アトピー性皮膚炎を漢方薬で治療する|J-CLINIC 鍼灸漢方科

こんにちは。バンコクJ-CLINIC 鍼灸漢方科の中医師リンリンです。今回はアトピー性皮膚炎の治療についてお話します。

 

「25歳です。子供の頃からアトピー性皮膚炎を患っており、乾燥する季節になると症状が悪化します。漢方薬で治療できますか?」という女性の患者様からのお悩みにお答えします。

 

腕に赤みがあり、それをかゆそうに描いている女性
バンコクですと、乾燥する乾季の時期になると症状が悪化するという方もいらっしゃいます。バンコクの11月~3月頃でP.M2.5など大気汚染が発生しやすい時期でもあります。

 

 

アトピー性皮膚炎を漢方薬で治療できる?


 

中国伝統医学では、アトピー性皮膚炎は「気・熱・風・湿」といった体内エネルギーのバランスの乱れや、肺・脾・肝といった臓腑の機能不調が関与すると考えられています。

肝・心・脾・肺・腎のイラスト
中医学の五臓(ごぞう)。五臓は肝・心・脾・肺・腎(かん・しん・ひ・はい・じん)の5つの臓腑のことを指します。

 

中国伝統医学の五臓
五臓とその乱れによる症状

 

漢方薬は、単に症状を抑えるのではなく、体の内側から根本原因に働きかけて全体のバランスを整えることを目指します。その結果、炎症を抑えるステロイド外用薬などの長期使用を減らせる可能性があります。

 

 

 

アトピー性皮膚炎治療における中医学の原則


 

中医学理論に基づく一般的な症状と原因

  • 皮膚の風熱蓄積 – 赤み、かゆみ、灼熱感
  • 湿積 – 粘り気のある滲出液を伴う発疹
  • 血虚風乾 – 特に夜間に皮膚が乾燥してかゆみを伴う(乾季に多く発症)
  • 肝腎虚 – 断続的、慢性的、アレルギーを起こしやすい

 

 

オーダーメイドで漢方薬を処方します


漢方医師は個々の症状を分析して適切な漢方薬を処方します。

脈診をする中医師
脈診、舌診、患者様の状態やライフスタイルなどを伺いながら体質タイプを診断していきます。

 

よく使われる漢方薬

アトピー性皮膚炎の漢方薬治療では、荆芥、防風、生地黄、丹皮、白鲜皮、甘草などがよく使われます。中医師が患者様の体の状態と体質に合わせて調合します。

 

漢方薬の生薬、粉末剤、粉末剤をお湯に溶かしたものがカップに入っている
中医師の診断に基づき、患者様一人一人の症状に合わせた漢方薬を処方します。当院の漢方薬は、生薬の抽出エキスを加工した粉末タイプ。煎じたものに比べて、匂いと苦みが少ないのが特徴で持ち運びにも便利です。症状に合わせて1週間から2週間分を処方します。

 

また、乾季には肌の乾燥が強まり、「風乾」や「血虚」が顕著になります。そのため、血を養い肌の潤いを高める漢方薬が用いられます。例えば、当帰は血を補い、川芎は血行を促進してかゆみを和らげるとされています。

 

 

ご予約はお電話、ライン、お問い合わせフォームFacebook からお気軽にお問合せください。

 

 

初診の場合は、鍼灸漢方科の日本語通訳がいる日にご受診ください


よくあるご質問ですが、当院には鍼灸漢方科に勤務する日本人鍼灸師はおりません。

鍼灸治療や漢方薬を処方する資格をもった中医師(Traditional Chinese medical doctor)の先生が問診と施術を行います。鍼の打ち方は痛みの少ない日本式をとり入れています。

鍼灸漢方科の治療では、タイ人の中医師の先生が体質タイプの診断、治療効果について東洋医学と中医学の用語を使って説明します。そのため、日本語通訳を通してお話ししていただくことがより理解が深まります。

 

鍼灸漢方科に日本語通訳がいるスケジュール

 

 

鍼灸科治療ブログ


 

J-CLINICはバンコクスクンビットエリアに3店舗


プロンポン院(スクンビットソイ31のパクソイRSU Tower4階)

 

トンロー院(トンローソイ13・ホームプレイスビルディング地下1階)

エカマイ院(スクンビットソイ42・バンコクメディプレックス3階)

 

J‐CLINICが提供している治療


理学療法

対象疾患:腰痛、五十肩、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、捻挫、手術後リハビリ、スポーツや事故による怪我など(保険治療をご希望の方はこちらのページをご覧ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

鍼灸治療

対象疾患:不眠、頭痛、不妊、逆子、生理痛、PMS、眼精疲労、胃腸系疾患、整形外科疾患、抑うつ、更年期症状、アトピー性皮膚炎、多汗症、アレルギー性鼻炎、咳など(鍼灸治療は保険は適用外です)

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

多汗症を鍼灸と漢方薬で治療する|J-CLINIC 鍼灸漢方科

こんにちは。J-CLINIC鍼灸漢方科の中医師リンリンです。今回は多汗症についてお話します。

 

「多汗症で、特に不安や緊張を感じると脇の下にたくさん汗をかきます。鍼や漢方薬で治療できますか?」という男性の患者様からのお悩みにお答えします。

中国伝統医学が考える多汗症


脇の下に過剰な発汗を起こすことは不安やストレスと関連しており、鍼治療と漢方薬の両方で治療可能です。

 

 

脇と胸と顔に汗をかいている男性。おでこの汗を白いタオルでぬぐっている。
過剰な発汗は、エネルギーの弱り、内臓の熱、虚弱など、体内のバランスが崩れていることを示しています。

 

中国伝統医学において発汗は心臓、肺、脾臓、腎臓、そしてエネルギー(気)と関連があるとされています。

肝・心・脾・肺・腎のイラスト
東洋医学の五臓(ごぞう)。「五臓」は肝・心・脾・肺・腎(かん・しん・ひ・はい・じん)の5つの臓腑のことを指します。

 

多汗症の治療


鍼治療

発汗を調節する役割を果たす自律神経系のバランスを整えます。

鍼にパルス電流を流している
鍼治療は臨床経験から不安やストレスを軽減し、体内の陰陽のバランスを整えるのに役立つことわかっています。間接的に発汗の調整に役立つと言われています。

 

神門(HT7)、内関(PC6)、三陰交(SP6)、LI4の経穴にアプローチします。

 

漢方薬

漢方医学では、過度の発汗は「気虚」または「陰虚」といった病態によって引き起こされると考えられています。

 

中医師が問診をして、体質タイプを診断。患者様の体質に合う漢方を中医師が提案します。

治療計画を説明する中医師
患者様のお話をお伺いし、脈診、舌診を行います。治療計画をお伝えし、また体質改善のための食事・生活のアドバイスも行います。

 

例えば下記のような漢方薬を処方します。

  • 归脾湯:気虚と感情不安の人

  • 天王补心丹:動悸、不眠、不安、寝汗の人

  • 生脉散:気を補い、過度の発汗を治療する人

J-CLINICの粉末漢方薬がスプーンにのっている
中医師の診断に基づき、患者様一人一人の症状に合わせた漢方薬を処方します。当院の漢方薬は、生薬の抽出エキスを加工した粉末タイプ。煎じたものに比べて、匂いと苦みが少ないのが特徴で持ち運びにも便利です。症状に合わせて1週間から2週間分を処方します。

 

症状を改善するためには、体質改善が必要です。そのため、継続して通院することをおすすめします。

 

治療期間は患者様の体の状態、個人差があります。

 

ご予約はお電話、お問い合わせフォームFacebookからお気軽にお問合せください。お問い合わせフォームかFacebookからメッセージをいただくと、日本人が返信します。

 

 

初診の場合は、鍼灸漢方科の日本語通訳がいる日にご受診ください


よくあるご質問ですが、当院には鍼灸漢方科に勤務する日本人鍼灸師はおりません。

鍼灸治療や漢方薬を処方する資格をもった中医師(Traditional Chinese medical doctor)の先生が問診と施術を行います。鍼の打ち方は痛みの少ない日本式をとり入れています。

鍼灸漢方科の治療では、タイ人の中医師の先生が体質タイプの診断、治療効果について東洋医学と中医学の用語を使って説明します。そのため、日本語通訳を通してお話ししていただくことがより理解が深まります。

 

鍼灸漢方科に日本語通訳がいるスケジュール

 

 

鍼灸科治療ブログ


 

J-CLINICはバンコクスクンビットエリアに3店舗


プロンポン院(スクンビットソイ31のパクソイRSU Tower4階)

 

トンロー院(トンローソイ13・ホームプレイスビルディング地下1階)

エカマイ院(スクンビットソイ42・バンコクメディプレックス3階)

 

J‐CLINICが提供している治療


理学療法

対象疾患:腰痛、五十肩、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、捻挫、手術後リハビリ、スポーツや事故による怪我など(保険治療をご希望の方はこちらのページをご覧ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

鍼灸治療

対象疾患:不眠、頭痛、不妊、逆子、生理痛、PMS、眼精疲労、胃腸系疾患、整形外科疾患、抑うつ、更年期症状、アトピー性皮膚炎、多汗症、アレルギー性鼻炎、咳など(鍼灸治療は保険は適用外です)

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

三叉神経痛をバンコクで治療する|J-CLINIC 鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクJ-CLINIC鍼灸漢方科のリンリンです。今日は、三叉神経痛の治療について紹介します。

 

三叉神経痛のイラスト
三叉神経痛は顔面に痛みを引き起こす神経疾患です。食事や会話、歯磨きなどの日常的な動作で誘発される痛みに悩まされる方も多いです。

 

1.三叉神経痛とは?


三叉神経痛は、顔の感覚を司る第五頭蓋神経(三叉神経)が、血管などに圧迫されることで、顔の片側に鋭い痛みが繰り返し起こる病気です。

 

脳と神経のイラスト
三叉神経

 

女性の顔と脳の神経のイラスト
症状は典型的には額、頬、または下顎に現れます。

 

この神経の血管や腫瘍の圧迫によって引き起こされます。

 

中医学の理論によると、この症状は「寒風が経絡に当たる」または「気血の滞り」によって顔面痛を引き起こすことが多いとされています。

 

 

2. 三叉神経痛を中国伝統医学療法で治療する


鍼灸や漢方薬などの中医学的治療は、炎症を抑え、気(エネルギー)のバランスを整え、弱った神経を回復させることで三叉神経痛の痛みを効果的に緩和します。

 

中国伝統医学療法は、従来の薬物療法が効かなかった方、薬物療法の副作用を経験した方、あるいは手術を希望しない方に適しています。

 

痛みの緩和、投薬不要期間の延長、痛みの頻度の減少が期待できます。

 

顔に鍼を打たれている女性
鍼治療

 

J-CLINICの粉末漢方薬がスプーンにのっている
漢方薬:中医師の診断に基づき、患者様一人一人の症状に合わせた漢方薬を処方します。当院の漢方薬は、生薬の抽出エキスを加工した粉末タイプ。煎じたものに比べて、匂いと苦みが少ないのが特徴で持ち運びにも便利です。症状に合わせて1週間から2週間分を処方します。

 

投薬療法(西洋医学)を終了するまで症状が改善することもありますが、症状が完治するかは原因と重症度によって異なります。

 

医師と中医師の両方を受診し、西洋医学療法と中国伝統医学療法を併用しながら治療をすることもお勧めです。

 

また、体調管理、ストレス解消など症状を引き起こす原因となっているものを改善すること重要です。

 

3. 中国伝統医学療法による神経痛の緩和


中国伝統医学療法では神経の圧迫を直接処置するわけではありませんが、以下のような様々な方法で神経痛を緩和します。

 

  • 神経周辺の炎症や腫れを軽減。圧迫を緩和し、血行を改善します。
  • 血流と気の流れを改善。神経系の回復を促し、痛みを軽減します。
  • 神経が圧迫されている周辺の筋肉の緊張を緩めます。筋肉が硬くなったり緊張すると、神経への圧迫が強くなります。鍼治療はこの緩和に役立ちます。

 

陰陽の白黒のイラスト
鍼灸治療と漢方薬で体内システムのバランスを整えることで、血流と気の流れが改善され、自然治癒力が高まります。

 

 

鍼灸治療:

  • 阿是穴の探し方と刺鍼について:
    阿是穴(あぜけつ)とは、特定の部位に限って押すと痛みを感じるポイントのことであり、多くの場合、神経の枝に沿って隠れています。例えば、V2枝(眼窩下神経)では、阿是穴は頬骨の下に隠れていることが多く、V3枝(下顎神経)では、顎の先端や下顎部にあることが多いです。
    顔面の阿是穴への刺鍼に加えて、身体全体のバランスを考慮し、腕や脚にも治療を行います。

  • 電気鍼:鎮痛効果があります。適切な周波数で電気刺激を入れていきます(弱い刺激、ほとんど感じない強度に設定)。痛みを伴う部位を強く刺激すると、緊張が生じて治療効果が薄れる可能性があるため、顔の治療は低刺激で行います。

  • 灸療法:鍼と灸を併用することで、エネルギー(気)を高め、血行を促進し、痛みの治療効果をさらに高めます。

 

足裏のツボ、三叉神経に赤丸をしている
足裏のツボ

 

鍼にパルス電流を流している
鍼にパルス電流を流します。鎮痛効果があります。

 

4. 治療期間と通院頻度


治療期間は症状の重さ、患者様の体の状態によって異なります。一般的には、最初の5~10回の治療で効果が現れます。継続して治療を続けることで、症状は徐々に改善するでしょう。

5. 中国伝統医学療法の副作用について


J-CLINICでは、国家資格を持った中医師が治療するので安全です。鍼治療では痛みが少ない0.10~0.25mmの使い捨て鍼を使用します。

脈診をする中医師
医師はあなたの身体を評価し、症状を注意深く監視して、最も効果的で安全な治療を確実に行います。

 

鍼を打ったところに内出血 が生じることはあります(体質、体調、鍼を打つ場所など個人差があります)。内出血は1~2週間のうちに色が薄くなって、消えていくので心配いりません。

6. 来院する前に準備すること


  • 治療前日は、十分な睡眠をとってください

  • 治療前は体を冷やさないでください

  • 栄養バランスの良い食事をとってください、また極度の空腹・満腹の状態での治療はお勧めしません

  • 病院でのMRI検査の結果があればご持参ください

  • 持病、服用中の薬、アレルギーがある場合は事前にお知らせください

 

お電話、ライン、問い合わせフォームFacebookからお気軽にお問合せください。メールかFacebookからメッセージをいただくと、日本人スタッフが返信します。

 

 

初診の場合は、鍼灸漢方科の日本語通訳がいる日にご受診ください


よくあるご質問ですが、当院には鍼灸漢方科に勤務する日本人鍼灸師はおりません。

 

鍼灸治療や漢方薬を処方する資格をもった中医師(Traditional Chinese medical doctor)の先生が問診と施術を行います。鍼の打ち方は痛みの少ない日本式をとり入れています。

鍼灸漢方科の治療では、タイ人の中医師の先生が体質タイプの診断、治療効果について東洋医学と中医学の用語を使って説明します。そのため、日本語通訳を通してお話ししていただくことがより理解が深まります。

 

鍼灸漢方科に日本語通訳がいるスケジュール

 

お子様連れの方も歓迎です。キッズルームが全院に完備してあります👦👧

空と雲の壁紙がはってある部屋におもちゃ、絵、ベッドがおいてある
トンロー院のキッズルーム

 

 

バンコクのスクンビットエリアに3店舗


J-CLINIC は3店舗あります。ご予約の際にご希望の院を教えてください。

 

プロンポン院(スクンビットソイ31・RSU Tower4階)

 

トンロー院(トンローソイ13・ホームプレイスビルディング地下1階)

 

エカマイ院(スクンビットソイ42・バンコクメディプレックス3階)

3院のラインQRコードはこちらから


ラインからもご予約いただけます。ラインの場合は日本語が話せるタイ人スタッフが対応します。

 

J-CLINIC Phrom phong Line Account
J-CLINIC Phrom phong Line Account

 

J-CLINIC Thonglor Line Account
J-CLINIC Thonglor Line Account

 

Ekkamai Line Account
J-CLINIC Ekkamai Line Account

J‐CLINICが提供している治療


理学療法

対象疾患:腰痛、五十肩、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、捻挫、手術後リハビリ、スポーツや事故による怪我など(保険治療をご希望の方はこちらのページをご覧ください。)

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

鍼灸治療

対象疾患:美容鍼、PMS、不眠、頭痛、不妊、逆子、生理不順、眼精疲労、胃腸系疾患、整形外科疾患、抑うつ、更年期症状など(鍼灸治療は保険は適用外です)

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

治療紹介動画


東洋医学的な不妊鍼灸治療

 

血行促進、老廃物の排出、血行不良にカッピングセラピー

 

J-CLINIC’s two beauty acupuncture courses

美容ケアコースとリフトアップ矯正美容鍼コース

椎間関節性腰痛の原因を突き止めて治療を組み立てる|J-CLINIC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

5月25日 理学療法科アドバンスクラスのセラピストは過去2回の週末朝の勉強会で椎間関節性腰痛について勉強しました。

 

  1. 腰椎の椎間関節にかかる負担を知り、痛みの原因を分析する
  2. 体のどの部分の機能低下が腰椎関節に負荷をかけているか、その機能低下を改善するための運動療法

 

3回目となる今回は、椎間関節性腰痛の治療の組み立て方について勉強しました。

 

椎間関節性腰痛とは


椎間関節性腰痛とは椎間関節に繰り返される負担や加齢などが原因で痛みを発症。

脊椎の模型
腰を反ったり捻ったりすることで腰椎の椎間関節に負担がかかります。

 

腰椎椎間板と椎間関節を説明するイラスト
腰椎の椎間関節:背骨の曲げ伸ばしやねじれといった動きをスムーズにする関節。

 

 

 

椎間関節由来の腰痛かどうか鑑別する


腰椎の椎間関節に負荷がかかっているか、負荷がかかっている場合は何が原因なのかを細かく検査していきます。

徒手検査

腰椎の動き

相手の腰部をさわっているセラピスト
腰椎の動きを検査。腰痛が椎間関節由来のものかどうかチェックしています。

 

脚長差

うつ伏せに寝ている人の足の長さを確認するセラピスト
脚長差がないか検査します。脚長差があると、骨盤の傾きや姿勢の変化が生じ、椎間関節に負担がかかりやすくなります。

 

仙腸関節の動き

うつ伏せの人の骨盤周辺を押しているセラピスト
仙腸関節の動きを確認。動きが悪い椎間関節に負荷がかかります。

 

仙腸関節のイラスト
仙腸関節は骨盤の関節です。

 

股関節の動き

うつ伏せの人の膝から下を持ち上げて、片方の手で腰部を触っている
股関節の柔軟性や可動域の低下は、腰椎の負担をかけます。また、椎間関節の炎症や痛みが股関節の動きを制限し、さらに腰痛を悪化させることもあります。

 

脊柱から仙骨まで

セラピストがうつ伏せになっている人の腰部と両手で押している
脊柱から仙骨までの柔軟性が不十分だと、椎間関節はもちろん、さまざまなエリアに痛みを引き起こすリスクが上がります。

 

脊椎のイラスト
脊柱と仙骨

 

患者様の体の動きを確認

セラピストがもう一人のセラピストの立っている背中を撮影している
動画で撮影。椎間関節に負担をかける姿勢の取り方や歩き方をしていないか、癖になっていないかなどを確認。課題が見つかった場合は、患者様に改善方法を提案します。

 

 

原因に合わせて、治療を組み立てる


分析に基づいて、痛みの緩和と体の左右差のバランスを調整する治療をします。痛みが改善した後は自宅でできるトレーニングとストレッチを提案をします。

 

多裂筋の緊張によって椎間関節性腰痛を引き起こしている場合は手技療法で緩めます。

横を向いて寝ている人の方を持ち、もう1つの手で腰部を抑えている
多裂筋は、腰椎の椎間関節の安定に重要な役割を担う筋肉です。この筋肉が緊張すると、椎間関節に負担がかかり、腰痛を引き起こすことがあります。

 

多裂筋のイラスト
多裂筋(たれつきん)は体を反る動作や片側に体を倒す際に使う筋肉です。
また、多裂筋も姿勢を維持するためのインナーマッスルでもあります。

 

胸椎の後弯の機能低下によって椎間関節性腰痛を引き起こしている場合は、運動療法を提案します。

セラピストが人にエクササイズを教えている
四つん這いの姿勢で背中を丸めて胸椎に柔軟性をつける運動療法と、頭蓋骨・背骨・骨盤を連動させる運動療法。

 

このような感じで原因に合わせて、治療計画を立てていきます。

 

腰痛は腰そのものに問題がある場合だけでなく、生活習慣や体の使い方の癖などその要因は様々です。そのため、痛みの原因をつきとめて、適切な手技療法、電気療法、運動療法を組み合わせて行うことで効果的な治療を行うことができます。

 

J-CLINICでは痛みの改善だけではなく、患者様の5年後、10年後を見据えた、痛みが再発しない良い習慣が身につくようなアドバイスをセラピストが提案します。

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2025 | J-CLINIC Bangkok

 

What is Omotenashi Service? | J-CLINIC BANGKOK

捻挫のエコー検査と膝の痛みの治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

2025年5月26日に月例勉強会を行いました。下記、各チームで取り組んだテーマです。

 

理学療法科・鍼灸漢方科

  • 膝周囲の軟部組織の治療

 

理学療法科

  • 捻挫のエコー検査
  • 首肩痛の徒手検査の練習

 

鍼灸漢方科

  • 経路
  • 首、肩、腰の鍼治療の練習

 

膝周囲の軟部組織の滑走性や緊張を改善する


膝の痛みの検査、原因を分析、治療するまでの流れを確認・練習しました。

 

膝窩筋腱炎、膝蓋下脂肪体炎、鵞足炎、変形性膝関節症、ジャンパー膝、ランナー膝など、様々な膝治療で使える知識と技術のおさらいです。

セラピストが膝関節の模型を立ってもって話をしている
膝の屈曲最終域で出る膝窩筋の痛みのメカニズムについて説明。

 

膝にある膝窩筋と膝窩筋周辺の骨のイラスト
膝窩筋は膝の曲げ伸ばしで使われる筋肉

 

エコー検査

痛みを感じとりやすい軟部組織、膝蓋下脂肪体の検査法を確認しました。

一人のセラピスト膝にエコー検査機を操作してプローブを患者役のスタッフの膝にあてている。それを見ている大勢のセラピストたち。
膝蓋下脂肪体の状態をエコーで確認してます

 

膝蓋下脂肪体のイラスト
膝蓋下脂肪体。膝蓋下脂肪体炎はスポーツで膝を酷使した、または打撲などの外傷が原因で膝蓋下脂肪体に炎症が起きる怪我で膝の下のあたりに痛みが出ます。

