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頭痛、めまい、肩痛、腰痛の鍼治療の技術を練習する|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

今回は鍼灸漢方科の先生の1月20日と2月10日に行った朝練の様子を紹介します。

 

 

1月20日の朝練

前半:肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習

 

首肩の痛み、背中の痛みがある場合は、肩甲骨に付着する筋肉にトリガーポイントができている場合が多いです。

 

肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習をしています

肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習をしています。

 

トリガーポイント(筋肉が固くなっている部分)は、押さえるとその周りの部分に関連痛と呼ばれる痛みが感じられるのが特徴です。トリガーポイントができてしまう原因は、デスクワークや立ち仕事などの長時間同じ姿勢でいることや、スポーツなどで同じ筋肉を使いすぎることが挙げられます。

 

肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習をしています

こちらも、肩甲骨に付着する筋肉のトリガーポイントを探す練習。患者様の体の負担にならないよう、手際よくポイントを捉えることを目指して練習します。

 

 

棘下筋の緊張を緩める練習

J-CLINICでは鍼の先生(中医師)も手技療法の練習をします。触診できないと、治療ポイントを見つけることができないからです。

 

後半は、腰部のトリガーポイントに鍼を当てる練習をしました。

 

腰の筋肉のトリガーポイントに鍼を当てる練習。

後半は腰痛の治療を想定して、腰の筋肉のトリガーポイントに鍼を当てる練習。

 

腰の筋肉のトリガーポイントに鍼を当てる練習。

治療の勘が身につくまで繰り返し練習します。

 

 

2月10日の朝練

首肩の痛み、頭痛、めまい、自律神経失調症状などに効果的な鍼治療、鍼を打つための治療ポイントを探す触診の練習をしました。

解剖学で筋肉の構造について説明するリーダー

解剖学を勉強。首肩の筋肉の構造上、負荷がかかりやすいポイント、つまり痛みがでやすいポイントを説明しています。

 

首肩を左右片方ずつ触り、筋肉のトリガーポイントを触診で探します。

親指で皮膚、筋膜、表層筋をマッサージしながら深層筋(棘上筋、肩甲挙筋、胸鎖乳頭筋、斜角筋)をチェックします。皮膚や筋肉の固さや大きさ、過敏さなどの情報をキャッチする練習です。

 

痛みの原因は筋肉の深層部にあることが多いのですが、施術者が力任せに深部を探ろうとしても、患者さんが緊張してしまうと深層筋を触察できません。なので、触診の練習はかかせません!

 

首肩の筋肉の左右の硬さの違い、力の入り方に違いがあるかなどを触診でチェックする練習。

次は両方の首肩を触り、肩の筋肉の左右の硬さの違い、力の入り方に違いがあるかなどを触診でチェックする練習。

 

頭蓋骨、頚椎、肩甲骨まわりで重なり合う筋肉。

頭蓋骨、頚椎、肩甲骨まわりで重なりあう筋肉。この筋肉が重なり合うところには、痛みの原因となっているトリガーポイント(筋肉の塊)ができやすいです。

 

 

 

首肩の筋肉の構造上、負担のかかりやすいポイントに鍼を打つ練習。

首肩の筋肉の構造上、負担のかかりやすいポイントに鍼を打つ練習。

 

首肩の筋肉の構造上、負担のかかりやすいポイントに鍼を打つ練習。

鍼を入れるスピードとリズムも適切かどうかチェックしました。

 

J-CLINICではスタッフの勉強会と技術練習を頻繁に行っています。
謙虚に学びながら自分を高め、そうして培った力で周りに良い影響を与えられる個人、組織になることを目指しています。

 

「少にて学べば、則ち壮にして為すことあり。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず。」江戸後期の儒学者・佐藤一斎の言葉です。

 

「子供のころ(若いころ)にしっかりと勉強しておけば、大人になってから社会にとって重要な仕事をすることが出来る。大人になってからも学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。老年になってなお学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の社会への役立ちは次代の人々によって引き継がれていく」という意味です。(わかりやすい解説が東進ゼミナールのコラムに書いてあったので引用させていただきました

 

学びに終わりなし!です。

 

 

J-CLINICの鍼治療と理学療法治療

首肩痛、腰痛の場合はJ-CLINICでは鍼治療だけでなく、理学療法(手技治療、電気治療)も組み合わせた治療を行います。

 

鍼は患部に刺激を入れて血流を良くすることで、可動域の改善および痛みの緩和につながりますが、痛みの原因が患部ではなく体幹の歪みなどにある場合もあります。なので、理学療法治療と組み合わせることをお勧めします。

 

実際は問診の際に、痛みの状況をお伺いして、動き・可動域の検査、痛みの深さなどを細かく検査し、根本治療を目指した治療方法・計画を提案します。

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル

J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー

会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ

ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

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▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

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Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

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初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

 

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