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梨状筋症候群の治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

10月28日、月例勉強会を開催しました。理学療法科と鍼灸科の勉強会のテーマは「梨状筋症候群の治療」です。カスタマーサービス&レセプションチームも新規患者様の案内についてロープレで練習しました。

 

 

1.梨状筋症候群の治療法を勉強する


検査(姿勢分析)、動きのチェック、手技療法、電気療法、トレーニング指導を確認しました。

 

1-1. 梨状筋症候群とは?

梨状筋は薄くて筋繊維が少ない割には立っていても歩いていても座っていても負担がかかっている筋肉です。

またこの筋肉の周りには神経が走っていて、梨状筋に柔軟性がなくなったり長い間圧迫を受けていると、骨盤周辺と大腿周囲の痛みを発症し、痺れを引き起こします。

 

梨状筋と坐骨神経の依頼スト

梨状筋と坐骨神経

 

梨状筋症候群を発症するとおしりの外側あたりに痛みが出て、太ももの後ろ側にかけてしびれがでます。

お尻の外側が赤くなっている、腰に手を当てている女性

長く座っていると症状は強くなります。 中腰の姿勢、ゴルフ、長時間の運転など、梨状筋に負担のかかると痛みを感じます。

 

坐骨神経痛と梨状筋症候群の違い

坐骨神経痛と梨状筋症候群は、どちらもお尻の外側と太ももの後ろが側に痛みを引き起こす疾患ですが原因は異なります。

 

  • 坐骨神経痛:坐骨神経が圧迫され、痛みや痺れが生じる
  • 梨状筋症候群:梨状筋が周辺神経を圧迫することによって痛みや痺れが生じる

 

痛みの個所は似ていますが、原因が違うと治療する箇所も異なりますので、正確に判断する必要があります。

 

 

1-2. 梨状筋症候群の検査と治療

梨状筋症候群を発症した患者様のモアレグラフィー画像を見て、姿勢の分析を練習しました。

タブレットの画面を見てセラピスト4人が話をしている

梨状筋症候群を患っている方は、姿勢が内股、ガニ股、前かがみ方が多いです。

 

 

続いて、超音波治療の施術練習。

患者役のスタッフがうつ伏せになっている、一人のセラピストが電気治療器のプローブを患者役のスタッフのお尻に充てている、それを大勢のスタッフが見ている

リーダーセラピストが治療ポイントを説明。硬くなっている筋肉の柔軟性を超音波治療で向上させることで痺れ軽減します。

 

また、梨状筋周辺組織の滑走障害改善する電気治療の方法も勉強しました。

 

次はマッサージガンと手技療法の練習です。

 

患者役のスタッフがうつ伏せで寝ている。一人のセラピストが、そのスタッフのお尻の脇にマッサージガンをあてている

マッサージガンを使って効率よく、梨状筋の緊張を緩めます。

 

梨状筋をストレッチさせながら、手技療法で深層筋に刺激を入れることで、効率良く筋肉の緊張を緩めることを目指して治療します。

 

セラピストがうつ伏せで寝ている人のお尻の下あたりを肘を使って押している

梨状筋症候群に対する手技療法の練習。

 

最後にトレーニング指導の練習です。

腕立ての姿勢をとっているセラピストたち

体幹と梨状筋を連動させて筋力を強化するトレーニング。梨状筋単独ではなく、体幹を一緒に鍛えるとより効果的に鍛えることができます。

 

2. カスタマーサポート&レセプションスタッフの勉強会


患者様により良いサービスを提供するために、ホスピタリティや説明をロープレ形式で練習しました。

 

初めてJ-CLINICに来た日本人の患者様に同意書の内容を説明する練習。

女性が書類の一部を手でさしながら、男性に話をしている

日本人スタッフを相手に説明を練習しています。

 

治療の内容と治療費を説明するロープレ。

女性をパンフレットを見ながら話をしている

ウォークインで初めてJ-CLINICに来た患者様を想定した練習。

 

音声通訳機ポケトークを使った、医療通訳の練習。

音声通訳機ポケトークを手にして話をしている人たち

ポケトークを活用して円滑に会話を運ぶ練習をしました。

 

J-CLINICには日本人の患者様だけではなく、中国、韓国、アラブ、英語圏の方など世界各国・地域の方々治療に来てくださるので、AI音声通訳機「ポケトーク」を活用してます。

 

私たちがポケトークについて取材を受けた時の動画です。

 

ポケトークに関する詳細(特徴、購入場所など)はこちらのワイズさんの記事でご覧ください。

 

今回の月例勉強会もそれぞれのチームが短時間の勉強会で成果を上げられるよう、事前に十分な準備をして、集中して課題に取り組みました!

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像

J-CLINICが考えるプロフェショナル

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー

会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真

タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

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▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

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