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膝の痛み、ベーカー嚢腫と膝窩部痛をエコーで検査する|J-CLINIC理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

2025年3月26日に月例勉強会を行いました。下記、各チームで取り組んだテーマです。

 

理学療法科・鍼灸漢方科

  • 膝の痛みの評価方法(歩行分析)

 

理学療法科

  • ベイカー嚢腫と脛骨神経のエコー検査
  • 体幹に動きをつける手技療法

 

鍼灸漢方科

  • ほてりと冷えの症例共有
  • ポケトークを使った美容鍼の日本語通訳の練習

 

膝の痛みの評価方法と歩行分析


膝の痛みの好発部位の触診の練習と非荷重(仰向け)での膝関節の形態評価・可動特性の確認の仕方を練習しました。

膝をまっすぐにして仰向けになっている人、その人の膝の片方を指で指しているセラピスト2人

仰向けの状態で膝の形態評価をしています

 

膝を立てて仰向けになっている人。その人の膝に触っているセラピスト。そのセラピストのとなりで話をしているもう1人のセラピスト

痛みの出やすい部位を触診する練習

 

後半は、膝痛の患者様の時の歩行分析の評価について勉強しました。

紐でつるしたおもりを顔の前でもって立っているセラピスト

重心を高く保ち、高さのエネルギーを前進するエネルギーに変換して関節に負荷の少ない歩行ができます。

 

膝に痛みを抱える方の多くは、立ち方、歩行の際に片側荷重になっているなど改善が必要です。

 

たくさんのセラピストが室内をあるいている

膝に負担をかけない、正しい姿勢で歩く練習をしています。

 

膝関節の良くある症状をエコーで検査する


ベイカー嚢腫と脛骨神経をエコーで検査する練習をしました。

セラピストがうつ伏せになっている人の膝裏にエコー検査のプローブをあてながら、エコー検査装置の画面をみている

膝関節包の炎症や腫れを確認する練習。

 

ベーカー嚢腫とは膝の裏にある関節液を含んだ滑液包が炎症を起こし膨らむことです。

膝の裏側に水のような塊があるイラスト

症状は膝裏の腫れ、違和感、不快感。

 

ベイカー嚢腫の場合、J-CLINICでは超音波治療で炎症を抑え、関節の動きを改善し、膝の負担を軽減する施術を行います。ただし、手術や注射器で関節液を吸引する治療はやっていません。

 

エコー検査装置の画面を9人のセラピストが見ている

検査ポイントについて確認します。

 

脛骨神経もエコーで見てみました。脛骨神経の滑走障害、圧迫、損傷などが原因で膝窩部痛(膝裏の痛み)を引き起こす可能性があります。

下半身のイラストに脛骨神経が書かれている

脛骨神経は坐骨神経から分岐して下腿の裏側、足首の内側を通って足底まで達する末梢神経です。足の裏の感覚やふくらはぎや足の筋肉の運動を支配しています。

 

膝にある膝窩筋と膝窩筋周辺の骨のイラスト

膝窩筋は膝の曲げ伸ばしで使われる筋肉

 

J-CLINICでは脛骨神経の滑走障害が見つかった場合、電気治療で炎症を抑えてマッサージで脛骨神経周辺の筋肉(腓腹筋・膝窩筋)の滑走性を改善させる治療をします。

 

体幹に動きをつける手技療法


動きが悪くなった体幹の筋肉を改善すると、首や肩、股関節、膝、足首にかかる負担が軽減されます。

うつ伏せになっている人の腰をマッサージするセラピスト

エイトストレッチ:体幹を構成する脊柱起立筋と腸腰筋の柔軟性、同時に胸郭と骨盤の可動性を向上させます。

 

首肩の痛み、股関節痛、膝の痛みなど多くの症状で効果がある施術です。

 

 

ほてりと冷えの症例共有


「ほてり・冷え」の症状について勉強しました。

タブレットの画面にイラストと文字が書かれている

今回はAIの機能も使いながら効率よく勉強会の資料を用意しました。

 

ほてり、冷えの患者様の五行の特徴、治療法、セルフケアの方法について情報共有しました。

 

五行のイラスト

五行:地球にあるあらゆるものは、「木」「火」「土」「金」「水」(もっかどごんすい)の5つの要素から成り立っていると考える思想のことをいいます。中国伝統医学は五行学説の考えをもとに、カラダの状態や治療、養生法をとりいれています。

 

次は漢方薬の問診の練習です。

セラピストの1人が話をして、1人がメモをかいている

漢方薬の問診のロープレをしています。

 

先月に引き続き、ポケトークを使った日本語での美容鍼の問診の練習もしました。

女性二人がそれぞれ1台ずつ音声通訳機を手にもっている、一人は通訳機にむかってしゃべっている

日本語話者のスタッフを相手に、AI音声翻訳機を使いながら練習。

 

レセプションチームの勉強会


安定したサービス・ホスピタリティで患者様をご案内するために、カスタマーサービス&レセプションチームも勉強をします。

5人がソファに座って手元の資料を読んでいる、1人が立ってそれをみている

保険業務に関する知識の確認。テスト形式で実施しました。

 

私たちはそれぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供することを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です!

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真

タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

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J-CLINICの勉強会動画

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▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

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