こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
12月8日(金)は年内最後の月例勉強会を開催しました。
理学療法科の勉強会のテーマ
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エコー超音波で肩関節を診る練習
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腰と首の症状について説明する練習
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慢性的な首肩の痛みやコリを治療する練習
1. エコー超音波で肩関節を診る練習
肩関節を診る練習をしました。今年は毎月1つの関節にフォーカスしてエコーでみる勉強してきました。
超音波エコーを使って肩関節の画像を診ています。
肩関節周辺には複数の深層筋(インナーマッスル)があります。これらをエコーを使って、検査する練習をしました。
軟部組織の状態を可視化してより症状の理解を深めます。
エコーでは、下記のような肩の怪我をした時にも軟部組織の状態を検査することができます。
2. 患者様の首と腰の症状について説明する練習
タブレットや模型を使って、わかりやすく説明する練習をしました。
下記の症状を持つ患者様がご来院された時に、役立つ説明方法です。
首の症状
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上位交差性症候群(頭や肩が前に出ていて、背中が丸くなる)
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胸郭出口症候群(腕や手が痺れる、肩甲骨周辺の痛む)
腰の症状
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腰椎椎間関節症(腰を後ろに反らすと痛い、椎間関節に炎症がある)
このような痛みや症状は姿勢不良が原因で発症することが多いです。
症状と治療の説明だけでなく、良い姿勢の取り方もアドバイスします。良い姿勢とは、首と腰に負担のかからない姿勢です。
3. 慢性的な首肩の痛みやコリを治療する練習
深層の筋肉を緩める手技治療で効果的な肘の使い方や、超音波治療機の設定の微調整についてなどについて勉強しました。
首肩痛の治療について講義をするスリーダースタッフ。
超音波治療機の設定の微調整、プロープの当て方などを勉強しています。とても細かい内容ですが、これらを習得することで治療効果をあげることができます。
受付&カスタマーサービススタッフの勉強会
2チームにわかれて、理学療法科と鍼灸漢方科の通訳の勉強をしました。
理学療法科の日本人の患者様に対する通訳の練習。肩の症状についてロープレをしながら勉強しました。
鍼灸漢方科の日本語通訳の勉強。どんな治療をしたのか、自宅でできるセルフケアアドバイス等、中医師の先生が治療後に患者様に伝える内容を通訳できるように勉強しました。
当社の月例勉強会は治療スタッフと受付スタッフが全員参加し、チーム毎とレベル毎にわかれて勉強します。
2023年は12回、毎月開催しました!やりきった達成感もある一方、すでに各チームで来年取り組むべき課題も明確になっています。
ビジョンの達成に近道なし!
私たちは年末も20マイル行進です。
J-CLINICの20マイル行進
私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。
(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。
スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。
J-CLINICの勉強会を動画で紹介しています。
先月の月例勉強会の様子です。タイ語ですが、雰囲気は感じていただけるかと思います(^^)
J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic | (5 Minutes Version)
▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)
J-CLINIC’s Study Sessions | Physical Therapy & Acupuncture Clinic (10 Minutes Version)
▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)
J-CLINICの勉強会とイベント2023
J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画
Community Service 2023 | J-CLINIC
Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC
Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok
J-CLINICの勉強会とイベント2022
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