状態)で、膝を構成する大腿骨・膝蓋骨・脛骨が内側側副靱帯に負荷をかけやすいポジションになっていないか
痛み、違和感、可動域が制限されている原因は何かを明らかにして、怪我の完治と再発予防を目指して治療を行います。
J-CLINICのセラピストは患者様に結果の出る治療を提供するため、毎週末の朝練、月例勉強会で治療の勉強&練習、知識をアップデートしています!
私たちは20マイル行進です\(^o^)/
J-CLINICの20マイル行進
私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)
スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。
朝練でプロとして時間を有効活用
J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。
この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。
朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。
朝練でコアバリューを実践
J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。
-
成長と学びを追求して忍耐力を育てよう
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変化を恐れず成長し続ける
J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。
J-CLINICで受診をご検討の方はこちらをご覧ください
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