手技治療と鍼治療で深層筋までアプローチする治療技術を練習する|J-CLINIC理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

2025年6月19日に月例勉強会を行いました。今回のテーマは深層筋にまで刺激を届く治療です!

 

深層筋は、体の軸を支え、関節の動きをスムーズにする重要な役割を担っています。体の深部にある筋肉の緊張を緩めることで慢性的な痛みの緩和、姿勢の改善、運動機能の向上など様々な効果が期待できます。

 

手技療法は効果的ではあるものの、セラピストは高い技術が求められ、その習得は簡単ではありません。

 

J-CLINICでは結果の出る治療を提供するためにセラピストたちは技術練習を重ねています。

 

手技療法のテクニックを練習する


今回は首肩、腰、股関節に絞って、深層筋まで刺激を入れて筋肉の硬結を緩める方法、体幹の動きをよくするテクニックにフォーカスして練習しました。

 

アドバンスクラスのセラピストが指導します。

セラピストが他たくさんのセラピストの前で話をしている
骨盤を支える靭帯の柔軟性を確認する方法を説明

 

セラピストが仰向けになっている人のお腹の筋肉を上から押している
腸骨筋を緩めるポイントを確認してます。神経や血管が集まるところなのでゆっくり沈めていきます。

 

腸腰筋のイラスト
腰痛を引き起こしている方でこの筋肉が緊張している方が多いです。

 

セラピストが肩のマッサージをしている。それを見ているたくさんのセラピストたち
首肩周辺の深層筋の治療。関節の重なり合いや、筋肉の起始停止を確認しながら施術をします。

 

セラピストがうつ伏せになったいる人の背中の上部を両手でマッサージしている
肩甲骨の内縁、胸郭の動きをつけています。ここに柔軟性がないと首肩の痛みを誘発しやすくなります。

 

たくさんのセラピストがマッサージの練習をしている
体幹に動きをつける療法。体の筋肉の左右差を整えます。

 

セラピストがうつ伏せになっている人の骨盤のわきあたりをマッサージしている
骨盤、股関節周囲筋を緩めてます。

 

ひたすら練習と実践を繰り返します。

 

鍼による腰痛治療の技術を練習


まずは鍼刺入後に起こる体の生体内の生理学的な反応について勉強しました。

中医師がタオルを指で押している
筋肉に到達するまでに、皮膚、皮下脂肪、筋膜があることを説明してます。

 

筋膜の構造のイラスト
表面から皮膚、筋膜、表層筋、深層筋の順番で組織が層になっています。 深層筋に刺激を入れる前に皮膚、筋膜、表層筋を緩める必要があります。

 

これら理解した上で、患者さんのタイプ(年齢・体質・修復力)によって刺激量を調整しながら施術を行います。

 

次は治療ポイントについて確認します。

中医師が指で骨の模型を指で押している
鍼を入れる角度についてはなしをしています。

 

中医師がうつ伏せになっている人の背中に骨も模型を置いて、背中にペンで印を書いている
鍼の治療ポイントがわかりやすいように、ペンで体表面に骨の位置を書きながら理解を深めます

 

セラピストがうつ伏せになっている人の腰に鍼をうっている
効果的な治療ポイントに鍼を打つ練習

 

J-CLINIC のメンバーはそれぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供することを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です!

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

nbsp;

Omotenashi Service Training 2025 | J-CLINIC Bangkok

What is Omotenashi Service? | J-CLINIC BANGKOK

椎間関節性腰痛の治療の流れをロープレをしながら確認する| J-CLINIC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

理学療法科アドバンスクラスのセラピストは、6月8日「 椎間関節性腰痛の治療の流れをロープレをしながら確認する」をテーマに勉強会をしました。

 

これまで、椎間関節性腰痛の勉強会はこれまで3回やりました。

  1. 腰椎の椎間関節にかかる負担を知り、痛みの原因を分析する
  2. 体のどの部分の機能低下が腰椎関節に負荷をかけているか、その機能低下を改善するための運動療法
  3. 椎間関節性腰痛の原因を突き止めて治療を組み立てる

 

今回はそのまとめです!

 

 

椎間関節性腰痛とは


椎間関節性腰痛とは椎間関節に繰り返される負担や加齢などが原因で痛みを発症。

脊椎の模型
腰を反ったり捻ったりすることで腰椎の椎間関節に負担がかかります。

 

腰椎椎間板と椎間関節を説明するイラスト
腰椎の椎間関節:背骨の曲げ伸ばしやねじれといった動きをスムーズにする関節。

 

 

 

椎間関節由来の腰痛かどうか鑑別する


腰椎の椎間関節に負荷がかかっているか、負荷がかかっている場合は何が原因なのかを細かく検査していきます。

 

患者様の体を検査していると想定して、声をかけながら練習しました。

 

徒手検査

骨盤の動き

セラピストが仰向けになった人の腰を抑えている
骨盤の後傾が随意的にできるか確認

 

仙腸関節の動き

セラピストがうつ伏せになった人の腰の部分をお両手で押している
仙骨の圧迫することで、圧痛や可動性を確認します。

 

仙腸関節のイラスト
仙腸関節:骨盤の関節

 

股関節の動き

セラピストが仰向けになった人の左足の膝を内側に曲げている
股関節と仙腸関節の柔軟性を確認

 

セラピストがうつ伏せになった人の右膝を上に持ち上げている
股関節の伸展制限がないか確認

 

下腿の動き

セラピストが仰向けになった人の左足をまっすぐ上に伸ばしている
下腿の筋肉と神経の柔軟性、および滑走性の確認

 

座り姿勢の分析

セラピストが座っているひとの後ろ姿を撮影している
座り姿勢の分析。動画を撮影して、動きのあるところと動きのないところ、荷重の負担がかかっているところを分析。患者様への説明の仕方も練習します。

 

痛みの原因に合わせた手技治療


分析に基づいて痛みの原因がわかったら、痛みの緩和と体の左右差のバランスを調整する治療をします。

うつ伏せの人を右ひじを使ってマッサージしているセラピスト
手技で胸郭の動きをつけてます。

 

胸郭に動きをつけることで胸椎にも動きが出て、腰椎にかかる負担を減らすことができます。

 

横向きになっている人をマッサージしているセラピスト
腰を支える多裂筋の筋肉を緩めながら椎間関節の動きをつけます

 

仰向けになった人の手を頭の方にひっぱるセラピスト
ストレッチポールで胸郭に伸展の動きをつけます

 

原因に合わせた運動療法を提案


痛みが改善した後は自宅でできるトレーニングとストレッチを指導します。

ピラティスボールを膝の間に挟んで仰向けになっている人をサポートするセラピスト
胸椎の伸展と骨盤の後傾を促すエクササイズ

 

四つん這いになった人を後ろから手でサポートするセラピスト
脊柱の動きをつけながら、頭蓋骨・脊柱・骨盤の連動性を高めるエクササイズ

 

ロープレで流れを確認することで、より理解が深まりました。

 

腰痛は腰そのものに問題がある場合だけでなく、生活習慣や体の使い方の癖などその要因は様々です。そのため、痛みの原因をつきとめて、適切な手技療法、電気療法、運動療法を組み合わせて行うことで効果的な治療を行うことができます。

 

J-CLINICでは痛みの改善だけではなく、患者様の5年後、10年後を見据えた、痛みが再発しない良い習慣が身につくようなアドバイスをセラピストが提案します。

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

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日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

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椎間関節性腰痛の原因を突き止めて治療を組み立てる|J-CLINIC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

5月25日 理学療法科アドバンスクラスのセラピストは過去2回の週末朝の勉強会で椎間関節性腰痛について勉強しました。

 

  1. 腰椎の椎間関節にかかる負担を知り、痛みの原因を分析する
  2. 体のどの部分の機能低下が腰椎関節に負荷をかけているか、その機能低下を改善するための運動療法

 

3回目となる今回は、椎間関節性腰痛の治療の組み立て方について勉強しました。

 

椎間関節性腰痛とは


椎間関節性腰痛とは椎間関節に繰り返される負担や加齢などが原因で痛みを発症。

脊椎の模型
腰を反ったり捻ったりすることで腰椎の椎間関節に負担がかかります。

 

腰椎椎間板と椎間関節を説明するイラスト
腰椎の椎間関節:背骨の曲げ伸ばしやねじれといった動きをスムーズにする関節。

 

 

 

椎間関節由来の腰痛かどうか鑑別する


腰椎の椎間関節に負荷がかかっているか、負荷がかかっている場合は何が原因なのかを細かく検査していきます。

徒手検査

腰椎の動き

相手の腰部をさわっているセラピスト
腰椎の動きを検査。腰痛が椎間関節由来のものかどうかチェックしています。

 

脚長差

うつ伏せに寝ている人の足の長さを確認するセラピスト
脚長差がないか検査します。脚長差があると、骨盤の傾きや姿勢の変化が生じ、椎間関節に負担がかかりやすくなります。

 

仙腸関節の動き

うつ伏せの人の骨盤周辺を押しているセラピスト
仙腸関節の動きを確認。動きが悪い椎間関節に負荷がかかります。

 

仙腸関節のイラスト
仙腸関節は骨盤の関節です。

 

股関節の動き

うつ伏せの人の膝から下を持ち上げて、片方の手で腰部を触っている
股関節の柔軟性や可動域の低下は、腰椎の負担をかけます。また、椎間関節の炎症や痛みが股関節の動きを制限し、さらに腰痛を悪化させることもあります。

 

脊柱から仙骨まで

セラピストがうつ伏せになっている人の腰部と両手で押している
脊柱から仙骨までの柔軟性が不十分だと、椎間関節はもちろん、さまざまなエリアに痛みを引き起こすリスクが上がります。

 

脊椎のイラスト
脊柱と仙骨

 

患者様の体の動きを確認

セラピストがもう一人のセラピストの立っている背中を撮影している
動画で撮影。椎間関節に負担をかける姿勢の取り方や歩き方をしていないか、癖になっていないかなどを確認。課題が見つかった場合は、患者様に改善方法を提案します。

 

 

原因に合わせて、治療を組み立てる


分析に基づいて、痛みの緩和と体の左右差のバランスを調整する治療をします。痛みが改善した後は自宅でできるトレーニングとストレッチを提案をします。

 

多裂筋の緊張によって椎間関節性腰痛を引き起こしている場合は手技療法で緩めます。

横を向いて寝ている人の方を持ち、もう1つの手で腰部を抑えている
多裂筋は、腰椎の椎間関節の安定に重要な役割を担う筋肉です。この筋肉が緊張すると、椎間関節に負担がかかり、腰痛を引き起こすことがあります。

 

多裂筋のイラスト
多裂筋(たれつきん)は体を反る動作や片側に体を倒す際に使う筋肉です。
また、多裂筋も姿勢を維持するためのインナーマッスルでもあります。

 

胸椎の後弯の機能低下によって椎間関節性腰痛を引き起こしている場合は、運動療法を提案します。

セラピストが人にエクササイズを教えている
四つん這いの姿勢で背中を丸めて胸椎に柔軟性をつける運動療法と、頭蓋骨・背骨・骨盤を連動させる運動療法。

 

このような感じで原因に合わせて、治療計画を立てていきます。

 

腰痛は腰そのものに問題がある場合だけでなく、生活習慣や体の使い方の癖などその要因は様々です。そのため、痛みの原因をつきとめて、適切な手技療法、電気療法、運動療法を組み合わせて行うことで効果的な治療を行うことができます。

 

J-CLINICでは痛みの改善だけではなく、患者様の5年後、10年後を見据えた、痛みが再発しない良い習慣が身につくようなアドバイスをセラピストが提案します。

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

 

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J-CLINICの20マイル行進


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J-CLINICが考えるプロフェショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2025 | J-CLINIC Bangkok

 

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捻挫のエコー検査と膝の痛みの治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

2025年5月26日に月例勉強会を行いました。下記、各チームで取り組んだテーマです。

 

理学療法科・鍼灸漢方科

  • 膝周囲の軟部組織の治療

 

理学療法科

  • 捻挫のエコー検査
  • 首肩痛の徒手検査の練習

 

鍼灸漢方科

  • 経路
  • 首、肩、腰の鍼治療の練習

 

膝周囲の軟部組織の滑走性や緊張を改善する


膝の痛みの検査、原因を分析、治療するまでの流れを確認・練習しました。

 

膝窩筋腱炎、膝蓋下脂肪体炎、鵞足炎、変形性膝関節症、ジャンパー膝、ランナー膝など、様々な膝治療で使える知識と技術のおさらいです。

セラピストが膝関節の模型を立ってもって話をしている
膝の屈曲最終域で出る膝窩筋の痛みのメカニズムについて説明。

 

膝にある膝窩筋と膝窩筋周辺の骨のイラスト
膝窩筋は膝の曲げ伸ばしで使われる筋肉

 

エコー検査

痛みを感じとりやすい軟部組織、膝蓋下脂肪体の検査法を確認しました。

一人のセラピスト膝にエコー検査機を操作してプローブを患者役のスタッフの膝にあてている。それを見ている大勢のセラピストたち。
膝蓋下脂肪体の状態をエコーで確認してます

 

膝蓋下脂肪体のイラスト
膝蓋下脂肪体。膝蓋下脂肪体炎はスポーツで膝を酷使した、または打撲などの外傷が原因で膝蓋下脂肪体に炎症が起きる怪我で膝の下のあたりに痛みが出ます。

 

触診の練習

膝周辺の軟部組織を自分の膝で確認していきます。

自分の膝をさわっているセラピストたち
筋肉・靭帯・半月板・脂肪体を別々に触る練習。

 

非重力で膝の形態を検査する

膝関節のお皿の位置はどうか、大腿骨と脛骨の関節のゆるさはないか、脛骨の捻れはないかをチェックします。

 

それぞれの組織が正しい位置にないと、膝関節に負担をかけて痛みがでます。

セラピストが仰向けになった人の膝下を触っている
非重力での膝の形態チェック。脛骨が前に出ていないかチェックしてます

 

仰向けになった人の膝を指で指しているセラピストとそれをみているもう1人のセラピスト
脛骨の位置を確認

 

仰向けになっている人の膝を触るセラピスト
膝蓋骨の位置が正しいか検査します

 

手技治療と電気治療

痛みの原因となっている軟部組織を手技治療と電気治療によって緊張を緩めたり、滑走性を高めたりしながら痛みを緩和していきます。

うつ伏せになった人の右足を持ち上げているセラピスト、それをみている大勢のセラピスト
膝の後ろを走るハムストリング、半腱半膜様筋、腓腹筋、ひらめ筋、膝窩筋のリリーステクニックの勉強

 

うつ伏せになった人の膝裏をさわっているセラピスト
ハムストリング、半腱半膜様筋、腓腹筋、ひらめ筋、膝窩筋のリリーステクニックを実際にやってみます。
セラピストが膝裏に電気治療器のプローブをあてている
超音波・ハイボルテージ治療機を使って硬結を柔らかくする施術の練習

 

捻挫のエコー検査


捻挫のエコー検査の方法を確認しました。

セラピストがタブレットをもって、スクリーンを指座している
足関節捻挫の時のエコー検査のポイントを説明

 

足首にエコー検査機のプローブを当てるセラピストたち
捻挫の時によく損傷する前距腓靭帯をエコーで確認します。

 

足関節の靭帯のイラスト
足関節の主な靱帯として、内側には三角靱帯、外側には前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯があります。

 

足首にエコー検査機のプローブをあてて、その検査画像がスクリーンに映し出されている
エコーで炎症の状態、周囲の血流増加を確認する練習

 

エコー検査機の画面をもって、他のセラピストたちに見せるセラピスト
エコー検査のスクリーンに映し出されたが画像の見方を勉強

 

足関節捻挫の場合、当院ではまず超音波治療で炎症を抑えて、手技治療法で足首周囲の筋肉の緊張をほぐすマッサージをします。施術後はテーピングまたはサポータで足関節を固定します。捻挫は初期治療がとても大切です。時間が経てば経つほど治りが遅くなり、通院期間も長期化してしまいます。

 

首肩の徒手検査の練習


徒手検査とは画像装置や器具を使わずに、患者様の体や動きを触診、観察、評価し、痛みの原因や病態を特定する検査です。

セラピストがペアになって、首や肩の検査をしている
スパーリングテストやジャクソンテスト、ストレッチテストで痺れの有無を確認する練習です。

 

セラピスト3人がが患者役のスタッフ3人の首や頭や腕をさわっている
受付スタッフに患者様になってもらい、検査の時に使う日本語での会話も練習しました。

 

J-CLINICでは効率的な治療を行うために、徒手検査、エコー検査X線検査モアレグラフィー検査で痛みの原因を分析します。

 

 

中医師の勉強会


鍼灸漢方科のセラピストは経路について、また首肩腰の鍼治療の技術トレーニングをしました。

 

経路の勉強

テキストとタブレットをもっている笑顔のセラピストたち
経絡は体のエネルギー(気)や血液が流れる通路のことです。全身に12本の主要な経絡があり、それぞれ特定の臓器と関連しています。経絡に沿って並ぶツボを鍼や灸で刺激することで、体の不調を改善していきます。

 

顔の経路図のイラスト
経路

 

鍼の技術トレーニング

鍼をうつセラピスト
頭蓋骨や骨盤の骨際を狙った鍼の練習。頭痛、耳鳴り、めまい、慢性首肩痛などの症状の改善に効果的な鍼治療です。

 

触診したり、鍼をうつセラピスト
腰に打つ練習もしました。椎間関節性腰痛・筋膜性腰痛・仙腸関節痛の治療です。

 

 

レセプションチームの勉強会


安定したサービス・ホスピタリティで患者様をご案内するために、カスタマーサービス&レセプションチームも勉強をします。

ロープレをするスタッフたち
初めて来た方への治療の説明や電話対応のロープレを練習しました。

 

今回の月例勉強会も各チームが事前準備・予習をして、当日は集中して効率よく勉強することができました。


J-CLINIC のメンバーはそれぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供することを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です!

 

J-CLINICの20マイル行進


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日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

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J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


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初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

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Omotenashi Service Training 2025 | J-CLINIC Bangkok

 

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椎間関節性腰痛の原因分析と運動療法について勉強する|J-CLINIC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

5月10日理学療法科アドバンスクラスのセラピストは、先週に引き続き椎間関節性の腰痛について勉強しました。

 

前回は、腰椎の椎間関節にかかる負担を分析し、その治療法をテーマに取り上げました。

 

今回は、体のどの部分の機能低下が腰椎関節に対してい負荷かけているのかを分析。その体の機能低下を改善するための運動療法を学びました。

 

分析ポイント

  • 胸椎と上部腰椎の可動性

  • 胸椎の後弯の機能

  • 上部胸椎の伸展機能

  • 上肢と肩甲帯の可動性

  • 腹筋機能

 

 

椎間関節性腰痛の痛みの発生について


椎間関節の周囲にある関節包が、背骨の動きによって挟み込まれたり、炎症を起こしたりすることで、痛みを生じることがあります。

腰椎の模型。椎間関節に青いテーピングを貼っている
椎間関節を包む関節包が腰部の屈曲伸展で伸ばされるイメージをテーピングを使って勉強しました。

 

 

胸椎の機能低下と運動療法


胸椎の可動性の低下について検査し、分析する方法を確認しました。

 

胸椎と上部腰椎の可動性の低下

セラピストがバネをもっている。バネはまがっている
胸椎と上部腰椎の可動性が低下すると、下部腰椎へ負担がかかることをバネを使って勉強しました。

 

頭蓋骨、頸椎、胸椎、腰椎、骨盤のイラスト
脊椎

胸椎の後弯の機能低下している場合の運動療法

四つん這いになって背中を丸めているセラピストとそれを見ている、セラピスト5人
四つん這いの姿勢で背中を丸めて、胸椎に柔軟性をつけるエクササイズ

 

脊椎のイラスト
胸椎の後弯:胸椎部分が後ろに反る状態

 

上部胸椎の伸展機能の低下している場合の運動療法

セラピストがうつ伏せになって、頭をあげて、セラバンドを両手でもってトレーニングをしている
1.セラバンドをつかったエクササイズです

 

セラピストが椅子に座って、膝の間にソフトボールを挟んで、セラバンドを両手にもって首の後ろ側にあげている
2.椅子に座って、セラバンドとソフトボールを使ったエクササイズ

 

セラピストが壁によっかかり両手を上げている
3.壁さえあれば取り組めるエクササイズ。上部胸椎伸展を促します。

 

上肢と肩甲帯の可動性の低下と運動療法


上肢の挙上に伴い腰椎の前弯が強くならないか検査します。

セラピストが両手をあかく上にあげている、そのセラピストの腰をもう一人のセラピストが触っている
上肢と肩甲帯の可動性の低下は、腰椎の前湾を助長し腰椎の椎間関節に負担をかけます。

 

鎖骨、肩甲骨、胸骨、上腕骨のイラスト
肩甲帯:肩甲骨と鎖骨、上腕骨の近位部、胸骨によって構成される複合関節

 

腹筋機能の低下と運動療法


腹筋力の低下も、椎間関節性腰痛の原因の一つです。腹筋群が弱まると体幹が不安定になり腰椎に負担がかかりやすくなります。

腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋のイラスト
腹筋群は体幹の安定、姿勢維持、内臓保護の役割があります。

 

腹筋群の筋力が低下すると椎間関節に過度なストレスが加わると、痛みや炎症がおきます。

 

腹筋機能を向上させる運動療法

仰向けになって左の足だけをまっすぐ上に伸ばしているセラピスト2人
腰椎後弯を維持したまま下肢を挙上させるエクササイズ

 

腰痛は腰そのものに問題がある場合だけでなく、生活習慣や体の使い方の癖などその要因は様々です。そのため、痛みの原因をつきとめて、適切な手技療法、電気療法、運動療法を組み合わせて行うことで効果的な治療を行うことができます。

 

J-CLINICでは痛みの改善だけではなく、患者様の5年後、10年後を見据えた、痛みが再発しない良い習慣が身につくようなアドバイスをセラピストが提案します。

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2025 | J-CLINIC Bangkok

What is Omotenashi Service? | J-CLINIC BANGKOK

 

膝痛を抱える方の歩行分析とアキレス腱炎のエコー検査を勉強する|J-CLINIC理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

2025年4月28日に月例勉強会を行いました。下記、各チームで取り組んだテーマです。

 

理学療法科・鍼灸漢方科

  • 膝の痛みの評価方法(動画で歩行分析)

 

理学療法科

  • アキレス腱炎のエコー検査
  • 腰痛の徒手検査の練習

 

鍼灸漢方科

  • 気虚タイプの発熱
  • 首の痛みの徒手検査

 

膝痛を抱える方の歩行分析


膝に痛みを抱える方の多くは、立ち方、歩行の際に片側荷重になっているなど改善が必要です。今回は、動画での歩行分析を勉強しました。

 

3人のセラピストが立っている。一人は自分の膝を指さしている
足のアーチの低下、距骨の位置によって、膝に負担を与えることを説明しています。

 

足首の骨、距骨のイラスト
距骨が歪んだり、ズレたりすると、その上にある膝関節、股関節、骨盤、腰へと歪みが連鎖して、痛みが生じることがあります。

 

歩いているセラピスト2人とそれをみているセラピスト2人
歩行時の接地時と蹴り出し時にフォーカスして歩行分析をします。

 

膝に痛みを抱える患者さんの歩行動画を使って歩行分析をやってみました。

タブレットのスクリーンを見せるセラピスト
膝の内側半月板と内側側副靱帯エリアを痛めて、その痛みをかばって歩いているうちに鵞足と健側の踵まで痛みが広がったという患者様の歩行動画が分析しています。

 

アキレス腱炎のエコー検査


アキレス腱炎の場合のエコー検査の方法を確認・練習しました。

足関節にプローブをあてるセラピストを、エコー検査装置の前に立ち、スクリーンを見ているセラピスト
エコーで炎症の状態、周囲の血流増加などを確認します。

 

足関節部分のイラスト
アキレス腱炎:ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)と、かかとの骨を結ぶアキレス腱に炎症が起きた状態のことです。ジャンプをするスポーツ、陸上選手に多い怪我です。

 

 

セラピストがエコー検査装置のスクリーンを指さしている
検査のポイントについて、理学療法士のPANG先生が解説します。

 

アキレス腱炎の場合、J-CLINICでは超音波治療で炎症を抑え、関節の動きを改善し、アキレス腱と足関節にかかる負担を軽減する施術を行います。

 

腰痛の徒手検査の練習


徒手検査とは画像装置や器具を使わずに、患者様の体や動きを触診、観察、評価し、痛みの原因や病態を特定する検査です。

 

セラピストが仰向けになっている患者役のスタッフの膝を持ち上げている。
SLRテスト(Straight Leg Raising Test)による下肢痛・痺れの有無のチェックと、膝の屈曲で股関節前面のつまりがないかのチェック

 

セラピストが仰向けになっている患者役のスタッフ腰を触っている。
パトリックテストで仙腸関節と股関節周囲の筋肉の柔軟性を確認

 

J-CLINICでは、効率的な治療を行うために、徒手検査、エコー検査X線検査モアレグラフィー検査で痛みの原因を分析します。

 

 

気虚タイプの発熱について勉強する


鍼灸漢方科のセラピストは気虚タイプの方によくある、発熱や悪寒の症例共有をしました。

セラピストが6人座ってタブレットをみたり、メモをとったりしている

 

中国伝統医学において気血津液とは人体の基本的な構成要素であり、生命活動を支える物質です。具体的には、気、血、水の三つを指します。

三角形の先端に気、血、水
気(エネルギー)、血(血液)、津液(体の水分)の3つを指します。この3つバランスは互いに影響を与え合い、不足したり滞ったりすると心身に不調をきたします。

 

今回の勉強会では、気が不足している状態「気虚」にフォーカスして勉強しました。脾の不調により気が作られなくなると発熱が起こります。胃腸が弱い人に多く見られ、疲れると発熱しやすくなります。気虚タイプの方の場合、当院では気を補うための鍼灸や漢方薬による治療をします。

 

また、後半には首の痛み症状の徒手検査、検査の時によく使う日本語についても勉強しました。

 

 

レセプションチームの勉強会


安定したサービス・ホスピタリティで患者様をご案内するために、カスタマーサービス&レセプションチームも勉強をします。

スタッフがロープレをしている
予約対応とウォークインの患者さんの質問に対する受け答えをロープレで練習

 

1人のスタッフが書類を手に持ちながら話をしている、それを3人のスタッフが見ている
新人スタッフ向けに保険の手続きなどの基本業務をレクチャーしています

 

今回の月例勉強会も各チームが事前準備・予習をして、当日は集中して効率よく勉強することができました。


J-CLINIC のメンバーはそれぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供することを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です!

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

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J-CLINICで受診を検討されている方へ


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初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

 

 

J-CLINICの勉強会動画

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Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

おもてなしサービストレーニング 2025 Vol.1 相手を気遣う|J-CLINIC

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

2025年4月28日に「おもてなしサービストレーニング」を開催。

 

当社では、年に2回 H&G Thailand 様のサポートのもとホスピタリティを全体で学ぶ機会を設けています。

 

J-CLINICの研修運営スタッフ6名とH&G社の講師3人
J-CLINICの研修運営スタッフとH&G社の講師方々

 

研修会場のスライドを映し出している。スライドにはおもてなしサービストレーニングとかいている
セラピスト、受付スタッフ、事務スタッフ全員で学びます。

 

おもてなしサービストレーニングの動画です。

Omotenashi Service Training 2025 | J-CLINIC Bangkok

今回のテーマは「相手を気遣う」


日本とタイとのサービスの違いは何だろう?とメンバーで話し合っていました。

 

その時、日本で接客業の経験のあるスタッフが「日本のサービスは相手を気遣っている、それができたらJ-CLINICのサービスがもっとよくなる」と提案。テーマが決まりました。

 

運営スタッフふたりがスライドの前にたっている。スライドには「きづかい」とかいてある
相手を気遣うということについて説明する運営スタッフ。

 

患者様に対してだけではなく、スタッフ同士でもお互いを思いやって行動することでよいシナジーが生まれて、気持ちよく働くことができるという話もしました。

 

4つのステーションでロープレしながら学ぶ


4つのチームに分けて、4つのステーションをつくり、すべてのステーションを回り課題に取り組むというスタイルです。

 

ステーション

  1.  治療室の準備

  2. 受付カウンター

  3. 受付エリアでの患者様のサポート

  4. 予期せぬ状況への対応

 

ロープレやワークショップ形式で取り組むことで、楽しく、飽きないように構成。効率よく進めることができました。

 

各ステーションで患者様にどんな気遣いができるかを考えます。

 

机にすわっている人、書類について説明する人、ペンをもっている人がいる
はじめてJ-CLINICに来た患者様が受付をするときのロープレ

 

小さな紙をもって説明している女性とそれを聞いている3人の女性
患者様がお帰りの際の支払いと次回ご予約のロープレ

 

タオルをたたむセラピストをそれを見ているほかのスタッフたち
治療室のセッティング。患者様が使うタオルの畳み方の確認

 

ティッシュをおっているスタッフとそれを見ているスタッフたち
治療室にある備品の状態にも気を配り、患者様に快適な空間を準備します。

 

腰をおさえて歩く女性とその女性の体を支えながら歩くセラピスト
痛みが強い患者様にどんなサポートが必要かをロープレで確認

 

黒いボードが2枚あり、そこに黄色い文字の書かれたカードが並べてある、それを囲むセラピストたち
痛みで歩行が困難な患者様が来院された時、停電の時、どんなサービスを提供できるかを考えるワークショップ

 

 

また各ステーションには講師、マネージャー、リーダーがいてアドバイスやコメントをしました。

 

後輩スタッフたちも感想や改善点を発表する機会もあるので、全体で理解を深めながら進行することができたのが良かったです。

 

 

J-CLINICのホスピタリティの基本を学ぶ


おもてなしサービスの基本も学びました。

 

J-CLINICは日系企業なので、クリニックに来て下さる各国の方々に日本式のおもてなしを体験してもらいたい。心と体の関係は密接しているので患者様の心も元気にしたいと考えています。

プレゼンテーションのスクリーンの前に立つ男性
挨拶の仕方、声のトーン、表情、ジェスチャーなども良いサービスを提供するうえで重要な要素となります

 

私たちは良い治療を提供するだけでなく、心のこもったホスピタリティ「おもてなしサービス」を提供することを大切にしています。

私たちのビジョン:タイで一番頼りにされるクリニックになる

 

挨拶、笑顔、所作などを練習します。

両手を胸の前で合わせて笑顔で立つ二人の女性
挨拶も手の位置、お辞儀の角度、声を発生するタイミングなどを練習しました。

 

座っていて、笑顔の女性
普段はマスクをしているので、マスクをしてても伝わる笑顔を心掛けています。

 

他にも予約カードの渡し方、ペンの渡し方、遠くと近くを指すときの所作なども確認しました。

 

次回の研修に向けて…


研修終了後、H&Gの講師の方々から感想やアドバイスをいただきました。

ミーティングをする人たち
次のおもてなしサービストレーニングは2025年10月です。

 

H&G タイランドの講師・スタッフの皆様、今回もご指導とサポートありがとうございました!

