膝窩筋腱炎の治療について勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

11月10日の8:30~9:30までの1時間、理学療法科のアドバンスクラスのセラピストが「膝窩筋腱炎の治療の考え方と治療法」について勉強しました。

 

教科書と膝の模型を囲んでいる8人の女性と男性
教科書と模型を使って勉強しています。

 

膝窩筋腱炎の症状と原因


膝窩筋腱炎とは、膝の裏側の中央分が痛む怪我です。

 

膝にある膝窩筋と膝窩筋周辺の骨のイラスト
膝窩筋は膝の曲げ伸ばしで使われる筋肉です。膝関節を安定させる役割があります。

 

膝の裏側にある膝窩筋という筋肉の腱が炎症を起こす状態です。膝窩筋腱炎の原因の多くは膝窩筋のオーバーユースです。

 

走っているマラソンランナーの足がたくさんある
ランニングやジャンプなど、膝の使い過ぎにより発症します。 歩き過ぎにより発症する場合もあります。

 

 

 

膝窩筋に負担がかかる仕組みを理解する


膝窩筋は大腿骨外側から始まり脛骨の内側に停止しているという特性上、大腿骨が内旋傾向にある場合、脛骨または距骨が外旋傾向にある場合は伸張性の負荷ががかかりやすい筋肉です。

膝の模型とそれを両手でつかむ人の手
脛骨が外旋、もしくは、大腿骨が内旋すると膝窩筋に伸長性の負荷がかかることを模型を使って確認しています。

 

膝窩筋はジャンプの動作で受傷はしやすいものの、特に外傷がなくても、上記のような特徴があると膝窩筋由来で膝の違和感、痛み、動かしにくさを感じることがあります。

 

膝窩筋は血管と神経の走行とも近く、外側半月板にも付着する部分もあるため、屈曲時に膝の裏の違和感や痛みを感じられている人は高い確率で膝窩筋が動きの制限されています。

 

5人の女性が左足を前に出している
アブダクトリーツイストに対する運動療法を確認しています。(アブダクトリーツイストは、歩行時に見られる足部の異常運動で、膝窩筋に負担をかけます)

 

 

J-CLINICの膝窩筋腱炎の治療


まずは徒手検査で、立位、歩行、非荷重状態で膝を構成する大腿骨・膝蓋骨・脛骨が膝窩筋に負荷をかけやすいポジションになっていないか検査します。

 

膝窩筋腱炎を疑う場合は、エコー検査で炎症部位を特定。

 

理学療法士が患者様の膝をエコーで検査している
エコー検査で炎症部位を特定します。

 

検査の後は、手技と電気で治療していきます。

 

足にハイボルテージ治療をするセラピスト
超音波治療で痛みを緩和し、炎症を抑え、組織の修復を促進します。

 

足の怪我を手技で治療する理学療法士
膝窩筋周辺の筋肉の緊張を緩めます。

 

膝の痛みでお困りの方は、J-CLINICまでご相談ください。

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

梨状筋症候群の治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

10月28日、月例勉強会を開催しました。理学療法科と鍼灸科の勉強会のテーマは「梨状筋症候群の治療」です。カスタマーサービス&レセプションチームも新規患者様の案内についてロープレで練習しました。

 

 

1.梨状筋症候群の治療法を勉強する


検査(姿勢分析)、動きのチェック、手技療法、電気療法、トレーニング指導を確認しました。

 

1-1. 梨状筋症候群とは?

梨状筋は薄くて筋繊維が少ない割には立っていても歩いていても座っていても負担がかかっている筋肉です。

またこの筋肉の周りには神経が走っていて、梨状筋に柔軟性がなくなったり長い間圧迫を受けていると、骨盤周辺と大腿周囲の痛みを発症し、痺れを引き起こします。

 

梨状筋と坐骨神経の依頼スト
梨状筋と坐骨神経

 

梨状筋症候群を発症するとおしりの外側あたりに痛みが出て、太ももの後ろ側にかけてしびれがでます。

お尻の外側が赤くなっている、腰に手を当てている女性
長く座っていると症状は強くなります。 中腰の姿勢、ゴルフ、長時間の運転など、梨状筋に負担のかかると痛みを感じます。

 

坐骨神経痛と梨状筋症候群の違い

坐骨神経痛と梨状筋症候群は、どちらもお尻の外側と太ももの後ろが側に痛みを引き起こす疾患ですが原因は異なります。

 

  • 坐骨神経痛:坐骨神経が圧迫され、痛みや痺れが生じる
  • 梨状筋症候群:梨状筋が周辺神経を圧迫することによって痛みや痺れが生じる

 

痛みの個所は似ていますが、原因が違うと治療する箇所も異なりますので、正確に判断する必要があります。

 

 

1-2. 梨状筋症候群の検査と治療

梨状筋症候群を発症した患者様のモアレグラフィー画像を見て、姿勢の分析を練習しました。

タブレットの画面を見てセラピスト4人が話をしている
梨状筋症候群を患っている方は、姿勢が内股、ガニ股、前かがみ方が多いです。

 

 

続いて、超音波治療の施術練習。

患者役のスタッフがうつ伏せになっている、一人のセラピストが電気治療器のプローブを患者役のスタッフのお尻に充てている、それを大勢のスタッフが見ている
リーダーセラピストが治療ポイントを説明。硬くなっている筋肉の柔軟性を超音波治療で向上させることで痺れ軽減します。

 

また、梨状筋周辺組織の滑走障害改善する電気治療の方法も勉強しました。

 

次はマッサージガンと手技療法の練習です。

 

患者役のスタッフがうつ伏せで寝ている。一人のセラピストが、そのスタッフのお尻の脇にマッサージガンをあてている
マッサージガンを使って効率よく、梨状筋の緊張を緩めます。

 

梨状筋をストレッチさせながら、手技療法で深層筋に刺激を入れることで、効率良く筋肉の緊張を緩めることを目指して治療します。

 

セラピストがうつ伏せで寝ている人のお尻の下あたりを肘を使って押している
梨状筋症候群に対する手技療法の練習。

 

最後にトレーニング指導の練習です。

腕立ての姿勢をとっているセラピストたち
体幹と梨状筋を連動させて筋力を強化するトレーニング。梨状筋単独ではなく、体幹を一緒に鍛えるとより効果的に鍛えることができます。

 

2. カスタマーサポート&レセプションスタッフの勉強会


患者様により良いサービスを提供するために、ホスピタリティや説明をロープレ形式で練習しました。

 

初めてJ-CLINICに来た日本人の患者様に同意書の内容を説明する練習。

女性が書類の一部を手でさしながら、男性に話をしている
日本人スタッフを相手に説明を練習しています。

 

治療の内容と治療費を説明するロープレ。

女性をパンフレットを見ながら話をしている
ウォークインで初めてJ-CLINICに来た患者様を想定した練習。

 

音声通訳機ポケトークを使った、医療通訳の練習。

音声通訳機ポケトークを手にして話をしている人たち
ポケトークを活用して円滑に会話を運ぶ練習をしました。

 

J-CLINICには日本人の患者様だけではなく、中国、韓国、アラブ、英語圏の方など世界各国・地域の方々治療に来てくださるので、AI音声通訳機「ポケトーク」を活用してます。

 

私たちがポケトークについて取材を受けた時の動画です。

 

ポケトークに関する詳細(特徴、購入場所など)はこちらのワイズさんの記事でご覧ください。

 

今回の月例勉強会もそれぞれのチームが短時間の勉強会で成果を上げられるよう、事前に十分な準備をして、集中して課題に取り組みました!

 

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半月板損傷の徒手的検査とリハビリについて勉強する|J-CLINC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

9月14日朝8時30から9時30までの1時間、理学療法科のアドバンスクラスのセラピストが半月板損傷の治療について勉強と練習をしました。

 

 

6人のスタッフがテキストブックを見ている
エコーで半月板の損傷がどう映し出されるかをテキストブックで確認しました。

 

半月板損傷とは?

半月板損傷はスポーツによる怪我によるものがほとんどですが、中高年になると外傷がなくても半月板を損傷することがある(痛みは伴わない)と言われています。

 

ランニングの注に左ひざを痛そうに抑えている男性
半月板損傷になると歩行時に痛みを感じる、膝が引っかかる感じがする、激しい痛みとともに膝が動かなくなる(ロッキング)といった症状が現れます。

膝関節を後ろからみた解剖のイラスト。内側半月板、外側半月板の絵もある。
半月板は膝関節の中にある軟骨です。関節に加わる体重の負荷を分散させる役割と、関節の位置を安定にする働きをしています。

 

J-CLINICができる半月板損傷の治療

ロッキング、またはひっかかる感じが頻発する場合は、手術になる可能性があるので病院を受診してください。

 

膝に痛みを感じるが歩行はできる場合、または手術後のケアとリハビリをする場合はJ-CLINCで治療することができます。

 

治療の目的

  • 腫れ、痛みの炎症を抑える

  • 炎症後に起きる膝関節周辺の軟部組織の繊維化の柔軟性を高める

  • 軟部組織同士の滑走性を向上させる

  • 大腿骨、脛骨、腓骨など骨を正しい位置に戻します

 

治療法

J-CLINCは手技治療と電気治療で治療します。

セラピストが膝に電気治療のプローブをあてている
電気治療(ハイボルト療法と超音波治療)

 

セラピストが患者様の右足の膝を両手でおさえている
手技治療

 

勉強会で確認したこと

  • 半月板損傷であるかの否かの徒手的鑑別方法

  • 半月板損傷の場合、クリニックで治療できるレベルか否かの判断基準

  • エコー検査でどう映るか

  • 半月板に負荷をかける膝を構成する骨(膝蓋骨、大腿骨、脛骨)の位置

  • 半月板に負荷をかける立ち方・歩き方の分析

  • リハビリの際に気をつけたいポイント

 

マクマレーテストを練習する

マクマレーテストとは、半月板損傷の有無とおおよその断裂の方向を予測するための徒手検査です。

患者役のセラピストがうつ伏せで寝ている。2人のセラピストが患者者のスタッフの膝から上を持ち上げている。
半月板の痛み誘発テスト、マクマレーテストをしています。膝を曲げたり、外旋内旋してどこで痛みが生じるか検査します。

 

患者役のスタッフが仰向けて寝ている。そのスタッフの膝り足を持ち上げて、膝を触っている。
徒手検査は、力の入れ具合いなどコツがいるので練習します。

 

半月板損傷のリハビリを勉強する

リハビリの際の注意点などを確認しました。

6人のセラピストたちが、腰を落とした姿勢で歩いたり、立っている
半月板に負荷をかける立ち方,歩き方を確認。

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

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J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

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朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

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この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

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J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

 

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腰椎椎間板ヘルニアの治療の勉強とポケトークを使った治療説明を練習する|J-CLINIC

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

9月16日、月例勉強会を開催しました。

 

メインテーマは、「AI音声通訳機を使って患者様に治療説明をする練習」と「腰椎椎間板ヘルニアの治療」です。

 

1. ポケトーク勉強会

 

1-1. ポケトークを使って胸郭出口症候群の治療説明をする

当院には日本人の患者様だけではなく、中国、韓国、アラブ、英語圏の方など世界各国・地域の方々治療に来てくださるので、AI音声通訳機「ポケトーク」を活用してます。

 

この通訳機を使いこなす練習をしました。3回目のポケトーク勉強会です。

 

今回は胸郭出口症候群を患っている日本人の患者様に対して、どこの神経が圧迫されているかなど治療の説明をポケトークを使って練習しました。

ポケトークの画面を見せているセラピストをタブレットで解剖学の画像を見ているセラピスト2人
胸郭出口症候群の方は鎖骨下動脈または腕神経叢が圧迫されている、締め付けられていることが多いです。ポケトークと解剖学のアプリを使って説明する練習をしました。

 

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)とは、 腕を挙げる動作で上肢のしびれ、肩・腕・肩甲骨周囲の痛みです。

 

食器のボウルを持ち上げた時に、肩を痛がる女性
また、前腕尺側と手の小指側に沿ってうずくような、時には刺すような痛みと、しびれ感、ビリビリ感などの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。

 

5人くらいずつのチームに分かれたセラピストたちがタブレットとポケトークをもっている
解剖のイラストで神経を確認しながら、ポケトークを使って説明の練習をしているセラピストたち。

 

ポケトークをもって音声を入力しているセラピストとそれをみているセラピスト
音声入力練習。ポケトークはとても優秀なAI音声通訳機ではありますが、スムーズに会話を交わすためには、わかりやすく言葉を入力するなどいくつかのコツがあります。

 

詳しい治療の知識をもって、さらにポケトークを使って患者様の母国語で説明してあげることで、患者様が自分の症状に対する理解も深まります。

 

 

1-2. ポケトークを使って生理痛の患者様の問診をする

ポケトークを手にもっているセラピストと紙のセラピストを読んでいるセラピスト。ふたりは向かい合っている
生理痛の日本人の患者様に対してポケトークを使って体の状態、体質タイプ、治療説明、セルフケアについてアドバイスする練習をしています。

 

J-CLINIC鍼灸漢方科では冷えからくる生理痛など、生理痛治療もやっています。

過去Blog

 

 

1-3. ポケトークを使って医師の問診を通訳する

医師の診察でカスタマーサポートのスタッフがポケトークを使って通訳する練習です。

ポケトークに音声を入力しているスタッフと紙のスクリプトを読んでいるスタッフ
日本語話者のスタッフたちですが、医療的な治療説明をする時などポケトークを使うとより、細かい説明ができるので、活用しています。

 

当社のような規模のクリニックですと各言語の通訳者を雇用するのは難しく、また治療スタッフが複数の言語しかも医療用語を完璧に習得するのは無理なので、私たちはこのAI音声通訳機に可能性を感じ、積極的に活用しています!

 

ちなみに、この動画は私たちがポケトークについて取材を受けた時の動画です。

 

ポケトークに関する詳細(特徴、購入場所など)はこちらのワイズさんの記事でご覧ください。

 

2. 腰椎椎間板ヘルニアの治療法を勉強する

検査(姿勢分析)、動きのチェック、手技療法、電気療法を確認しました。

背骨の模型をもっているセラピストと話をしているセラピストの2人が立っている
勉強会の流れについて説明をする理学療法士のFON先生とPAN先生。

 

(1)モアレ画像で姿勢を検査

セラピストたちが、グループになって、タブレットの画面を見ながら話をしている
腰椎椎間板ヘルニアの患者様のモアレ画像を見て、姿勢の特徴を分析しています。

 

(2)動きのチェック

患者役のスタッフがうつ伏せになっている。その片足を左手で抑えて持ち上げている、右手で患者役のスタッフの腰を抑えている
各関節の可動域の徒手的チェックと体幹の動きをつけるストレッチを練習ています。

 

(3)手技治療

患者役のスタッフがうつぶせで寝ている、それを施術する2名のセラピストとそれを見ているセラピスト1名
脊柱起立筋の柔軟性をつけるマッサージを練習しています。

 

姿勢を支える筋肉である脊柱起立筋の柔軟性をつけることで、腰にかかる負担を軽減します。

 

姿勢を維持する筋肉のイラスト。腹横筋と脊柱起立筋にハイライトがされている
姿勢を維持する筋肉

 

(4)トレーニング

腰椎椎間板ヘルニアを改善するためには、姿勢維持筋のトレーニングが効果的です。椎間板への負担を軽減します。

お腹を出して寝ている男性、男性のお腹にエコー検査のプローブをあてているセラピスト、タブレットを聴講者に見せているセラピスト2人、それを見ているセラピスト1人
姿勢を支えるお腹のインナーマッスル腹横筋の状態を見てみました。

 

腰椎椎間板ヘルニアの方は、姿勢維持筋が弱いという事例もあります。

 

膝と膝の間にボールを仰向けになって上半身を持ち上げている男性、その男性の膝を抑えているセラピスト、それを見ているセラピストふたり
腹横筋に力を入れた状態でエコーで筋肉の状態を見てみました。深く、深~く息を吐きながら腹筋することで腹横筋を鍛えることができます。

 

トレーニングのやり方を間違えると表層の腹直筋にしか力が入らず、インナーマッスルの腹横筋に刺激が入りません。正しいトレーニング方法をエコーを使って、みんなで確認することができました!

 

4. カスタマーサポート&レセプションスタッフの勉強会

より良いサービスを提供するために、勉強会やミーティングをしました。

 

今回は患者様対応、おもてなしサービスの練習です。

はなしをしているスタッフ、紙をもってそれを聞いているスタッフが2人
患者様の予約希望時間がすでに他の患者様の予約で埋まっている時の対応、また患者様の希望のセラピストが不在の時の対応をロープレで練習しています。

 

スタッフ3人が話しをしている、それを1人のスタッフがみてきいている
新人スタッフが挨拶や患者様の案内などをロープレで実践。それを先輩スタッフたちが評価し、改善点をフィードバックします。

 

それぞれのチームが短時間の勉強会で成果を上げられるよう、事前に十分な準備をして、集中して課題に取り組みました!

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

 

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お肌のくすみ、たるみに効果がある美容鍼の技術を勉強する|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

9月8日朝8時30から、鍼灸漢方科のリーダーで中医師のナット先生が、ベーシッククラスの中医師向けに「美容鍼の効果的な治療技術」を指導しました。

 

患者役のセラピストの顔に鍼を打つ先輩セラピストとそれを見ている後輩セラピスト
打ち方を説明するナット先生。

 

美容鍼は、表皮の下にある真皮に刺激を与えることができます。

皮膚(表皮と真皮)の解剖イラスト
髪の毛よりも細い鍼 (0.1mm)でお肌を傷つけることにより、真皮層を直接刺激します。刺激することで、再生時にコラーゲンやエラスチンの活性化を促進、肌本来がもつ治癒力を活性化させます。

 

患者役のスタッフの顔に鍼を打つ、ナット先生。それを見ている、ベーシッククラスのセラピスト
鍼を刺した時に痛みがでない打ち方、効果的な治療点・鍼を打つ方向等を確認しました。

 

J-CLINICの理学療法科と鍼灸漢方科のセラピスト は、毎週末レベルごとにクラス分けをし、テーマを決めて朝8:30から9:30まで治療の勉強と練習をしています。通称「朝練」と呼んでいます!

 

後半は当院の美容鍼について紹介していきます。

 

J-CLINICの美容鍼


お肌のくすみ、たるみ、目のクマ、ほうれい線などが気になる方にお勧め。自然な美しさを引き出します。

顔に鍼を打たれている女性

 

J-CLINICの美容鍼の中でも、ナチュラルにリフトアップする美容鍼とカッサマッサージを組み合わせた「美容ケアコース」は人気があります。

 

 

美容ケアコースの特徴


 

たるみ、くすみ、しわ、ほうれい線のケアに

こんなお悩みがある方にお勧め

  • お肌のくすみ、たるみ、目のクマ、ほうれい線などが気になる方
  • リフトアップしたい方
  • 初めて美容鍼(顔の鍼)を受ける方

 

 

 

眼精疲労にも効果がある美容鍼

眼精疲労を感じている男性のイラスト
眼の周りの眼輪筋に直接鍼を刺して、凝り固まった筋肉をほぐすので眼精疲労にも効果があります。

 

美容鍼を受けている男性
疲れ目、お肌のケアをしたい男性の患者様にも美容鍼はおすすめです。

 

 

美容ケアコースの流れ(45分)


 

  1. クレンジング

  2. 美容鍼

  3. カッサマッサージ

  4. ローションパック

 

特徴1:美容鍼でお肌の凝りと血行を改善

鍼 (0.1mm) でお肌を傷つけることにより、再生時にコラーゲンやエラスチンの活性化を促進。

 

特徴2:カッサマッサージで老廃物を排出

フェイシャルカッサマッサージを受けている女性
リンパや血液の流れを良くし老廃物を流すマッサージ。たるみやクマに効果的。表情筋をゆるめ、皮膚をなめらかにします。

 

特徴3:鍼にパルス通電(オプション+300B)

顔に鍼を打っている女性。加えてその鍼に電気を通している
オプションで電気をプラスすることもできます。電気鍼をすることでより効果的にリフトアップします。

 