 

触診の練習

膝周辺の軟部組織を自分の膝で確認していきます。

自分の膝をさわっているセラピストたち
筋肉・靭帯・半月板・脂肪体を別々に触る練習。

 

非重力で膝の形態を検査する

膝関節のお皿の位置はどうか、大腿骨と脛骨の関節のゆるさはないか、脛骨の捻れはないかをチェックします。

 

それぞれの組織が正しい位置にないと、膝関節に負担をかけて痛みがでます。

セラピストが仰向けになった人の膝下を触っている
非重力での膝の形態チェック。脛骨が前に出ていないかチェックしてます

 

仰向けになった人の膝を指で指しているセラピストとそれをみているもう1人のセラピスト
脛骨の位置を確認

 

仰向けになっている人の膝を触るセラピスト
膝蓋骨の位置が正しいか検査します

 

手技治療と電気治療

痛みの原因となっている軟部組織を手技治療と電気治療によって緊張を緩めたり、滑走性を高めたりしながら痛みを緩和していきます。

うつ伏せになった人の右足を持ち上げているセラピスト、それをみている大勢のセラピスト
膝の後ろを走るハムストリング、半腱半膜様筋、腓腹筋、ひらめ筋、膝窩筋のリリーステクニックの勉強

 

うつ伏せになった人の膝裏をさわっているセラピスト
ハムストリング、半腱半膜様筋、腓腹筋、ひらめ筋、膝窩筋のリリーステクニックを実際にやってみます。
セラピストが膝裏に電気治療器のプローブをあてている
超音波・ハイボルテージ治療機を使って硬結を柔らかくする施術の練習

 

捻挫のエコー検査


捻挫のエコー検査の方法を確認しました。

セラピストがタブレットをもって、スクリーンを指座している
足関節捻挫の時のエコー検査のポイントを説明

 

足首にエコー検査機のプローブを当てるセラピストたち
捻挫の時によく損傷する前距腓靭帯をエコーで確認します。

 

足関節の靭帯のイラスト
足関節の主な靱帯として、内側には三角靱帯、外側には前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯があります。

 

足首にエコー検査機のプローブをあてて、その検査画像がスクリーンに映し出されている
エコーで炎症の状態、周囲の血流増加を確認する練習

 

エコー検査機の画面をもって、他のセラピストたちに見せるセラピスト
エコー検査のスクリーンに映し出されたが画像の見方を勉強

 

足関節捻挫の場合、当院ではまず超音波治療で炎症を抑えて、手技治療法で足首周囲の筋肉の緊張をほぐすマッサージをします。施術後はテーピングまたはサポータで足関節を固定します。捻挫は初期治療がとても大切です。時間が経てば経つほど治りが遅くなり、通院期間も長期化してしまいます。

 

首肩の徒手検査の練習


徒手検査とは画像装置や器具を使わずに、患者様の体や動きを触診、観察、評価し、痛みの原因や病態を特定する検査です。

セラピストがペアになって、首や肩の検査をしている
スパーリングテストやジャクソンテスト、ストレッチテストで痺れの有無を確認する練習です。

 

セラピスト3人がが患者役のスタッフ3人の首や頭や腕をさわっている
受付スタッフに患者様になってもらい、検査の時に使う日本語での会話も練習しました。

 

J-CLINICでは効率的な治療を行うために、徒手検査、エコー検査X線検査モアレグラフィー検査で痛みの原因を分析します。

 

 

中医師の勉強会


鍼灸漢方科のセラピストは経路について、また首肩腰の鍼治療の技術トレーニングをしました。

 

経路の勉強

テキストとタブレットをもっている笑顔のセラピストたち
経絡は体のエネルギー(気)や血液が流れる通路のことです。全身に12本の主要な経絡があり、それぞれ特定の臓器と関連しています。経絡に沿って並ぶツボを鍼や灸で刺激することで、体の不調を改善していきます。

 

顔の経路図のイラスト
経路

 

鍼の技術トレーニング

鍼をうつセラピスト
頭蓋骨や骨盤の骨際を狙った鍼の練習。頭痛、耳鳴り、めまい、慢性首肩痛などの症状の改善に効果的な鍼治療です。

 

触診したり、鍼をうつセラピスト
腰に打つ練習もしました。椎間関節性腰痛・筋膜性腰痛・仙腸関節痛の治療です。

 

 

レセプションチームの勉強会


安定したサービス・ホスピタリティで患者様をご案内するために、カスタマーサービス&レセプションチームも勉強をします。

ロープレをするスタッフたち
初めて来た方への治療の説明や電話対応のロープレを練習しました。

 

今回の月例勉強会も各チームが事前準備・予習をして、当日は集中して効率よく勉強することができました。


J-CLINIC のメンバーはそれぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供することを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です!

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

nbsp;

Omotenashi Service Training 2025 | J-CLINIC Bangkok

 

What is Omotenashi Service? | J-CLINIC BANGKOK

椎間関節性腰痛の原因分析と運動療法について勉強する|J-CLINIC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

5月10日理学療法科アドバンスクラスのセラピストは、先週に引き続き椎間関節性の腰痛について勉強しました。

 

前回は、腰椎の椎間関節にかかる負担を分析し、その治療法をテーマに取り上げました。

 

今回は、体のどの部分の機能低下が腰椎関節に対してい負荷かけているのかを分析。その体の機能低下を改善するための運動療法を学びました。

 

分析ポイント

  • 胸椎と上部腰椎の可動性

  • 胸椎の後弯の機能

  • 上部胸椎の伸展機能

  • 上肢と肩甲帯の可動性

  • 腹筋機能

 

 

椎間関節性腰痛の痛みの発生について


椎間関節の周囲にある関節包が、背骨の動きによって挟み込まれたり、炎症を起こしたりすることで、痛みを生じることがあります。

腰椎の模型。椎間関節に青いテーピングを貼っている
椎間関節を包む関節包が腰部の屈曲伸展で伸ばされるイメージをテーピングを使って勉強しました。

 

 

胸椎の機能低下と運動療法


胸椎の可動性の低下について検査し、分析する方法を確認しました。

 

胸椎と上部腰椎の可動性の低下

セラピストがバネをもっている。バネはまがっている
胸椎と上部腰椎の可動性が低下すると、下部腰椎へ負担がかかることをバネを使って勉強しました。

 

頭蓋骨、頸椎、胸椎、腰椎、骨盤のイラスト
脊椎

胸椎の後弯の機能低下している場合の運動療法

四つん這いになって背中を丸めているセラピストとそれを見ている、セラピスト5人
四つん這いの姿勢で背中を丸めて、胸椎に柔軟性をつけるエクササイズ

 

脊椎のイラスト
胸椎の後弯:胸椎部分が後ろに反る状態

 

上部胸椎の伸展機能の低下している場合の運動療法

セラピストがうつ伏せになって、頭をあげて、セラバンドを両手でもってトレーニングをしている
1.セラバンドをつかったエクササイズです

 

セラピストが椅子に座って、膝の間にソフトボールを挟んで、セラバンドを両手にもって首の後ろ側にあげている
2.椅子に座って、セラバンドとソフトボールを使ったエクササイズ

 

セラピストが壁によっかかり両手を上げている
3.壁さえあれば取り組めるエクササイズ。上部胸椎伸展を促します。

 

上肢と肩甲帯の可動性の低下と運動療法


上肢の挙上に伴い腰椎の前弯が強くならないか検査します。

セラピストが両手をあかく上にあげている、そのセラピストの腰をもう一人のセラピストが触っている
上肢と肩甲帯の可動性の低下は、腰椎の前湾を助長し腰椎の椎間関節に負担をかけます。

 

鎖骨、肩甲骨、胸骨、上腕骨のイラスト
肩甲帯:肩甲骨と鎖骨、上腕骨の近位部、胸骨によって構成される複合関節

 

腹筋機能の低下と運動療法


腹筋力の低下も、椎間関節性腰痛の原因の一つです。腹筋群が弱まると体幹が不安定になり腰椎に負担がかかりやすくなります。

腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋のイラスト
腹筋群は体幹の安定、姿勢維持、内臓保護の役割があります。

 

腹筋群の筋力が低下すると椎間関節に過度なストレスが加わると、痛みや炎症がおきます。

 

腹筋機能を向上させる運動療法

仰向けになって左の足だけをまっすぐ上に伸ばしているセラピスト2人
腰椎後弯を維持したまま下肢を挙上させるエクササイズ

 

腰痛は腰そのものに問題がある場合だけでなく、生活習慣や体の使い方の癖などその要因は様々です。そのため、痛みの原因をつきとめて、適切な手技療法、電気療法、運動療法を組み合わせて行うことで効果的な治療を行うことができます。

 

J-CLINICでは痛みの改善だけではなく、患者様の5年後、10年後を見据えた、痛みが再発しない良い習慣が身につくようなアドバイスをセラピストが提案します。

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2025 | J-CLINIC Bangkok

What is Omotenashi Service? | J-CLINIC BANGKOK

 

膝痛を抱える方の歩行分析とアキレス腱炎のエコー検査を勉強する|J-CLINIC理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

2025年4月28日に月例勉強会を行いました。下記、各チームで取り組んだテーマです。

 

理学療法科・鍼灸漢方科

  • 膝の痛みの評価方法(動画で歩行分析)

 

理学療法科

  • アキレス腱炎のエコー検査
  • 腰痛の徒手検査の練習

 

鍼灸漢方科

  • 気虚タイプの発熱
  • 首の痛みの徒手検査

 

膝痛を抱える方の歩行分析


膝に痛みを抱える方の多くは、立ち方、歩行の際に片側荷重になっているなど改善が必要です。今回は、動画での歩行分析を勉強しました。

 

3人のセラピストが立っている。一人は自分の膝を指さしている
足のアーチの低下、距骨の位置によって、膝に負担を与えることを説明しています。

 

足首の骨、距骨のイラスト
距骨が歪んだり、ズレたりすると、その上にある膝関節、股関節、骨盤、腰へと歪みが連鎖して、痛みが生じることがあります。

 

歩いているセラピスト2人とそれをみているセラピスト2人
歩行時の接地時と蹴り出し時にフォーカスして歩行分析をします。

 

膝に痛みを抱える患者さんの歩行動画を使って歩行分析をやってみました。

タブレットのスクリーンを見せるセラピスト
膝の内側半月板と内側側副靱帯エリアを痛めて、その痛みをかばって歩いているうちに鵞足と健側の踵まで痛みが広がったという患者様の歩行動画が分析しています。

 

アキレス腱炎のエコー検査


アキレス腱炎の場合のエコー検査の方法を確認・練習しました。

足関節にプローブをあてるセラピストを、エコー検査装置の前に立ち、スクリーンを見ているセラピスト
エコーで炎症の状態、周囲の血流増加などを確認します。

 

足関節部分のイラスト
アキレス腱炎:ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)と、かかとの骨を結ぶアキレス腱に炎症が起きた状態のことです。ジャンプをするスポーツ、陸上選手に多い怪我です。

 

 

セラピストがエコー検査装置のスクリーンを指さしている
検査のポイントについて、理学療法士のPANG先生が解説します。

 

アキレス腱炎の場合、J-CLINICでは超音波治療で炎症を抑え、関節の動きを改善し、アキレス腱と足関節にかかる負担を軽減する施術を行います。

 

腰痛の徒手検査の練習


徒手検査とは画像装置や器具を使わずに、患者様の体や動きを触診、観察、評価し、痛みの原因や病態を特定する検査です。

 

セラピストが仰向けになっている患者役のスタッフの膝を持ち上げている。
SLRテスト(Straight Leg Raising Test)による下肢痛・痺れの有無のチェックと、膝の屈曲で股関節前面のつまりがないかのチェック

 

セラピストが仰向けになっている患者役のスタッフ腰を触っている。
パトリックテストで仙腸関節と股関節周囲の筋肉の柔軟性を確認

 

J-CLINICでは、効率的な治療を行うために、徒手検査、エコー検査X線検査モアレグラフィー検査で痛みの原因を分析します。

 

 

気虚タイプの発熱について勉強する


鍼灸漢方科のセラピストは気虚タイプの方によくある、発熱や悪寒の症例共有をしました。

セラピストが6人座ってタブレットをみたり、メモをとったりしている

 

中国伝統医学において気血津液とは人体の基本的な構成要素であり、生命活動を支える物質です。具体的には、気、血、水の三つを指します。

三角形の先端に気、血、水
気(エネルギー)、血(血液)、津液(体の水分)の3つを指します。この3つバランスは互いに影響を与え合い、不足したり滞ったりすると心身に不調をきたします。

 

今回の勉強会では、気が不足している状態「気虚」にフォーカスして勉強しました。脾の不調により気が作られなくなると発熱が起こります。胃腸が弱い人に多く見られ、疲れると発熱しやすくなります。気虚タイプの方の場合、当院では気を補うための鍼灸や漢方薬による治療をします。

 

また、後半には首の痛み症状の徒手検査、検査の時によく使う日本語についても勉強しました。

 

 

レセプションチームの勉強会


安定したサービス・ホスピタリティで患者様をご案内するために、カスタマーサービス&レセプションチームも勉強をします。

スタッフがロープレをしている
予約対応とウォークインの患者さんの質問に対する受け答えをロープレで練習

 

1人のスタッフが書類を手に持ちながら話をしている、それを3人のスタッフが見ている
新人スタッフ向けに保険の手続きなどの基本業務をレクチャーしています

 

今回の月例勉強会も各チームが事前準備・予習をして、当日は集中して効率よく勉強することができました。


J-CLINIC のメンバーはそれぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供することを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です!

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

側屈と回旋の動きの評価を勉強、腰痛が発症する仕組みを理解する|J-CLINIC 理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

4月5日は理学療法科アドバンスクラスのセラピストたちが腰痛が発症する仕組みをより理解するため、自動運動の評価について勉強しました。

 

腰の自動運動の評価とは患者様が自力でできる範囲での腰の動きを評価する検査のことです。

 

前回は屈曲と伸展について勉強したので、今回は「側屈と回旋」の動きの評価をテーマに勉強しました。

 

腰椎の側屈・回旋時にかかる負担を検証


腰椎を側屈・回旋するときに腰を構成しているどの部分(椎間板、椎間関節、筋・筋膜、仙腸関節)にどのような負荷が生じるか、動きの評価について勉強しました。

脊椎と骨盤の模型をもっているセラピスト
側屈・回旋の際に脊椎にどのような負荷がかかるかを模型を使って確認

 

腰椎の模型をもって、見ているセラピスト
側屈・回旋の際に腰椎、椎間板にどのような負担がかかるのかを模型を使って確認。側屈の場合は椎間板の横側が圧縮されます。

 

頭蓋骨、頸椎、胸椎、腰椎、骨盤のイラスト
脊椎のイラスト:脊椎と腰痛には密接な関係があります。腰痛の原因の多くは脊椎やその周辺の組織(関節、筋肉、靭帯、神経根、椎間板など)の不調によるものです。

 

セラピストが立って体を横に倒している
実際に側屈・回旋の動きを試して、腰のどこに負担がかかっているかを自分の体で確認

 

前回(屈曲・伸展)の繰り返しになりますが、側屈・回旋の際に全ての関節がバランスよく均等に動いている場合は少なく一部分に負担が多くかかっています。

それが腰痛や骨の変形の原因となり下記のような痛みを引き起こします。

  • 筋・筋膜痛(骨盤の前傾が強い人の場合)
  • 筋・筋膜の繊維化からくる伸長痛
  • 仙腸関節痛
  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間関節性腰痛
  • 仙腸関節痛

 

また下記のような人は側屈・回旋の時に腰痛を発症したりや違和感が出やすいです。臀部や下肢に痛みが放散することもあります。

  • 立っている時や座っている時に片側荷重の人
  • 左右差が出やすいスポーツをやっている人(テニス、ゴルフ、バレー、野球など)

 

 

側屈・回旋の動作で腰に痛みが感じる場合


側屈・回旋の動作で腰に痛みが感じる場合、まず痛みの原因について検査します。

 

体のどこが動いてどこが動いてないのか、その動きを主導する筋肉とサポートする筋肉のバランスが正常かどうかを評価・分析します。

タブレットを見ているセラピスト
モアレグラフィーとレントゲンから患者さんの姿勢を分析してます

 

姿勢に問題がないか、立ち方・座り方・歩き方に癖はないか、背骨が歪んでいないかを分析。痛みの原因を探します。

 

その後は痛みの箇所にはボルテージ&超音波治療で施術し痛みを緩和、手技治療で体のバランスを整えていきます。

 

最後はトレーニングやエクササイズで再発しない体づくりを提案します。

 

セラピストがエクササイズやストレッチをしている
脊椎の機能改善を目的とした運動指導の練習をしました。

 

体の動きを正常化させることで、痛みを軽減し骨の変形を防ぎます。

J-CLINICでは痛みの改善だけではなく、患者様の5年後、10年後を見据えた、痛みが再発しない良い習慣が身につくようなアドバイスをセラピストが提案します。

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

腰痛を引き起こす姿勢不良の特徴を分析する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

2月22日朝に理学療法科アドバンスクラスのセラピストが姿勢分析の勉強をしました。

ノートにメモをとっている男性
前半は姿勢の分析法を勉強し、後半はマッサージの手技練習をしました。

 

姿勢不良が腰痛の原因になっていることもあるので、姿勢分析は腰痛の問診において重要です。

 

問診から病態を予測する流れをテスト


今回はセラピストの理解度を確認するために筆記テストから始めました。

紙に書いている女性と書き終わって笑顔の女性
問診から腰痛の状態を確認する流れをテストしました。

 

姿勢の評価法


姿勢の評価では、全体的な評価と局所的な評価の両方を行なっていきます。

 

全体的な観察から姿勢の特徴を捉え,痛みの部位とそこに加わる力の関連を分析していきます。

 

自動運動と他動運動を組み合わせながら、下記4つを観察します。

  1. 一番動いているところ(姿勢を修正する際に用いる部位)

  2. 動いていないところ(柔軟性がない、筋力がない)

  3. 姿勢を支えているところ(荷重負担)

  4. 伸ばされているところ(軟部組織のダメージを受けやすい)

問題が何かを分析。柔軟性の低下、正しい姿勢を維持する筋力不足、荷重負荷の偏り、古傷が伸長負荷を受け続けているなど痛みを引き起こしている原因を探します。

 

立ち姿勢でどこに負担がかかるかを解剖と模型を使って確認

 

背骨がまっすぐな人はインナーマッスルで背骨が維持され、良い姿勢がとれています。逆に背骨が曲がっている人は、骨のゆがみが助長しないように生活習慣を改善したり、インナーマッスルを鍛えたほうがいいです。

 

腰痛を改善するためのマッサージ


姿勢の評価法を学んだあとは、マッサージの練習!

マッサージをする人
背骨際、仙骨上に丁寧に刺激を入れ効率よく背中を緩めるマッサージの練習です。腰痛改善に効果があります。

 

タブレットの解剖アプリで人間の背中からお尻までを見せている
筋肉の停止部が仙骨に集まっているので、マッサージをするときは仙骨上の筋肉をしっかり緩めることが必要です。

 

マッサージをする人
肘と体重をつかって、効率よく筋肉の緊張を緩めます。

 

 

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

 

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

J-CLINICのX線検査(レントゲン検査)について、質問形式で紹介します。

レントゲン検査機器とそこに立つ患者様
X 検査はJ-CLINICエカマイ院で受けることができます。

 

よくある質問

Q. J‐CLINICでは、X線でどんな怪我や症状を検査しますか?

Q. 肘が痛いです。頻繁にゴルフをするので、ゴルフ肘を疑っています。X線検査はしますか?

Q. X線検査の料金はいくらですか?

Q. X線検査はJ-CLINICのすべての院で受けることができますか?

Q. X線検査を受ける場合、保険は使えますか?

Q. X線検査時の注意点はありますか?

 


 

回答

 

Q. J‐CLINICでは、X線でどんな怪我や症状を検査しますか?

 

首、手首、肩、腰、骨盤、股関節、膝、足首などの関節や骨に下記のような痛み、しびれ、腫れ、違和感がある場合は、X線検査を行います。

  • 腕や脚に広がるしびれを伴う痛み
  • 関節の急性および慢性の痛みや腫れ
  • 歩行、関節の動きなどの動作に問題がある
  • 衝突や衝撃、転倒などの事故に遭う
  • 足首の捻挫
  • 脊椎の湾曲

※J-CLINICでは骨折・脱臼の整復治療は行っておりません。

 

脱臼・骨折の疑いがあり、軟部組織(皮膚、脂肪組織、筋膜、筋肉、腱、靭帯、神経、血管)を損傷している場合は、CT、MRIの検査が必要です。当院ではそれらの検査設備はありませんので骨折・脱臼の場合は、まず病院で受診してください。

 

 


 

Q. 肘が痛いです。頻繁にゴルフをするので、ゴルフ肘を疑っています。X線検査はしますか?

 

ゴルフ肘を疑う場合は、軟部組織の炎症の状態を調べる必要があるためエコー検査をします。痛みがとても強い場合は、念のため、骨に異常がないかX線検査をすることもあります。

 

Q.X線検査の料金はいくらですか?

