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捻挫のエコー検査と膝の痛みの治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

2025年5月26日に月例勉強会を行いました。下記、各チームで取り組んだテーマです。

 

理学療法科・鍼灸漢方科

  • 膝周囲の軟部組織の治療

 

理学療法科

  • 捻挫のエコー検査
  • 首肩痛の徒手検査の練習

 

鍼灸漢方科

  • 経路
  • 首、肩、腰の鍼治療の練習

 

膝周囲の軟部組織の滑走性や緊張を改善する


膝の痛みの検査、原因を分析、治療するまでの流れを確認・練習しました。

 

膝窩筋腱炎、膝蓋下脂肪体炎、鵞足炎、変形性膝関節症、ジャンパー膝、ランナー膝など、様々な膝治療で使える知識と技術のおさらいです。

セラピストが膝関節の模型を立ってもって話をしている

膝の屈曲最終域で出る膝窩筋の痛みのメカニズムについて説明。

 

膝にある膝窩筋と膝窩筋周辺の骨のイラスト

膝窩筋は膝の曲げ伸ばしで使われる筋肉

 

エコー検査

痛みを感じとりやすい軟部組織、膝蓋下脂肪体の検査法を確認しました。

一人のセラピスト膝にエコー検査機を操作してプローブを患者役のスタッフの膝にあてている。それを見ている大勢のセラピストたち。

膝蓋下脂肪体の状態をエコーで確認してます

 

膝蓋下脂肪体のイラスト

膝蓋下脂肪体。膝蓋下脂肪体炎はスポーツで膝を酷使した、または打撲などの外傷が原因で膝蓋下脂肪体に炎症が起きる怪我で膝の下のあたりに痛みが出ます。

 

触診の練習

膝周辺の軟部組織を自分の膝で確認していきます。

自分の膝をさわっているセラピストたち

筋肉・靭帯・半月板・脂肪体を別々に触る練習。

 

非重力で膝の形態を検査する

膝関節のお皿の位置はどうか、大腿骨と脛骨の関節のゆるさはないか、脛骨の捻れはないかをチェックします。

 

それぞれの組織が正しい位置にないと、膝関節に負担をかけて痛みがでます。

セラピストが仰向けになった人の膝下を触っている

非重力での膝の形態チェック。脛骨が前に出ていないかチェックしてます

 

仰向けになった人の膝を指で指しているセラピストとそれをみているもう1人のセラピスト

脛骨の位置を確認

 

仰向けになっている人の膝を触るセラピスト

膝蓋骨の位置が正しいか検査します

 

手技治療と電気治療

痛みの原因となっている軟部組織を手技治療と電気治療によって緊張を緩めたり、滑走性を高めたりしながら痛みを緩和していきます。

うつ伏せになった人の右足を持ち上げているセラピスト、それをみている大勢のセラピスト

膝の後ろを走るハムストリング、半腱半膜様筋、腓腹筋、ひらめ筋、膝窩筋のリリーステクニックの勉強

 

うつ伏せになった人の膝裏をさわっているセラピスト

ハムストリング、半腱半膜様筋、腓腹筋、ひらめ筋、膝窩筋のリリーステクニックを実際にやってみます。

セラピストが膝裏に電気治療器のプローブをあてている

超音波・ハイボルテージ治療機を使って硬結を柔らかくする施術の練習

 

捻挫のエコー検査


捻挫のエコー検査の方法を確認しました。

セラピストがタブレットをもって、スクリーンを指座している

足関節捻挫の時のエコー検査のポイントを説明

 

足首にエコー検査機のプローブを当てるセラピストたち

捻挫の時によく損傷する前距腓靭帯をエコーで確認します。

 

足関節の靭帯のイラスト

足関節の主な靱帯として、内側には三角靱帯、外側には前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯があります。

 

足首にエコー検査機のプローブをあてて、その検査画像がスクリーンに映し出されている

エコーで炎症の状態、周囲の血流増加を確認する練習

 

エコー検査機の画面をもって、他のセラピストたちに見せるセラピスト

エコー検査のスクリーンに映し出されたが画像の見方を勉強

 

足関節捻挫の場合、当院ではまず超音波治療で炎症を抑えて、手技治療法で足首周囲の筋肉の緊張をほぐすマッサージをします。施術後はテーピングまたはサポータで足関節を固定します。捻挫は初期治療がとても大切です。時間が経てば経つほど治りが遅くなり、通院期間も長期化してしまいます。

 

首肩の徒手検査の練習


徒手検査とは画像装置や器具を使わずに、患者様の体や動きを触診、観察、評価し、痛みの原因や病態を特定する検査です。

セラピストがペアになって、首や肩の検査をしている

スパーリングテストやジャクソンテスト、ストレッチテストで痺れの有無を確認する練習です。

 

セラピスト3人がが患者役のスタッフ3人の首や頭や腕をさわっている

受付スタッフに患者様になってもらい、検査の時に使う日本語での会話も練習しました。

 

J-CLINICでは効率的な治療を行うために、徒手検査、エコー検査X線検査モアレグラフィー検査で痛みの原因を分析します。

 

 

中医師の勉強会


鍼灸漢方科のセラピストは経路について、また首肩腰の鍼治療の技術トレーニングをしました。

 

経路の勉強

テキストとタブレットをもっている笑顔のセラピストたち

経絡は体のエネルギー(気)や血液が流れる通路のことです。全身に12本の主要な経絡があり、それぞれ特定の臓器と関連しています。経絡に沿って並ぶツボを鍼や灸で刺激することで、体の不調を改善していきます。

 

顔の経路図のイラスト

経路

 

鍼の技術トレーニング

鍼をうつセラピスト

頭蓋骨や骨盤の骨際を狙った鍼の練習。頭痛、耳鳴り、めまい、慢性首肩痛などの症状の改善に効果的な鍼治療です。

 

触診したり、鍼をうつセラピスト

腰に打つ練習もしました。椎間関節性腰痛・筋膜性腰痛・仙腸関節痛の治療です。

 

 

レセプションチームの勉強会


安定したサービス・ホスピタリティで患者様をご案内するために、カスタマーサービス&レセプションチームも勉強をします。

ロープレをするスタッフたち

初めて来た方への治療の説明や電話対応のロープレを練習しました。

 

今回の月例勉強会も各チームが事前準備・予習をして、当日は集中して効率よく勉強することができました。


J-CLINIC のメンバーはそれぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供することを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です!

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真

タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

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Omotenashi Service Training 2025 | J-CLINIC Bangkok

 

What is Omotenashi Service? | J-CLINIC BANGKOK