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手首の炎症をエコーでみる、膝関節の構造と痛みの好発部位を理解する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。5月18日に月例勉強会を開催しました。

 

理学療法科の勉強会

  1. 超音波で手首周囲の軟部組織をみる練習

  2. 膝関節の構造と痛みの好発部位を理解する

  3. 膝周囲の筋肉のリリーステクニックの確認と練習

 

 

1. 超音波(エコー)で手首周囲の軟部組織をみる練習

TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷の検査を練習しました。

超音波検査機のプローブを操作しながら、画面を見る理学療法士

TFCC (三角繊維軟骨複合体)を見ています。

 

TFCC 損傷とは

ドアノブを回した時、びんの蓋をつかんで回したときなど、手首をひねる動作をする時や手首を小指側に曲げたりする際に痛みを感じる怪我です。

左手首のイラスト、小指側の手首が赤くなっている

手首の小指側に痛みがでます。

 

テニス、ゴルフ、野球、バドミントンなど、器具を使うスポーツをする人に多い怪我です。また、転倒して手をついて、強い捻じれと背屈(手の甲を反ること)によって痛める方もいます。

 

TFCC(三角線維軟骨複合体) Triangular Fibrocartilage Complex injuries のイラスト

手首の小指側にある靭帯や軟骨からなるクッションの役割をしている組織がTFCC(三角線維軟骨複合体)です。

 

TFCCの炎症をエコーでみてみるとこんな感じです。

TFCC(三角線維軟骨複合体)のエコーの画像

向かって左側の色が濃い方がTFCCに炎症があります。

 

当院のエコー検査の詳細については、こちらをご覧ください。エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる

 

 

2. 膝関節の構造と痛みの好発部位を理解する

まずは、正常な膝関節はそれぞれの骨がどのように位置にあるか確認しました。

セラピスト達が膝関節を触診している

膝蓋骨と脛骨が正しい位置にあるかみています。脛骨が外がにズレすぎる様々な膝のトラブルに繋がります。

 

 

下半身の骨と関節のイラスト

膝の屈伸時は、骨(大腿骨、脛骨、膝蓋骨)が動きます。

 

次に骨と軟部組織の動きに伴い、関節がどのように動くのかを勉強しました。

 

膝関節の模型を手にもって説明する理学療法士

膝関節の模型を使って、膝関節の構造の特徴を説明するアドバンスクラスのメンバー。

 

講師のスタッフ二人が受講者たちに説明をしている

膝の屈曲伸展時における骨と軟部組織の動き方を説明しています。

 

タブレット端末の画面を見ているセラピスト

勉強会のためアドバンスクラスのメンバーが用意した資料。

 

膝関節において、構造上ズレの生じやすいところはどこかを理解し、痛みの好発部位を確認しました。

 

 

最後に、 膝周囲の筋肉のリリーステクニックも練習しました。

セラピストたちが手技治療の練習をしている

膝周囲の緊張した筋肉を手技治療で緩めることで、膝関節への負担を軽減することができます。

 

膝の周辺筋のイラスト(後ろ側の筋肉)

上の写真は膝周囲筋(後ろ側の筋肉)を治療しています。

 

 

今回はアドバンスチームが朝の勉強会でやった内容を今回後輩スタッフたちに教えました。アウトプットすることでより理解が深まります。

 

下記のような膝の症状にお悩みの患者様は、J-CLINICにご相談ください。

 

 

鍼灸漢方科の勉強会

生理不順について、症例を上げながら勉強しました。

 

また、鍼灸漢方科以外のスタッフに冷え性や生理痛の患者様向けのセルフケア商品の漢方足湯について紹介しました。

スタッフたちと漢方足湯の商品

鍼灸漢方科の勉強会の様子と漢方足湯。

 

後半は、美容鍼の日本語通訳について勉強しました。

スタッフたちが翻訳機を持って勉強をしている

日本語通訳の講師が指導します。難しい説明に関しては、ポケトーク(AI音声通訳機)を使いながら、患者様によりわかりやすい問診と説明をすることを目指しています。

 

当院では、医師やセラピストが患者様に詳しい説明ができるよう、AIの音声通訳機をコミュニケーションツールとして採用しています。

 

新人セラピストの治療練習

人材育成チームのPAN先生が、基本の手技治療を指導しました。

手技治療の技術を教えるセラピストを新人スタッフ

ボールを使って練習します。手技治療は手や腕の力だけではなく、体幹を使いながら治療するのがポイントです。

 

受付&カスタマーサービススタッフの勉強会

受付&カスタマーサポートスタッフは膝治療の日本語通訳の勉強とチームミーティングをしました。

スタッフたちが集まってミーティングと勉強をしている

勉強会とミーティングの様子です。

 

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

私たちは20マイル行進です。

 

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち

日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ

ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

J-CLINICで受診をご検討の方はこちらをご覧ください

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

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J-CLINICの勉強会動画

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▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

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