こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
今回のブログでは、2月24日と3月10日に行った、鍼灸科のスタッフを対象にした朝練の様子を紹介します。2月後半~3月の朝練は首の治療です!
まずは、横向きで重なり合う筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋、斜角筋、半棘筋)の筋膜の癒着を手技治療でほぐす練習です。
患者様に横向きの姿勢になってもらうと、セラピストが患者様の上腕骨を自由に動かすことができます。
上腕骨を動かすことで、首周りの筋肉が付着する鎖骨や肋骨、肩甲骨を間接的に動かしながら施術することができるので、柔軟性を失い固くなっている筋肉が把握しやすいのです。
ストレッチを色々な方向にかけることができるで、施術者が治療ポイントに与えられる刺激のバリエーションが増えます。
斜角筋はここです。
鍼を打つポイントは、患者さんを緊張させずに治療ポイントに鍼を打つことです。そのためには、安定した押手を習得することです。
ちなみに押手(おしで)とは、鍼の入っている鍼管を親指と人差し指を使って軽くつまんで立たせている方の手の動きです。
前回の朝練の復習です!
後頭下筋群の特徴は3つ。
つまり、この筋肉が慢性的に筋緊張や機能低下すると、首こり、肩こり、頭痛、めまい、眼精疲労、慢性的な疲労感、自律神経失調症などのトラブルを引き起こしやすくなります。
後頭下筋群は深層部にあります。この筋肉を治療するためには表面の皮膚や筋肉の緊張を緩める必要があります。したがって、手の当て方、頭蓋骨を把持する角度、表層の組織のよけかた、体の使い方などなど、テクニックを習得しなければなりません。
手際よくポイントを捉え、患者さんの体に負担をかけずに効率よく治療できるように、J-CLINICのセラピストは繰り返し治療技術を練習しています。
J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。
朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。
J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。
そして、私たちは毎日20マイル前進です!
私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)
ビジョンの達成に近道なし!
▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)
▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)
Community Service 2023 | J-CLINIC
Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC
Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok