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上位交差性症候群、肩こり、頭痛、手の痺れを治療する手技治療|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

今回のブログでは、2月18日、2月25日、3月9日に実施した朝の練習会について紹介します。2月後半の朝練のテーマは、首肩周りの治療です!

3月9日の朝練:上位交差性症候群の手技治療を練習する

 

ミドルクラスのスタッフ向けに上位交差性症候群の治療の手技練習をしました。

 

上位交差性症候群は、頭や肩が前に出てしまい、背中が丸まっている姿勢のことです。

上位交差性症候群の女性の写真

上位交差性症候群は、猫背の感じです。頭や肩が前に出てしまい、背中が丸まっている姿勢です。この症候群はストレートネックを誘発し、肩こりや頭痛・手の痺れなどの原因になります。

 

 

 

解剖のイラストで見るとこんな感じです。

 

上位交差性症候群の解剖イラスト

緊張して短縮しやすい筋肉グループ(Tight)と、伸ばされて筋力低下しやすい筋肉グループ(Weak)が、Xにクロスした状態で存在し、筋肉バランスの機能障害を起こします。

 

今回は、緊張すると上位交差性症候群になる恐れのある、4つの筋肉を緩める手技治療を練習しました。

  1. 後頭下筋群

  2. 胸鎖乳突筋

  3. 脊柱起立筋(肩甲骨内縁)

  4. 斜角筋

 

朝練の練習風景です。

後頭下筋群の施術を後輩にやってみせる、リーダースタッフ

後頭下筋群の施術の練習です。アドバンスクラスのセラピストが見本を見せます。

 

胸鎖乳突筋の緊張を緩めるための手技練習をするスタッフ

胸鎖乳突筋の筋肉の緊張を緩める練習をしています。

 

脊柱起立筋の筋肉の緊張を緩める練習をしているスタッフ

脊柱起立筋の筋肉の緊張を緩める練習です。

 

これらの練習によって正しい体の使い方を習得し、効率よく治療をします。

 

 

2月18日の朝練:頸部の筋肉を緩めるテクニック手技治療を練習する

 

ベーシッククラスのスタッフ向けの朝練です。首肩の痛み、頭痛、腕の痺れなどに効果的な手技治療を練習しました。

 

頸部周辺の筋肉は重なり合っています。胸鎖乳突筋、僧帽筋、肩甲挙筋、斜角筋、板状筋、半棘筋、後頭下筋群など。

 

それらの筋肉を包む筋膜どうしの滑走が悪くなると、動かしにくさや血行障害を引き起こします。筋膜と筋膜が癒着して、血行不良になることで痛みや痺れを引き起こします。

胸鎖乳突筋と斜角筋の緊張を緩める練習をしています。

 

肩甲挙筋と胸鎖乳突筋のイラスト

肩甲挙筋と胸鎖乳突筋の緊張を治療によって緩めていきます。

 

 

斜角筋のイラスト

前方には斜角筋があります。

 

後頭下筋群の治療の練習です。

 

筋膜と筋膜の癒着をとれように繰り返し練習しました!

 

 

2月25日:後頭下筋群のリリーステクニック!

 

本当に何度も繰り返し練習しているんです…。今回はミドルクラスのスタッフを対象の朝練です。

人体模型を使って、頸部周辺の筋肉の説明をする講師

頸部の筋肉について、模型と解剖アプリを使って確認します。

 

後頭下筋群の特徴は3つ。

  1. 目の動きと関係(眼球運動により収縮)
  2. 姿勢に大きく関与(筋紡錘の密度が高い)
  3. 神経、血管の通り道

 

つまり、この筋肉が慢性的に筋緊張や機能低下すると、首こり、肩こり、頭痛、めまい、眼精疲労、慢性的な疲労感、自律神経失調症などのトラブルを引き起こしやすくなります。

後頭下筋群の緊張を緩める手技練習をするスタッフたち

後頭下筋群の緊張を緩める手技練習をしてます。

 

後頭下筋群のイラスト

後頭下筋群

 

後頭下筋群は深層部にあります。この筋肉を治療するためには表面の皮膚や筋肉の緊張を緩める必要があります。したがって、手の当て方、頭蓋骨を把持する角度、表層の組織のよけかた、体の使い方などなど、テクニックを習得しなければなりません。

 

J-CLINICのスタッフは治療の勘が身につくまで、繰り返し勉強&練習します。

 

学びに終わりなしです。私はこの言葉が好きです。

 

佐藤一斉の名言を書いた画像

「子供のころ(若いころ)にしっかりと勉強しておけば、大人になってから社会にとって重要な仕事をすることが出来る。大人になってからも学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。老年になってなお学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の社会への役立ちは次代の人々によって引き継がれていく」という意味です。(わかりやすい解説が東進ゼミナールのコラムに書いてあったので引用させていただきました

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル

J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー

会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ

ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

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初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

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