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肘関節と膝関節の解剖学をエコーを使って勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。4月29日に月例勉強会を開催しました。

 

理学療法科の勉強会

  1. 超音波で肘関節をみる練習

  2. 首の痛みの分析と問診を練習する

  3. 膝の解剖学の復習と電気治療の練習

 

 

1. 超音波検査(エコー検査)で肘関節をみる練習

 

肘周囲の軟部組織(筋肉、靱帯)を診る練習をしました。

エコーで撮影して画像を見ているセラピスト

エコーを使って筋肉の炎症、腱の腫脹をみる練習をしています。実際よくあるのはゴルフ肘、テニス肘といった症状の検査です。

 

 

肘の骨と人体のイラスト

肘関節は、肩から肘までの上腕骨、肘から手の平までの親指側の橈骨、肘から手の平までの小指側の尺骨で構成されています。ゴルフ肘、テニス肘の場合は、肘関節の外側上顆の部分に炎症がおきます。

 

タブレットを見ながら話をしているセラピスト

肘関節の解剖学的な特徴の確認しています。

 

2. 首の痛みの分析と問診を練習する

首の症状の問診、頸部整形外科的テスト、姿勢分析をしながら、どこにどのような痛みや歪み、可動域制限があるのかをチェックする練習をしました。

首の痛みの検査を練習しているセラピストたち

首の整形外科的テスト(※)の練習。リーダースタッフが検査時の適切な圧のかけ方を指導しています。

 

後輩に話をしているセラピストたち

首の症状を患者さんに説明するときのポイントを確認しています。

 

ストレッチを練習しているセラピストたち

肩甲挙筋のストレッチを練習しています。肩こり・首こり・頭痛がある方向けのストレッチです。

肩甲挙筋と胸鎖乳突筋のイラスト

左側が肩甲挙筋です。

※整形外科的テストとは、理学的検査とも呼ばれ、道具を使わないで行う徒手検査です、徒手検査は目と手を使って、患部と思われる部位を動かしたり、延ばしたり、患者様に抵抗運動をしてもらいながら、筋肉、神経、靭帯、関節のどこに異常があるのかを医師または施術者の手と目で検査することです。

 

参考:【整形外科的テスト】肩関節に関するの28のスペシャルテスト

 

3. 膝の解剖学の復習と電気治療の練習

はじめに、肘の屈曲伸展時に伴う、軟部組織の動き方をエコーを使って確認しました。

 

エコーで膝を画像に映し出すスタッフとそれを見ている他のスタッフたち

膝の軟部組織をエコーで映し出します。

 

今回の勉強は下記のような怪我・症状を治療するためのものです。

 

エコーに映し出された膝の画像を見るスタッフたち

リーダースタッフがエコーで膝の軟部組織を映し出しながら、膝関節について説明します。

膝関節のイラスト

膝周囲の軟部組織(筋肉、靱帯、脂肪、関節包)は複数ありますが、今回は膝蓋下脂肪体をメインで見てみました。この脂肪体は膝のお皿の真下にあり、膝の曲げ伸ばしに合わせて形を変えて動き、膝への衝撃を和らげる働きがあります。 ※このイラストには脂肪体は描かれていませんが、お皿の真下にそれがあると想像してください…。

 

解剖学の後は、膝痛の検査法を勉強します。

膝の痛み検査法を教えるリーダースタッフと後輩スタッフ

膝の屈曲時の軟部組織の動きについて説明するリーダースタッフ。

 

膝はどの組織(筋肉、腱、脂肪体、関節包)から痛みが発生していて、どのような負荷によって反応しているのかを分析します。そこを理解することができると、治療はもちろん説明やセルフケア指導の精度も上がります。ただ、とても難しいので、焦らずじっくり繰り返し学んでいきます。

 

次に電気治療の練習。

超音波療法で膝を治療するスタッフ

膝のお皿まわりの軟部組織の治療法を確認しました。

 

表層の筋肉の緊張を高電圧の電気で緩めるハイボルト療法と、手では届かない深部の筋肉を超音波療法の2つの機能を持った電気治療器を使って練習します。

超音波治療器を使って、治療の練習をしているセラピストたち

膝蓋骨上部にある大腿四頭筋の動きの悪くなったところを超音波療法を使って滑走をよくする練習をしています。

 

アドバンスチームが勉強会を企画・運営し、アドバンスチームのメンバーが中堅スタッフに指導の仕方を伝え、中堅スタッフのスタッフが新人スタッフに指導する。という形が出来てきました!

 

 

鍼灸漢方科の勉強会

不妊治療、婦人科疾患、美容鍼など多くの日本人患者様を担当する中医師の先生たち。今回は、翻訳機を使って患者様とコミュニケーションをとる練習をしました。

AI音声通訳機を使いながら、会話の練習をするスタッフ

ポケトーク(AI音声通訳機)を使いながら、会話の練習をする中医師と通訳スタッフ。当院では、医師やセラピストが患者様に詳しい説明ができるよう、AIの音声通訳機をコミュニケーションツールとして採用しています。

 

 

 

受付&カスタマーサービススタッフの勉強会

受付スタッフがミーティングと勉強をしている

受付&カスタマーサポートスタッフはチームミーティングと通訳の勉強をしました。日本語でよくある質問も全体で確認しました。

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

私たちは20マイル行進です。

 

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ

ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

 

J-CLINICで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

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