こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。
7月17日に開催した理学療法科のベーシッククラスの朝練のレポートです。テーマは「背中の筋肉の滑走性を改善する手技療法」です。動きの悪くなった背中の筋肉に対して行う治療です。
J-CLINIC では毎週末、レベルごとにクラス分けをし、テーマを決めて朝8:30から9:30まで治療の勉強と練習をしています。通称「朝練」と呼んでいます。
ここで言う「背中の筋肉」とは脊柱起立筋のことです。
伸長性の負荷が背中にかかると、下記のような状態になります。
人の身体には皮膚、皮下組織、血管、神経、脂肪体、筋肉など様々な組織が存在してます。
体を動かす際には各組織間同士が滑走することで円滑な運動を行うことができますが、組織間の滑走性が低下したり、筋膜同士が癒着すると、筋肉の動きが制限され、痛みやしびれを引き起こします。
下記2つを改善する手技療法を練習しました。
また、脊柱起立筋の一つである多裂筋(棘筋)の手技治療の練習もしました。
この手技療法によって背中の筋肉の滑走性が良くなることで、頭蓋骨、肩甲骨、骨盤、重心の位置が正しくなり、患部を触らずに痛みの5〜7割が改善するというケースも良くあります。
患者様の体に負担をかけず背中の筋肉を緩めて、治療効果を上げられるよう、J-CLINICでは新人スタッフからベテランスタッフまでこの背中の手技治療の練習を定期的に行っています。
私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)
▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)
▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)
Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC
Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC
Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC
Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok