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反り腰とスウェイバックの姿勢が引き起こす腰痛について勉強する|J-CLINIC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

3月21日は理学療法科アドバンスクラスのセラピストたちが腰痛が発症する仕組みをより理解するため、自動運動の評価について勉強しました。

 

腰の自動運動の評価とは患者様が自力でできる範囲での腰の動きを評価する検査のことです。具体的には屈曲、伸展、側屈、回旋といった動きを評価しますが、今回は伸展と屈曲にフォーカスしました。

 

腰椎の伸展・屈曲時にかかる負担


腰椎を伸展・屈曲するときに腰を構成しているどの部分(椎間板、椎間関節、筋・筋膜、仙腸関節、椎間孔、脊柱管)にどのような負荷が生じるか確認しました。

 

腰椎の模型をもって、指をさせているセラピスト

伸展動作をした時にどのような負荷がかかるかを模型を使って説明しています。

 

頭蓋骨、頸椎、胸椎、腰椎、骨盤のイラスト

脊椎のイラスト:脊椎と腰痛には密接な関係があります。腰痛の原因の多くは脊椎やその周辺の組織(関節、筋肉、靭帯、神経根、椎間板など)の不調によるものです。

 

女性のセラピストが両手に細長いバネを縦にもって手前に曲げている

バネを使って腰椎にかかる負担を考えてみました。

 

立って、お腹に手を当てて、腰を後ろに反っているセラピスト4人

実際に胸椎、下部腰椎、股関節の一部分に負荷をかけながら伸展動作をしてみてどのような負荷がかかるかやってみました。

 

全ての関節がバランスよく均等に動いている場合は少なく一部分に負担が多くかかっています。それが腰痛や骨の変形の原因となり、下記のような症状を引き起こします。

 

  • 椎間板ヘルニア

  • 椎間関節性腰痛

  • 筋筋膜性疼痛症候群(Myofasial Syndorome)

  • 仙腸関節炎

  • 坐骨神経

  • 脊柱管狭窄症

 

反り腰とスウェイバックの姿勢が引き起こす腰痛


後半はX線検査画像を使いながら、反り腰とスウェイバックの姿勢が引き起こす腰痛について勉強しました。

 

立位の姿勢のイラスト、正常、猫背、そり腰、スウェイバックの4種類がかかれている

スウェイバックとは骨盤が前方に移動し、上半身は後ろ側に倒れ、頭は前に出るといった姿勢です。反り腰と猫背が組み合わさったような状態です。

 

腰痛と背中に痛みを訴えている方のケース。姿勢はスウェイバックです。

首の骨、腰痛4番と5番のレントゲン画像

腰部を撮影したX線検査画像:腰椎5番が前にずれているのがわかります。赤い矢印は軟部組織にかかっている負担を示しています。後ろ側には縮む力が加わり、前側には伸ばされる負荷がかかります。

 

この症状の場合、J-CLINICの治療は電気治療で痛みを緩和し、マッサージで負担のかかっている筋肉の左右差のバランスを整えます。

 

また腹圧を安定させて骨盤のニュートラルなポジションを意識して姿勢をとることが重要なので、トレーニングの指導も行います。

 

腰椎と胸椎のエクササイズ


腰痛を予防するためのエクササイズを練習しました。

 

腰の屈曲と伸展の際に胸椎が動いてない方に指導する胸椎を伸展するエクササイズと、腰椎の伸展の際に腹筋の遠心性収縮のサポートができてない方に指導するトレーニングです。

 

ヨガブロックを膝の下において四つん這いになっているセラピストと仰向けになって膝を折り曲げて膝をお腹の方に向けているスタッフ

効果的な指導するために、セラピストも練習します。

 

問診の際に体のどこが動いてどこが動いてないのかその動きを主導する筋肉とサポートする筋肉のバランスが正常かどうかを評価・分析します。

 

体の動きを正常化させることで、痛みを軽減し骨の変形を防ぐことを目指します。

 

J-CLINICでは痛みの改善だけではなく、患者様の5年後、10年後を見据えて、痛みが再発しないよう良い習慣が身につくようなアドバイスができるよう勉強会などで知識を身に着けています。

 

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像

J-CLINICが考えるプロフェショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー

会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真

タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

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