こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
1月6日、理学療法科のアドバンスチームをを対象に朝練をしました。2024年の初朝練です!
朝練のテーマ
肩関節拘縮(四十肩、五十肩、インピンジメント症候群)の症状の検査と治療について練習しました。
肩の痛みの治療の際に、理解しておきたい解剖学、チェックの仕方、手技治療のテクニックについて確認しました。
肩関節拘縮とは?
肩関節拘縮とは、肩に痛みがある、肩が上がらないといった状態で、 徐々に肩の動く範囲が狭くなっていくのが特徴です。
この肩関節拘縮を治療するためには、肩関節の仕組みをしっかり理解し、検査・治療する必要があります。
肩関節は、背骨、肋骨、肩甲骨、鎖骨、上腕骨が連動して動いています。
肩関節拘縮の検査方法
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肩関節の正しい位置をキープするインナーマッスルがちゃんと働いているか
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肩関節をつなぐ筋肉、靭帯、関節包などの軟部組織の柔軟性は保たれているか
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背骨、肋骨、肩甲骨、鎖骨ら上腕骨の連動した動きは正常かどうか
肩関節の可動域を検査しています。
どの部分にどのような異常があるのかを把握しなければ、正しい治療方針を立てることはできません。
肩関節拘縮の手技治療
肩関節の動きを改善するための手技治療を練習しました。
小胸筋を緩めています。小胸筋が固いと、肩甲骨が前に引っ張られ、肩甲骨と上腕骨の位置がずれてしまい、痛みの原因になります。
肩関節の動きがわるい個所を探して、そのポイントに対して手技治療を行い、動きを改善させます。
肩甲上腕関節の可動域を改善する手技治療を練習しています。
乳突筋と斜角筋を緩めてます。頸椎と肋骨上部と鎖骨を繋いでいるこれらの筋肉の柔軟性がなくなると、肩甲骨、上腕骨の正しいポジションがキープされず、肩関節の動きに伴う鎖骨の動きも阻害し、痛みの原因となります。
今年も私たちは繰り返し治療を練習し、治療の感を育てていきます。
朝練でプロとして時間を有効活用
J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。
J-CLINICが考えるプロフェッショナル
この中のひとつ「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。
朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。
私たちは毎日20マイル前進です!
J-CLINICの20マイル行進
私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。
スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。
ビジョンの達成に近道なし!
私たちは2024年も20マイル行進です。
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