通院頻度

・むくみ、ほうれい線、くすみ、しわなど、気になるお悩みが多い方は月2回程度受けると効果が出やすいです。
・お肌の状態が改善してきて、メンテナンスとして受ける場合は月1回が目安です。

 

施術料

  • 1,600B(45分)
  • 鍼にパルス通電 プラス300B

※初めての方は、初診料500Bかかります。

施術の様子は動画でご覧ください

 美容ケアコース紹介

 

美容ケアコースとリフトアップ矯正美容鍼コースの詳細

美容鍼にご興味のある方は、お気軽にお問合せください。

 

 

日本人の受付スタッフから返信が欲しい方は、Facebook またはお問合せフォームからご連絡ください。

 

ラインからもご予約いただけます。日本語が話せるタイ人スタッフが対応します。

 

J-CLINIC Phrom phong Line Account
プロンポン院 LINE

 

J-CLINIC Thonglor Line Account
トンロー院  LINE

 

Ekkamai Line Account
エカマイ院  LINE

 

 

J-CLINICはバンコクスクンビットエリアに3店舗

プロンポン院(スクンビットソイ31のパクソイRSU Tower4階)

トンロー院(トンローソイ13・ホームプレイスビルディング地下1階)

エカマイ院(スクンビットソイ42・バンコクメディプレックス3階)

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

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Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

膝内側側副靱帯(MCL)損傷の回復期に残る違和感、可動制限に対する治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

8月31日朝8時30から、理学療法科のアドバンスクラス向けに、「膝内側側副靱帯(MCL)損傷の回復期に残る痛み、違和感、可動制限に対する治療」というテーマ勉強会を開催しました。

 

理学療法士二人が自分の膝を触診している
自分の膝を触診しながら、膝の靭帯の状態を確認しています。

 

J-CLINIC では毎週末、レベルごとにクラス分けをし、テーマを決めて朝8:30から9:30まで治療の勉強と練習をしています。通称「朝練」と呼んでいます。

 

 

膝内側側副靱帯損傷とは?

膝内側側副靱帯損傷(MCL:Medial collateral ligament injury)とは、内側側副靭帯という膝の内側の安定性を保っている靭帯が何らかの原因で損傷を受けることです。

 

膝内側側副靱帯のイラスト
膝関節の内側を支えている靭帯です。

 

膝内側側副靱帯損傷はスポーツ選手に多い怪我です。

敵チームの選手の下半身にタックルをしているラグビー選手
アメリカンフットボール、ラグビー、バスケットボール、サッカー、また急な方向転換を頻繁に行い膝に負担がかかるテニスをする方にもよく見られる症状です。

 

また、内側側副靱帯は膝の内側で大腿骨と脛骨を繋いでいるいう特性上、膝の外反(x脚)・脛骨外旋傾向にあって常に内側側副靱帯が伸張される状態にある患者様は治りが悪く、痛みや違和感、可動制限が残りやすいと言われています。

 

O脚、X脚、正常の足のイラスト
真ん中がX脚です。外反膝とも呼ばれ、両膝が内側に彎曲した状態。

 

J-CLINICの膝内側側副靱帯損傷治療

靭帯断裂など損傷が激しいと手術が必要になる場合があるので、病院で検査・診察を受けることをお勧めしています。

 

1.エコー検査

膝内側側副靱帯損傷を疑う場合、J-CLINICのではまずエコー検査を行い靭帯およびその周辺組織を確認します。

理学療法士が患者様の膝をエコーで検査している

 

 

2. 電気治療と手技治療

損傷がひどくない場合、J-CLINICでは、電気治療と手技治療で治療することができます。また、病院で手術した後のリハビリとして、通院していただくことができます。

足にハイボルテージ治療をするセラピスト
患部の炎症をハイボルト・超音波治療器で抑え、痛みを緩和させます。また、微弱な電流を流し、傷ついた組織の修復を早めて、損傷部の治癒を促進するマイクロカレント療法も行います。

 

手技療法では、体のバランスや姿勢を改善し膝への負担を軽減させるための治療を行います。

 

3.サポーターやテーピングの処置

また治療後、靭帯にかかる負担を軽減するためサポートも処方します。

J-CLINICで販売しているboneboneのサポーター
J-CLINICで販売しているboneboneのサポーター

 

膝にテーピング処置をした写真
症状に合わせて、テーピング処置をします。テーピングは、怪我の予防、応急処置、再発防止、痛みの軽減などの効果があります。

 

膝内側側副靱帯(MCL)損傷の回復期の治療

 

さて、今回の勉強会のレポートです。損傷した膝内側側副靱帯の状態が良くなってきたが、痛み、違和感、可動制限が残った場合、どのような検査と手技治療をするのかを確認しました。

寝ている患者役のスタッフの膝を持ち上げて、話をしているスタッフ
内側側副靱帯は外反で伸張します。内側側副靱帯に負荷のかかるポジションをみんなで確認しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッフが膝の模型をもっている写真
内側側副靱帯は、膝の外反と脛骨の外旋で伸張されることを模型で説明しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セラピストがもう一人のセラピストの膝をもってストレッチをしている
大腿骨を外旋させ脛骨を内旋させて、膝の捻れを解消するよう、手で動きを付けています。

 

セラピストが自分の膝の内側を触って押している
屈曲時に内側側副靱帯は、下方に移動します。内側側副靱帯の正しい動きを手で誘導してます。

 

その他にも下記ポイントを検査する必要があることも確認しました

  • 膝の屈曲伸展の最終可動域でどこに違和感が出るのか
  • 立位のアライメント、歩行はどうか
  • 非荷重位(寝ている状態)で、膝を構成する大腿骨・膝蓋骨・脛骨が内側側副靱帯に負荷をかけやすいポジションになっていないか

痛み、違和感、可動域が制限されている原因は何かを明らかにして、怪我の完治と再発予防を目指して治療を行います。

J-CLINICのセラピストは患者様に結果の出る治療を提供するため、毎週末の朝練、月例勉強会で治療の勉強&練習、知識をアップデートしています!

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

J-CLINICのリーダーの写真

 

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初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

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胸郭出口症候群のエコー評価を勉強する|J-CLINIC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

今日の朝練は、アドバンスクラス向けに、「胸郭出口症候群のエコー評価」というテーマで行いました。
J-CLINIC では毎週末、レベルごとにクラス分けをし、テーマを決めて朝8:30から9:30まで治療の勉強と練習をしています。通称「朝練」と呼んでいます。

 

胸郭出口症候群とは?

胸郭出口症候群の症状(きょうかくでぐちしょうこうぐん)は、 つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で上肢のしびれや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが生じます。

食器のボウルを持ち上げた時に、肩を痛がる女性

 

また、前腕尺側と手の小指側に沿ってうずくような、時には刺すような痛みと、しびれ感、ビリビリ感などの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。

 

引用:日本整形外科学会>症状・病気をしらべる>胸郭出口症候群

 

胸郭出口症候群の原因と治療

デスクワーク、スマホの普及による、不良姿勢(猫背)によって、首から腕、肩甲骨の内側、脇の下などの痛みや痺れを訴えて来院される方が多く、その中には胸郭出口症候群も患っている方もいらっしゃいます。

 

主な原因は、腕神経叢と鎖骨下動脈の圧迫もしくは牽引と考えられています。

 

腕神経叢のイラスト
腕神経叢

 

循環器系のイラスト(動脈と静脈)
鎖骨下動脈

 

治療には、ビタミンB12などの内服薬の治療と姿勢調整、胸郭の柔軟性向上を目指すリハビリテーションがメインとなります。

 

また、斜角筋と小胸筋が緊張していると、鎖骨下動脈と腕神経叢を圧迫し、痺れを引き起こすことがあります。

 

その場合は、斜角筋と小胸筋の緊張を手技治療、電気治療、ストレッチで緩めていきます。

 

胸郭出口症候群の評価方法

当院では評価方法では、下記誘発テストとエコー検査を行います。

  • Adson test
  • Morley test
  • Roos test
  • Eden test

 

今回の朝練では、斜角筋、小胸筋、鎖骨下動脈、腕神経叢をエコーで検査する練習をしました。

 

エコー検査の練習をしているセラピストたち
腕神経叢と前斜角筋、中斜角筋をエコーで観察しています。

 

斜角筋のイラスト
斜角筋のある頸部には神経・血管が多数存在するため、正確な知識・技術が求められます。

 

 

エコーの画面を見ているセラピスト
鎖骨下動脈を確認。

 

 

エコーのプローブを操作するセラピストとエコー装置の画面を見ているセラピスト達
小胸筋とその周辺をエコーで観察します。

 

小胸筋のイラスト
小胸筋

 

 

エコーの画面を見ながら、解説をしている理学療法士
実際にお互いをエコーで観察しながら理解を深めます。

 

痛みの原因が判明すると、効果的な治療ができるので、J-CLINICでは徒手検査、エコー検査、モアレ画像検査などを用いて細かく検査します。

 

そして、月例勉強会や毎週の朝練で知識をアップデートし、検査と治療技術の練習をしています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

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日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

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腰痛や首肩痛にも効果がある、背中の筋肉の滑走性を改善する手技療法を練習する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

7月17日に開催した理学療法科のベーシッククラスの朝練のレポートです。テーマは「背中の筋肉の滑走性を改善する手技療法」です。動きの悪くなった背中の筋肉に対して行う治療です。

 

J-CLINIC では毎週末、レベルごとにクラス分けをし、テーマを決めて朝8:30から9:30まで治療の勉強と練習をしています。通称「朝練」と呼んでいます。

 

 

背中が丸くなりやすいライフスタイル

スマホをみて、猫背姿勢の男性と子供と女性
スマホを長時間使う現代人のライフスタイルにおいて、背中の筋肉に「伸張性の負荷」が常にかかっていると言えるでしょう。

 

ここで言う「背中の筋肉」とは脊柱起立筋のことです。

請求起立筋のイラスト
脊柱起立筋は背すじを伸ばし、姿勢を維持する働きがあるインナーマッスルです。勅筋、最長筋、腸肋筋の3つで構成されています。

 

伸長性の負荷が背中にかかると、下記のような状態になります。

 

  1. 背中の筋肉の動きがわるくなる

  2. 脊柱起立筋の筋肉同士の滑りが悪くなる

  3. 脊柱起立筋と肋骨とが癒着する

 

1~3が起きることで、首、腰、肩、股関節、膝に負担がかかり、痛みや痺れを引き起こすことがあります。

 

 

組織間の滑走障害と筋膜癒着

人の身体には皮膚、皮下組織、血管、神経、脂肪体、筋肉など様々な組織が存在してます。

 

体を動かす際には各組織間同士が滑走することで円滑な運動を行うことができますが、組織間の滑走性が低下したり、筋膜同士が癒着すると、筋肉の動きが制限され、痛みやしびれを引き起こします。

 

 

手技療法で背中の筋肉の動きを改善する

下記2つを改善する手技療法を練習しました。

  • 脊柱起立筋の滑走障害
  • 脊柱起立筋と肋骨とが癒着

 

最長筋と腸肋筋が滑走する様子をタオルと枕を使って説明
人材開発チームのセラピストが脊柱起立筋の最長筋と腸肋筋の滑走について枕を使って説明しています。

 

リーダースタッフが後輩スタッフに説明をしている
胸腸肋筋と肋骨の癒着をとる手技療法を説明しています

 

セラピストが手技治療をして、それをリーダースタッフが診ている
筋肉同士の癒着と肋骨との癒着を剥がすための手技治療です

 

胸腸肋筋を肋骨から剥がす手技をしてます
肋骨に癒着して腸肋筋を剥がす手技を練習しています。

 

セラピストが手技治療をして、それをリーダースタッフが診ている
脊柱起立筋も柔軟性を付けながら、ストレッチもします。

 

また、脊柱起立筋の一つである多裂筋(棘筋)の手技治療の練習もしました。

 

多裂筋のイラスト
多裂筋は体を反る動作や片側に体を倒す際に使う筋肉です。

 

 

リーダーセラピストが手技療法をやって、後輩スタッフに見せている
多裂筋(たれつきん)を母指をつかって背骨から剥がすように手技してます。

 

この手技療法によって背中の筋肉の滑走性が良くなることで、頭蓋骨、肩甲骨、骨盤、重心の位置が正しくなり、患部を触らずに痛みの5〜7割が改善するというケースも良くあります。

 

患者様の体に負担をかけず背中の筋肉を緩めて、治療効果を上げられるよう、J-CLINICでは新人スタッフからベテランスタッフまでこの背中の手技治療の練習を定期的に行っています。

 

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インピンジメント症候群治療の勉強とポケトークを使った問診練習|J-CLINIC

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

7月22日、月例勉強会を開催しました。

 

メインテーマは、AI音声通訳機を使った問診の練習とインピンジメント症候群の治療です。

 

ポケトークを使って治療効果を説明する

当院には日本人の患者様だけではなく、中国、韓国、アラブ、英語圏の方など世界各国・地域の方々治療に来てくださるので、AI音声通訳機「ポケトーク」を活用してます。

 

今回は、この通訳機を使いこなす練習をしました。

 

とても優秀なAI音声通訳機ではありますが、スムーズに会話を交わすためには、わかりやすく言葉を入力するなどいくつかのコツがあります。

 

ポケトークを手にもち、みんなの前で話をする3人のスタッフ
使い方のポイントをレクチャーするリーダースタッフ。

 

治療に関する技術や知識はもちろん重要ですが、説得力のある治療説明も患者様とのコミュニケーションをする上では欠かせません。患者様の母国語で説明することで、より理解していただけます。

 

ポケトークを使ってロープレをする治療スタッフたち
理学療法科:ポケトークを使って、超音波治療の治療効果について説明する練習をしています。

 

ポケトークを使って不眠治療の問診をする

ポケトークを使いながら日本語を勉強するスタッフたち
鍼灸漢方科:「不眠症」の問診をポケトークを使って、やってみました。

 

ポケトークを使ってロープレをする中医師の先生たち
日本語通訳者のエーさんにテキストを作成していただき、それを使って中医師の先生と日本語話者のレセプションスタッフがロープレに挑戦しました。

 

当社のような規模のクリニックですと各言語の通訳者を雇用するのは難しいですし、また治療スタッフが複数の言語しかも医療用語を完璧に習得するのは無理なので、私たちはこのAI音声通訳機に可能性を感じ、積極的に活用しています。

 

ちなみに、この動画は私たちがポケトークについて取材を受けた時の動画です。

 

続いて、インピンジメント症候群の治療について勉強しました。

 

肩・インピンジメント症候群の治療法

検査(姿勢分析、エコー検査)、動きのチェック、手技療法、電気療法、トレーニング・ストレッチ法を確認しました。

 

人体模型を使って、説明をする理学療法士
肩のインピンジメント症候群がどのようにして生じるのか模型を使って説明するアドバンスクラスの理学療法士。

 

インピンジメント症候群とは?

肩峰に対して肩峰下滑液包やローテーターカフが衝突、または引っかかった状態。腕を上げる動作で痛みや、ひっかかりを感じる症状が出ることをインピンジメント症候群と呼びます。
*インピンジメント:衝突、衝撃といった意味があります。

 

右肩を前から見た図
*肩峰下滑液包:ローテーターカフを保護するための滑液が入った袋(包)。ローテーターカフの動きをスムーズにするための組織。

 

インピンジメント症候群は、繰り返し肩関節を刺激することで肩に痛みが起こる疾患です。テニスやバトミントンならサーブやスマッシュを打つなど、肩を酷使する方に多い症状です。

 

バンコクで肩のインピンジメント症候群を治療するならJ-CLINIC

 

リーダーセラピストたちが、受講者たちに説明をしている
肩の可動域の検査法について説明しています。

 

エコーで肩を軟部組織の映像を映し出している理学療法士
インピンジメント症候群の場合、エコーでどのように軟部組織が映し出されるか解説しています。

 

ミドルクラスのスタッフが、新人スタッフに施術を指導しました。アドバンスクラスのスタッフがサポートします。

 

超音波治療器のプローブを患者役のスタッフの肩にあてる治療スタッフ
炎症を起こした軟部組織に対して高周波超音波治療をして炎症を抑える治療の練習しています。

 

手技治療の練習をするスタッフたち
手技治療で背中の筋肉に柔軟性をつけています。柔軟性のない円背(猫背)はインピンジメント症候群になりやすいです。治療は背中から整えていきます。

 

ポケトークの練習と肩治療の勉強以外にも、各チームに分かれてそれぞれ課題に取り組みました。

 

鍼灸漢方科の勉強会

中医師の先生たちが集まっている
腰痛、肩の痛みなど、今回のテーマは筋骨格系の痛みに関する鍼治療について事例を共有しながら勉強しました。

 

美容鍼の問診の仕方を練習

問診の練習をするスタッフたち
新人スタッフに美容鍼の問診の方法を指導しています。

 

カスタマーサポート&レセプションスタッフの勉強会

より良いサービスができるよう、勉強会やミーティングをしました。

スタッフたちが集まっている
日本人の患者様からのよくある質問を確認する、日本語話者のスタッフたち。

 

3人のスタッフがタブレットを見ながら話をしている
おもてなしサービスについて、勉強しています。

 

日頃の業務における課題から勉強会のテーマを考え、各チームがそれぞれ集中して取り組むことができました。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

 

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Kickoff meeting 2024(下半期)を開催しました|J-CLINIC

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

7月11日に下半期のキックオフミーティングをしました。全体で2024年上半期に進んできた道のりと2024年下半期に進む方向性の確認。

 

また、今期の計画を実践するにあたり個人、チームが大事にしたい考え方と役割を全体で共有しました。

 

プレゼンの前で話をする司会者3人
ビジョン、ミッション、コアバリューを確認します。

 

司会のスタッフ3人の写真
司会としてキックオフミーティングの進行を務めた3人。

 

2024年上半期の取り組みと2024年下半期の計画

治療部門、イベント部門、勉強会、ワークショップなどそれぞれのチームからの発表。

 

また、設備・購入品、システムや会社の制度で変わったことなどについても振り返り、下半期の計画についても話をしました。

 

スタッフがプレゼンしている写真(3写真の組み合わせ)

 

どれだけの患者様にご利用いただいたかをデータで振り返り、また今期の目標も共有しました。

 

スタッフがプレゼンしている写真(3写真の組み合わせ)

 

J-CLINICのスタッフが大切にしていることを確認

今は新人スタッフが多いということもあり、会社の文化、大切にしている考え方などを改めて確認しました。

 

星のおもちゃと、地球儀と、船の模型をもってプレゼンをしているスタッフ3人
この事業の目的、ビジョン、ミッション、コアバリューについて、おもちゃの星、地球儀、船の模型を使って説明をするリーダーたち。J-CLINICは、会社を船と例えて考えています。

 

J-CLINICが大事にしている考え方💡

  • Core value, Mission,Vision, Purpose
  • Professional thinking
  • And rule
  • 20 mile march
  • 3 roles & 2C(Cooperation & Concertration for good teamwork)
  • Return On Luck (運の利益率)
  • Positive Synagy
  • Trust (お金=信用)
  • Time(時間の使い方)
  • J-CLOCK (会社の習慣)
  • Big Hairy Audacious Goal (BHAG)
  • 5 Happy cycle
  • five stages of decline(衰退の五段階)

 

質問に対して回答をしているスタッフたち
プロフェッショナルとは何かについて、参加者が回答しています。

 

男性スタッフがプレゼンテーションの前で話をしている
スタッフの役割について話をするリーダースタッフ(3Rolls:Compass, Sail,  Momentum)

 

女性マネージャーがプレゼンをしている
J-CLOCKについて説明するマネージャー。2024年上半期は、会社の習慣の指針となるJ-CLOCKをつくり、「時を告げる志向」から「時計を作る志向」へと発想を転換しました。

 

会社の代表がプレゼンテーションの前で話をしている
私からは、偉大な企業がなぜ衰退するのか?という、衰退の五段階について、話をしました。(引用:ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階 ジム・コリンズ 著

 

2024年下半期もスタッフに「やりがいのある仕事」「挑戦の場」「自信」を与えられるように努めたいです。

 

