こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
膝治療に関する朝勉強会の3回分のレポートをこちらのブログに書きました。当院では毎週末、レベルごとにクラス分けをし、テーマを決めて朝8:30から9:30まで勉強会をしています。通称「朝練」です🌞
6月15日は理学療法科のアドバンスクラスのセラピストが膝関節の治療における検査方法について2つ勉強しました。
※立位:立った状態で、骨、関節の位置を評価します。
膝の治療は、膝にフォーカスしたミクロな視点だけでなく、股関節と足関節との関係性さらに重心の位置、体幹の状態、歩行などのマクロな視点で検査が必要です。
そのため、検査項目は多岐にわたります。
膝関節は、股関節と足関節の間の関節なので、相互に影響を与え合います。
下記項目を検査して、痛みの原因を探ります。
大腿骨、膝関節、足関節を結んだ長軸を目視で検査します。X線検査画像を用いた検査法もありますが、今回は目視で検査する方法を勉強しました。
体全体を支える土台である足部アライメントが崩れると、足首、膝、さらには背中や首まで連なる全体のバランスに影響を及ぼすといわれています。例えば歩行や走行時の筋肉や関節の痛みの原因となる場合があります。(参考:ZAMST ザムスト>TOP>ジャーナル(インソール)>足部アライメントと膝の痛みの関係)
6月22日、理学療法科ミドルクラスのセラピストたちが触診の勉強しました。
痛みは正常な位置、正常な軌道からのズレに伴い発生する組織間の摩擦によって引き起こされることが多いです。
構造上ズレの生じやすいところを知識で理解していても、触診できないとどこの組織に痛みがでているのか鑑別できないので、この検査の練習はとても大切です。
6月30日理学療法科アドバンスクラスのセラピストたちが触診の勉強しました。
膝が痛いを訴える方の多くは、歩行に問題があることが多いです。逆に、膝が痛いから歩行に問題が出てくるという可能性もあります。
そのため当院では膝が痛い患者様には歩行が正しくできているか検査します。
効率の良い正しい歩行とは、なるべく力を使わずに、関節に負担をかけずに前に進むことができる歩行です。
効果的な治療をするためには、検査によって痛みの原因を特定することが重要です!
私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)
▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)
▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)
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Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC
Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok