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膝窩筋腱炎の治療について勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

11月10日の8:30~9:30までの1時間、理学療法科のアドバンスクラスのセラピストが「膝窩筋腱炎の治療の考え方と治療法」について勉強しました。

 

教科書と膝の模型を囲んでいる8人の女性と男性

教科書と模型を使って勉強しています。

 

膝窩筋腱炎の症状と原因


膝窩筋腱炎とは、膝の裏側の中央分が痛む怪我です。

 

膝にある膝窩筋と膝窩筋周辺の骨のイラスト

膝窩筋は膝の曲げ伸ばしで使われる筋肉です。膝関節を安定させる役割があります。

 

膝の裏側にある膝窩筋という筋肉の腱が炎症を起こす状態です。膝窩筋腱炎の原因の多くは膝窩筋のオーバーユースです。

 

走っているマラソンランナーの足がたくさんある

ランニングやジャンプなど、膝の使い過ぎにより発症します。 歩き過ぎにより発症する場合もあります。

 

 

 

膝窩筋に負担がかかる仕組みを理解する


膝窩筋は大腿骨外側から始まり脛骨の内側に停止しているという特性上、大腿骨が内旋傾向にある場合、脛骨または距骨が外旋傾向にある場合は伸張性の負荷ががかかりやすい筋肉です。

膝の模型とそれを両手でつかむ人の手

脛骨が外旋、もしくは、大腿骨が内旋すると膝窩筋に伸長性の負荷がかかることを模型を使って確認しています。

 

膝窩筋はジャンプの動作で受傷はしやすいものの、特に外傷がなくても、上記のような特徴があると膝窩筋由来で膝の違和感、痛み、動かしにくさを感じることがあります。

 

膝窩筋は血管と神経の走行とも近く、外側半月板にも付着する部分もあるため、屈曲時に膝の裏の違和感や痛みを感じられている人は高い確率で膝窩筋が動きの制限されています。

 

5人の女性が左足を前に出している

アブダクトリーツイストに対する運動療法を確認しています。(アブダクトリーツイストは、歩行時に見られる足部の異常運動で、膝窩筋に負担をかけます)

 

 

J-CLINICの膝窩筋腱炎の治療


まずは徒手検査で、立位、歩行、非荷重状態で膝を構成する大腿骨・膝蓋骨・脛骨が膝窩筋に負荷をかけやすいポジションになっていないか検査します。

 

膝窩筋腱炎を疑う場合は、エコー検査で炎症部位を特定。

 

理学療法士が患者様の膝をエコーで検査している

エコー検査で炎症部位を特定します。

 

検査の後は、手技と電気で治療していきます。

 

足にハイボルテージ治療をするセラピスト

超音波治療で痛みを緩和し、炎症を抑え、組織の修復を促進します。

 

足の怪我を手技で治療する理学療法士

膝窩筋周辺の筋肉の緊張を緩めます。

 

膝の痛みでお困りの方は、J-CLINICまでご相談ください。

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像

J-CLINICが考えるプロフェショナル

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー

会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真

タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

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