 

今回の研修も運営スタッフが準備を重ね、指導の仕方に工夫を凝らしていました。回を重ねる毎におもてなしサービストレーニングのクオリティが上がっているのを感じています。

7人のスタッフが笑顔で写真にうつっている
おもてなしサービストレーニングを企画&運営したスタッフ

 

世界中の国と地域の患者様が治療に訪れるバンコクの日系クリニックとして、日本レベルのサービスをバンコクで提供でできるよう、そして、多くのWOW!!を感じてもらいたいです。

 

動画:J-CLINICのおもてなしサービスとは?


研修の様子とJ-CLINICのおもてなしサービスについてスタッフが説明している動画をつくりました。

タイ語の動画なので、下記日本語訳をつけます。

J-CLINICのおもてなしサービスとは?

Q1. なぜ「おもてなし」を学ぶのか?

  • クリニックに来る患者様に日本式のホスピタリティを体験してもらいたい
  • 「良い治療で患者さんの体の痛みを和らげる」だけでなく、信頼のコミュニケーションとサービスで患者さんの心も元気にしたい

 

Q2. J-CLINICの「おもてなし」とは?

  • 見返りを求めない、心のこもった日本的なサービスを提供する
  • 誠実な挨拶とコミュニケーション

 

Q3. 接客する上で大切なことは?

  • 良い接客を理解し実践できているか、正しいかどうかを常に振り返える
  • スタッフ同士が互いの意見を聞き、ベストな接客は何かを話し合う
  • 実際の場面で応用できる受け応えやガイドラインを増やしていく

 

Q4. どのように感覚を鍛えるのか?

  • 五感を通して相手の想像力、感情、期待を感じ取り、相手の反応から分析する
  • 過去の経験から予測する
  • 習慣になるまで継続して行う。経験が蓄積され、誰もが持つ「本能」や「六感」が働き始める

 

Q5. J-CLINICが社会のために実現したいこと

治療に来られるすべての患者様に心も体も元気になってもらう

 

LINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

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椎間関節性腰痛の痛みの原因と治療について勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

4月26日は理学療法科アドバンスクラスのセラピストたちが 椎間関節性の腰痛 ついて勉強しました。

 

椎間関節性の腰痛とは?


椎間関節への繰り返される負担や加齢などによって痛みを発症します。

 

椎間関節とは背骨の一つ一つを繋ぐ関節で、腰を反ったり捻ったりすることで負担がかかります。

椎間関節のイラスト
腰椎の椎間関節:背骨の曲げ伸ばしやねじれといった動きをスムーズにする関節。

 

機能的腰痛(レントゲンなどの画像検査で原因が特定できない腰痛)の3〜4割以上が椎間関節障害に該当すると言われています。

 

 

椎間関節にかかる負担の原因を分析する


椎間関節に加わる負荷は何か、その負荷を助長している原因について勉強しました。

テキストブックを見たり、写真をとったりしているセラピストたち
まずはテキストブックを使って勉強

 

椎間関節性の腰痛を患っている場合、長時間の立ち姿勢、柔らかいベッドでの仰向けが続くなど、腰椎の前弯が強くなる状態が続くと痛みが出やすいです。

 

ベッドから起きて、腰を抑えている女性
マットレスが柔らかすぎると背中とお尻が沈みすぎて、腰椎の前弯が強くなることがあります。

 

椎間関節性腰痛の治療を勉強する


J-CLINICではマッサージと電気治療(ハイボルテージ&超音波)で関節の柔軟性を高め、ストレッチで関節の動きを受けていきます。

 

椎間関節に動きをつける施術によって屈曲伸展をスムーズに行えるようにします。

 

脊椎の模型
椎間関節に動きのつけ方を模型で説明。

 

体を後ろに反りながら腰に手を当てるセラピストたち
まずは自分の椎間関節を触って、関節の動きを確認しました

 

立ってうしろに体を反る人の背中に手を当てるセラピスト
腰を伸展させながら椎間関節に動きをつける練習

 

立ったまま前に体を倒す人の腰に後ろから手をあてるセラピスト
腰の屈曲させながら椎間関節に動きをつける練習

 

マッサージで椎間関節をまたぐ多裂筋の筋肉も緩めます。

多裂筋のイラスト
多裂筋(たれつきん)は体を反る動作や片側に体を倒す際に使う筋肉です。
また、多裂筋も姿勢を維持するためのインナーマッスルでもあります。

 

さらに、痛みが出ている軟部組織に負担をかけている機能的な負荷を運動指導で軽減していきます。

脊椎の模型、椎間関節の部分をテーピングで巻いている
椎間関節にテーピングを巻いて、椎間関節を包む軟部組織をわかりやすく説明

 

J-CLINICでは痛みの改善だけではなく、患者様の5年後、10年後を見据えた、痛みが再発しない良い習慣が身につくようなアドバイスをセラピストが提案します。

 

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側屈と回旋の動きの評価を勉強、腰痛が発症する仕組みを理解する|J-CLINIC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

4月5日は理学療法科アドバンスクラスのセラピストたちが腰痛が発症する仕組みをより理解するため、自動運動の評価について勉強しました。

 

腰の自動運動の評価とは患者様が自力でできる範囲での腰の動きを評価する検査のことです。

 

前回は屈曲と伸展について勉強したので、今回は「側屈と回旋」の動きの評価をテーマに勉強しました。

 

腰椎の側屈・回旋時にかかる負担を検証


腰椎を側屈・回旋するときに腰を構成しているどの部分(椎間板、椎間関節、筋・筋膜、仙腸関節)にどのような負荷が生じるか、動きの評価について勉強しました。

脊椎と骨盤の模型をもっているセラピスト
側屈・回旋の際に脊椎にどのような負荷がかかるかを模型を使って確認

 

腰椎の模型をもって、見ているセラピスト
側屈・回旋の際に腰椎、椎間板にどのような負担がかかるのかを模型を使って確認。側屈の場合は椎間板の横側が圧縮されます。

 

頭蓋骨、頸椎、胸椎、腰椎、骨盤のイラスト
脊椎のイラスト:脊椎と腰痛には密接な関係があります。腰痛の原因の多くは脊椎やその周辺の組織(関節、筋肉、靭帯、神経根、椎間板など)の不調によるものです。

 

セラピストが立って体を横に倒している
実際に側屈・回旋の動きを試して、腰のどこに負担がかかっているかを自分の体で確認

 

前回(屈曲・伸展)の繰り返しになりますが、側屈・回旋の際に全ての関節がバランスよく均等に動いている場合は少なく一部分に負担が多くかかっています。

それが腰痛や骨の変形の原因となり下記のような痛みを引き起こします。

  • 筋・筋膜痛(骨盤の前傾が強い人の場合)
  • 筋・筋膜の繊維化からくる伸長痛
  • 仙腸関節痛
  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間関節性腰痛
  • 仙腸関節痛

 

また下記のような人は側屈・回旋の時に腰痛を発症したりや違和感が出やすいです。臀部や下肢に痛みが放散することもあります。

  • 立っている時や座っている時に片側荷重の人
  • 左右差が出やすいスポーツをやっている人(テニス、ゴルフ、バレー、野球など)

 

 

側屈・回旋の動作で腰に痛みが感じる場合


側屈・回旋の動作で腰に痛みが感じる場合、まず痛みの原因について検査します。

 

体のどこが動いてどこが動いてないのか、その動きを主導する筋肉とサポートする筋肉のバランスが正常かどうかを評価・分析します。

タブレットを見ているセラピスト
モアレグラフィーとレントゲンから患者さんの姿勢を分析してます

 

姿勢に問題がないか、立ち方・座り方・歩き方に癖はないか、背骨が歪んでいないかを分析。痛みの原因を探します。

 

その後は痛みの箇所にはボルテージ&超音波治療で施術し痛みを緩和、手技治療で体のバランスを整えていきます。

 

最後はトレーニングやエクササイズで再発しない体づくりを提案します。

 

セラピストがエクササイズやストレッチをしている
脊椎の機能改善を目的とした運動指導の練習をしました。

 

体の動きを正常化させることで、痛みを軽減し骨の変形を防ぎます。

J-CLINICでは痛みの改善だけではなく、患者様の5年後、10年後を見据えた、痛みが再発しない良い習慣が身につくようなアドバイスをセラピストが提案します。

 

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日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

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会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

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Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

膝の痛み、ベーカー嚢腫と膝窩部痛をエコーで検査する|J-CLINIC理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

2025年3月26日に月例勉強会を行いました。下記、各チームで取り組んだテーマです。

 

理学療法科・鍼灸漢方科

  • 膝の痛みの評価方法(歩行分析)

 

理学療法科

  • ベイカー嚢腫と脛骨神経のエコー検査
  • 体幹に動きをつける手技療法

 

鍼灸漢方科

  • ほてりと冷えの症例共有
  • ポケトークを使った美容鍼の日本語通訳の練習

 

膝の痛みの評価方法と歩行分析


膝の痛みの好発部位の触診の練習と非荷重(仰向け)での膝関節の形態評価・可動特性の確認の仕方を練習しました。

膝をまっすぐにして仰向けになっている人、その人の膝の片方を指で指しているセラピスト2人
仰向けの状態で膝の形態評価をしています

 

膝を立てて仰向けになっている人。その人の膝に触っているセラピスト。そのセラピストのとなりで話をしているもう1人のセラピスト
痛みの出やすい部位を触診する練習

 

後半は、膝痛の患者様の時の歩行分析の評価について勉強しました。

紐でつるしたおもりを顔の前でもって立っているセラピスト
重心を高く保ち、高さのエネルギーを前進するエネルギーに変換して関節に負荷の少ない歩行ができます。

 

膝に痛みを抱える方の多くは、立ち方、歩行の際に片側荷重になっているなど改善が必要です。

 

たくさんのセラピストが室内をあるいている
膝に負担をかけない、正しい姿勢で歩く練習をしています。

 

膝関節の良くある症状をエコーで検査する


ベイカー嚢腫と脛骨神経をエコーで検査する練習をしました。

セラピストがうつ伏せになっている人の膝裏にエコー検査のプローブをあてながら、エコー検査装置の画面をみている
膝関節包の炎症や腫れを確認する練習。

 

ベーカー嚢腫とは膝の裏にある関節液を含んだ滑液包が炎症を起こし膨らむことです。

膝の裏側に水のような塊があるイラスト
症状は膝裏の腫れ、違和感、不快感。

 

ベイカー嚢腫の場合、J-CLINICでは超音波治療で炎症を抑え、関節の動きを改善し、膝の負担を軽減する施術を行います。ただし、手術や注射器で関節液を吸引する治療はやっていません。

 

エコー検査装置の画面を9人のセラピストが見ている
検査ポイントについて確認します。

 

脛骨神経もエコーで見てみました。脛骨神経の滑走障害、圧迫、損傷などが原因で膝窩部痛(膝裏の痛み)を引き起こす可能性があります。

下半身のイラストに脛骨神経が書かれている
脛骨神経は坐骨神経から分岐して下腿の裏側、足首の内側を通って足底まで達する末梢神経です。足の裏の感覚やふくらはぎや足の筋肉の運動を支配しています。

 

膝にある膝窩筋と膝窩筋周辺の骨のイラスト
膝窩筋は膝の曲げ伸ばしで使われる筋肉

 

J-CLINICでは脛骨神経の滑走障害が見つかった場合、電気治療で炎症を抑えてマッサージで脛骨神経周辺の筋肉(腓腹筋・膝窩筋)の滑走性を改善させる治療をします。

 

体幹に動きをつける手技療法


動きが悪くなった体幹の筋肉を改善すると、首や肩、股関節、膝、足首にかかる負担が軽減されます。

うつ伏せになっている人の腰をマッサージするセラピスト
エイトストレッチ:体幹を構成する脊柱起立筋と腸腰筋の柔軟性、同時に胸郭と骨盤の可動性を向上させます。

 

首肩の痛み、股関節痛、膝の痛みなど多くの症状で効果がある施術です。

 

 

ほてりと冷えの症例共有


「ほてり・冷え」の症状について勉強しました。

タブレットの画面にイラストと文字が書かれている
今回はAIの機能も使いながら効率よく勉強会の資料を用意しました。

 

ほてり、冷えの患者様の五行の特徴、治療法、セルフケアの方法について情報共有しました。

 

五行のイラスト
五行:地球にあるあらゆるものは、「木」「火」「土」「金」「水」(もっかどごんすい)の5つの要素から成り立っていると考える思想のことをいいます。中国伝統医学は五行学説の考えをもとに、カラダの状態や治療、養生法をとりいれています。

 

次は漢方薬の問診の練習です。

セラピストの1人が話をして、1人がメモをかいている
漢方薬の問診のロープレをしています。

 

先月に引き続き、ポケトークを使った日本語での美容鍼の問診の練習もしました。

女性二人がそれぞれ1台ずつ音声通訳機を手にもっている、一人は通訳機にむかってしゃべっている
日本語話者のスタッフを相手に、AI音声翻訳機を使いながら練習。

 

レセプションチームの勉強会


安定したサービス・ホスピタリティで患者様をご案内するために、カスタマーサービス&レセプションチームも勉強をします。

5人がソファに座って手元の資料を読んでいる、1人が立ってそれをみている
保険業務に関する知識の確認。テスト形式で実施しました。

 

私たちはそれぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供することを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です!

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

 

 

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反り腰とスウェイバックの姿勢が引き起こす腰痛について勉強する|J-CLINIC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

3月21日は理学療法科アドバンスクラスのセラピストたちが腰痛が発症する仕組みをより理解するため、自動運動の評価について勉強しました。

 

腰の自動運動の評価とは患者様が自力でできる範囲での腰の動きを評価する検査のことです。具体的には屈曲、伸展、側屈、回旋といった動きを評価しますが、今回は伸展と屈曲にフォーカスしました。

 

腰椎の伸展・屈曲時にかかる負担


腰椎を伸展・屈曲するときに腰を構成しているどの部分(椎間板、椎間関節、筋・筋膜、仙腸関節、椎間孔、脊柱管)にどのような負荷が生じるか確認しました。

 

腰椎の模型をもって、指をさせているセラピスト
伸展動作をした時にどのような負荷がかかるかを模型を使って説明しています。

 

頭蓋骨、頸椎、胸椎、腰椎、骨盤のイラスト
脊椎のイラスト:脊椎と腰痛には密接な関係があります。腰痛の原因の多くは脊椎やその周辺の組織(関節、筋肉、靭帯、神経根、椎間板など)の不調によるものです。

 

女性のセラピストが両手に細長いバネを縦にもって手前に曲げている
バネを使って腰椎にかかる負担を考えてみました。

 

立って、お腹に手を当てて、腰を後ろに反っているセラピスト4人
実際に胸椎、下部腰椎、股関節の一部分に負荷をかけながら伸展動作をしてみてどのような負荷がかかるかやってみました。

 

全ての関節がバランスよく均等に動いている場合は少なく一部分に負担が多くかかっています。それが腰痛や骨の変形の原因となり、下記のような症状を引き起こします。

 

  • 椎間板ヘルニア

  • 椎間関節性腰痛

  • 筋筋膜性疼痛症候群(Myofasial Syndorome)

  • 仙腸関節炎

  • 坐骨神経

  • 脊柱管狭窄症

 

反り腰とスウェイバックの姿勢が引き起こす腰痛


後半はX線検査画像を使いながら、反り腰とスウェイバックの姿勢が引き起こす腰痛について勉強しました。

 

立位の姿勢のイラスト、正常、猫背、そり腰、スウェイバックの4種類がかかれている
スウェイバックとは骨盤が前方に移動し、上半身は後ろ側に倒れ、頭は前に出るといった姿勢です。反り腰と猫背が組み合わさったような状態です。

 

腰痛と背中に痛みを訴えている方のケース。姿勢はスウェイバックです。

首の骨、腰痛4番と5番のレントゲン画像
腰部を撮影したX線検査画像:腰椎5番が前にずれているのがわかります。赤い矢印は軟部組織にかかっている負担を示しています。後ろ側には縮む力が加わり、前側には伸ばされる負荷がかかります。

 

この症状の場合、J-CLINICの治療は電気治療で痛みを緩和し、マッサージで負担のかかっている筋肉の左右差のバランスを整えます。

 

また腹圧を安定させて骨盤のニュートラルなポジションを意識して姿勢をとることが重要なので、トレーニングの指導も行います。

 

腰椎と胸椎のエクササイズ


腰痛を予防するためのエクササイズを練習しました。

 

腰の屈曲と伸展の際に胸椎が動いてない方に指導する胸椎を伸展するエクササイズと、腰椎の伸展の際に腹筋の遠心性収縮のサポートができてない方に指導するトレーニングです。

 

ヨガブロックを膝の下において四つん這いになっているセラピストと仰向けになって膝を折り曲げて膝をお腹の方に向けているスタッフ
効果的な指導するために、セラピストも練習します。

 

問診の際に体のどこが動いてどこが動いてないのかその動きを主導する筋肉とサポートする筋肉のバランスが正常かどうかを評価・分析します。

 

体の動きを正常化させることで、痛みを軽減し骨の変形を防ぐことを目指します。

 

J-CLINICでは痛みの改善だけではなく、患者様の5年後、10年後を見据えて、痛みが再発しないよう良い習慣が身につくようなアドバイスができるよう勉強会などで知識を身に着けています。

 

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

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J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

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腰痛を防ぐ座り方は?座位の姿勢分析を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

3月月8日朝に理学療法科アドバンスクラスのセラピストが座位の姿勢分析の勉強をしました。

 

セラピストの理解度を確認するためにまずは筆記テストからスタート。

 

3人の女性が座ってテストを受けている、紙に文字を書いている
腰に痛みが出るタイミングと要因に関するテストに挑戦しているセラピストたち

 

悪い座り方は腰痛や肩こりの原因に


みなさんの座り方はどんな姿勢ですか?

正しい座り姿勢と悪い座り姿勢
正しい座り方は、椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばし、骨盤を立てることを意識して座ります

 

良い座り姿勢の骨盤のイラスト
坐骨に荷重を乗せて腰椎がやや前湾しているのが良い座り方です

 

実際、座り姿勢を意識して生活している方は少なく、座っている時に荷重がかかっているところに痛みが出るケースが非常に多いです。デスクワークの方に腰痛持ちの方が多いのはそのためです。

 

J-CLINCの姿勢評価


腰痛や肩凝りの原因が姿勢にある場合、患者様の姿勢を徹底的に分析して評価します。

 

  • モアレグラフィー検査で背中の筋肉の凹凸を見ます

  • 立ち方、座り方、歩き方の姿勢を動画で撮影して分析

  • X線検査で背骨が歪んでいないかチェック

 

※ J-CLINICではX線検査(レントゲン検査)で背骨の歪みを検査することができます。

 

 

正しい姿勢がとることができない原因が下記のどれなのか、痛みの原因が何なのかを分析します。

  • 原因が柔軟性の低下

  • 正しい姿勢を維持する筋力不足

  • 荷重負荷の偏り

  • 古傷が伸長負荷を受け続けている

 

背骨の人体模型にゴム(セラバンド)巻きつけてひっぱっている
古傷がある軟部組織が伸長負荷を受け続ける状態をセラバンドを使ってみせています

 

当院では、分析結果を元に患者様に正しい姿勢の取り方をアドバイスしています。

 

 

姿勢不良が腰痛を引き起こす仕組み


姿勢不良や背骨が曲がっていると腰痛を引き起こします。例えば、背骨が歪んでいると肩甲背神経に影響を与えます。

 

タブレットで肩甲骨周辺の解剖図を見ているふたり
背骨のSカーブの歪みが肩甲背神経に与える影響を解剖アプリを使って確認

 

肩甲背神経に障害が出ると、肩甲骨周りの筋肉が緊張し、動きに制限がでます。よれによって背中の筋肉に負担がかかり、それによって腰にも過度な負担がかかり腰痛を引き起こします。

 

 

肩甲背神経のイラスト
肩甲背神経は肩と背中の筋肉の運動をコントロールし、動きを伝達する役割を果たす神経です

 

 

腰痛が出やすい座り方の確認


坐骨が椅子に当たる角度を変えながら、腰椎、椎間板、椎間関節に負担のかかりにくい良い姿勢と負担のかかりやすい悪い姿勢の違いを勉強しました。

 

背中をまるめて椅子にすわっている人
腰痛を発症しやすい悪い姿勢

 

3人が背筋を伸ばしてすわっている
良い姿勢

 

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

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この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

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J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

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膝の痛みの評価法と五十肩のエコー検査法を勉強する|J-CLINIC理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