 

650B/枚です。

なお、医師の判断になりますが、外傷など強くぶつけた場合等は、X線検査とエコー検査どちらも行います。

以下、X線検査、エコー検査、理学療法治療を受ける場合の治療費(1部位)です。

  • 初診料 500B
  • 医師の診察料(診断書と指示書含む) 700B
  • X線検査 650B~*
  • エコー検査 500B
  • 理学療法治療(電気治療と手技治療)1,600B

 

*医師が診断のために必要な撮影枚数を指示します。例えば、肘の場合、正面と側面の2方向から撮影します。

 

レントゲン画像を見ながら話をする医師とそれを聞いている患者様
J-CLINICは患者様の痛みの原因が何なのか、骨、筋肉、関節、腱、靭帯のどこに問題があるかを検査して最適な治療を提供します。検査はX線検査、エコー検査、徒手検査、姿勢検査、歩行検査、座位姿勢検査を行います。

 


 

Q. X線検査はJ-CLINICのすべての院で受けることができますか?

 

エカマイ院のみでX線検査を受けることができます。ご来院前にご予約をお願いします。

J-CLINICエカマイのエントランスの写真
J-CLINIC Ekkamai

 

Ekkamai Line ID QR Code
Ekkamai ラインアカウント

 


 

Q. X線検査を受ける場合、保険は使えますか?

J-CLINICは保険が適用されるかどうかは判断できません。保険適用か否かの判断は保険会社が行うため、来院される前に加入されている保険会社にご確認お願いします。

 


 

Q. X線検査時の注意点はありますか?

  1. 妊娠中または、妊娠の可能性がある方は、撮影前に医師にお伝えください。

  2. 撮影部位によってアクセサリーなどの金属類、湿布、プラスチック、ブラジャー等は写真に写り込んでしまうため、撮影前に外していただくことがあります。

  3. 撮影時、撮影部位を追加することはできません。医師に相談してください。

 

 

J-CLINICで受診をご検討されている方は、こちらのよくある質問をご覧ください。

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

エコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる|J-CLINIC理学療法科

膝の触診法を練習!ランナー膝、ジャンパー膝、鵞足炎治療の理解を深める|J-CLINIC理学療法科・鍼灸漢方科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。2025年1月の月例勉強会を行いました。

 

理学療法科・鍼灸漢方科

  • 膝の触診の練習

 

理学療法科

  • エコー検査で肩関節を診る
  • 背中のマッサージの練習

 

鍼灸漢方科

  • 首の痛み、コリをとる鍼治療の練習
  • 漢方薬で患者様からよくある質問を確認
  • 美容鍼の日本語通訳の練習

 

膝の触診の練習


膝の触診方法について、アドバンスクラスメンバーが指導しました。

 

エコー検査のプローブを膝にあてるセラピスト、モニターをみるそのた大勢のセラピスト
エコーで膝の屈曲伸展に伴う脂肪体の動きを確認

 

膝周囲の軟部組織の触診の方法を確認しました。

 

うつ伏せになっている人の膝の後ろを触るセラピストとそれを見ている大勢のセラピスト
膝を後ろ側から触診。膝窩筋と腓腹筋の触り方を説明しています。

 

実際に膝を前後・内外側からそれそれの組織を触診してみました。

 

膝周囲の軟部組織

  • 前面:大腿四頭筋、膝蓋靭帯、膝蓋下脂肪体

  • 後面:腓腹筋、膝窩筋筋腹、PLS(膝関節後外側支持機構)、膝窩脂肪体

  • 内側:内側側副靱帯、半膜様筋付着部、鵞足、半月板

  • 外側:外側側副靱帯、膝窩筋起始部、腸脛靭帯、大腿二頭筋長頭短頭、外側広筋

 

ランナー膝、ジャンパー膝、鵞足炎変形性膝関節症など膝周囲の痛みを引き起こす症状を鑑別をする際にこれらの組織と部位の触診が必要不可欠です。

 

膝関節の模型を手にもって、模型を指さしながら話しているセラピスト
膝関節の模型にスライムを入れて、膝の脂肪体について説明しています。

 

的確な治療をするためには、触診技術を高めることが肝となります。

 

大勢のセラピストが膝を触っている
自分の膝を使って触察しています

 

エコー検査で肩関節を診る


エコー検査で肩関節とその周辺組織を診る練習。インピンジメント症候群拘縮肩(五十肩)といった肩のよくある症状の検査方法を確認しました。

 

セラピストがエコーのプローブをもって、もう1人の人の方にあてながらスクリーンをみている
上腕二頭筋腱を動態撮影しています

 

1人のセラピストが方にエコーのプローブを当てている、他3名のセラピストが画面を見ている
肩周辺の軟部組織をエコーで映し出して、それを見ながら理解を深めました

 

背中のマッサージの練習


体幹を支える背中の筋肉の柔軟性をつける手技治療の練習をしました。

8人のセラピストが立って、輪になって話をしている
中堅クラスがベーシッククラスに起立筋の手技の指導に挑戦

 

脊柱起立筋の緊張は頭痛、首肩の痛み、肩関節、股関節周囲の痛み、腰痛などを引き起こします。

 

請求起立筋のイラスト
脊柱起立筋:この筋肉固くなり、体幹の可動性が低くなると、体を動かした時の負担が腰にかかりやすくなります。

 

普段自分がやっている治療技術を後輩に言語化して伝えることで、指導する側も理解が深まります。

 

マッサージをするセラピスト、それを見て指導をしているセラピスト
体重ののせ方(軸圧),手首の使い方を指導

 

マッサージをするセラピスト、それを見て話をしている男性
アドバンスクラスがミドルクラスが指導で教えきれないところをサポートします

 

首の痛み、コリをとる鍼治療の練習


首の骨際に鍼を打つ練習をしました。

うつ伏せになっている人が2人、その2人の首に鍼をうっているセラピストが2人いる
鍼の技術練習

 

骨際周辺の筋肉にあるトリガーポイントは、頭痛、耳鳴り、慢性的な首肩の凝りの原因となります。

 

うつ伏せになっている人、その人のくびの後ろに鍼をうっているセラピスト
鍼の技術練習

 

短い時間で効果的な鍼治療を追求します!

漢方薬で患者様からよくある質問を確認


漢方薬の知識を確認する勉強会です。

座って話をしているセラピスト2人
患者様からある漢方薬のよくある質問を確認、テストをしている

 

先輩スタッフが後輩を指導する形で進めました。

 

美容鍼の日本語通訳の練習


日本語通訳スタッフと鍼灸科のセラピストが一緒に、美容鍼の患者様の問診の練習をしました。

1人が紙にかかれた文章を見ている、1人その話を聞いていて、もう一人はポケトークを手にもっている
セラピストが美容鍼の治療についてポケトークを使ってする練習

 

通訳が難しいところはAI音声通訳機「ポケトーク」も活用しながら、患者様にわかりやすく説明することを心がけます。

 

2人の女性が話をしている
患者様に美容鍼の効果について日本語で説明する練習をしています。

 


 

アドバンス、ミドル、ベーシッククラスのそれぞれのメンバーが、準備や予習をしてこの勉強会に臨んだことが感じられました。

 

指導する側も指導される側もよい刺激を与えあい、互いに高め合ってあうのがJ-CLINICの勉強会の良いところ\(^o^)/

 

それぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供していきたいです。

 

私たちは20マイル行進です!

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科


 

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 
 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

足とお尻の痛みが伴う腰痛について勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

1月25日朝に理学療法科アドバンスクラスのセラピストが腰痛の問診方法について勉強しました。

 

腰痛とともに併発されている痛みは?


腰痛の患者さんを診る場合、腰が痛いのか、下肢痛や殿部痛も併発しているのかを確認します。痛みの出方によって理解と治療の組み立てが変わってきます。

 

痛みの箇所を確認しながら、下記可能性を考慮にいれて鑑別していきます。

  1. 神経根を含めた脊柱管内で生じる症状

  2. 仙腸関節、下部腰椎の椎間関節障害

  3. 臀部の筋肉、筋間の障害

  4. 皮神経の滑走障害

 

模型を使いながら一つずつ確認していきました。

 

背骨の模型
神経根の圧迫は、下肢痛・下肢の痺れを引き起こすが、腰痛は併発しないデータがあることを話しています。腰痛と下肢痛が混合する場合は、分けて考える必要があります。

 

背骨の模型
ヘルニアが神経根を圧迫することを模型を使って確認。

 

背骨と骨盤の模型がベッドの上においてある
FNSテスト(大腿神経ストレッチ)で大腿神経と共に股関節前面の軟部組織(筋肉・皮膚・血管)が伸ばされることを模型を使って勉強しました。

 

セラバンドを伸ばしている人をそれを見ている人
バネを坐骨神経痛に見立てて説明。筋肉ほど柔軟性はないが神経も柔軟性を持ち合わせていることを勉強しました。

 

いつ痛みを感じるのか、痛みが楽になるときはあるのか、それは朝か夜なのか、動きはじめか、同じ動作を繰り返した後なのか、痛みの出るタイミングについても患者様に細かくヒアリングします。

 

痛みの原因が何なのかを明らかにするため、わかりやすく質問し、患者さんのお話に集中します。先入観を持たずに聞くことがポイントです。

 

ノートを手にして、タブレットを膝においたセラピストがタブレットの画面を見ている
腰痛の問診で患者様にヒアリングする項目を確認しています。

 

腰痛を改善するためのマッサージの練習


後半は腰痛治療に効果的な手技治療の練習をしました。

 

骨盤の左右差のバランスを整えるために、骨盤周辺の筋肉を緩めていきます。

セラピストがうつ伏せになっている人の腰を持っている
骨盤の左右のバランスを確認

 

体の中心にある骨盤の左右のバランスが悪いと腰の筋肉に負担がかかり、腰痛を引き起こします。

 

セラピストがうつ伏せにねている人の腰に手をあてている
上後腸骨棘と仙骨際のトリガーポイントのリリーステクニックの練習
骨盤のイラスト
仙骨と上後腸骨棘

 

セラピストがうつ伏せになっている人の骨盤のまわりをマッサージしている
大臀筋、中臀筋、小臀筋、梨状筋などの骨盤周辺の筋肉を緩めています

 

体重を治療ポイントに乗せる体の使い方、手の当て方、手首の動かし方など基本を繰り返し練習しました。

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

バンコクで腰痛でお困りの方は、お気軽にお問合せください(^^)

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

J-CLINICの勉強会とイベント2025

 

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

腰痛の原因と基本の手技治療を勉強する|J-CLINICの理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

さて、2025年も週末朝のセラピストの勉強会を継続していきます!(通称、J-CLINIC の朝練)

 

2025年前半の朝練は腰痛治療がテーマ。下記、1月5日に開催した朝練のレポートです。

 

今回は下記3つについて勉強しました。

  1. どの組織が原因で痛みが発生しているのか?

  2. どうして痛みが出ているのか?

  3. その痛みをどう改善するのか?

セラピストが教科書と模型、セラバンドを見ている
腰痛の原因となりうる筋肉の滑走性の悪さをゴムとタオルで表現しています。

 

腰痛の原因は腰を構成する組織


 

腰痛とはそもそも何なのか?

 

腰痛は、腰を構成する何らかの組織(骨、関節、筋肉、靭帯、椎間板、神経、皮膚など)が原因で痛みが発生します。

立ち上がろうとしている男性。左手で痛そうに腰をおさえて、右手でソファの肘おきを抑えている。
デスクワークで腰が痛い、朝起きたら腰が痛い、重い荷物をもったら腰が痛くなったなどその原因は様々です。

 

レントゲンやMRI画像に異常がなくても腰痛を訴える人は非常に多いです。

 

セラピストは施術によって痛みを発生させている組織およびその組織への負担を改善させることを目指します。

セラピストが人の背中にマッサージをしている
腰痛治療の手技治療をするセラピスト

 

器質的な異常と機能的異常を鑑別する


中高年になると、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折など外傷なく発生した加齢的変化が痛みがなくても発見されることも多く、器質的な異常が痛みとイコールではないことがあります。

 

器質的な異常があっても機能的な異常がないか一つ一つ確認する流れが不可欠です。

 

もちろん、器質的な異常(骨の構造上の異常)の有無の検査をしてから治療を開始するのが理想的です。

 

J-CLINICエカマイ院では2025年2月中旬からX線検査ができるようになるので、骨の構造上の異常がないかを確認することができます。

 

多裂筋の緊張を緩める手技練習


背骨の際にある多裂筋を手技治療で緩める練習をしました。

背中の手技治療を練習する3人のセラピスト
セラピストにとっては基本の治療でこれまでも何度となく、練習と実践を繰り返していますが、朝練で技術を確認しました。

 

多裂筋の緊張を改善することで腰痛治療の成功率を左右します。

 

多裂筋のイラスト
多裂筋(たれつきん)は体を反る動作や片側に体を倒す際に使う筋肉です。また、多裂筋も姿勢を維持するためのインナーマッスルでもあります。

 

背中のマッサージをする2人のセラピスト
10年くらいのキャリアがあるセラピストでも繰り返し練習します。

 

ベテランスタッフでもこの基本の大切さを理解し、真剣になれるかで成長に大きな差が出ます。

 

それは、治療技術だけではなく、日ごろの挨拶や掃除などの基本ができているか、真剣に誠実に取り組むことができるかどうかも同じです。

 

私も含め、まだまだ発展途上\(^^)/なんです。

 

2025年も自己を超えた大義のために自分達の時間とエネルギーを使い、周りに良い影響を与えられる個人、チームになりたいです。

 

そして、バンコク在住の患者さんの痛みや不安を取り除けるように社員一同努力を続けます。朝練はそのための活動の1つです。

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

膝が伸びない、曲げづらい時の治療法について勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

12月8日の朝8時30分から、理学療法科のアドバンスクラス向けに「膝の伸展制限・屈曲制限の治療法」をテーマに勉強しました。

 

 

2024年は朝練で膝治療について勉強


2024年最後のアドバンスクラスの朝練(勉強&練習会)でした。膝の治療をテーマにした朝練は4月から9ケ月間、月2回やってきました。

 

3人の男性、6人の女性の写真。人体模型をもっている人もいる。みんな笑顔。
アドバンスクラスのスタッフたち✨

 

新しく勉強することも多くて最初は知識と技術が追いつかなかったですが、9ケ月経った今は理解が深まりました。また、手技治療の際の体の使い方も良くなってきました。

 

まだまだ勉強&練習することはありますが、2024年分はやり切った感じです!

 

 

膝の伸展制限・屈曲制限に対する手技治療


まず、膝の伸展制限や屈曲制限がある患者様にはどんな特徴があるのか、実際の患者様の症例について共有しました。

話をする男性とそれを横で聞いている女性
自分が担当する患者様のケースを共有するセラピストたち

 

次は、膝の伸展制限と屈曲制限に効果的な手技治療を練習です。膝を伸ばしずらい、曲げにくい時は、手技治療と電気治療で治療していきますが、今回は手技治療をメインに練習しました。

1人がうつ伏せになっていて、セラピストがうつ伏せになっている人の左足膝から下を持ち上げて、手技治療をしている。それを見ている複数のセラピストたちがいる
膝窩筋、腓腹筋を緩める手技治療を確認するセラピストたち

 

うつ伏せになっている人の左足の膝した持ち上げて、膝の裏側をマッサージしているセラピスト
膝窩筋、腓腹筋を緩める手技練習

 

膝にある膝窩筋と膝窩筋周辺の骨のイラスト
膝窩筋は膝の曲げ伸ばしで使われる筋肉

 

腓腹筋(Gastrocnemius)のイラスト 
腓腹筋はふくらはぎにあって、足を曲げる働きをする筋肉。ジャンプやランニングなどに大きく関与する筋肉群です。

 

膝の伸展制限と屈曲制限の時はこの膝窩筋と腓腹、そして体膝蓋下脂肪体に対して手技治療を行い、膝関節の可動域を改善させます。

 

仰向けになっている人の右膝を手技治療でマッサージしているセラピスト2人
膝蓋下脂肪体の手技治療で柔軟性をつけてます

 

膝関節の模型
膝蓋下脂肪体は膝のお皿の真下にあり、膝の曲げ伸ばしに合わせて形を変えて動きます。また、膝蓋下脂肪体は膝への衝撃を和らげ、膝のお皿の動きをスムーズにします。

 

これまでの朝練でやってきた、膝治療を振り返りながら、練習に取り組みました。

 

バンコクで膝の痛みでお困りの方は、J-CLINICまでご相談ください。

 

小さな努力を積み重ねて実現できること


スタッフと毎週末の朝にやっている勉強会。まさにこのイチロー選手のこの言葉がぴったりだと思いました。

 

小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道と、白地の画像に黒字で書いてある。
野球のイチロー選手の言葉

 

J-CLINICのセラピスト達は患者様の痛みを取り除き笑顔になってもらうために、こつこつ治療と勉強の練習をしています。

 

来年1月からは腰の治療テーマに朝練を開催する予定です。症状と痛みのメカニズムを理解し、患者様に的確な治療とアドバイスができるように2025年も頑張ります!

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

変形性膝関節症の治療について勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

11月24日の朝8時30分から理学療法科アドバンスクラスのセラピストが「変形性膝関節症の治療法」をテーマに勉強会をしました。

 

7人のセラピストがタブレットやノートをみたり、メモをとっている
理学療法科のアドバンスクラスのセラピストたち。週末の朝1時間、勉強会をしています。

 

 

軟骨がすり減り関節が変形する変形性膝関節症


中高年になると膝の痛みを訴える方が多いですが、その原因の多くは変形性膝関節症だと言われています。変形性膝関節症は、軟骨がすり減り関節が変形してくる疾患です。

ソファーに座って痛そうに右ひざを抑える女性
変形性膝関節症は、特に女性ホルモンの減少を伴う40代以降の女性に多くみられる症状です。

 

変形性膝関節症で、一番痛みを発している組織は膝蓋下脂肪体と言われています。

膝の後ろ側の軟骨部分が赤くなっているイラスト
変形性膝関節症は関節内で炎症が起こり、その影響で膝の組織が線維化して硬くなります。この線維化によって、膝蓋下脂肪体が果たす衝撃吸収の役割が減少し、痛みが起こりやすくなります。

 

J-CLINICの変形性膝関節症の検査と治療


まずは徒手的検査で膝関節の動きと痛みの箇所を確認。また、触診で膝内側の圧痛の有無、腫れ、O脚変形があるかどうかを確認します。

 

膝の変形により、どの組織に負荷がかかり、痛みを発しているのかを検査で明らかにします。

 

理学療法士が患者様の膝をエコーで検査している
またエコー検査で組織の炎症を線維化を確認します。また、X線検査で軟骨がすり減り具合を検査します(J-CLINICは2025年2月頃、X線検査導入予定)

 

検査で痛みの箇所を特定した後は、痛みを緩和する超音波治療と膝関節の動きを改善するための手技治療を行います。

 

 

変形性膝関節症を改善するためのトレーニング


変形性膝関節症の改善に有効なのが、トレーニングです。この日は、治療で痛みが緩和した後に行うトレーニングの方法について確認しました。

 

足底のアーチ低くて、内転筋が弱く、小指に荷重がかかる傾向にある人は変形性膝関節症になりやすいです。

やわらかいボールを膝の間に挟んで立っている人とそれを膝をついて見ているセラピスト
患者様に内転筋に意識を向けてもらい、足底のアーチを作るトレーニングをします。

 

内転筋をトレーニングで鍛えることにより、膝への負担を軽減します。

 

 

内転筋群のイラスト
内転筋は、太ももの内側にある筋肉です。内転筋が弱くなると膝の皿が不安定になります。

 

変形性膝関節症を発症した場合は、早期に痛みの原因を理解し治療とトレーニングをすれば、症状が改善することができます。

 

適切なケアをすれば高齢になっても膝痛に悩まされず好きなスポーツを楽しんだり、行きたいところに自分の足で歩いていくことも生涯できるでしょう。

 

膝の痛みでお困りの方は、J-CLINICまでご相談ください。

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、私たちJ-CLINICのセラピストは毎週末集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像
J-CLINICが考えるプロフェショナル

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

X線検査導入に向けて診察と治療の流れをロープレで確認|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

11月の月例勉強会は、来年のX線検査(レントゲン検査)導入に向けて、オペレーションを全員で確認しました。

 

白衣を着たセラピスト8人が立っている
セラピストリーダーたちが中心となって勉強会を運営します

 

患者様への治療の説明・案内、検査、問診、治療、治療後説明、アドバイスという一連の流れをロープレでやってみました。

 

* X線検査のご予約はJ-CLINICエカマイ院で受け付けています(2024年3月から)

X線検査(レントゲン検査)に関するよくある質問|J-CLINIC 理学療法科

 

 

大事なのは患者様とのコミュケーション


当院では、治療の専門知識を持ったスタッフが問診表の記入から必要な検査を案内、医師とセラピストへの情報の申し送り、症状と予後に合わせた適切な次回予約をご案内したいと考えています。

 

 

レントゲンの画像を持った医師と患者が話しているイラスト
診察の際に患者様が医師やセラピストに症状や悩みをうまく伝えられず的外れな治療をされたり、必要以上の薬を多く出されて多額の請求をされた…というのは海外で良く聞く話しです。

 

セラピスト、受付スタッフが患者役のスタッフの話を聞いている
来院された患者様にどんな体の悩みや痛みがあるのかヒアリングするロープレです。専門知識のあるセラピストも同席し、医師へ申し送りすべきことなどを確認します。

 

症状に合わせた検査を案内


患者様の症状、お体の状態によって検査を提案します。まずは徒手検査をします。どの動きでどのような痛みや違和感、動きの制限が出ているのかをチェックしてから、画像検査に進みます。

J-CLINICでできる画像検査

  • 筋肉・靭帯などの軟部組織に炎症が疑われるのであれば超音波エコー検査

  • 姿勢不良が原因で出ている症状ならばモアレグラフィー検査(姿勢分析)

  • 骨の異常がある場合はX線検査(2025年に導入予定)

 

女性が3人話をしている
医師役、患者役、セラピストが画像診断結果を見ながら問診のロープレをしています。

 

今回は「側弯症で左の腰が慢性的に痛い。その痛みをかばうことで体の右側に荷重がかかり、右の膝が痛くなった」という患者様の症例を例にロープレしました。

 

検査結果画像を手にもっているセラピストと座って話を聞く患者役のスタッフ
ドクターの診察の後、セラピストが姿勢診断画像、エコー画像、レントゲン画像を見せながら、何を目指して治療するのかを患者様に説明します。

 

病院の場合、主にMRIやX線検査などの静止画像で診断されます。当院の理学療法科では、動きの中で軟部組織の滑走障害や伸収縮の異常、特定の肢位と角度での痛みや可動域制限があるかないかを徒手検査とエコー検査で行うのが特徴です。

 

理学療法士が患者様の膝をエコーで検査している
J-CLINICのエコー検査(超音波検査)で筋肉、靭帯、腱、関節の状態を調べる

 

徒手検査と画像検査の組み合わせで、症状にあった確かな治療を提供します。

 

ストーリーを推測して治療する


痛みが回復するストーリーをイメージしながら治療計画を立てます。

 

膝痛の治療の練習をしました。

患者役のスタッフがうつ伏せで寝ている。セラピストがそのスタッフの膝の裏を手技治療で治療している
膝蓋上嚢、膝蓋下脂肪体の柔軟性を超音波と手技で高めています

 

患者役のスタッフがうつ伏せで寝ている。セラピストがそのスタッフの膝の裏を手技治療で治療している
腓腹筋、膝窩筋のトリガーポイントを手技療法で治療します

 

女性二人がベッドの上に座り左膝を曲げて右ひざの上に置いて、ストレッチをしている
ストレッチのアドバイスを練習。大腿骨の内旋は、脛骨外旋の負荷を悪化させます。大腿骨外旋を促すストレッチは、脛骨外旋の負荷を減らします。

 

先輩セラピストが後輩セラピストに指導します。先輩セラピストも教えながら自分たちの技術・知識の確認ができるので、全体で成長することができます。

 

 

次回の予約までのご案内


治療が終わった後、セラピストが体の状態を伝えながら次回の予約日の提案をします。

 

セラピストが患者様役のスタッフと待合室で話をしている
完治するためにはどのくらいの通院頻度が良いのか、症状に合わせて提案します。

 

 

レセプションスタッフが患者役のスタッフと話をしている
最後にお会計をして次回ご予約の確認をします。

 

それぞれの専門性を活かし、チームワークに磨きをかけながら患者様に結果の出る治療を提供していきたいです。そのための勉強会です!

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

不眠症を睡眠薬に頼らず鍼と漢方薬で治療する|J-CLINIC 鍼灸漢方科

こんにちは。バンコクJ-CLINIC鍼灸漢方科の中医師 PINGです。今回は不眠治療のお話しです。

 

不眠症とは?


不眠症の原因はさまざまです。ストレス、環境の変化、不規則な生活習慣、加齢などさまざまな要因が重なって起こります。

 

こういったお悩みはありますか?

 

  • 寝つきが悪い

  • 寝ている途中に目が覚める

  • 目が覚めたに再び眠ることができない

  • 眠りが浅い

  • 一晩中眠れない

 

午前3時の時計を見ながら、ベッドの中で困った表情を見せる女性
あたなの不眠は入眠障害、途中覚醒、早朝覚醒、熟睡障害、どれにあてはまりますか?

 

また、熟睡できない状態が続くと脳や内臓の機能を低下させるので、不眠症は放置せずに生活スタイルを見直したり、治療をすることをおすすめします。

 

 

中国伝統医学が考える不眠症


太陽が出ている間は「陽」が優位になるので積極的に行動します。

 

太陽が沈み暗くなると「陰」が優位になるので、睡眠に備えて体を休めると言われています。

 

中国伝統医学では、ストレスや環境の変化、不規則な生活習慣、体の不調、加齢などによって、この陰陽のバランスが崩れると不眠症になると考えます。

 

陰陽の白黒のイラスト
陰陽:世の中のすべてのものは陰と陽という正反対の性質を持ち、互いに影響し合いながら、物事を支え動かしているという考え方です。何かの原因で陰陽のバランスが整っている時は健康で、逆に崩れている時は病気の状態です。

 

中国伝統医学では睡眠薬に頼るのではなく、鍼灸治療や漢方薬で体質を改善し、体の陰陽のバランスを整える治療をします。

 

不眠症を鍼灸治療を漢方薬で治療


不眠症に悩むAさん(36歳)がJ-CLINICで鍼治療と漢方薬で治療した例を紹介します。

 

Aさんは不眠と頭痛を訴えて、来院しました。

ベッドに起き上って、右手でおでこのあたりをおさえて苦しそうな表情をしている
首の付け根から両側のこめかみ部分に酷い頭痛がありました。

 

Aさんの症状

  • 入眠まで1時間かかる
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 一度起きるとなかなか寝つけない
  • 何度も夢を見る
  • 朝すっきりおきれない
  • 頭痛
  • 疲れやすい
  • たくさん食べることができない
  • 腹にガスが溜まりやすい

 

お話を聞きながら舌診と脈診をしました。

治療計画を説明する中医師
患者様のお話をお伺いし、脈診、舌診を行います。治療計画をお伝えし、また体質改善のための食事・生活のアドバイスも行います。

 

診察の結果、舌は淡い赤色で黄色い苔がありました。脈は力のない弱脈。「心脾虚タイプの不眠」と診断。鍼灸治療と漢方薬を処方しました。

 

鍼治療

J-CLINICでは細い使い捨ての鍼を使用、痛みの少ない鍼管を使う日本式で鍼を打ちます。

 

初回は鍼灸治療だけをしました。症状が改善しなかったため2回目の治療は、鍼灸治療と漢方薬と併用。その後、寝つきが良くなり、夜何度も起きなくなったAさん。

 

漢方薬

J-CLINICの粉末漢方薬がスプーンにのっている
心脾血を補う薬を処方しました。帰脾湯(きひとう)+ 竜骨、牡蛎(ぼれい)、白芷(びゃくし)等。

 

その後、Aさんは鍼灸治療と漢方薬処方の通院を6回(週1回)しました。

 

その結果、夜熟睡できるようになり、朝もすっきり起きれるようになりました。

 

不眠を改善させるための生活アドバイス


不眠の症状をお持ちの方は、下記を試してみてください。

  • 毎日同じ時間に寝起きする
  • 昼寝はしない
  • 昼寝をする場合は15時まで1時間以内
  • 運動習慣を身に着ける
  • 寝る前に激しい運動はしない
  • 寝室を静かにして暗くする
  • 睡眠に適切な温度に設定
  • 昼食以降、コーヒーやお茶などの中枢神経系が刺激される飲み物を避ける

 

これをやってみて、不眠が改善しない場合は治療することをお勧めします。

 

不眠症の5つのタイプ


中国伝統医学では問診で舌診、脈診、患者様のお話を聞きながら患者様の体質タイプ、不眠の原因を診断します。

五行のイラスト
地球にあるあらゆるものは「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素から成り立っていると考えます。中国伝統医学は五行学説の考えをもとに、カラダの状態や治療、養生法をとりいれています。

 

不眠は5つのタイプが考えられます。それぞれのタイプの症状を改善するために鍼灸治療や漢方薬を処方します。

 

(1)肝臓の火が心臓を乱しているタイプ

症状は一晩中眠れない、夢を沢山見る、イライラする、めまい、頭の圧迫感がある、目の充血、耳鳴り、口の渇き、口の中が苦い、便秘、紅舌で黄色い舌苔、脈は弦数脈。

 

症状を改善させるために、治療で肝気の循環を調整する、熱を逃がすこと、心を落ち着かせる治療をします。

 

(2)痰熱が心臓を乱しているタイプ

症状は熟睡できない、イライラする、胸が張る、げっぷが良く出る、ひゃっくりが出る、口の中が苦い、頭が重い、めまい、舌がとても赤い、黄色い粘りのある舌苔が粘、脈は滑数脈。

 

症状を改善させるために、痰を溶かす、体から熱を逃がす、胃腸のバランスを整える、心を落ち着かせる治療をします。

 

(3)心脾虚タイプ

症状は寝つきが悪い、夢を沢山見る、中途で何回も目覚める、動悸、物忘れ、倦怠感、手足に力が入らない、食べる量が減る、膨満感、下痢、めまい、生気がない顔、淡舌で薄い舌苔、脈は細弱脈。

 

症状を改善させるために、脾心や血を養い、心を落ち着かせる治療をします。

 

 

(4)心腎の働きが調和しないタイプ

症状は熟睡できない、イライラ、寝つきが悪い、動悸、夢を沢山見る、腰痛、体温が高い、寝汗をかく、手のひら・足の裏・胸の真ん中あたりが熱く感じる、めまい、喉が乾燥する、耳鳴り、夢精(男性)、生理不順(女性)、紅舌で薄い舌苔がある舌、脈は細数脈。

 

症状を改善させるために、陰を養い、体から熱を逃がし、心と腎を調和させて働きを改善する治療をします。

 

(5)心胆嚢気虚タイプ

熟睡できない、嫌な夢、驚きやすい、怖がり、動悸、呼吸が浅い、汗をかく、倦怠感、疲れやすい、淡舌、脈は弦細脈。

 

症状を改善させるために気を養い、心を落ち着かせる治療をします。

 

 

睡眠薬に頼らず、中国伝統医学の治療で体の陰陽のバランスと自律神経のバランスを整えながら不眠を解消したい場合はJ-CLINICまでご相談ください。

 

 

初診の場合は、鍼灸漢方科の日本語通訳がいる日にご受診ください。

よくある質問ですが、当院には鍼灸漢方科に勤務する日本人鍼灸師はおりません。
鍼灸治療や漢方薬を処方する資格をもった中医師(Traditional Chinese medical doctor)の先生が問診と施術を行います。

 

鍼灸漢方科に日本語通訳がいるスケジュール

 

日本人の受付スタッフから返信が欲しい方は、Facebook またはお問合せフォームからご連絡ください。

 

ラインからもご予約いただけます。日本語が話せるタイ人スタッフが対応します。

 

J-CLINIC Phrom phong Line Account
プロンポン院 LINE

 

J-CLINIC Thonglor Line Account
トンロー院  LINE

 

Ekkamai Line Account
エカマイ院  LINE

 

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

鍼灸科治療ブログ

 

セルフケア

 

治療紹介動画
東洋医学的不妊治療・1分動画

 

血行促進、老廃物の排出、血行不良にカッピングセラピー

 

2つのコースから選ぶJ-CLINICの美容鍼

 

J-CLINICはバンコクスクンビットエリアに3店舗

プロンポン院(スクンビットソイ31のパクソイRSU Tower4階)

 

トンロー院(トンローソイ13・ホームプレイスビルディング地下1階)

エカマイ院(スクンビットソイ42・バンコクメディプレックス3階)

 

J‐CLINICが提供している治療

理学療法
対象疾患:腰痛、五十肩、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、捻挫、手術後リハビリ、スポーツや事故による怪我など(保険治療をご希望の方はこちらのページをご覧ください。

 

鍼灸治療
対象疾患:美容鍼、PMS、不眠、頭痛、不妊、逆子、生理不順、眼精疲労、胃腸系疾患、整形外科疾患、抑うつ、更年期症状など(鍼灸治療は保険は適用外です)

梨状筋症候群の治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

10月28日、月例勉強会を開催しました。理学療法科と鍼灸科の勉強会のテーマは「梨状筋症候群の治療」です。カスタマーサービス&レセプションチームも新規患者様の案内についてロープレで練習しました。

 

 

1.梨状筋症候群の治療法を勉強する


検査(姿勢分析)、動きのチェック、手技療法、電気療法、トレーニング指導を確認しました。

 

1-1. 梨状筋症候群とは?

梨状筋は薄くて筋繊維が少ない割には立っていても歩いていても座っていても負担がかかっている筋肉です。

またこの筋肉の周りには神経が走っていて、梨状筋に柔軟性がなくなったり長い間圧迫を受けていると、骨盤周辺と大腿周囲の痛みを発症し、痺れを引き起こします。

 

梨状筋と坐骨神経の依頼スト
梨状筋と坐骨神経

 

梨状筋症候群を発症するとおしりの外側あたりに痛みが出て、太ももの後ろ側にかけてしびれがでます。

お尻の外側が赤くなっている、腰に手を当てている女性
長く座っていると症状は強くなります。 中腰の姿勢、ゴルフ、長時間の運転など、梨状筋に負担のかかると痛みを感じます。

 

坐骨神経痛と梨状筋症候群の違い

坐骨神経痛と梨状筋症候群は、どちらもお尻の外側と太ももの後ろが側に痛みを引き起こす疾患ですが原因は異なります。

 

  • 坐骨神経痛:坐骨神経が圧迫され、痛みや痺れが生じる
  • 梨状筋症候群:梨状筋が周辺神経を圧迫することによって痛みや痺れが生じる

 

痛みの個所は似ていますが、原因が違うと治療する箇所も異なりますので、正確に判断する必要があります。

 

 

1-2. 梨状筋症候群の検査と治療

梨状筋症候群を発症した患者様のモアレグラフィー画像を見て、姿勢の分析を練習しました。

タブレットの画面を見てセラピスト4人が話をしている
梨状筋症候群を患っている方は、姿勢が内股、ガニ股、前かがみ方が多いです。

 

 

続いて、超音波治療の施術練習。

患者役のスタッフがうつ伏せになっている、一人のセラピストが電気治療器のプローブを患者役のスタッフのお尻に充てている、それを大勢のスタッフが見ている
リーダーセラピストが治療ポイントを説明。硬くなっている筋肉の柔軟性を超音波治療で向上させることで痺れ軽減します。

 

また、梨状筋周辺組織の滑走障害改善する電気治療の方法も勉強しました。

 