引き続き、彼らが知識と技術を習得し、改善点を分析できるようサポートし、その経験を会社にとっても成長の機会にできるよう環境を整え続けます。

 

高い基準を求めながら、ポジティブなフィードバックを心がけ、改善点を彼らの能力向上に活かせるかが鍵となると思ってます。

 

そして下半期も、会社のビジョンを効果的に伝えることを意識しています。

 

物語にして、絵にして張り出して、話はたとえ厳密でなくても、わかりやすく表現するようにしています。

 

例えば、プロンポン院の壁に高さ160㎝のタイの地図を飾っています。

壁にタイの地図と、写真が2枚貼ってある
私たちが昨年決めたJ-CLINICのBig Hairy Audacious Goal は「100年以内(2123年まで)にタイ全1都76県で治療体験会を開催する」です。そこで地図を張り、行った県にピンを刺して、記念写真を飾ることにしました。

 

こちらは、エカマイ院のスタッフルームに飾っている、J-CLOCKです。

壁に大きな時計と写真がかざってある
1時は1月、2時は2月…という感じで時間を月に置き換え、年間行事の写真を時計のまわりに貼っています。

 

社員と共有する過程で生み出されるエネルギー、一緒にやりたいという願望を組織的に正しく方向づけて、正しい目標を設定し,良い結果が出るように環境を整えるようにしています。

 

願望を価値に変え、それがJ-CLINICに来てくださる患者様の笑顔につながるよう試行錯誤しながらベスト尽くしていきます。

 

キックオフミーティングに参加した全員の写真
ミーティング全員で記念撮影。

 

ビジョンの達成に近道なし

 

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膝関節の治療における検査方法を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

膝治療に関する朝勉強会の3回分のレポートをこちらのブログに書きました。当院では毎週末、レベルごとにクラス分けをし、テーマを決めて朝8:30から9:30まで勉強会をしています。通称「朝練」です🌞

 

1.膝治療の検査法

6月15日は理学療法科のアドバンスクラスのセラピストが膝関節の治療における検査方法について2つ勉強しました。

 

  1. 非荷重での股関節、膝関節、足関節、足の形態評価・可動特性

  2. 膝の立位アライメント評価

 

※立位:立った状態で、骨、関節の位置を評価します。

 

膝の治療は、膝にフォーカスしたミクロな視点だけでなく、股関節と足関節との関係性さらに重心の位置、体幹の状態、歩行などのマクロな視点で検査が必要です。

 

そのため、検査項目は多岐にわたります。

 

 

仰向けの状態で膝を検査する

講師が患者様役のスタッフの膝を伸ばして、受講者のスタッフに話をしている
膝関節が完全に伸展するか確認してます

 

股関節、膝関節、足関節のイラスト

膝関節は、股関節と足関節の間の関節なので、相互に影響を与え合います。

 

 

足関節、骨盤、膝関節の模型
それぞれの関節の模型。股関節の状態は膝関節に多くの影響を与えます。

 

セラピストが患者役のスタッフの膝を持ち上げながら、股関節の動きを確認している
股関節の運動制限がないかを検査する練習をしています。

 

セラピストが患者役のスタッフの膝を触って検査をしている
大腿脛骨関節のゆるさがないか確認してます。

 

下記項目を検査して、痛みの原因を探ります。

  • 股関節において、大腿骨が骨盤に対してどの様についているのか(頸体角、前捻角)、屈曲伸展と回旋はどれくらい保たれているか

  • 膝関節において、お皿の位置はどうか、大腿骨と脛骨の関節のゆるさはないか、脛骨の捻れはないか

 

 

膝の立位アライアメント評価をする

大腿骨、膝関節、足関節を結んだ長軸を目視で検査します。X線検査画像を用いた検査法もありますが、今回は目視で検査する方法を勉強しました。

患者様役のスタッフの脚を後ろから撮影するスタッフ
膝と足関節を目視で検査してます。

 

下記チェック項目を検査しました

  • アキレス腱と踵の角度は正常か

  • 踵はどの場所で床と接しているか

  • 足裏のアーチは保たれているか

 

体全体を支える土台である足部アライメントが崩れると、足首、膝、さらには背中や首まで連なる全体のバランスに影響を及ぼすといわれています。例えば歩行や走行時の筋肉や関節の痛みの原因となる場合があります。(参考:ZAMST ザムスト>TOP>ジャーナル(インソール)>足部アライメントと膝の痛みの関係

 

タブレットで撮影した写真を見るセラピストたち
撮った写真を分析して、理解を深めます。

 

2.膝治療の触診を勉強する

6月22日、理学療法科ミドルクラスのセラピストたちが触診の勉強しました。

4人のセラピストが自分の膝を触診している
正常な膝関節はそれぞれの骨がどのような位置にあり、骨、膝周囲の軟部組織が動きに伴いどのような動きをするのかを自分の膝を使って確認しました。

 

 

  1.  膝の屈伸時における骨(大腿骨、脛骨、膝蓋骨)の動きの確認

  2. 膝の屈伸における骨以外の組織(筋肉、腱、靭帯、脂肪体、半月板)の動きの確認

  3. 膝関節周囲における痛みの好発部位の確認および触診の練習

 

 

下半身の骨と関節のイラスト
下肢の骨のイラスト

 

痛みは正常な位置、正常な軌道からのズレに伴い発生する組織間の摩擦によって引き起こされることが多いです。

 

解剖イラストのアプリと照らし合わせながら、自分の膝を触診しながら、触れられた時の感覚がどんな感じかを知ります。

 

構造上ズレの生じやすいところを知識で理解していても、触診できないとどこの組織に痛みがでているのか鑑別できないので、この検査の練習はとても大切です。

 

 

3.膝治療における歩行分析

6月30日理学療法科アドバンスクラスのセラピストたちが触診の勉強しました。

講師と受講するアドバンスクラスのセラピストたち
正しい歩行の定義づけと客観的な評価について確認しています。

 

膝が痛いを訴える方の多くは、歩行に問題があることが多いです。逆に、膝が痛いから歩行に問題が出てくるという可能性もあります。

 

そのため当院では膝が痛い患者様には歩行が正しくできているか検査します。

正しい姿勢で歩行する男性のイラスト
歩行検査では、患者様が足のどこで着地し、どこで蹴り出しているのか、どの関節の可動域が保たれていないとそれが不可能なのかなど、一つ一つポイントをチェックします。

 

効率の良い正しい歩行とは、なるべく力を使わずに、関節に負担をかけずに前に進むことができる歩行です。

 

正しい歩行を練習しているセラピスト達
患者様の歩行を検査するため、またアドバイスするためにセラピスト自身が正しい歩行の練習。物理学的、機能解剖学的に正しい歩行をできるようにします。

 

効果的な治療をするためには、検査によって痛みの原因を特定することが重要です!

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

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腰痛、臀部の痛み、下肢の痛みや痺れを鍼で治療する練習|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

6月16日鍼灸科のセラピストが腰痛、臀部の痛み、下肢の痛みや痺れの治療について勉強会をしました。

 

このような痛みや痺れを鍼で治療する場合、当院ではマッサージ、ストレッチ、マッサージガンを併用しながら筋肉の緊張をほぐしてから鍼治療を行います。

 

そして、鍼治療で骨際や筋肉が重なり合うポイントを丁寧に狙って治療していきます。こうすることで、痛みの原因となっている筋肉の緊張を効率的に緩めることができます。

 

鍼治療の前に筋肉の緊張をほぐす

はじめにマッサージで筋肉の緊張を緩めると深層筋にある硬結がはっきり出てきます。

セラピストが脊柱起立筋をマッサージでゆるめてます
背中の筋肉(脊柱起立筋)のマッサージ。
表層筋と深層筋のイラスト、深層筋にあるコリに鍼があたっている
コリ(硬結)は深層筋にあるので、表面の筋肉が緊張していると切皮痛(鍼が刺さる時の痛み)が起きやすいです。

 

セラピストがマッサージガンで腸脛靭帯の緊張をほぐしてます
マッサージガンを使って、腸脛靭帯の緊張をほぐしてます。
腸脛靭帯のイラスト
腸脛靭帯は太ももから膝、そして脚の外側に沿って脛骨まで伸びる長い結合組織または筋膜です。

 

腸脛靱帯が硬くなると、膝の外側の骨と靱帯の摩擦が強くなってしまうため、靱帯の炎症が起こりやすくなります。特にマラソンなどの長距離ランナーに好発します。ランナーの他には、バスケットボール、水泳、自転車、エアロビクス、バレエ等。(参考:ZAMST ザムスト>スポーツ向けサポート・ケア製品ブランド >ランナー膝 別名:腸脛靱帯炎

 

セラピストが手技治療で最長筋の緊張をほぐしてます
手技治療で最長筋(背中の筋肉)の緊張を緩めています。

 

 

鍼で腰痛、足の痺れなどを治療する練習

下肢痛は、筋肉由来の関連痛と神経由来の痛み・痺れがあるのでしっかり鑑別してから施術をします。

セラピストが腰方形筋に鍼を打っています
鍼で腰痛を治療する練習。腰方形筋に鍼を打っています。

 

腰方形筋のイラスト
腰方形筋にトリガーポイントが出来ていることが原因で腰痛が起きることがあります。

 

セラピストが講師の指導のもと梨状筋の位置を確認しています
梨状筋に鍼を打つ練習をしています。

 

坐骨神経痛と梨状筋の説明画像
梨状筋は通常は柔らかいです。しかし負担がかかるなどが原因となって梨状筋が硬くなると、おしりに痛みを起こしたり、近く走行する坐骨神経をつぶして足のしびれを起こしたりします。このような病気を梨状筋症候群といいます。(参考:一般社団法人日本脊髄外科学会>梨状筋症候群

 

 

自分たちの専門性に磨きをかけて、患者様の痛みに対して結果の出る治療を提供できるようわたしたちは技術練習を行っています!

