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肩痛、頭痛、腕や手の痺れに効果的な手技治療を練習する|J‐CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

治療スタッフ対象に週末8:30-9:30の1時間、治療の勉強&練習会を開催しています。朝練です!

 

レベル別(新人・ミドル・アドバンス)にクラスを分けて、別日程で開催しています。

 

2024年1月の朝練のテーマは「肩関節周囲の筋肉の緊張を緩めるためのマッサージ」です。

 

 

 

なぜ、肩関節周囲の筋肉を緩める練習をするのか?

姿勢のくずれから肩関節周囲の筋肉が硬くなると、首肩の痛みはもちろん、頭痛、腕や手の痺れ、肩関節の可動域制限の原因となります。手技治療でそれらの緩めることで、これらの症状は改善することが多いです。

 

ただ、肩関節周辺はたくさんの表層筋と深層筋で構成されているため、痛みの原因となっている筋肉を特定して、その筋肉を緩めるということは簡単ではありません。そのため、何度も練習します。

 

 

1月13日(土)新人クラスの朝練

棘上筋、棘下筋、肩甲挙筋を緩める手技練習をしました。

新人クラスに治療を教える講師

 

これらの筋肉は深層筋なので、表層筋を介して刺激を加えなければいけない難しさがあります。

 

肩甲挙筋と胸鎖乳突筋のイラスト

右側が肩甲挙筋です。

ローテーターカフのイラスト

棘上筋と棘下筋は、回旋筋腱板を構成する筋肉の一部です。

 

先輩セラピストに手技を押していてもらう新人スタッフ

棘下筋の緊張を緩める練習をしています。アドバンスクラスのスタッフが技術指導にあたります。

 

肩関節周辺筋を緩める練習をしているスタッフ

棘下筋の筋肉の緊張を緩める練習をしています。

 

セラピストの手のあたりが固かったり、鋭かったりすると、患者さんはその不快さから表層筋を緊張させるので、深層筋まで刺激が届きません。患者様の呼吸に注意しながら、筋肉を緩める練習をします。

 

 

1月14日(土)ミドルクラスの朝練

四十肩、五十肩、インピンジメント症候群などの肩のトラブルの治療で使う手技の技術を練習しました。

ミドルクラスのメンバーが講師の話を聞いている

上腕肩甲関節や方周辺の深層筋の治療をする前に緩めておきたい筋肉のリリーステクニックの練習をしました。

 

 

肩関節の構造

肩関節は、背骨、肋骨、肩甲骨、鎖骨、上腕骨が連動して動いています。

 

これらの骨と関節を繋ぐ繋ぐ周りの筋肉の柔軟性や機能が落ちていると、肩関節の可動域に悪い影響を及ぼします。

 

小胸筋を緩める練習をしているスタッフ

小胸筋を緩めています。小胸筋が固いと、肩甲骨が前に引っ張られ、肩甲骨と上腕骨の位置がずれてしまい、痛みの原因になります。

 

乳突筋と斜角筋を緩め練習をする治療スタッフ

乳突筋と斜角筋を緩めてます。頸椎と肋骨上部と鎖骨を繋いでいるこれらの筋肉の柔軟性がなくなると、肩甲骨、上腕骨の正しいポジションがキープされず、肩関節の動きに伴う鎖骨の動きも阻害し、痛みの原因となります。

 

肩の治療の練習をする治療スタッフ

棘下筋を緩めるトレーニングをしています。

 

ポジション、手のあたり、体の使い方を確認しながら、皮膚の引っ張りや不快な緊張を患者様に感じさせないよう筋肉を緩められるように練習しました。

 

1月21日(土)アドバンスクラスの朝練

四十肩、五十肩などの肩関節拘縮の治療の際に、理解しておきたい解剖学、各テクニックのポイントのを確認しました。

 

肩治療の手技練習をする治療スタッフ

肩甲上腕関節が正しい動きを取り戻すために、肩関節の拘縮が起こるメカニズムを理解し、どの組織にどのような刺激を入れるかを実際に手を動かして練習します。

 

肩治療の手技練習をするスタッフ

小円筋の柔軟性を高める手技治療を練習しています。

 

体の理解を深めながら結果の出せる治療ができるよう、解剖学的な勉強と手技治療のトレーニングを今後も継続します!

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル

J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー

会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ

ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

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▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

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