剣道選手が踵、足首、腰を痛める理由は?
こんにちは、バンコクJ-CLINICエカマイ院・佐藤です。
剣道で怪我をした、または試合前にメンテナンス治療をしたいという方が増えてきているので、剣道選手によくある症状とJ-CLINICの治療法について紹介します。
さて、剣道は動きが激しい格闘技ですが、竹刀・剣道具を使用するため身体同士の接触が少なく、他のスポーツより怪我が少ないと言われています。
しかし剣道の特性から下記のようなことが原因でアキレス腱、膝、肩、腰などに痛みを発症することがあります。
🔶 速い動きや無理な姿勢での打突によって、骨・関節・筋肉・靱帯に負荷がかかる
🔶 反復動作が多いので、関節・筋肉・靭帯を使い過ぎることで疲労が蓄積する
🔶 身体と身体あるいは身体と竹刀が接触して怪我をする
今回はタイ人の患者様で剣道歴3年の女性の症例を紹介します。
[実際の症例]
剣道歴3年のLさん(28歳・女性)、剣道を始めて1年くらい経ってから腰の左側に痛みを感じるようになりましたが、病院に行くほどではないと思いそのままにしていたそうです。
その後、痛みの箇所が増えたためJ-CLINICに来院。下記の症状がありました。
🔷 右踵が痛い
🔷 左アキレス腱から足裏にかけて痛い
🔷 左足首が痛い
これらの症状は剣道の「踏み込み」という動きが原因となっていました。
右足を前に出して構え、踏み込む際に地面の衝撃を直接受けているのが右足の踵です。踏み込みは反復される動作であり、大会前で練習量も多くなったことから使い過ぎ(オーバーユース)によって痛みを引き起こしていました。
一方、左足は踏み込みの際に蹴り足になります。
蹴り出す動きを繰り返したため、左のハムストリング、臀筋、腸骨筋が緊張。
これら筋肉の軸となる仙腸関節に負担をかけ続けたたけ、左腰部に痛みが誘発されました。
そして、左足で蹴り出す動きによって、左足首にも負担がかかり痛みが発症。
[J-CLINICの治療法]
1. 筋肉の緊張を緩めるマッサージ
2. ハイボルテージ電気治療による疼痛緩和
3. モーション&マニュピレーション療法による可動域の改善
4. トレーニング指導
▼ J-CLINICのアスリート治療
足の筋力不足によって体重移動のショックが上手く吸収できていない、体重が掛かる箇所が偏っているなどの課題を解消するため、足裏など筋力不足箇所のトレーニング指導も行いました。
また、左足に負担をかけずに体重移動ができるよう、踏み込みのフォームを見直すようお話しました。
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当院では剣道で痛めやすい膝や足首の怪我を予防するためのテーピング治療も行っています。剣道による怪我治療、身体のバランス調整、メンテナンスはJ-CLINICまでお問合せください。
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