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

 

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Team building workshop – X線検査導入に向けたオペレーションを確認 -|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

診察の際に患者様が医師やセラピストに症状や悩みをうまく伝えられず的外れな治療をされたり、必要以上の薬を多く出されて多額の請求をされた…というのは海外で良く聞く話しです。

レントゲンの画像を持った医師と患者が話しているイラスト
言葉の壁、患者様とのコミュニケーション不足によってそういうことが起こると思います。

 

当院では、医療知識をもったスタッフが診察の前に症状や保険のことなど患者様のお話を聞いて、医師やセラピストに申し送りし、次回のご予約までサポートする体制を作ることができたら理想だな…と考えています。

 

そこで今回は、もっと患者様と信頼のコミュニケーションができるようチームビルディングのワークショップを開催しました。

参加者の前で話をしている講師とスタッフたち
勉強会の内容、ロープレの流れを説明しています。

 

肩の痛みを訴える患者様が来院したことを想定したロープレ

今回は肩の痛み「石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)」を患っている患者様が来院したことを想定して受付、診察、検査、治療、次回予約までの一連の流れをロープレをしながら確認しました。

 

石灰沈着性腱板炎は40~50歳代の女性に多くみられ、肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって急性の炎症が生じる事によって起こる肩の疼痛・運動制限です。

 

石灰沈着がレントゲンに写った場合のイメージイラスト
X線検査では、このイメージ画像のように映し出されます。

 

症状としては、夜間に突然生じる激烈な肩関節の疼痛で始まる事が多いです。痛みで睡眠が妨げられ、関節を動かすことが出来なくなります。(引用:日本整形外科学会サイト>トップ>一般の方へ>症状・病気をしらべる>石灰沈着性腱板炎

 

ロープレで一連の流れを確認する

受付から次回予約までの一連の流れをロープレをしながら確認しました。

 

患者様役の講師に問診表を記入してもらっている
患者様役の講師が受付で問診表を記入しています。

 

セラピストがドクター役のスタッフの体の状態を共有している
問診表記入の際に患者様に話を聞いたセラピストがドクター役のスタッフに患者様の状態を説明しています。

 

患者様の症状に合わせた画像診断を提案します。

  •  骨に異常がある可能性があればX線検査

  • 筋肉・靭帯などの軟部組織の炎症が疑われるのであればエコー検査(筋骨格系超音波検査)

  • 姿勢の崩れで出ている症状ならばモアレグラフィー

 

上記の画像診断に加え、セラピストによる徒手検査(理学検査)も行います。

肩の可動域を検査する練習をするセラピストたち
徒手検査は目と手を使って、患部と思われる部位を動かしたり、延ばしたり、患者様に抵抗運動をしてもらいながら、筋肉、神経、靭帯、関節のどこに異常があるのかを医師または施術者の手と目で検査することです。

 

徒手検査で滑走障害、伸収縮の異常、特定の肢位・角度での痛み・可動域制限の有無がわかり、画像診断(静止画像)だけでは判明できない痛みの原因がわかることもあります。

 

症状にあった効果的な治療をするためには、十分な検査が重要です。

 

さて、今回はX線検査を行った後の流れをロープレでやってみました。

 

J-CLINICエカマイ院は年内にX線検査装置の導入を予定しており、そのオペレーションの確認も兼ねてのワークショップです。

 

* X線検査のご予約は J-CLINIC エカマイ院 で受け付けています(2024年3月から)

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

ドクター役の人が患者様役のスタッフに話をしている
医師役の講師が患者様役のスタッフに、体の状態を説明しています。

 

ドクター役のセラピストが患者様にレントゲン結果の説明をしてる
こちらも、医師役のセラピストが患者様役のスタッフに、体の状態を説明しています。

 

セラピスト2人が患者様役のスタッフに施術をしている
検査、診断を終えて、理学療法の施術へ。背中の筋肉と肩の表層筋の緊張を緩めています。

 

セラピストが患者様役のスタッフに症状の説明をしています
施術を担当したセラピストがが患者様役のスタッフに施術の内容、患者様の体の状態を説明しています。

 

患者様役のスタッフに挨拶をしているセラピスト
治療した後にセラピストが次回の予約の案内をしています。診断・症状に合わせた次の予約日を提案します。

 

チーム毎に話し合っている
最後に良かった点、改善点について、チーム毎に話しあいました。

 

参加者全員の写真撮影
記念撮影。

 

 

自分たちの専門性に磨きをかけて、患者様の痛みに対して結果の出る治療を提供していきたいです。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

 

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急性腰痛やヘルニアの後遺症、坐骨神経痛に効く仙腸関節の鍼治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

6月7日、鍼灸漢方科のセラピストが仙腸関節の鍼治療を勉強しました。

 

仙腸関節への鍼治療は下記の症状・痛みに効果があると言われています。

 

  • 骨盤周辺の筋肉の痛み、重くだるい感じ

  • ヘルニアの後遺症

  • 急性腰痛の後遺症

  • ギックリ腰の後のとりきれない違和感

  • 長い間、立ち姿勢や座り姿勢が続いた時にいつも片側に出る腰臀部痛

  • 坐骨神経痛

  • 慢性腰痛、筋筋膜性症候群

  • 椎間関節症

  • 下腿の痺れ・痛み

 

仙腸関節は骨盤の関節です。

仙腸関節のイラスト
この骨と骨の間にある仙腸関節靭帯に鍼を打つ技術を練習しました。

 

 

 

治療ポイントを確認

講師が受講者に背骨の模型を使って説明している
鍼を打つポイントを骨の模型を使って説明しています。

 

講師が参加者に指導をしている
講師が深層筋のトリガーポイントを触った感触を共有しています。

 

手技治療をしながら鍼を打つポイントを探す

仙腸関節の鍼治療において効果的な鍼を打つポイントは構造上決まっています。それは骨際や筋肉が重なり合うところです。

腰部をマッサージするセラピスト
マッサージで表層の筋肉を緩めながら、鍼で狙う深層筋のトリガーポイントを探します。

 

梨状筋など骨盤周辺筋の緊張をマッサージガンで緩める

中医師がうつ伏せになった人の膝から下の足を持ち上げている
股関節を内外旋させ、梨状筋の伸収縮を促し緊張具合いを確かめています。梨状筋が緊張すると坐骨神経痛を起こすので、その検査の練習です。
坐骨神経痛と梨状筋の説明画像
坐骨神経痛と梨状筋

 

マッサージガンを骨の模型に充てて説明する講師
鍼で深層筋を治療する前に梨状筋など周辺筋(表層筋と中間筋)を効率よくマッサージガンでほぐします。

 

マッサージガンを骨盤周辺の筋肉にあてて治療する中医師
マッサージと関節の動きをつけながら効率良く筋肉の緊張をゆるめていきます。

 

仙腸関節に鍼を打つ練習

鍼で仙腸関節靭帯に鍼を打ち、その緊張を緩和するのが目的です。

患者モデルの腰部・仙腸関節靭帯に鍼を打つ中医師
痛みや可動域制限の原因となる軟部組織(筋肉・靭帯)に鍼治療をすることで血流を改善。血流を改善することで、患部に溜まっていた疼痛誘発物質は流れて血行が良くなり、関節、筋肉靭帯の緊張も和らぎ、可動域の改善および痛みの緩和につながります。

 

患者様それぞれ骨の形状が異なるのでその形状に鍼の走行を合わせたり、患者さんの年齢、ライフスタイル、既往歴によって刺激量、鍼を挿入する角度を微調整することが求められます。

 

したがって、当院の鍼治療を行うスタッフは、効果的な練習を繰り返し、再現性を高めるよう練習しています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

 

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坐骨神経痛、慢性腰痛にマッサージガンを使った効果的な治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

6月5日、理学療法科のセラピストたちが坐骨神経痛、慢性腰痛、慢性臀部痛の治療について勉強しました。勉強した治療法は下記2つです。

 

  • 体の歪みを検査する方法

  • マッサージガンを使って腰臀部の筋膜を緩める

 

体の歪みを検査する方法

体の歪み、バランスに左右差があると坐骨神経痛、慢性腰痛、慢性臀部痛になりやすいので、それを徒手的に検査する方法を勉強しました。

勉強会に参加するスタッフたちが話している
アドバンスクラスとミドルクラスのスタッフが勉強会に参加しました。

 

 

患者役の臀部に手を当てているセラピスト
臀部の硬さの左右差を検査しています。

 

体を斜めに倒しているセラピスト
体を横に倒して痛みを感じるかをチェックし、仙腸関節に負担がかかっているかどうか を検査します。

 

体をかがめているセラピスト、説明をしている講師
腰を前に倒した時に痛みがないか検査する方法を勉強しました。

 

マッサージガンを使って筋膜を緩める

マッサージガンもって施術をするセラピスト
マッサージガンをを使って腰臀部の筋肉の筋膜を緩めています。

 

マッサージガンは、振動刺激で筋膜を緩めるのに効果的です。

 

腰臀部の筋肉、骨盤周辺の筋肉とも呼ばれます。

骨盤周囲筋のイラスト
これらの筋肉の筋膜をマッサージガンを使って、効率よく緩めていきます。

 

坐骨神経痛、慢性腰痛、慢性臀部痛の改善のためには、この腰臀部の筋膜を緩めることが大切です。

 

私たちは20マイル行進です✨

 

 

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手首の炎症をエコーでみる、膝関節の構造と痛みの好発部位を理解する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。5月18日に月例勉強会を開催しました。

 

理学療法科の勉強会

  1. 超音波で手首周囲の軟部組織をみる練習

  2. 膝関節の構造と痛みの好発部位を理解する

  3. 膝周囲の筋肉のリリーステクニックの確認と練習

 

 

1. 超音波(エコー)で手首周囲の軟部組織をみる練習

TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷の検査を練習しました。

超音波検査機のプローブを操作しながら、画面を見る理学療法士
TFCC (三角繊維軟骨複合体)を見ています。

 

TFCC 損傷とは

ドアノブを回した時、びんの蓋をつかんで回したときなど、手首をひねる動作をする時や手首を小指側に曲げたりする際に痛みを感じる怪我です。

左手首のイラスト、小指側の手首が赤くなっている
手首の小指側に痛みがでます。

 

テニス、ゴルフ、野球、バドミントンなど、器具を使うスポーツをする人に多い怪我です。また、転倒して手をついて、強い捻じれと背屈(手の甲を反ること)によって痛める方もいます。