次はマッサージガンと手技療法の練習です。

 

患者役のスタッフがうつ伏せで寝ている。一人のセラピストが、そのスタッフのお尻の脇にマッサージガンをあてている
マッサージガンを使って効率よく、梨状筋の緊張を緩めます。

 

梨状筋をストレッチさせながら、手技療法で深層筋に刺激を入れることで、効率良く筋肉の緊張を緩めることを目指して治療します。

 

セラピストがうつ伏せで寝ている人のお尻の下あたりを肘を使って押している
梨状筋症候群に対する手技療法の練習。

 

最後にトレーニング指導の練習です。

腕立ての姿勢をとっているセラピストたち
体幹と梨状筋を連動させて筋力を強化するトレーニング。梨状筋単独ではなく、体幹を一緒に鍛えるとより効果的に鍛えることができます。

 

2. カスタマーサポート&レセプションスタッフの勉強会


患者様により良いサービスを提供するために、ホスピタリティや説明をロープレ形式で練習しました。

 

初めてJ-CLINICに来た日本人の患者様に同意書の内容を説明する練習。

女性が書類の一部を手でさしながら、男性に話をしている
日本人スタッフを相手に説明を練習しています。

 

治療の内容と治療費を説明するロープレ。

女性をパンフレットを見ながら話をしている
ウォークインで初めてJ-CLINICに来た患者様を想定した練習。

 

音声通訳機ポケトークを使った、医療通訳の練習。

音声通訳機ポケトークを手にして話をしている人たち
ポケトークを活用して円滑に会話を運ぶ練習をしました。

 

J-CLINICには日本人の患者様だけではなく、中国、韓国、アラブ、英語圏の方など世界各国・地域の方々治療に来てくださるので、AI音声通訳機「ポケトーク」を活用してます。

 

私たちがポケトークについて取材を受けた時の動画です。

 

ポケトークに関する詳細(特徴、購入場所など)はこちらのワイズさんの記事でご覧ください。

 

今回の月例勉強会もそれぞれのチームが短時間の勉強会で成果を上げられるよう、事前に十分な準備をして、集中して課題に取り組みました!

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

 

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

 

 

腸脛靭帯炎(ランナー膝)の検査法と治療を勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

10月26日の8:30~9:30までの1時間、理学療法科のアドバンスクラスのセラピストが「腸脛靭帯炎の治療の考え方と治療法」について勉強しました。

 

腸脛靭帯炎の原因


膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆と接触して炎症を起こし、疼痛が発生します。

 

ランニングの注に左ひざを痛そうに抑えている男性
特にマラソンなどの長距離ランナーに好発します(ほかにバスケットボール、水泳、自転車、エアロビクス、バレエ等)。

 

発生の要因はオーバーユースです。過剰なランニング時間と距離、柔軟性不足(ウォームアップ不足)、休養不足、硬い路面や下り坂、硬いシューズ、下肢アライメント(内反膝)など、さまざまな要因が加味されています。

 

引用:ZAMST(ザムスト)|スポーツ向けサポート・ケア製品ブランド Sports Medicine Library ヒザ ランナー膝 別名:腸脛靱帯炎

 

 

腸脛靭帯と大腿骨の摩擦で炎症


腸脛靭帯は太ももの外側を通る靱帯です。

腸脛靱帯のイラスト
腸脛靱帯は、腰と膝を安定させる役割を担っています。

 

腸脛靭帯炎は膝の屈伸運動の繰り返しによって、腸脛靱帯が大腿骨の外側部分と摩擦をおこし、擦れることで炎症が起きると言われています。

 

靭帯模型の右足の大腿骨の外側に腸脛靭帯に見立てたテーピングを貼っている
人体模型にテープを貼って腸脛靭帯と骨が摩擦しやすいところを表現しました。

 

 

腸脛靭帯炎の検査


運動時に生じる膝の外側の痛みや押した時の痛みなどの訴えをもとに検査します。また徒手、およびエコーで検査を行います。

 

荷重チェック:このような体勢で荷重をチェック。腸脛靭帯に問題があるかどうかを確認します。

男女6名が立ったまま左を前に出して、かがんでいる
腸脛靭帯が緊張していると、この体勢で荷重が外側に傾きます

 

また、立位、歩行時、寝ている状態(非荷重位)で膝を構成する大腿骨・膝蓋骨・脛骨が腸脛靭帯に負荷をかけやすいポジションになっていないも検査します。

 

腸脛靭帯と隣り合う筋肉を治療


この日は、外側広筋など腸脛靭帯と隣り合う外側広筋などの筋肉の緊張を手技治療で緩めたり、腸脛靭帯をストレッチする方法を勉強しました。

 

患者役のスタッフがベッドに仰向きに寝ている。その骨盤の横あたりをセラピストが両手で抑えている。
外側広筋の緊張を緩める手技治療。

 

外側広筋は腸脛靭帯と隣り合っている筋肉です。

 

外側広筋と内側広筋のイラスト
外側広筋は大腿の外側にある、大腿四頭筋の一番大きい筋肉でもあります。

 

腸脛靭帯は他にも大殿筋や大腿筋膜張筋などと隣り合っています。隣り合っている筋肉の緊張を緩めることで、腸脛靭帯にかかっている負担を軽減することができます。

 

セラピストがベッドで仰向きの人の膝をマッサージしている
腸脛靭帯と隣り合う筋肉との癒着を手技治療ではがしていきます。

 

次は、腸脛靭帯をストレッチする練習です。

横向に寝ている人の後ろにセラピストがたって、膝下を両手で抑えて後ろに向けてひっぱっている。
腸脛靭帯の柔軟性を高めます。

 

腸脛靭帯炎の場合は超音波治療で炎症を抑える施術も行います(この日は検査法と手技治療だけ練習しました)

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

 

J-CLINICのリーダーの写真
タイ人マネージャーとリーダーたち

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok

半膜様筋の柔軟性低下による膝痛について勉強する|J-CLINIC理学療法科

こんにちは、バンコクで理学療法と鍼灸治療のクリニックを経営している佐藤です。

 

9月28日朝8時30から9時30までの1時間、理学療法科のアドバンスクラスのセラピストが「半膜様筋の治療の考え方と治療法」について勉強と練習をしました。

 

 

半膜様筋の柔軟性低下による膝痛


半膜様筋とは、ハムストリングの内側にある筋肉です。この筋肉の柔軟性が低下することにより、膝を屈伸した際に膝の内側に痛みを感じたり、膝関節の可動域が制限されたりすることがあります。

靭帯模型の左股関節の内側から膝の内側にテーピングが貼られている。その模型が横たわっている。
模型の太もも内側にテーピングを貼って、半膜様筋を表現しています。

 

1人のセラピストの左ひざ内側にエコーのプローブを当てて、数人のセラピストたちがエコー装置の画面を見ている
エコーで脛骨の内側部分にある半膜様筋を確認。

 

半膜様筋は膝関節と股関節をつなぐ筋肉です。 他のハムストリング筋と同じように、膝関節の屈曲の時に使われる筋肉です。

 

 

半膜様筋のイラスト

 

また、半膜様筋は他の筋肉・靭帯・半月板との癒着部が多く、半膜様筋が柔軟性をなくすと他の部位への影響も多いです。

 

 

半膜様筋が原因の膝痛治療


半膜様筋の柔軟性がなくなると、膝が伸びにくくなり、膝に痛みを起こしやすくなります

 

半膜様筋の柔軟性がなくなる原因

  • 使いすぎ
  • 疲労
  • ストレッチ不足
  • 姿勢不良(膝関節屈曲、股関節屈曲)
  • 足裏アーチが低くなる

 

半膜様筋は、膝の内側で骨盤と脛骨を繋いでいるという特性上、足裏のアーチの低下および股関節伸展制限と脛骨外旋傾向がある患者様は膝裏で、半膜様筋と腓腹筋との摩擦が誘発され、それに伴う痛みや可動域制限がでやすいと言われています。

 

J-CLINICの治療

  • 電気治療で炎症を抑え、痛みを緩和
  • 半膜様筋周辺組織の滑走性が低下した部分を手技治療で向上させ、動きを改善
  • 半膜様筋をストレッチ

 

今回の勉強会では、まず半膜様筋の柔軟性が低下すると膝の屈曲伸展の最終可動域でどの部分に痛みや違和感が出るのか、エコーではどのような見え方をするのかを確認しました。

 

1人のセラピストの左ひざ内側にエコーのプローブを当てて、数人のセラピストたちがエコー装置の画面を見ている
エコー検査で脛骨の内側部分にある半膜様筋の付着部を確認

 

次に立位、歩行、非荷重位、それぞれの状態で膝を構成する大腿骨・膝蓋骨・脛骨が半膜様筋に負荷をかけやすいポジションになっていないか確認してきました。

 

歩いているセラピストたち
歩行のターミナルスタンス(支持足より体を前に運ぶ)における距骨外旋を実践

 

朝1時間だけの勉強&練習会ですが、毎週集中して学び、知識と技術を積み重ねることで、結果の出せる治療家になることを目指しています。

 

私たちは20マイル行進です\(^o^)/

J-CLINICの20マイル行進


私たちが大切にしている文化のひとつに「20マイル行進」があります。(20マイル行進の考え方の詳細については検索してみてください😊)

日照りの中前に進む人と雪の中前に進む人たち
日照りの日も、雪の日も、忙しい日も、コロナ感染拡大で大変だった時も、そして順調な時も毎日同じ距離だけ前に進む。そうすれば、長い月日がたったとき大きな成果を得ることができると信じています。

 

スタッフ1人1人が日々前進、成長することによって、ビジョンの達成を目指しています。

 

朝練でプロとして時間を有効活用


J-CLINICでは、プロフェッショナルとは何かを下記のように示しています。

J-CLINICが考えるプロフェショナルとは(13項目)を書いた画像

この中の「7.自己鍛錬の習慣化」「8. 時間の有効活用」を朝練で実践しています。

 

朝は午後の勉強会よりさらに集中できると感じています。

 

朝練でコアバリューを実践


J-CLINICのコアバリュー
会社におけるコアバリューとは、「会社で働く人たち全員に共通して持っていてもらいたい考え」です。そして、社員がその「共通の価値観」に基づいて日々考え、行動することを促します。従業員の「考え方」や「働き方」の基盤になるものであると一般的に言われています。

 

J-CLINCでは、11個のコアバリューがあります。朝練に取り組むことで、下記2つを実践します。

  1. 成長と学びを追求して忍耐力を育てよう

  2. 変化を恐れず成長し続ける

 

J-CLINICはここにいるマネージャーとリーダースタッフと一緒に、ミッションの達成を目指しています。

J-CLINICのリーダーの写真

 

J-CLINICで受診を検討されている方へ


こちらのよくある質問をご一読ください。

初診に関するよくある質問|J-CLINIC理学療法科

 

初診に関するよくある質問|J-CLINIC鍼灸漢方科

 

 

 

J-CLINICの勉強会とイベント2024

 

J-CLINICの勉強会とイベント2023

 

 

J-CLINICの勉強会動画

▲ 月例勉強会ビデオ(5分版)

 

▲ 月例勉強会ビデオ(10分版)

 

J-CLINICのボランティア活動・ワークショップ動画

Community Service 2024 หนองคาย Nong Khai | J-CLINIC

 

Community Service 2023 สุพรรณบุรี Suphan Buri | J-CLINIC

 

Core Values Workshop 2023 | J-CLINIC

 

Omotenashi Service Training 2023 | J-CLINIC Bangkok