2025年2月の月例勉強会を行いました。下記、各チームで取り組んだテーマです。

 

理学療法科・鍼灸漢方科

  • 膝の痛みの評価方法

理学療法科

  • 肩関節をエコーで検査する
  • 腰痛改善のマッサージの練習

鍼灸漢方科

  • パニック障害と自律神経失調症の症例共有
  • ポケトークを使った美容鍼の日本語通訳の練習

 

膝の痛みの評価方法


1月の勉強会の続きで、今回も合同勉強会のテーマは膝です。まずは、エコー検査装置で膝の周辺の軟部組織について詳しく見ていきました。

 

エコー検査装置を使って確認

エコー検査装置を操作する二人のセラピスト
エコーで膝の屈伸時に脂肪体がどのように動くか確認。

 

非荷重の状態で膝の痛みを評価

非荷重(仰向け)での膝関節の形態評価、可動特性を確認します。

膝関節の模型をもって立つセラピストと、患者役の膝下に手を当てるセラピスト
大腿骨は内旋してないか、膝蓋骨の位置はどうか、脛骨が外旋してないか、膝関節の靱帯が緩くなってないか、正常な方の膝と比較しながら検査します。

 

寝ている人の膝を触るセラピスト二人
仰向けの状態で膝蓋腱の長さの確認

 

仰向けになった人の膝を触るセラピストとそれを見ているセラピスト
脛骨が前方変異してないか確認

 

セラピスト全員で膝周囲の軟部組織の触診の練習。

自分の膝を触診するたくさんのセラピストたち
自分の膝を使って、確認します。

 

解剖の図を見ながら触診の練習をするセラピスト
先輩が後輩スタッフに触診の仕方を指導。解剖図を見ながら実際に触ってみます。

 

立っている状態で膝の痛みを評価

次は、立位アライアメント評価です。

立っている人のかかとを触るセラピスト二人
立っている時の膝蓋骨の向きはどうか、距骨のポジションはどうなっているかなど、前側と後側で確認します。

 

肩関節のエコー検査


理学療法士Pang先生の指導のもと、肩周囲軟部組織のエコー検査のポイントを確認しました

 

エコー検査装置のスクリーンを見つめるセラピストたち
肩関節包の状態を確認しています。

 

例えば五十肩の患者様の場合、関節包は縮んでいます。

肩の関節包のイラスト。正常な関節包と五十肩で収縮した関節包の比較
肩の関節包のイラスト。正常な関節包と五十肩で収縮した関節包の比較。

 

エコー検査装置のスクリーンを操作する二人のセラピストとプローブを患者役の人の脇下にあてるセラピスト
エコー検査装置に映し出された関節包の状態を見ながら、検査のポイントについて確認しました。

 

腰痛改善のためのマッサージの練習


アドバンス&ミドルクラスのセラピストが後輩に指導する形で進めました。

話をするセラピストとそれを見ているセラピスト二人
マッサージのポイント説明しています。

 

うつ伏せになっている人の背中をマッサージするセラピストとそれを見ているセラピストたち
ミドルクラスのスタッフが脊柱起立筋のマッサージの見本を見せます。

 

脊柱起立筋の説明イラスト
脊柱起立筋:この背中の筋肉が固くなり、体幹の可動性が低くなると、体を動かした時の負担が腰にかかりすくなります。

 

うつ伏せになっている人の背中をマッサージするセラピスト そのセラピストの手をもって指導するもう1人のセラピスト
肘を使って背中のインナーマッスルを効率よくマッサージする方法を練習しています。

 

鍼灸漢方科の症例共有


パニック障害や自律神経失調症の症例を共有しました。

すわって話をしている7人のセラピスト
鍼灸漢方科のセラピストたち

 

パニック障害や自律神経失調症の患者様の五行の特徴について、またそれに対する治療法とセルフケアの方法について情報共有しました。

 

五行のイラスト
五行:地球にあるあらゆるものは、「木」「火」「土」「金」「水」(もっかどごんすい)の5つの要素から成り立っていると考える思想のことをいいます。中国伝統医学は五行学説の考えをもとに、カラダの状態や治療、養生法をとりいれています。

 

音声通訳機を使って美容鍼の日本語通訳をする


難しい医療用語も使いながら、音声通訳機ポケトークを使って美容鍼の通訳をする練習をしました。

ボケトークを両手でもってそのスクリーンを他の2人に見せている人
日本語話者のレセプションスタッフと中医師の先生がポケトークを使いながら、患者様とコミュニケーションをとる練習をしています。

 

ポケトークを両手でもっているそのスクリーンを見ている人と、それを見ている人
ポケトークを使いこなすセラピスト。ポケトークは通訳の現場以外にも、日本語の勉強ツールとしても活用しています。

 

J-CLINICでは治療だけではなく、患者様への丁寧な説明を通して、信頼のおけるコミュニケーションを患者様とすることを心掛けています。

 

 


 

今回もメンバーそれぞれが準備や予習をしてこの勉強会に臨みました!

 

指導する側も指導される側もよい刺激を与えあい、互いに高め合ってあうのがJ-CLINICの勉強会の良いところ\(^o^)/

 

それぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供していきたいです。

 

私たちは20マイル行進です!

 

J-CLINICの20マイル行進


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日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

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椎間板ヘルニアなど 腰痛の整形外科的テストについて勉強する|J-CLINIC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

2月9日朝に理学療法科アドバンスクラスのセラピストが腰痛の問診方法について勉強しました。

 

仰向けで寝ながら背骨の模型をもっているセラピストそれを見てる二人のセラピスト、立って両手を肩幅くらいに広げているセラピスト
腰周囲の軟部組織の異常を鑑別します。腰周囲の軟部組織とは皮膚、筋肉 、神経、靭帯、椎間関節、仙腸関節 、椎間孔(神経根) 、椎間板のことです。

 

整形外科的テストをすることで、軟部組織をより細かく鑑別し痛みの原因を探ります。

 

対象疾患


下記のような症状の患者様の問診をする練習をしました。

  • 筋筋膜性腰痛

  • 椎間関節痛

  • 仙腸関節痛

立ち上がろうとしている男性。左手で痛そうに腰をおさえて、右手でソファの肘おきを抑えている。
腰痛と一言でいっても、原因、痛みが発生している場所は様々です。

ただし、椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症の場合は、感覚障害(感じない)、力が入らないといった症状が出てない場合のみ理学療法治療の対象となります。

 

 

腰痛の時の整形外科的テスト


整形外科的テストを各種勉強しました。

  • Kemp テスト

  • FNS テスト

  • Newton テスト

  • SLR テスト

  • Patrick テスト

 

自分がモデルになったり、模型を使ったりしながら検査法を確認します。

 

Kmpテスト

筋肉、椎間関節、椎間孔、仙腸関節に刺激を与え異常がないか確認してます。

背骨と骨盤の模型をもっているセラピスト、腰を後にそらしているセラピストとそれを支えているセラピスト
Kmpテスト

 

腰部の動きに伴う椎間板、椎間関節にかかる負荷を模型をつかってイメージします。

 

4人のセラピストが話をしている。背骨のもけいをみながら
Kmpテスト

 

椎間孔が狭まる角度、椎間板を圧縮できる角度など、教科書だけでは学べない内容を体で覚えていきます。

 

Fnsテスト

股関節前面の軟部組織(皮膚・筋肉・神経・血管)を伸ばし、後部の仙腸関節には圧縮の負荷をかけています。異常があると患者様は痛みや張りを感じます。

Fnsテスト

 

角度を変えたり、少し方向を変えるだけで多くの軟部組織に対して刺激を入れられることを学びます。

 

Newton テスト

股関節前面の軟部組織(皮膚・筋肉・神経・血管)を伸ばし、後部の仙腸関節には圧縮の負荷をかけています。異常があると痛みや張りを伴います。

1人のセラピストがうつ伏せでねている、3人のセラピストがたって話をしている
Newtonテスト

 

整形外科テストをした時に感じる感覚を想像します。皮膚が突っ張る、筋肉が伸ばされる、筋肉が伸びない、靭帯が伸ばされる、関節がぶつかる、圧縮した感覚、皮膚・筋肉・靭帯がたわむなど感覚は多種あります。

SLRテスト

骨盤と下腿後方の軟部組織(筋肉、靭帯、神経)を伸ばし、椎間板前方に圧縮負荷を加えてます。角度を変え、感じ方にどのような違いがあるか確認してます。

背骨と骨盤の模型をもっているセラピスト、寝ながら仰向けで左足をまっすぐ上に伸ばしているセラピストとその左足を支えているセラピスト
SLRテスト

 

Patrick テスト

仙腸関節に異常がないか確認します。内側の仙腸靭帯に伸長負荷を加え、後ろ側の仙腸関節に圧縮負荷を加えてます。

Patrick テスト

 

 

感覚を研ぎすまし、想像力を換気させ、朝から脳がフル回転! 教科書を読み込み、そこから自分達の感覚や想像力を使いながら実践する勉強会はとても有意義です。

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

膝の触診法を練習!ランナー膝、ジャンパー膝、鵞足炎治療の理解を深める|J-CLINIC理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。2025年1月の月例勉強会を行いました。

 

理学療法科・鍼灸漢方科

  • 膝の触診の練習

 

理学療法科

  • エコー検査で肩関節を診る
  • 背中のマッサージの練習

 

鍼灸漢方科

  • 首の痛み、コリをとる鍼治療の練習
  • 漢方薬で患者様からよくある質問を確認
  • 美容鍼の日本語通訳の練習

 

膝の触診の練習


膝の触診方法について、アドバンスクラスメンバーが指導しました。

 

エコー検査のプローブを膝にあてるセラピスト、モニターをみるそのた大勢のセラピスト
エコーで膝の屈曲伸展に伴う脂肪体の動きを確認

 

膝周囲の軟部組織の触診の方法を確認しました。

 

うつ伏せになっている人の膝の後ろを触るセラピストとそれを見ている大勢のセラピスト
膝を後ろ側から触診。膝窩筋と腓腹筋の触り方を説明しています。

 

実際に膝を前後・内外側からそれそれの組織を触診してみました。

 

膝周囲の軟部組織

  • 前面:大腿四頭筋、膝蓋靭帯、膝蓋下脂肪体

  • 後面:腓腹筋、膝窩筋筋腹、PLS(膝関節後外側支持機構)、膝窩脂肪体

  • 内側:内側側副靱帯、半膜様筋付着部、鵞足、半月板

  • 外側:外側側副靱帯、膝窩筋起始部、腸脛靭帯、大腿二頭筋長頭短頭、外側広筋

 