 

TFCC(三角線維軟骨複合体) Triangular Fibrocartilage Complex injuries のイラスト
手首の小指側にある靭帯や軟骨からなるクッションの役割をしている組織がTFCC(三角線維軟骨複合体)です。

 

TFCCの炎症をエコーでみてみるとこんな感じです。

TFCC(三角線維軟骨複合体)のエコーの画像
向かって左側の色が濃い方がTFCCに炎症があります。

 

当院のエコー検査の詳細については、こちらをご覧ください。エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる

 

 

2. 膝関節の構造と痛みの好発部位を理解する

まずは、正常な膝関節はそれぞれの骨がどのように位置にあるか確認しました。

セラピスト達が膝関節を触診している
膝蓋骨と脛骨が正しい位置にあるかみています。脛骨が外がにズレすぎる様々な膝のトラブルに繋がります。

 

 

下半身の骨と関節のイラスト
膝の屈伸時は、骨(大腿骨、脛骨、膝蓋骨)が動きます。

 

次に骨と軟部組織の動きに伴い、関節がどのように動くのかを勉強しました。

 

膝関節の模型を手にもって説明する理学療法士
膝関節の模型を使って、膝関節の構造の特徴を説明するアドバンスクラスのメンバー。

 

講師のスタッフ二人が受講者たちに説明をしている
膝の屈曲伸展時における骨と軟部組織の動き方を説明しています。

 

タブレット端末の画面を見ているセラピスト
勉強会のためアドバンスクラスのメンバーが用意した資料。

 

膝関節において、構造上ズレの生じやすいところはどこかを理解し、痛みの好発部位を確認しました。

 

 

最後に、 膝周囲の筋肉のリリーステクニックも練習しました。

セラピストたちが手技治療の練習をしている
膝周囲の緊張した筋肉を手技治療で緩めることで、膝関節への負担を軽減することができます。

 

膝の周辺筋のイラスト(後ろ側の筋肉)
上の写真は膝周囲筋(後ろ側の筋肉)を治療しています。

 

 

今回はアドバンスチームが朝の勉強会でやった内容を今回後輩スタッフたちに教えました。アウトプットすることでより理解が深まります。

 

下記のような膝の症状にお悩みの患者様は、J-CLINICにご相談ください。

 

 

鍼灸漢方科の勉強会

生理不順について、症例を上げながら勉強しました。

 

また、鍼灸漢方科以外のスタッフに冷え性や生理痛の患者様向けのセルフケア商品の漢方足湯について紹介しました。

スタッフたちと漢方足湯の商品
鍼灸漢方科の勉強会の様子と漢方足湯。

 

後半は、美容鍼の日本語通訳について勉強しました。

スタッフたちが翻訳機を持って勉強をしている
日本語通訳の講師が指導します。難しい説明に関しては、ポケトーク(AI音声通訳機)を使いながら、患者様によりわかりやすい問診と説明をすることを目指しています。

 

当院では、医師やセラピストが患者様に詳しい説明ができるよう、AIの音声通訳機をコミュニケーションツールとして採用しています。

 

新人セラピストの治療練習

人材育成チームのPAN先生が、基本の手技治療を指導しました。

手技治療の技術を教えるセラピストを新人スタッフ
ボールを使って練習します。手技治療は手や腕の力だけではなく、体幹を使いながら治療するのがポイントです。

 

受付&カスタマーサービススタッフの勉強会

受付&カスタマーサポートスタッフは膝治療の日本語通訳の勉強とチームミーティングをしました。

スタッフたちが集まってミーティングと勉強をしている
勉強会とミーティングの様子です。

 

 

ビジョンの達成に近道なし!

 

私たちは20マイル行進です。

 

 

J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

2024年のJ-CLINICリーダスタッフ
ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

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初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

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凍結肩(四十肩・五十肩)の炎症期の特徴について勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

4月27日朝8時30から理学療法科のベーシッククラススタッフ向け、また5月5日はミドルクラス向けに凍結肩(四十肩・五十肩)の炎症期の特徴について勉強しました。週末恒例の朝練です🌞

 

凍結肩(四十肩・五十肩)の症状

凍結肩は腕が上がらない、手を後ろに回せないといった運動制限が主な症状です。

 

ワイシャツを着ようとしている男性、肩が痛そう
凍結肩の炎症期は服を着替える時や髪を整える時など、肩を動かす時に痛みを感じます。また、安静にしても、夜眠ることができない程、痛みが出る時もあります。

 

凍結肩は発症から回復まで3つの病期をたどります。長いと発症から完治まで2年かかる方もいます。

 

今回は勉強したのは、強い痛みを感じる「炎症期」です。

 

凍結肩の病期の説明イラスト
炎症期と拘縮期に適切な治療を続けることで、動きが改善されて「回復期」となります。各ステージで適切な治療をすれば、早ければ2〜3か月で改善することもあります。

 

参考: NHK健康チャンネル>凍結肩(五十肩)の症状、診断、治療、注意すべきこと>凍結肩の病期
参考: 公益社団法人・日本整形外科学会>トップ>一般の方へ>症状・病気をしらべる>五十肩(肩関節周囲炎)

 

凍結肩の炎症期について勉強する

  • ベーシッククラス

凍結肩の炎症期の特徴について、テキストを使って確認しました。

勉強する講師とベーシッククラスのスタッフたち
この時期の治療の目的は、炎症を速やかに治めることが何よりも大事になります。

 

患者さんにご自身の病態を理解してもらい、痛みが誘発される動作や姿勢を避けてもらう必要があるため、わかりやすい説明が求められます。

 

勉強する講師とベーシッククラスのスタッフたち
炎症期の特徴について勉強する、講師のリーダースタッフとベーシッククラスのスタッフ。

 

 

炎症期はこの肩甲上腕関節に炎症がおきます。

肩甲上腕関節のイラスト
炎症期は炎症を抑える治療をして、安静に過ごすのが良いでしょう。当院では電気治療で炎症を抑えます。また、手技治療で体のバランスと整えて、炎症部位に負担がかからないようにします。

 

炎症期が過ぎたころには、関節周辺の組織が癒着して、動きが悪くなることを予防するため、自宅でできる運動療法をお伝えします。

 

ダンベルを持つセラピストとマッサージボールを背中に押し当てているセラピスト
炎症が起きていない関節(肩甲胸郭関節)を動かすトレーニングと、マッサージボールを使った周辺の筋肉の緊張を緩めるためのセルフケアをやってみました。

 

肩甲胸郭関節を上から見たイラスト
痛みが強い時は、炎症が起きていないこの肩甲胸郭関節の運動療法を指導します。

 

炎症期は理学療法と消炎鎮痛剤の内服、注射などの併用が有効な場合もあります。

 

したがって、適切な治療を行うために、患者さんがどのステージ(病期)にいるのかの正しく見極めることが重要です!そのための勉強をしました。

 

肩関節周辺の軟部組織に動きをつける

  • ミドルクラス

炎症の状態が長引くと、肩関節周辺の軟部組織が線維化します。それによって、肩の可動域が制限されてしまい、痛みだけでなく、肩が思うように動かせなくなる場合があります。

肩関節周辺の軟部組織、筋肉、靭帯などのイラスト
肩関節周辺の軟部組織。筋肉、靭帯などのイラスト。

 

セラバンドを持って説明する構成
「繊維化する前の筋肉は柔軟性が保たれている」ということをセラバンドを使って説明しています。(セラバンドは良く伸びます)

 

ゴムチューブをもって説明する講師
「繊維化した筋肉は柔軟性がなくなる」ということを、ゴムチューブを使って説明しています。

 

肩関節に運動制限が起きないように、手技治療で動きをつけます。

肩関節をマッサージするセラピスト
肩甲上腕関節の動きをつける手技の練習

 

 

あまった時間で手技練習

  • ベーシッククラス

凍結肩については座学だったので、手を動かすため手技練習もしました。3月の課題の1つだった腸腰筋の手技練習の復習です。

講師がスタッフの治療技術をチェックしている
講師がスタッフの技術をチェック&指導しました。

 

腸腰筋とは?

腰痛を訴える方の多くが、この腸腰筋が硬くなっています。

人体模型の腸腰筋の写真
人体模型で見るとこの部分が腸腰筋です。骨盤周辺にある深層筋です。

 

腸腰筋が硬くなると、下記のようなトラブルを発症します。

  • 腰痛になりやすくなる

  • 太ももエリアに痺れを感じる

  • 姿勢が悪くなる

  • つまずきやすくなる

  • 運動のパフォーマンスが低下する

 

反り腰の人は、腸腰筋が硬くなりやすいです。また、デスクワークで座り姿勢が長い人は腸腰筋が硬い方が多いです。

腸腰筋を緩める練習をするスタッフたち
よく使う治療テクニックなので、効果的に治療できているか頻繁にチェックします。

 

J-CLINICはミッションの1つである「結果の出る治療」を実践するために、毎週末の朝1時間、朝練習&勉強をしています!

