こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。3月18日に月例勉強会を開催しました。
先月の続き、今回も膝関節の勉強です。
エコー検査で膝関節周囲の軟部組織が見えるようになることで、オスグッド・シュラッター病 、 ジャンパー膝、腸脛靱帯炎、鵞足炎などの診断がより正確になります。
今回は、前十字靭帯と後十字靭帯もみてみました。前十字靭帯は奥の方にある靭帯、後十字靭帯の周りには似たような靭帯があるので、エコーを使って画像に映し出すには、技術が必要です。
※一般的に前十字靭帯の損傷または断裂の診断にはMRI検査を行います(J-CLINICでは、MRIの検査設備はありません)。
整形外科的テストとは、理学的検査とも呼ばれ、道具を使わないで行う徒手検査です、徒手検査は目と手を使って、患部と思われる部位を動かしたり、延ばしたり、患者様に抵抗運動をしてもらいながら、筋肉、神経、靭帯、関節のどこに異常があるのかを医師または施術者の手と目で検査することです。
参考:【整形外科的テスト】肩関節に関するの28のスペシャルテスト
次は、マッサージガンを使った治療の練習です。
五十肩の患者様は腕を上げた時にこの三角筋の部分が痛いと訴える方が多いです。
この後、超音波療法の練習もしました。
筋肉や椎間関節、仙腸関節の異常の有無、ヘルニア、神経症状の有無を確認し腰痛の原因を分析する勉強をしました。
前半は、IBS(過敏性腸症候群)鍼灸治療と漢方薬を用いた治療法について勉強しました。
後半は、中医師の先生が鍼灸科の治療について、理学療法科スタッフや受付スタッフに紹介するコーナーです。
今回のテーマはカッピング療法です。
カップの痕の色別でわかる体質・不調については、こちらの記事へ:カッピングと理学療法で腰と股関節の痛みを治療する|J-CLINIC鍼灸科
治療の分野を超えて知識を増やすことで、患者様のお悩みにベストな提案ができるようにすることが狙いで始めたコーナーです。
私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)
▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)
▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)
Community Service 2023 | J-CLINIC
Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC
Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok