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膝関節を構成する骨の正常な位置と軟部組織の正常な動き確認し、触診の練習をする|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

週末恒例の朝勉強&練習会のレポートです🌞 5月4日と5月18日は朝8時30から、理学療法科のアドバンスクラスのメンバーが膝治療について勉強しました。

 

膝関節は歩いたり、走ったりすると、膝には体重の3~5倍の負荷がかかるので怪我をしやすい関節です。

 

ランニング、バスケットボール、バレーボールなど膝を酷使するスポーツで痛めた方々がよく治療にいらっしゃいます。

 

膝関節の触診の練習(5月4日)

膝関節を構成する骨の正常な位置、軟部組織の正常な動きの重要性を勉強しました。

話をする講師とそれを聞くスタッフ

 

セラピストは正常な膝関節はそれぞれの骨がどのような位置にあるか? 骨と軟部組織の動きに伴い、関節がどのように動くのか? を知る必要があります。

 

なぜなら、痛みは正常な位置、正常な軌道からのズレに伴い発生する組織間の摩擦によって引き起こされることが多いからです。

 

まず、膝の屈伸時における骨(大腿骨、脛骨、膝蓋骨)の動きの確認しました。

 

下半身の骨と関節のイラスト

膝関節は、大腿骨、脛骨、膝蓋骨から構成されています。

 

骨の位置やバランスが崩れることで、膝関節に違和感を感じたり、膝蓋骨が引っ張られてずれる感じがしたりします。悪化すると、大きな怪我にも繋がります。

 

膝の解剖図を見ながら自分の膝関節をさわっている治療スタッフ

膝関節の解剖図を見ながら実際に自分の膝関節の骨の動き、位置を確認します。

 

次に膝関節の軟部組織(筋肉、腱、靭帯、脂肪体、半月板)をそれぞれ触診する練習をしました。

 

膝を触って話をする講師とそれを見て聞くスタッフ

脂肪体が膝の伸展屈伸に伴い移動することを確認しています。

 

膝関節のイラスト

膝関節のイラスト

 

関節の安定性は膝関節周囲の軟部組織の機能に委ねられます。例えば、膝関節の周辺筋の柔軟性が低下したり、筋力が弱ることで膝関節に違和感を感じることもあります。

 

膝の解剖図を見ながら自分の膝関節をさわっている治療スタッフ

膝関節の解剖図を見ながら実際に自分の膝の屈伸時の軟部組織の動きを確認します。

 

膝関節周囲における痛みの好発部位(痛みの出やすい部位)の確認もしました。

 

構造上ズレの生じやすいところを知識で理解していても、触診できないとどこの組織に痛みがでているのか鑑別できません。

 

そのため、繰り返し勉強・練習し、手の感覚も向上させます!

 

 

膝関節の評価法を勉強する(5月18日)

膝関節の非荷重における関節運動を利用した評価法について勉強しました。

患者役のスタッフが仰向けになっている、セラピストがその人の膝を手で曲げている

非荷重つまり患者様に仰向けの状態になってもらい、膝を曲げたり伸ばしたりしながら痛みの評価をします。

 

前回の勉強会では、膝関節周囲における痛みの好発部位の確認と触診について勉強しました。18日の勉強会では、痛みがでいてる組織に対して、伸長、圧縮、摩擦、滑走、収縮、たわませるなどの負荷を加え、硬さや緩さ、痛み、違和感や音の有無を確認する練習です。

 

セラピストが患者役のスタッフの膝の周辺を触診している

どの組織がどのような刺激に反応しているかを確認する練習をしました。

 

解剖図を見ながら、膝の触診を練習するセラピストたち

痛みが出るのは伸ばす時なのか、収縮を加える時なのか、圧迫を加えた時なのかを検査します。その検査の結果をもとに治療計画を立てます。

 

仰向けの患者役のスタッフの膝をもって押し上げているセラピスト

どの角度で靭帯が緩むのか、半月板が摩擦するのかなども検査をします。

 

こういった検査を丁寧かつ的確に行うことで、効果的な治療を行うことができます。

 

 

 

 

学びに終わりなしです\(^o^)/

 

私は江戸後期の儒学者・佐藤一斉のこの名言が好きです。

 

佐藤一斉の名言を書いた画像

「子供のころ(若いころ)にしっかりと勉強しておけば、大人になってから社会にとって重要な仕事をすることが出来る。大人になってからも学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。老年になってなお学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の社会への役立ちは次代の人々によって引き継がれていく」という意味です。(わかりやすい解説が東進ゼミナールのコラムに書いてあったので引用させていただきました

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル

J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー

会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ

ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

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