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践

J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

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ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

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J-CLINCで受診をご検討の方はこちらをご覧ください。五十肩、インピンジメント症候群でお悩みの方は、J-CLINIC理学療法科にお問い合わせください。

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肘関節と膝関節の解剖学をエコーを使って勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。4月29日に月例勉強会を開催しました。

 

理学療法科の勉強会

  1. 超音波で肘関節をみる練習

  2. 首の痛みの分析と問診を練習する

  3. 膝の解剖学の復習と電気治療の練習

 

 

1. 超音波検査(エコー検査)で肘関節をみる練習

 

肘周囲の軟部組織(筋肉、靱帯)を診る練習をしました。

エコーで撮影して画像を見ているセラピスト
エコーを使って筋肉の炎症、腱の腫脹をみる練習をしています。実際よくあるのはゴルフ肘、テニス肘といった症状の検査です。

 

 

肘の骨と人体のイラスト
肘関節は、肩から肘までの上腕骨、肘から手の平までの親指側の橈骨、肘から手の平までの小指側の尺骨で構成されています。ゴルフ肘、テニス肘の場合は、肘関節の外側上顆の部分に炎症がおきます。

 

タブレットを見ながら話をしているセラピスト
肘関節の解剖学的な特徴の確認しています。

 

2. 首の痛みの分析と問診を練習する

首の症状の問診、頸部整形外科的テスト、姿勢分析をしながら、どこにどのような痛みや歪み、可動域制限があるのかをチェックする練習をしました。

首の痛みの検査を練習しているセラピストたち
首の整形外科的テスト(※)の練習。リーダースタッフが検査時の適切な圧のかけ方を指導しています。

 

後輩に話をしているセラピストたち
首の症状を患者さんに説明するときのポイントを確認しています。

 

ストレッチを練習しているセラピストたち
肩甲挙筋のストレッチを練習しています。肩こり・首こり・頭痛がある方向けのストレッチです。

肩甲挙筋と胸鎖乳突筋のイラスト

左側が肩甲挙筋です。

※整形外科的テストとは、理学的検査とも呼ばれ、道具を使わないで行う徒手検査です、徒手検査は目と手を使って、患部と思われる部位を動かしたり、延ばしたり、患者様に抵抗運動をしてもらいながら、筋肉、神経、靭帯、関節のどこに異常があるのかを医師または施術者の手と目で検査することです。

 

参考:【整形外科的テスト】肩関節に関するの28のスペシャルテスト

 

3. 膝の解剖学の復習と電気治療の練習

はじめに、肘の屈曲伸展時に伴う、軟部組織の動き方をエコーを使って確認しました。

 

エコーで膝を画像に映し出すスタッフとそれを見ている他のスタッフたち
膝の軟部組織をエコーで映し出します。

 

今回の勉強は下記のような怪我・症状を治療するためのものです。

 

エコーに映し出された膝の画像を見るスタッフたち
リーダースタッフがエコーで膝の軟部組織を映し出しながら、膝関節について説明します。
膝関節のイラスト
膝周囲の軟部組織(筋肉、靱帯、脂肪、関節包)は複数ありますが、今回は膝蓋下脂肪体をメインで見てみました。この脂肪体は膝のお皿の真下にあり、膝の曲げ伸ばしに合わせて形を変えて動き、膝への衝撃を和らげる働きがあります。 ※このイラストには脂肪体は描かれていませんが、お皿の真下にそれがあると想像してください…。

 

解剖学の後は、膝痛の検査法を勉強します。

膝の痛み検査法を教えるリーダースタッフと後輩スタッフ
膝の屈曲時の軟部組織の動きについて説明するリーダースタッフ。

 

膝はどの組織(筋肉、腱、脂肪体、関節包)から痛みが発生していて、どのような負荷によって反応しているのかを分析します。そこを理解することができると、治療はもちろん説明やセルフケア指導の精度も上がります。ただ、とても難しいので、焦らずじっくり繰り返し学んでいきます。

 

次に電気治療の練習。

超音波療法で膝を治療するスタッフ
膝のお皿まわりの軟部組織の治療法を確認しました。

 

表層の筋肉の緊張を高電圧の電気で緩めるハイボルト療法と、手では届かない深部の筋肉を超音波療法の2つの機能を持った電気治療器を使って練習します。

超音波治療器を使って、治療の練習をしているセラピストたち
膝蓋骨上部にある大腿四頭筋の動きの悪くなったところを超音波療法を使って滑走をよくする練習をしています。

 

アドバンスチームが勉強会を企画・運営し、アドバンスチームのメンバーが中堅スタッフに指導の仕方を伝え、中堅スタッフのスタッフが新人スタッフに指導する。という形が出来てきました!

 

 

鍼灸漢方科の勉強会

不妊治療、婦人科疾患、美容鍼など多くの日本人患者様を担当する中医師の先生たち。今回は、翻訳機を使って患者様とコミュニケーションをとる練習をしました。

AI音声通訳機を使いながら、会話の練習をするスタッフ
ポケトーク(AI音声通訳機)を使いながら、会話の練習をする中医師と通訳スタッフ。当院では、医師やセラピストが患者様に詳しい説明ができるよう、AIの音声通訳機をコミュニケーションツールとして採用しています。

 

 

 

受付&カスタマーサービススタッフの勉強会

受付スタッフがミーティングと勉強をしている
受付&カスタマーサポートスタッフはチームミーティングと通訳の勉強をしました。日本語でよくある質問も全体で確認しました。

 

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J-CLINICの20マイル行進

私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

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ここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

 

 

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腰痛、腰臀部痛、仙腸関節痛に効果的な鍼治療を勉強する|J-CLINIC鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

4月21日朝8時30から、鍼灸科スタッフ向けに腰痛、腰臀部痛、仙腸関節痛に効果的な鍼治療の勉強会をしました。朝練です。

 

人体模型をもって、話をする講師
今回は鍼灸漢方科のリーダースタッフが講師です。

 

腰痛の場合、鍼治療で患部に刺激を入れて血流を良くすることで、可動域の改善および痛みの緩和につながります。

 

模型を使って説明する講師たち
鍼治療で効果的な治療ポイントは構造上、骨際や筋肉が重なり合うところと言われています。講師の二人が模型を使って、どの角度で鍼を入れたらいいかを説明しています。

 

 

仙腸関節のイラスト
仙腸関節は骨盤の関節。仙腸関節靭帯は、骨盤と骨盤をつなぐ組織でここを鍼で治療する練習をしました。

 

講師がモデル役のスタッフの腰部に手を置き治療ポイントの探し方の説明をしている
講師が治療ポイントの探し方をレクチャーします。

 

患者役のスタッフの腰に鍼を打つスタッフ
実際にやってみます。リーダースタッフが後輩スタッフに指導します。

 

ポイントの探り方や触診の手のあたりが向上してきました(^^)

 

鍼灸科のスタッフは手の感覚を高めるためにマッサージのトレーニングも積んできました。その練習成果も、このポイントを探す技術の向上に繋がったんだと思います。

 

モデル役の患者の腰部に鍼を打つセラピストたち
鍼の走行を骨の形状に合わせたり、患者さんの年齢、ライフスタイル、既往歴によって刺激量、角度を微調整することが求められます。

 

効果的な練習を繰り返し、再現性を高めることが何より大事です。

 

定期的な技術チェックと知識のアップデートを繰り返し、ミッションの一つである「結果の出る治療」を追求していきます。

 

学びに終わりなしです!

 

補足:腰痛を鍼治療で治療したい方へ

腰痛の場合、鍼だけでなく、理学療法治療(手技治療と電気治療)と鍼治療を組み合わせた治療プランを提案することが多いです。

手技治療と電気治療の施術写真
理由は、痛みの原因が患部ではなく体幹の歪みにある場合があります。なので、理学療法治療と組み合わせることをお勧めします。
実際は問診の際に、痛みの状況をお伺いして、動き・可動域の検査、痛みの深さなどを細かく検査し、根本治療を目指した治療方法・計画を提案します。

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
J-CLINICが考えるプロフェッショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

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会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

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凍結肩の回復期の見極めと治療について勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

4月20日(土)朝8時30から、理学療法科のアドバンスチーム向けに凍結肩(四十肩・五十肩)の「回復期」の治療について勉強会を開催しました。朝練です。

 

凍結肩とは?

いわるゆ、四十肩・五十肩です。40~50代に多発します。

腕を上げると痛いと訴える女性のイラスト
腕が上がらない、手を後ろに回せないといった運動制限が主な症状です。

 

凍結肩は発症から回復まで3つの病期をたどります。長いと発症から完治まで2年かかる方もいます。

凍結肩の進行の図
炎症期と拘縮期に適切な治療を続けることで、動きが改善されて「回復期」となります。各ステージで適切な治療をすれば、早ければ2〜3か月で改善することもあります。

 

参考: NHK健康チャンネル>凍結肩(五十肩)の症状、診断、治療、注意すべきこと>凍結肩の病期

先月は炎症期と拘縮期について勉強しました。今回は最後のステージ「回復期」についてです。

 

過去ブログ

 

回復期の特徴と見極め

回復期は最終可動域での痛みは残るものの、それ以外での痛みはほとんどなくなります。

このステージにおける治療の目的は、肩甲上腕関節の可動域を拡大させることです。
伸びなくなった組織を伸長させることや癒着して滑らなくなった組織の滑りを良くしていきます。

肩甲上腕関節のイラスト
肩関節は球関節という構造になっており、他の関節と比べて可動域が広く、様々な方向に動かすことができるようになっています。しかし、凍結肩になると思い通りに動かすことができなくなります。

 

 

治療の練習

拘縮期と回復期の見極め方、つぎに回復期の手技治療について勉強しました。

勉強会の参加者が治療フロアで並んで話を聞いている
回復期に入ったかを判断する基準について確認しました。

 

肩関節を手技で治療するセラピスト
肩甲上腕関節に動きをつける手技治療を練習しています。

 

肩関節の治療をするセラピスト
回復期は、関節が動かしやすくなっていく時期ではありますが、完全によくなるまで動きをつける必要があります。

 

回復期のセルフケア

回復期の患者様向けに自宅でできるセルフケアとして、ストレッチとトレーニングの仕方について確認しました。

ストレッチを練習するセラピスト
これは、肩関節を前方に拳上させて三角筋を鍛えるトレーニングをしています。

 

肩の表層筋 三角筋のイラスト
肩の表層筋 三角筋。三角筋を鍛えると、腕が上がりやすくなります。

 

 

J-CLINICのスタッフは治療だけではなく、患者さんの病態に合わせた説明、セルフケア、気をつけたい動作や姿勢を分かりやすく説明できるよう練習しています。

 

学びに終わりなしです。

 

私は江戸後期の儒学者・佐藤一斉のこの名言が好きです。

 

佐藤一斉の名言を書いた画像
「子供のころ(若いころ)にしっかりと勉強しておけば、大人になってから社会にとって重要な仕事をすることが出来る。大人になってからも学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。老年になってなお学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の社会への役立ちは次代の人々によって引き継がれていく」という意味です。(わかりやすい解説が東進ゼミナールのコラムに書いてあったので引用させていただきました

 

 

朝練でプロとして時間を有効活用

J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェッショナル
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この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

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J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

 

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

そして、私たちは毎日20マイル前進です!

 

J-CLINICの20マイル行進

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