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椎間関節性腰痛の原因分析と運動療法について勉強する|J-CLINIC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

5月10日理学療法科アドバンスクラスのセラピストは、先週に引き続き椎間関節性の腰痛について勉強しました。

 

前回は、腰椎の椎間関節にかかる負担を分析し、その治療法をテーマに取り上げました。

 

今回は、体のどの部分の機能低下が腰椎関節に対してい負荷かけているのかを分析。その体の機能低下を改善するための運動療法を学びました。

 

分析ポイント

  • 胸椎と上部腰椎の可動性

  • 胸椎の後弯の機能

  • 上部胸椎の伸展機能

  • 上肢と肩甲帯の可動性

  • 腹筋機能

 

 

椎間関節性腰痛の痛みの発生について


椎間関節の周囲にある関節包が、背骨の動きによって挟み込まれたり、炎症を起こしたりすることで、痛みを生じることがあります。

腰椎の模型。椎間関節に青いテーピングを貼っている

椎間関節を包む関節包が腰部の屈曲伸展で伸ばされるイメージをテーピングを使って勉強しました。

 

 

胸椎の機能低下と運動療法


胸椎の可動性の低下について検査し、分析する方法を確認しました。

 

胸椎と上部腰椎の可動性の低下

セラピストがバネをもっている。バネはまがっている

胸椎と上部腰椎の可動性が低下すると、下部腰椎へ負担がかかることをバネを使って勉強しました。

 

頭蓋骨、頸椎、胸椎、腰椎、骨盤のイラスト

脊椎

胸椎の後弯の機能低下している場合の運動療法

四つん這いになって背中を丸めているセラピストとそれを見ている、セラピスト5人

四つん這いの姿勢で背中を丸めて、胸椎に柔軟性をつけるエクササイズ

 

脊椎のイラスト

胸椎の後弯:胸椎部分が後ろに反る状態

 

上部胸椎の伸展機能の低下している場合の運動療法

セラピストがうつ伏せになって、頭をあげて、セラバンドを両手でもってトレーニングをしている

1.セラバンドをつかったエクササイズです

 

セラピストが椅子に座って、膝の間にソフトボールを挟んで、セラバンドを両手にもって首の後ろ側にあげている

2.椅子に座って、セラバンドとソフトボールを使ったエクササイズ

 

セラピストが壁によっかかり両手を上げている

3.壁さえあれば取り組めるエクササイズ。上部胸椎伸展を促します。

 

上肢と肩甲帯の可動性の低下と運動療法


上肢の挙上に伴い腰椎の前弯が強くならないか検査します。

セラピストが両手をあかく上にあげている、そのセラピストの腰をもう一人のセラピストが触っている

上肢と肩甲帯の可動性の低下は、腰椎の前湾を助長し腰椎の椎間関節に負担をかけます。

 

鎖骨、肩甲骨、胸骨、上腕骨のイラスト

肩甲帯:肩甲骨と鎖骨、上腕骨の近位部、胸骨によって構成される複合関節

 

腹筋機能の低下と運動療法


腹筋力の低下も、椎間関節性腰痛の原因の一つです。腹筋群が弱まると体幹が不安定になり腰椎に負担がかかりやすくなります。

腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋のイラスト

腹筋群は体幹の安定、姿勢維持、内臓保護の役割があります。

 

腹筋群の筋力が低下すると椎間関節に過度なストレスが加わると、痛みや炎症がおきます。

 

腹筋機能を向上させる運動療法

仰向けになって左の足だけをまっすぐ上に伸ばしているセラピスト2人

腰椎後弯を維持したまま下肢を挙上させるエクササイズ

 

腰痛は腰そのものに問題がある場合だけでなく、生活習慣や体の使い方の癖などその要因は様々です。そのため、痛みの原因をつきとめて、適切な手技療法、電気療法、運動療法を組み合わせて行うことで効果的な治療を行うことができます。

 

J-CLINICでは痛みの改善だけではなく、患者様の5年後、10年後を見据えた、痛みが再発しない良い習慣が身につくようなアドバイスをセラピストが提案します。

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像

J-CLINICが考えるプロフェショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー

会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真

タイ人マネージャーとリーダーたち

 

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こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

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X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

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