ランナー膝、ジャンパー膝、鵞足炎変形性膝関節症など膝周囲の痛みを引き起こす症状を鑑別をする際にこれらの組織と部位の触診が必要不可欠です。

 

膝関節の模型を手にもって、模型を指さしながら話しているセラピスト
膝関節の模型にスライムを入れて、膝の脂肪体について説明しています。

 

的確な治療をするためには、触診技術を高めることが肝となります。

 

大勢のセラピストが膝を触っている
自分の膝を使って触察しています

 

エコー検査で肩関節を診る


エコー検査で肩関節とその周辺組織を診る練習。インピンジメント症候群拘縮肩(五十肩)といった肩のよくある症状の検査方法を確認しました。

 

セラピストがエコーのプローブをもって、もう1人の人の方にあてながらスクリーンをみている
上腕二頭筋腱を動態撮影しています

 

1人のセラピストが方にエコーのプローブを当てている、他3名のセラピストが画面を見ている
肩周辺の軟部組織をエコーで映し出して、それを見ながら理解を深めました

 

背中のマッサージの練習


体幹を支える背中の筋肉の柔軟性をつける手技治療の練習をしました。

8人のセラピストが立って、輪になって話をしている
中堅クラスがベーシッククラスに起立筋の手技の指導に挑戦

 

脊柱起立筋の緊張は頭痛、首肩の痛み、肩関節、股関節周囲の痛み、腰痛などを引き起こします。

 

請求起立筋のイラスト
脊柱起立筋:この筋肉固くなり、体幹の可動性が低くなると、体を動かした時の負担が腰にかかりやすくなります。

 

普段自分がやっている治療技術を後輩に言語化して伝えることで、指導する側も理解が深まります。

 

マッサージをするセラピスト、それを見て指導をしているセラピスト
体重ののせ方(軸圧),手首の使い方を指導

 

マッサージをするセラピスト、それを見て話をしている男性
アドバンスクラスがミドルクラスが指導で教えきれないところをサポートします

 

首の痛み、コリをとる鍼治療の練習


首の骨際に鍼を打つ練習をしました。

うつ伏せになっている人が2人、その2人の首に鍼をうっているセラピストが2人いる
鍼の技術練習

 

骨際周辺の筋肉にあるトリガーポイントは、頭痛、耳鳴り、慢性的な首肩の凝りの原因となります。

 

うつ伏せになっている人、その人のくびの後ろに鍼をうっているセラピスト
鍼の技術練習

 

短い時間で効果的な鍼治療を追求します!

漢方薬で患者様からよくある質問を確認


漢方薬の知識を確認する勉強会です。

座って話をしているセラピスト2人
患者様からある漢方薬のよくある質問を確認、テストをしている

 

先輩スタッフが後輩を指導する形で進めました。

 

美容鍼の日本語通訳の練習


日本語通訳スタッフと鍼灸科のセラピストが一緒に、美容鍼の患者様の問診の練習をしました。

1人が紙にかかれた文章を見ている、1人その話を聞いていて、もう一人はポケトークを手にもっている
セラピストが美容鍼の治療についてポケトークを使ってする練習

 

通訳が難しいところはAI音声通訳機「ポケトーク」も活用しながら、患者様にわかりやすく説明することを心がけます。

 

2人の女性が話をしている
患者様に美容鍼の効果について日本語で説明する練習をしています。

 


 

アドバンス、ミドル、ベーシッククラスのそれぞれのメンバーが、準備や予習をしてこの勉強会に臨んだことが感じられました。

 

指導する側も指導される側もよい刺激を与えあい、互いに高め合ってあうのがJ-CLINICの勉強会の良いところ\(^o^)/

 

それぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供していきたいです。

 

私たちは20マイル行進です!

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

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J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

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足とお尻の痛みが伴う腰痛について勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

1月25日朝に理学療法科アドバンスクラスのセラピストが腰痛の問診方法について勉強しました。

 

腰痛とともに併発されている痛みは?


腰痛の患者さんを診る場合、腰が痛いのか、下肢痛や殿部痛も併発しているのかを確認します。痛みの出方によって理解と治療の組み立てが変わってきます。

 

痛みの箇所を確認しながら、下記可能性を考慮にいれて鑑別していきます。

  1. 神経根を含めた脊柱管内で生じる症状

  2. 仙腸関節、下部腰椎の椎間関節障害

  3. 臀部の筋肉、筋間の障害

  4. 皮神経の滑走障害

 

模型を使いながら一つずつ確認していきました。

 

背骨の模型
神経根の圧迫は、下肢痛・下肢の痺れを引き起こすが、腰痛は併発しないデータがあることを話しています。腰痛と下肢痛が混合する場合は、分けて考える必要があります。

 

背骨の模型
ヘルニアが神経根を圧迫することを模型を使って確認。

 

背骨と骨盤の模型がベッドの上においてある
FNSテスト(大腿神経ストレッチ)で大腿神経と共に股関節前面の軟部組織(筋肉・皮膚・血管)が伸ばされることを模型を使って勉強しました。

 

セラバンドを伸ばしている人をそれを見ている人
バネを坐骨神経痛に見立てて説明。筋肉ほど柔軟性はないが神経も柔軟性を持ち合わせていることを勉強しました。

 

いつ痛みを感じるのか、痛みが楽になるときはあるのか、それは朝か夜なのか、動きはじめか、同じ動作を繰り返した後なのか、痛みの出るタイミングについても患者様に細かくヒアリングします。

 

痛みの原因が何なのかを明らかにするため、わかりやすく質問し、患者さんのお話に集中します。先入観を持たずに聞くことがポイントです。

 

ノートを手にして、タブレットを膝においたセラピストがタブレットの画面を見ている
腰痛の問診で患者様にヒアリングする項目を確認しています。

 

腰痛を改善するためのマッサージの練習


後半は腰痛治療に効果的な手技治療の練習をしました。

 

骨盤の左右差のバランスを整えるために、骨盤周辺の筋肉を緩めていきます。

セラピストがうつ伏せになっている人の腰を持っている
骨盤の左右のバランスを確認

 

体の中心にある骨盤の左右のバランスが悪いと腰の筋肉に負担がかかり、腰痛を引き起こします。

 

セラピストがうつ伏せにねている人の腰に手をあてている
上後腸骨棘と仙骨際のトリガーポイントのリリーステクニックの練習
骨盤のイラスト
仙骨と上後腸骨棘

 

セラピストがうつ伏せになっている人の骨盤のまわりをマッサージしている
大臀筋、中臀筋、小臀筋、梨状筋などの骨盤周辺の筋肉を緩めています

 

体重を治療ポイントに乗せる体の使い方、手の当て方、手首の動かし方など基本を繰り返し練習しました。

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください(^^)

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

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私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

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この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

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腰痛の原因と基本の手技治療を勉強する|J-CLINICの理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

さて、2025年も週末朝のセラピストの勉強会を継続していきます!(通称、J-CLINIC の朝練)

 

2025年前半の朝練は腰痛治療がテーマ。下記、1月5日に開催した朝練のレポートです。

 

今回は下記3つについて勉強しました。

  1. どの組織が原因で痛みが発生しているのか?

  2. どうして痛みが出ているのか?

  3. その痛みをどう改善するのか?

セラピストが教科書と模型、セラバンドを見ている
腰痛の原因となりうる筋肉の滑走性の悪さをゴムとタオルで表現しています。

 

腰痛の原因は腰を構成する組織


 

腰痛とはそもそも何なのか?

 

腰痛は、腰を構成する何らかの組織(骨、関節、筋肉、靭帯、椎間板、神経、皮膚など)が原因で痛みが発生します。

立ち上がろうとしている男性。左手で痛そうに腰をおさえて、右手でソファの肘おきを抑えている。
デスクワークで腰が痛い、朝起きたら腰が痛い、重い荷物をもったら腰が痛くなったなどその原因は様々です。

 

レントゲンやMRI画像に異常がなくても腰痛を訴える人は非常に多いです。

 

セラピストは施術によって痛みを発生させている組織およびその組織への負担を改善させることを目指します。

セラピストが人の背中にマッサージをしている
腰痛治療の手技治療をするセラピスト

 

器質的な異常と機能的異常を鑑別する


中高年になると、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折など外傷なく発生した加齢的変化が痛みがなくても発見されることも多く、器質的な異常が痛みとイコールではないことがあります。

 

器質的な異常があっても機能的な異常がないか一つ一つ確認する流れが不可欠です。

 

もちろん、器質的な異常(骨の構造上の異常)の有無の検査をしてから治療を開始するのが理想的です。

 

J-CLINICエカマイ院では2025年2月中旬からX線検査ができるようになるので、骨の構造上の異常がないかを確認することができます。

 

多裂筋の緊張を緩める手技練習


背骨の際にある多裂筋を手技治療で緩める練習をしました。

背中の手技治療を練習する3人のセラピスト
セラピストにとっては基本の治療でこれまでも何度となく、練習と実践を繰り返していますが、朝練で技術を確認しました。

 

多裂筋の緊張を改善することで腰痛治療の成功率を左右します。

 

多裂筋のイラスト
多裂筋(たれつきん)は体を反る動作や片側に体を倒す際に使う筋肉です。また、多裂筋も姿勢を維持するためのインナーマッスルでもあります。

 

背中のマッサージをする2人のセラピスト
10年くらいのキャリアがあるセラピストでも繰り返し練習します。

 

ベテランスタッフでもこの基本の大切さを理解し、真剣になれるかで成長に大きな差が出ます。

 

それは、治療技術だけではなく、日ごろの挨拶や掃除などの基本ができているか、真剣に誠実に取り組むことができるかどうかも同じです。

 

私も含め、まだまだ発展途上\(^^)/なんです。

 

2025年も自己を超えた大義のために自分達の時間とエネルギーを使い、周りに良い影響を与えられる個人、チームになりたいです。

 

そして、バンコク在住の患者さんの痛みや不安を取り除けるように社員一同努力を続けます。朝練はそのための活動の1つです。

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

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膝が伸びない、曲げづらい時の治療法について勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

12月8日の朝8時30分から、理学療法科のアドバンスクラス向けに「膝の伸展制限・屈曲制限の治療法」をテーマに勉強しました。

 

 

2024年は朝練で膝治療について勉強


2024年最後のアドバンスクラスの朝練(勉強&練習会)でした。膝の治療をテーマにした朝練は4月から9ケ月間、月2回やってきました。

 

3人の男性、6人の女性の写真。人体模型をもっている人もいる。みんな笑顔。
アドバンスクラスのスタッフたち✨

 

新しく勉強することも多くて最初は知識と技術が追いつかなかったですが、9ケ月経った今は理解が深まりました。また、手技治療の際の体の使い方も良くなってきました。

 

まだまだ勉強&練習することはありますが、2024年分はやり切った感じです!

