こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
まずは筋膜、筋肉の解剖学から勉強しました。
痛みを取り除くためには深層筋の緊張を緩める必要があるのですが、いきなり強い刺激を深層に与えようとすると、患者さんの体は緊張し、硬直して刺激を拒みます。
症状が悪ければ悪い方ほど、その傾向が強いです。したがって、表層から徐々に緩めていく必要があります。
まず、筋膜の構造について確認しました。
次に筋肉(表層筋、深層筋)について勉強し、緊張を緩める方法を確認しました。
今回練習したテクニックは、MPS症候群の治療でも使われるものです。
この疾患は骨や関節には異常はなく、筋肉や筋膜に痛みの原因があるとされています。
繰り返す動きや激しい運動や加齢による炎症や血行不良により、筋肉を包む筋膜の癒着が起こると言われています。最近では、肩こりや腰痛の原因がこれらの筋肉の癒着によって起こるとも考えられています。
※筋膜の癒着については、CORE FITさんのコラム「筋膜の癒着」ってなに?【保存版】でわかりやすく書かれています。
私たちは緊張した筋肉を手技治療で次の順番で緩めていきます。
この4つを練習しました。
解剖学を学んだ後は、筋膜、表層筋、深層筋を意識しながら、実際に肩と背中の筋肉を緩める練習をしました。
リラックスして患者さんが治療を受けられるように知識の復習と手技療法のテクニックを繰り返し練習することで体の理解を深めます。
スタッフの手技を受けてみると指や手首が固かったり、治療ポイントを絞りきれていなかったり、関節を動かす方向が微妙にずれてたり、幅が小さかったりと細かい改善点がたくさん見つかったのがよかったです。
新人とミドルクラスのスタッフの技術を比較すると、意外と施術の仕方に癖が少ない新人の方が上手くできたりすることもあるので面白いものです。
変な癖がつかないように定期的な技術は欠かせない、という気づきもありました。
短時間の施術で、治療前・治療後の変化をハッキリ出せる治療家育成を目指しています!
J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。
朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。
J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。
そして、私たちは毎日20マイル前進です!
私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)
ビジョンの達成に近道なし!
▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)
▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)
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Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC
Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok
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