 

 

膝の伸展制限・屈曲制限に対する手技治療


まず、膝の伸展制限や屈曲制限がある患者様にはどんな特徴があるのか、実際の患者様の症例について共有しました。

話をする男性とそれを横で聞いている女性
自分が担当する患者様のケースを共有するセラピストたち

 

次は、膝の伸展制限と屈曲制限に効果的な手技治療を練習です。膝を伸ばしずらい、曲げにくい時は、手技治療と電気治療で治療していきますが、今回は手技治療をメインに練習しました。

1人がうつ伏せになっていて、セラピストがうつ伏せになっている人の左足膝から下を持ち上げて、手技治療をしている。それを見ている複数のセラピストたちがいる
膝窩筋、腓腹筋を緩める手技治療を確認するセラピストたち

 

うつ伏せになっている人の左足の膝した持ち上げて、膝の裏側をマッサージしているセラピスト
膝窩筋、腓腹筋を緩める手技練習

 

膝にある膝窩筋と膝窩筋周辺の骨のイラスト
膝窩筋は膝の曲げ伸ばしで使われる筋肉

 

腓腹筋(Gastrocnemius)のイラスト 
腓腹筋はふくらはぎにあって、足を曲げる働きをする筋肉。ジャンプやランニングなどに大きく関与する筋肉群です。

 

膝の伸展制限と屈曲制限の時はこの膝窩筋と腓腹、そして体膝蓋下脂肪体に対して手技治療を行い、膝関節の可動域を改善させます。

 

仰向けになっている人の右膝を手技治療でマッサージしているセラピスト2人
膝蓋下脂肪体の手技治療で柔軟性をつけてます

 

膝関節の模型
膝蓋下脂肪体は膝のお皿の真下にあり、膝の曲げ伸ばしに合わせて形を変えて動きます。また、膝蓋下脂肪体は膝への衝撃を和らげ、膝のお皿の動きをスムーズにします。

 

これまでの朝練でやってきた、膝治療を振り返りながら、練習に取り組みました。

 

バンコクで膝の痛みでお困りの方は、J-CLINICまでご相談ください。

 

小さな努力を積み重ねて実現できること


スタッフと毎週末の朝にやっている勉強会。まさにこのイチロー選手のこの言葉がぴったりだと思いました。

 

小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道と、白地の画像に黒字で書いてある。
野球のイチロー選手の言葉

 

J-CLINICのセラピスト達は患者様の痛みを取り除き笑顔になってもらうために、こつこつ治療と勉強の練習をしています。

 

来年1月からは腰の治療テーマに朝練を開催する予定です。症状と痛みのメカニズムを理解し、患者様に的確な治療とアドバイスができるように2025年も頑張ります!

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


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日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
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スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


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朝練でコアバリューを実践


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J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

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変形性膝関節症の治療について勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

11月24日の朝8時30分から理学療法科アドバンスクラスのセラピストが「変形性膝関節症の治療法」をテーマに勉強会をしました。

 

7人のセラピストがタブレットやノートをみたり、メモをとっている
理学療法科のアドバンスクラスのセラピストたち。週末の朝1時間、勉強会をしています。

 

 

軟骨がすり減り関節が変形する変形性膝関節症


中高年になると膝の痛みを訴える方が多いですが、その原因の多くは変形性膝関節症だと言われています。変形性膝関節症は、軟骨がすり減り関節が変形してくる疾患です。

ソファーに座って痛そうに右ひざを抑える女性
変形性膝関節症は、特に女性ホルモンの減少を伴う40代以降の女性に多くみられる症状です。

 

変形性膝関節症で、一番痛みを発している組織は膝蓋下脂肪体と言われています。

膝の後ろ側の軟骨部分が赤くなっているイラスト
変形性膝関節症は関節内で炎症が起こり、その影響で膝の組織が線維化して硬くなります。この線維化によって、膝蓋下脂肪体が果たす衝撃吸収の役割が減少し、痛みが起こりやすくなります。

 

J-CLINICの変形性膝関節症の検査と治療


まずは徒手的検査で膝関節の動きと痛みの箇所を確認。また、触診で膝内側の圧痛の有無、腫れ、O脚変形があるかどうかを確認します。

 

膝の変形により、どの組織に負荷がかかり、痛みを発しているのかを検査で明らかにします。

 

理学療法士が患者様の膝をエコーで検査している
またエコー検査で組織の炎症を線維化を確認します。また、X線検査で軟骨がすり減り具合を検査します(J-CLINICは2025年2月頃、X線検査導入予定)

 

検査で痛みの箇所を特定した後は、痛みを緩和する超音波治療と膝関節の動きを改善するための手技治療を行います。

 

 

変形性膝関節症を改善するためのトレーニング


変形性膝関節症の改善に有効なのが、トレーニングです。この日は、治療で痛みが緩和した後に行うトレーニングの方法について確認しました。

 

足底のアーチ低くて、内転筋が弱く、小指に荷重がかかる傾向にある人は変形性膝関節症になりやすいです。

やわらかいボールを膝の間に挟んで立っている人とそれを膝をついて見ているセラピスト
患者様に内転筋に意識を向けてもらい、足底のアーチを作るトレーニングをします。

 

内転筋をトレーニングで鍛えることにより、膝への負担を軽減します。

 

 

内転筋群のイラスト
内転筋は、太ももの内側にある筋肉です。内転筋が弱くなると膝の皿が不安定になります。

 

変形性膝関節症を発症した場合は、早期に痛みの原因を理解し治療とトレーニングをすれば、症状が改善することができます。

 

適切なケアをすれば高齢になっても膝痛に悩まされず好きなスポーツを楽しんだり、行きたいところに自分の足で歩いていくことも生涯できるでしょう。

 

膝の痛みでお困りの方は、J-CLINICまでご相談ください。

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、私たちJ-CLINICのセラピストは毎週末集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

X線検査導入に向けて診察と治療の流れをロープレで確認|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

11月の月例勉強会は、来年のX線検査(レントゲン検査)導入に向けて、オペレーションを全員で確認しました。

 

白衣を着たセラピスト8人が立っている
セラピストリーダーたちが中心となって勉強会を運営します

 

患者様への治療の説明・案内、検査、問診、治療、治療後説明、アドバイスという一連の流れをロープレでやってみました。

 

* X線検査のご予約はJ-CLINICエカマイ院で受け付けています(2024年3月から)

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

 

大事なのは患者様とのコミュケーション


当院では、治療の専門知識を持ったスタッフが問診表の記入から必要な検査を案内、医師とセラピストへの情報の申し送り、症状と予後に合わせた適切な次回予約をご案内したいと考えています。

 

 

レントゲンの画像を持った医師と患者が話しているイラスト
診察の際に患者様が医師やセラピストに症状や悩みをうまく伝えられず的外れな治療をされたり、必要以上の薬を多く出されて多額の請求をされた…というのは海外で良く聞く話しです。

 

セラピスト、受付スタッフが患者役のスタッフの話を聞いている
来院された患者様にどんな体の悩みや痛みがあるのかヒアリングするロープレです。専門知識のあるセラピストも同席し、医師へ申し送りすべきことなどを確認します。

 

症状に合わせた検査を案内


患者様の症状、お体の状態によって検査を提案します。まずは徒手検査をします。どの動きでどのような痛みや違和感、動きの制限が出ているのかをチェックしてから、画像検査に進みます。

J-CLINICでできる画像検査

  • 筋肉・靭帯などの軟部組織に炎症が疑われるのであれば超音波エコー検査

  • 姿勢不良が原因で出ている症状ならばモアレグラフィー検査(姿勢分析)

  • 骨の異常がある場合はX線検査(2025年に導入予定)

 

女性が3人話をしている
医師役、患者役、セラピストが画像診断結果を見ながら問診のロープレをしています。

 

今回は「側弯症で左の腰が慢性的に痛い。その痛みをかばうことで体の右側に荷重がかかり、右の膝が痛くなった」という患者様の症例を例にロープレしました。

 

検査結果画像を手にもっているセラピストと座って話を聞く患者役のスタッフ
ドクターの診察の後、セラピストが姿勢診断画像、エコー画像、レントゲン画像を見せながら、何を目指して治療するのかを患者様に説明します。

 

病院の場合、主にMRIやX線検査などの静止画像で診断されます。当院の理学療法科では、動きの中で軟部組織の滑走障害や伸収縮の異常、特定の肢位と角度での痛みや可動域制限があるかないかを徒手検査とエコー検査で行うのが特徴です。

 

理学療法士が患者様の膝をエコーで検査している
J-CLINICのエコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる

 

徒手検査と画像検査の組み合わせで、症状にあった確かな治療を提供します。

 

ストーリーを推測して治療する


痛みが回復するストーリーをイメージしながら治療計画を立てます。

 

膝痛の治療の練習をしました。

患者役のスタッフがうつ伏せで寝ている。セラピストがそのスタッフの膝の裏を手技治療で治療している
膝蓋上嚢、膝蓋下脂肪体の柔軟性を超音波と手技で高めています

 

患者役のスタッフがうつ伏せで寝ている。セラピストがそのスタッフの膝の裏を手技治療で治療している
腓腹筋、膝窩筋のトリガーポイントを手技療法で治療します

 

女性二人がベッドの上に座り左膝を曲げて右ひざの上に置いて、ストレッチをしている
ストレッチのアドバイスを練習。大腿骨の内旋は、脛骨外旋の負荷を悪化させます。大腿骨外旋を促すストレッチは、脛骨外旋の負荷を減らします。

 

先輩セラピストが後輩セラピストに指導します。先輩セラピストも教えながら自分たちの技術・知識の確認ができるので、全体で成長することができます。

 

 

次回の予約までのご案内


治療が終わった後、セラピストが体の状態を伝えながら次回の予約日の提案をします。

 

セラピストが患者様役のスタッフと待合室で話をしている
完治するためにはどのくらいの通院頻度が良いのか、症状に合わせて提案します。

 

 

レセプションスタッフが患者役のスタッフと話をしている
最後にお会計をして次回ご予約の確認をします。

 

それぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供していきたいです。そのための勉強会です!

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok